一角太郎の「夢の貯金箱」

一角太郎の「夢の貯金箱」

♪商品先物の経験談


株式の信用と基本は同じでも、ブローカーが株式より知られていないのと
過去の事件みたいなものが一般投資家の参加にブレーキをかける。
私も以前かなり超過酷で苦い経験をしてきましたので、投資の系譜を
書いてみました。

第1話 株との出会い
そうだなあ、19年ぐらい前だったかと思う。 まだバブル直前で、20代。
株に興味がなぜかでてきてちょうどその頃、電話でのオンライントレードが始ま
った。 第七証券という証券会社の支店が会社の近くにあったのでお昼休みにい
って口座を開設。 少ないお金でしたが現物株、いすゞ自動車300円ぐらいだ
ったろうか1000株かったろうか、対面売買でなく電話でPUSHホン約定ができ
たのでいろいろ少ない資金で売買をしていた・・・当然数万の損をしていたので
すが、ゲームみたいな間隔で日経新聞をみて売買していました。先輩社員も株好き
いっしょにボードを見に行ったりで楽しい時代だったなあ。いすゞのほかには、
安いボロ株などを売買していましたね、・・・ラインなんていう潰れそうな会社な
ども。 ・・

2)そうこうしているうちに現物株はちょこちょこと。でも儲からない。
なんたってテクニカルも勉強することなく日経新聞みて感で上げ下げを決めている
んだから、またボロ株ばかりで上げても数円で利益も手数料はその頃は高く、
儲かるというより損をするために株をやっていたというほうがあったているかな。
1年もたたないうちに、仕事も忙しく自然とやらなくなってしまいまいました。 

第2話 1本の電話/転落の始まり
30歳、それは1本の会社への電話からはじまった。
日中の仕事場にかかったダイアルインへの電話。
「もしもし、太郎さんでらっしゃいますか。私東海XXの市橋ですが今株とは違いま
すが、商品先物ですばらしい局面の商品銘柄がありますので、一度お会いして話
すことはできませんか? 投資されたお金を数倍にできます、いかかでしょう10
分程度で結構です、会社の近くの喫茶でお会いできませんか?」
「は~、今仕事中なんで・・・あまり興味はございません」
「資金を増やすということには、ご興味あるのではありませんか・・・やるやらな
いは太郎さんの方で判断していただければ結構ですので・・」
「はあ~」・・この問答ばっかりでした。 
ちょうどその頃、800万円の銀行から借りたお金があった。
これは、一部350万は車購入代金だった。あとは現物の優良な株式でも購入し
ておこうかと考えていたものだったが、セールスマンに会い、まんまと話に乗せ
られた。この時の電話から、世にも怖い商先会社の餌食にされることは夢にも思
わなかった。

第3話 餌食になった
今から思えばよくもまあ、暮らせてゆけたと思う。
忘れようと思っても忘れられない数年間。 ちょうど家を建てた頃、
そうさな17年ほど前の商品先物取引会社 T社の取り引き員の電話が、
奈落の底へ落とされるきかっけだった。
800万円は買ったばかりの新車350万だったすべてつまり800万を
取引員にあずけてしまった。
何せ研究も勉強もすることなく、営業マンに会い当時綿糸40単という銘柄が
NYで52ドルをつけたので、国内もこのまま上昇するから買いなさいという。 日経新聞をみせてコクコクと会社の近くのル二アールという喫茶店で説得された。 私も銘柄というよりもその頃まだ活況であった証券市場とともに
商品先物もメジャーなマーケットになるだろうなどど的ハズレな期待と、
取引会社のウワサなどなんの疑いもずに、40単の買い推奨にうなずいてしまった。 取引員はなんとすぐさま、800万円分を承諾なしに買うとは。






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