気持ち良くながれる

気持ち良くながれる

不妊、欠陥住宅、夫家出



不妊治療って心も体もぼろぼろになります。うちの場合これといった原因が見つからなかったのですが、旦那ちゃんがやや調子悪いってことと、お互いの年齢のこともあったので人工授精を何回もやりました。正直治療に心がついていってなかった。ゆっくりと時間をかけられるものなら、そうしたかったです。追い立てられるようにして、私は確率を高めるためにホルモン剤を使用してブクブクに肥りました。いよいよ体外授精も考え始めた方がいいと言っていた矢先、肝心の旦那ちゃんの家出です。毎月生理がくる度にあせりやらなにやらで、心をひきさかれるような思いをしています。こうして時間だけが過ぎて行ってしまい自分が確実に老いていくことにもたまらない思いでいます。

欠陥住宅も実にドラマティックな出来事でした。とても素敵な家だっだのですが、おかしいなあと思って調べ始めたら出てくる出てくる。あまりにもすごいので思わずデジカメを買って写しまくりました。うちの場合幸運にも引っ越し前に解ったこと、プロの方に依頼したことで決定的に業者サイドが不利になり、解約できました。弁護士さんもラッキーだったとおっしゃってました。これもおいおいもう少し突っ込んで書きたいです。この件を通して、どうしようもない人にも素晴らしい人にも逢いました。不動産会社の担当者が自分の退職予定を私たちに知らせずに、最後までがんばってくれました。建築業界や不動産業界のモラルの低さを嘆いた彼の振り絞るような声を忘れる事ができません。

この時山内一豊の妻ばりに自分の預金を鼻高々に旦那に渡してとても感激してもらったけれど、出さなきゃ良かったね。今口座の一部からシャットアウトされてしまって、その中に私のお金やうちの両親からのお祝いとか入ってるのに…。旦那ちゃんは私を信用できないといってその口座にアクセスさせてくれない。(泣)


思えばこういった不幸の数々も私たち夫婦はともに越えて行く事ができなかったのかもしれませんね。私はいつも旦那ちゃんには「もっとゆっくり治療をしたい」とか「この家は買う前にもっと調べたい」と強くいえなかったです。旦那ちゃんに「お前みたいにぐずぐずしていると一生家なんか買えない」と言われました。旦那ちゃんは何をいまさらと思うようですが、DV夫婦の妻は考えられないくらいに恐怖に心を縛られているのです。
書きたい事は沢山あるけれど、この日記暗いですよね(笑)
自分で読み返してみても泣けてきます。ださいなあ私。


カウンセラーも医者も意外とタフだった私の心に驚いています。それでも最初のうちは悪い習慣で恐ろしくマイナス思考でした。自分が一人で生きて行けないと思い込んだりしていました。少し元気を取り戻しつつある今、いざとなったら一人で生きていく覚悟で話合いやカウンセリングを続けて行こうと思っています。最近の私のテーマは遅蒔きながらも「自 立」です。


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: