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2014年09月07日
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8月24日、梅田シアター・ドラマシティにて
大空祐飛プロデュース“Theatre de Yuhi Vol.1”
『La Vie -彼女が描く絵の世界』を観てきました。

1920年代から30年代に活躍した伝説の美人画家、
タマラ・ド・レンピッカを題材に、歌、芝居、ダンス、
パントマイムなど、あらゆる舞台表現を駆使しながら
繰り広げるライヴ・パフォーマンス。
‥という公式説明を読んで、ダンス?パントマイム‥?
と、大阪まで観に行くかどうか迷っていたのですが、

背中を押しました。
大空さんが描く“人生”を観てみたい。

なかなか興味深い作りの舞台でした。
歌とダンスで1人の女の人生を描くのですが、
ミュージカルではなく、音楽劇と言った方が
近いのかも。
舞台で言葉を発するのは大空さんのみ。
会話は無し。
舞台は、今まさに波乱万丈の人生を終えようと
している老人のタマラの元をインタビュアーが
訪れたという所から始まります。

それに答えるタマラの言葉だけが台詞で、
その後の回想シーンは歌とダンスのみ。
この、冒頭の大空さんの声に
ちょっとびっくりしました。
老女の声、というのを当然ながら今まで

リアルなおばあさんの声というよりは
洋画の吹き替えの声優さんの様な声で、
こんな声が出るんだ!と新しい発見でした。

過去の回想シーンはとても楽しかったです。
私はシャンソンが好きなんですが、
タマラはパリへ亡命してきて画家として身を立て、
成功してからアメリカへ行くため、
シャンソンやジャズの名曲を色々聞くことが
できました。
暗い「枯葉」も良かったし、
アメリカの場面はショー要素もあって
全体的にテンション上がりました。
「Cry Me a River」が声質にも合っていて、
私は1番好きでした。
男役時代よりも声が聞きやすくて良いので、
これからも歌ってほしいなと思います。

ただ、描きたいもの、や回想シーンの描き方は
好きだったんですが、演出は苦手でした。
演出家は宝塚を退団した児玉明子氏。
実は宝塚時代の作品も観たことが無かった
のですが、何でそうする必要があるのか
分からない所が多かったです。
とにかく私は機械音が苦手なので、
インタビュアーの字幕がタイプライターの音で
打ち出されるのに辟易して、これ以上
カシャカシャ言うの耐えられない!と思いましたし、
戦争が始まったと思われる場面の表現も
苦手でしたし、とどめは辛辣に老いを描く映像で、
大空さんのポスター写真が皺々になり
あげくに髑髏にまでなったところで、
拒否反応が出ました。
ファン目線で大空さんの顔を骸骨にしないで!
って心理も若干ありますが、そもそもそれを
映像で見せる必要性が分からなかったです。
そういう所は観客の想像に任せるのが
舞台じゃないの?と思いました。

そんな訳で、大空さんの魅力や、やりたい事は
ぶれてなくて興味深いものの、
次回も児玉先生の演出だったら観たくないな‥‥
と思ってしまいました。ごめんなさい。

でも3月以来に関西に行って、
並んでまで食べたい物を食べて、
集中して舞台を観る、という休日を
久しぶりに過ごせて楽しかったです。
『La Vie』は私にとっては元気をもらえる舞台では
ありませんでしたが、もっと色んな大空さんが見たい、
もっと色んな舞台が観たい、
それはやっぱり私のLa Vieの生きがいだな、
と思いました。





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最終更新日  2014年09月07日 14時48分29秒
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