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2005.06.20
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カテゴリ: アメリカ映画
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【この映画について】
この映画はズバリ言ってブルース・ウイリスのダイ・ハード・シリーズと似たような内容だ。米国でもベストセラーを記録した小説の映画化で、ウイリスが一度読んで気に入って自ら映画化権を獲得したそうだ。
タイトルは直訳すれば「人質」であり、ウイリスは実の娘のルーマーと実生活同様に親子役で出演する。田舎警察の署長でありながら、かつては交渉人として何事件の解決に当たっていた彼が、赴任してきた警察署管内で今度は二つの事件に同時に巻き込まれていくのが今回の役どころだ。
【ストーリー(ネタバレなし)】
ロス市警勤務時に交渉人として解決にあたった事件で、運悪く人質も犯人も死んでしまったジェフ・タリー(ブルース・ウイリス)は、今では田舎警察の署長として勤務して1年が過ぎた。自らその事件を機に交渉人を辞して現在の場所に赴任してきたが、妻ジェーン(セレナ・スコット・トーマス)と娘ルーマーとの関係も最近ギクシャクしている。
そんな犯罪の少ない街で、ジェフは通常の見回りについていたが街中には見かけない不振な車両が1台走っていたが…。
車両にはデニス(ジョナサン・タッカー)とケヴィン(マーシャル・オールマン)の兄弟と、途中で知り合ったマース(ベン・フォスター)の前科のある若者3人が乗っていた。3人は途中で高級車の乗った若い娘が挑発的な態度を取ったことで、その車の後を追って車を奪うことをとっさに思いつき実行に移す。
そのころ署内にも、住民からの通報で、見慣れない不審な車両が走行しているとの知らせを受けて署長自らパトロールに出る。その頃、3人の乗った車は後を付けて街の郊外まで追いかけて行って、着いたのは岩の上に建てられた堅固な要塞のような豪邸だった。3人は警備システムが作動する中、堂々と侵入を試み車両の盗難を目指す。邸内では主のウォルター・スミス(ケヴィン・ポラック)が、娘のジェニファー(ミシェル・ホーン)と外出のことで揉めていた。息子のトミーは電話中の父の部屋に入ったが、父にたしなめられていた。
邸内の防犯システムに3人が映っていながらも、父娘が言い争っている間に邸内に侵入し今度は親子達が捕まってしまう。トミーが咄嗟に無音警報システムのボタンを押したが、犯人達に捕まる。やがて婦人警官が見回りにきたが何と逆上したマースに射殺される。これで一気に事件は、単なる車強盗ではなくなり兄弟は激しく動揺しウォルターを銃で殴りつけて重態に陥らせた。
邸外には警察官らが車両を配置して一気に緊迫感が増してきたところで、ジェフは配置を整えてからは郡警察に任せて自らは帰宅した。それは交渉人時代の1年前の悪夢があり、二度と交渉人としてあたりたくなかったからだ。だがその一方で本来はロスへ帰宅しているはずの妻と娘がまだ残っているらしいが、帰宅の途中で寄った店の帰りにジェフの車の中に何者かが潜入していた。銃を突きつけられて言うがままに運転するジェフ。着いた先で待ち受けていたのは何と彼の妻と娘が縛られている姿だった。激しく動揺するジェフだが、彼に突きつけられた解放の条件は意外なことだった。それは犯人が立て篭もっている家のなかにある重要な物を取って来いという要求だった。戸惑いを隠せないジェフは、再びやむを得ずに現場に向かった。

ここから先はハラハラドキドキの展開がラストまで続くのだが、二つの事件の接点は一体あるのか?ジェフは無事に家族と立て篭もる犯人を逮捕して人質を救えるのか?ジェフを脅している人物らが企んでいることは何か?無計画だった若者3人組は徐々に追い詰められるが、自分達の要求は通るのか?監禁されている2人の子供は如何にしてこの困難な状況で知恵を働かせたか?重態の父は何を企んでいたのか?
この辺は映画館で確認して下さい、書いたらネタバレになるのでね。
【鑑賞後の感想】
まるでダイ・ハードの様な内容の作品だったが、中盤以降はやはりウイリスの独壇場となってきた。だが今回はただアクションを追うのではなくて、彼が何故こうした状況に置かれたのかの説明が冒頭からされている。
更にウイリスの苦悩は家族にも影響を与えるが、その家族が人質になることで一度は放棄した交渉人の役を買って出る。こうした心理面を丁寧に描いているし、立て篭もった無軌道な若者3人組の生い立ちも紹介される。最後のほうではチョッとホラー映画のような感じになってきたのには笑ってしまうが、エンドロールに突入する直前までスクリーンから目を離しては行けないストーリー展開は素直に面白かった。






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Last updated  2007.01.03 17:11:58
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