全144件 (144件中 1-50件目)
1970年代の半ばに、日本で絶大な人気を誇った西海岸出身のガールズ・バンド「ランナウェイズ」の伝記映画が公開されている。映画の予告編を観た時から、ヴォーカルのシェリー・カーリーを天才少女子役のダコタ・ファニングが演じるとあって注目した。ザ・ランナウェイズが日本で大人気だったのは、「チェリー・ボム」を引っ提げて来日公演を成功させた1977年だった。私は、ザ・ランナウェイズが来日した時は高校生だった。この時、人気を二分していたのは「クイーン」と「ベイシティ・ローラーズ」(古~い)だった。だが、この二組のロックグループに割って入って人気を博していたのがザ・ランナウェイズだった。この時の人気はすごかった。私は、特にファンでは無かったが、それでもその人気は社会現象化していて、シェリー・カーリーの挑発的な衣装は高校生には刺激が強過ぎた?残念ながらバンドは来日公演の最中にベースのジャッキー・フォックスが自殺未遂騒動を起こす等で(バンドは否定していた)帰国する等して騒動を起こしたが、それでも人気はすごかった。「チェリー・ボム」はストレートなロックナンバーで、2分少々と短い時間ながらも強烈なビートとシェリーの凄みを利かせたヴォーカルで「乳乳乳乳乳乳乳乳、チェリー・ボム!」と絶叫されてはたまらない。グループとしては全米規模のヒットを出せず、本国より日本での人気が先行してしまい、シェリーのルックスばかりに注目が集中し、日本公演から帰国後まもなくシェリーもジャッキーも脱退してしまった(その辺のいきさつは映画で描かれていた)。グループはまもなく解散してしまい、シェリーは双子の姉妹マリーとデュオ名義でアルバムを発表したり女優として活動していた時期もある。ジョーン・ジェットはブラックハーツをバックに従え、苦労の末に「アイ・ラヴ・ロックンロール」の大ヒットを飛ばし、ソロでの成功が逆にランナウェイズの名前を知らしめることになった。ジョーンと一緒にバンドを始めたドラムスのサンディ・ウェストは残念ながら数年前に肺がんで死去。リタ・フォードはソロ転向に成功しトップ10ヒットを飛ばしたが、最近の活動は分からない。ベースのジャッキー・フォックスは?分かりません。映画でも描かれていませんでした。記録より、ガールズ・バンドの草分け的な存在として記憶に残るでしょう。
2011.03.26
コメント(0)
日本勢、史上最多の4冠!第53回グラミー賞で、最多受賞に輝いたのは主要部門の最優秀楽曲賞、最優秀レコード賞を含む5部門を獲得したカントリー畑のレディ・アンテベラムだった。エミネムは最多10部門でノミネートされたものの、ラップ部門での2冠で終わった。レディ・アンテベラムの受賞は、シングル「Need You Now」での●最優秀レコード賞、●最優秀楽曲賞、●ベスト・カントリー・ソング、●ベスト・カントリー・パフォーマンス・バイ・ア・デュオ・オア・グループ、そしてアルバムにて●ベスト・カントリー・アルバムという5部門である。個人的にはポール・マッカートニーが「へルター・スケルター」で「最優秀ソロ・ロック・ヴォーカル賞」を受賞したことが嬉しい。ここ最近、毎年のようにノミネートされライヴ・パフォーマンスまで披露しながら受賞を逸していただけに、エリック・クラプトンやニール・ヤングやロバート・プラントらを押しのけての受賞は凄いの一言に尽きる。今年のグラミー賞は日本人が4部門で受賞するなど過去にない快挙を演じた。B’z松本孝弘が「Tak Matsumoto」名義で、ジャズ・フュージョン界の名プレイヤーでギターアイコンの、ラリー・カールトンと共演したアルバム「TAKE YOUR PICK」で最優秀インストゥルメンタル・ポップ・アルバムを受賞した。ラリー・カールトンはこの部門ではリー・リトナーと並んで知らない人は居ない位のカリスマ的人気を日本でも誇るギタリスト。私もラリーのアルバムはソロ名義と、「フォープレイ」名義でのアルバムも含めて多数所有しているが、受賞対象作は持っていない。洋楽一辺倒の私からすればB’z松本孝弘はどういう音を奏でているのか全く知りませんし、当然ながらアルバムも曲に関しても知識は無い。ラリーからの誘いがあって共演が実現したそうだが、ラリーの知名度と受賞歴が松本孝弘の受賞に繋がった要因でもあることは否定できないでしょう。他には、日本人ピアニストの内田光子が「内田光子/モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番・第24番」で、最優秀インストゥルメンタル・ソロリスト・パフォーマンス(ウィズ・オーケストラ)を受賞。さらに松山夕貴子が琴奏者として参加し、日本でレコーディングされた「ポール・ウィンター・コンソート」のアルバム「ミホ:ジャーニー・トゥー・ザ・マウンテン」が最優秀ニュー・エイジ・アルバム賞を受賞することになった。尚、この部門ではノミネートの常連である喜多郎はまたもや受賞を逸した。ジャズ・ピアニスト上原ひろみが参加したスタンリー・クラーク・バンドがアルバム「スタンリー・クラーク・バンドfeat.上原ひろみ」で『最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム』を受賞している。スタンリー・クラークはラリー・カールトン同様に、ジャズ・フュージョン界のNo.1ベーシストとして余りにも有名である。従来の日本人受賞者は坂本龍一を始め4人しかいなかったのに、今回だけで4冠達成とは驚いた。但し、クラシック部門の内田光子はソロ部門(オーケストラの一員として)での受賞だが、他の3人はグループのメンバーとしてや共演者としての受賞だった。出来れば単独で受賞出来れば文句なしだが、これをきっかけに知名度が上昇し何時の日か単独で受賞出来る日が来れば良いですね。
2011.02.14
コメント(0)
ミスター・・ミスター「キリエ」ミスター・ミスターは、元々ペイジスのメンバーだったリチャード・ペイジとスティーヴ・ジョージが、ペイジスを解散した後に、スティーヴ・ファリスとパット・マステロットを加えて1984年にデビューを果たす。ペイジス時代にはリチャードもスティーヴも、ソングライターとしてもヴォーカリストとしてもAORシーンでは引っ張りだこだった。主に西海岸を中心に活動し、ペイジス解散後もTOTOやシカゴからの勧誘を振り切って、ミスター・ミスターの活動に賭けていた。この「キリエ」は第1シングルとして発売された「ブロークン・ウィングス」が全米1位となった後の第2シングルとして、ヒットチャートを駆け上がるべくして駆け上がり、こちらも見事に1位を獲得し、連続1位を達成する快挙を達成した。サウンドは彼ららしいダイナミックなロックサウンドで、産業ロックの要素をふんだんに取り入れテンポの良さもあって、ブロークン・ウィングス同様に耳に馴染みやすい曲である。曲名の「キリエ」とは、「Kyrie Eleison」で神への呼びかけの時に使う言葉でもあるが、曲全体からは宗教的には決して聞こえない。1980年代の半ばに大ヒットを連発したミスター・ミスターだが、次作以降は大ヒットに恵まれることは無かった。それでも1980年代を代表するヒット曲であるのは間違いないし、私もこの曲は今でも大好きです。【Kyrie】The wind blows hard against this mountain sideAcross the sea into my soulIt reaches into where I cannot hideSetting my feet upon the roadMy heart is old it holds my memoriesMy baby burns agem like flameSomewhere between the soul and soft machineIs where I find myself again*CHORUS*Kyrie EleisonDown the road that I must travelKyrie EleisonThrough the darkness of the nightKyrie EleisonWhere I'm going will you followKyrie EleisonOn a highway in the lightWhen I was young I thought of growing oldOf what my life would mean to meWould I have followed down my chosen roadOr only wished what I could be*CHORUS*Oh...Oh...OhOh...Oh...OhOh...Oh...OhOh...Oh...Oh*CHORUS*Kyrie EleisonDown the road that I must travel
2011.01.06
コメント(0)
ボニーM/怪僧ラスプーチン(1978)この曲は1978年に、西ドイツ(当時)のボニーMというディスコ・サウンドで一躍有名になったグループのヒット曲。ボニーMは、プロデューサーのフランク・ファーリアンが主導して結成されたグループというかユニット。フランク・ファーリアンは、1980年代後半に「ミリ・ヴァニリ」を世に送り出した張本人でもあるが、グラミー賞新人賞を受賞した後に、口パクを自ら暴露して賞をはく奪されたという「事件」もあった。当時、ディスコサウンドが全盛だった時代に、西ドイツでもミュンヘンを中心にこの手のダンスグループが盛んだった。因みに日本で1980年代初頭に大人気だった「アラベスク」は、ボニーMの成功に触発されたプロデューサーが作ったグループだ。さて、この「怪僧ラスプーチン」はディスコブームに乗って、日本でもヒットした。特に、この曲がヒットした1978年には「バビロン河」もイギリスで大ヒットを記録するなど、ディスコブームの風に上手く乗った。you tubeの映像のヒット回数も1200万回超と凄い回数で、この曲が今でも頻繁に流れている証拠だ。21世紀の今聴くと突拍子もないサウンドと感じるかも知れないが、当時はこれが流行のサウンドだった。メンバーはファーリアンが自ら集め、結成当初の1975年頃はメンバーが固定しなかったが、メンバーが固定されたこの頃は、ヒット街道まっしぐらだった。ワールド・ミュージックのようなサウンドとロシアの楽器を融合させた独特のサウンドが耳について離れない。「怪僧ラスプーチン」のタイトルにもなっている「ラスプーチン」はロシアでの実在の人物であり、歌詞の中にあるように帝政ロシア皇帝一家に気に入られた正体不詳の人物である。グループは派手な衣装に身を包む女性ヴォーカル陣と、その隣で軽快に?独特のステップを踏む男性ヴォーカリスト?のボビー・ファレルで構成。西ドイツ発信のグループながらメンバーはアフリカとカリブ海諸国出身だ。しかし、その実態はファーリアンのユニットであり、ビデオでのボビー・ファレルの声も実際にはレコードで使用したファーリアンの声で口パクとのこと。そのボビー・ファレルは、残念ながらつい最近、12月30日、というから数日前にロシアのサンクトペテルブルグで急死したそうだ。There lived a certain man in Russia long agoHe was big and strong, in his eyes a flaming glowMost people looked at him with terror and with fearBut to Moscow chicks he was such a lovely dearHe could preach the bible like a preacherFull of ecstacy and fireBut he also was the kind of teacherWomen would desireRA RA RASPUTINLover of the Russian queenThere was a cat that really was goneRA RA RASPUTINRussia's greatest love machineIt was a shame how he carried onHe ruled the Russian land and never mind the czarBut the kasachok he danced really wunderbarIn all affairs of state he was the man to pleaseBut he was real great when he had a girl to squeezeFor the queen he was no wheeler dealerThough she'd heard the things he'd doneShe believed he was a holy healerWho would heal her son(Spoken:)But when his drinking and lusting and his hungerfor power became known to more and more people,the demands to do something about this outrageousman became louder and louder."This man's just got to go!" declared his enemiesBut the ladies begged "Don't you try to do it, please"No doubt this Rasputin had lots of hidden charmsThough he was a brute they just fell into his armsThen one night some men of higher standingSet a trap, they're not to blame"Come to visit us" they kept demandingAnd he really cameRA RA RASPUTINLover of the Russian queenThey put some poison into his wineRA RA RASPUTINRussia's greatest love machineHe drank it all and he said "I feel fine"RA RA RASPUTINLover of the Russian queenThey didn't quit, they wanted his headRA RA RASPUTINRussia's greatest love machineAnd so they shot him till he was dead(Spoken:) Oh, those Russians...
2011.01.04
コメント(0)
3CD+3DVDの凄過ぎる中身2年前に発売が予告されていたものの、新作発売のスケジュールを優先したことで延び延びになっていた「闇に吠える街」デラックス盤(定価14,700円)が遂にそのベールを脱いだ。その中身はCDにして3枚、更にDVD3枚、8時間にも及ぶまさにこれぞ決定盤とも言える内容です。私は、Tレコードで予約し12/18に購入し、早速、リマスター盤とCD2&3を聴き、DVDは時間が長いので正月休暇の楽しみとして31日から今日まで少しずつ聴きました。このアルバムは、ヒットシングルこそなかったが、この時期に書いたものの収録漏れとなりパティ・スミスとの共作「Because The Night」や、ポインター・シスターズが取り上げた「Fire」はヒットしました。<CD1: REMASTERED DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN> 01. Badlands / バッドランド 02. Adam Raised A Cain / アダムとケイン 03. Something In The Night / サムシング・イン・ザ・ナイト 04. Candy's Room / キャンディーズ・ルーム 05. Racing In The Street / レーシング・イン・ザ・ストリート 06. The Promised Land / プロミスト・ランド 07. Factory / ファクトリー 08. Streets Of Fire / ストリーツ・オブ・ファイヤー 09. Prove It All Night / 暗闇へ突走れ 10. Darkness On The Edge Of Town / 闇に吠える街 CD1は現代のテクノロジーを使用してのリマスター盤として登場。リマスター前の音源を持っている人でも、あらためてその魅力を堪能出来る一枚。<CD2: THE PROMISE (DISC1)> 01. Racing In The Street ('78) / レーシング・イン・ザ・ストリート ('78) 02. Gotta Get That Feeling / ゴット・ゲット・ザット・フィーリング 03. Outside Looking In / アウトサイド・ルッキング・イン 04. Someday (We'll Be Together) / サムディ(ウィル・ビー・トゥゲザー) 05. One Way Street / ワン・ウェイ・ストリート 06. Because The Night / ビコーズ・ザ・ナイト 07. Wrong Side Of The Street / ロング・サイド・オブ・ザ・ストリート 08. The Brokenhearted / ザ・ブロークンハーテッド 09. Rendezvous / ランデヴー 10. Candy's Boy / キャンディーズ・ボーイ <CD3: THE PROMISE (DISC2)> 01. Save My Love / セイヴ・マイ・ラヴ 02. Ain't Good Enough For You / エイント・グッド・イナフ・フォー・ユー 03. Fire / ファイア 04. Spanish Eyes / スパニッシュ・アイズ 05. It's A Shame / イッツ・ア・シェイム 06. Come On (Let's Go Tonight) / カム・オン(レッツ・ゴー・トゥナイト) 07. Talk To Me / トーク・トゥ・ミー 08. The Little Things (My Baby Does) / ザ・リトル・シングス(マイ・ベイビー・ダズ) 09. Breakaway / ブレイクアウェイ 10. The Promise / ザ・プロミス 11. City Of Night / シティ・オブ・ナイト今回の目玉でもある2枚組「The Promise」は単独でも発売されます。ここでの収録曲は、70曲とも言われるレコーディング曲の内、本作には収録出来なかった曲を中心にして作られた。中にはライヴのレパートリーとしてファンの間では知られている曲や、前述のパティ・スミスに提供した曲も含まれている。最大の目玉は、当時録音された中でも何故か収録漏れとなった表題曲で、Eストリート・バンドのメンバーも太鼓判を押していた。歌詞の内容が当時の自分の心境と近過ぎたからと本人は語っているが、本編に収録しても違和感は全く無い。本人曰く、収録漏れ曲はポップでキャッチーな曲が多いのだが特徴で、アルバムの目指すコンセプトと一致しなかったからとの事だが、これだけグレードの高い曲を外すのだから、それだけ彼のソングライティングが充実していた証拠だ。<DVD1: "THE PROMISE: THE MAKING OF 'DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN'"> グラミー賞とエミー賞を受賞トム・ジムニー監督による90分に及ぶドキュメンタリー。スプリングスティーン&Eストリート・バンドの1976年から1978年までの未発表映像(自宅でのリハーサル、スタジオ・セッションなど)、ブルース本人やバンドメンバー、ジョン・ランダウ、マイク・アペルなどによって語られていく。今は亡きダニー・フェデリシのコメントも。 ここでは訴訟に関することも包み隠さず語っているが、当時の自宅でのリハーサル風景などは貴重だ。<DVD2> DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN (PARAMOUNT THEATER, ASBURY PARK, NJ,2009) 01. Badlands / バッドランド 02. Adam Raised A Cain / アダムとケイン 03. Something In The Night / サムシング・イン・ザ・ナイト 04. Candy's Room / キャンディーズ・ルーム 05. Racing In The Street / レーシング・イン・ザ・ストリート 06. The Promised Land / プロミスト・ランド 07. Factory / ファクトリー 08. Streets Of Fire / ストリーツ・オブ・ファイヤー 09. Prove It All Night / 暗闇へ突走れ 10. Darkness On The Edge Of Town / 闇に吠える街 1-10は現在のメンバーでアルバム収録曲を生演奏した映像。リマスター盤と比べるのも面白いと思う。THRILL HILL VAULT (1976-1978) 01. Save My Love (Holmdel, NJ 76) / セイヴ・マイ・ラヴ 02. Candy's Boy (Holmdel, NJ 76) / キャンディーズ・ボーイ 03. Something In The Night (Red Bank, NJ 76) / サムシング・イン・ザ・ナイト 04. Don't Look Back (NYC 78) / ドント・ルック・バック 05. Ain't Good Enough For You (NYC 78) / エイント・グッド・イナフ・フォー・ユー 06. The Promise (NYC 78) / ザ・プロミス 07. Candy's Room Demo (NYC 78) / キャンディーズ・ルーム・デモ 08. Badlands (Phoenix 78) / バッドランド 09. The Promised Land (Phoenix 78) / プロミスト・ランド 10. Prove It All Night (Phoenix 78) / 暗闇へ突走れ 11. Born To Run (Phoenix 78) / 明日なき暴走12. Rosalita (Come Out Tonight)(Phoenix 78) / ロザリータ 前半はブルースの自宅でのリラックスしたリハーサル映像など。後半の8~12は有名なフェニックスでのライヴ映像。12を除く4曲は初登場、ブルースの熱の入ったライヴを堪能出来る。<DVD3: HOUSTON '78 BOOTLEG: HOUSE CUT> 01. Badlands / バッドランド 02. Streets Of Fire / ストリーツ・オブ・ファイア 03. It's Hard To Be A Saint In The City / 都会で聖者になるのはたいへんだ 04. Darkness On The Edge Of Town / 闇に吠える街 05. Spirit In The Night / 夜の精 06. Independence Day / 独立の日 07. The Promised Land / プロミスト・ランド 08. Prove It All Night / 暗闇へ突走れ 09. Racing In The Street / レーシング・イン・ザ・ストリート 10. Thunder Road / 涙のサンダー・ロード 11. Jungleland / ジャングルランド 12. The Ties That Bind / ザ・タイズ・ザット・バインド 13. Santa Claus Is Coming To Town / サンタが街にやってくる 14. The Fever / ザ・フィーヴァー 15. Fire / ファイア 16. Candy's Room / キャンディーズ・ルーム 17. Because The Night / ビコーズ・ザ・ナイト 18. Point Blank / ポイント・ブランク 19. She's The One / 彼女でなけりゃ 20. Backstreets / 裏通り 21. Rosalita (Come Out Tonight) / ロザリータ 22. Born To Run / 明日なき暴走 23. Detroit Medley / デトロイト・メドレー 24. Tenth Avenue Freeze-Out / 凍てついた十番街 25. You Can't Sit Down / ユー・キャント・シット・ダウン 26. Quarter To Three / クォーター・トゥ・スリー映像盤で最大のウリがこのノーカットでのライヴ映像。これは1978年12月8日ヒューストンでのライヴで、映像は会場に流すためのものをそのまま使用している。従って、商品化を前提としていないので、照明は暗く多少見辛いが音声はしっかりしている。映像は暗いが、会場でコンサートをみているような雰囲気で見られると思えば決してマイナスでは無い。このライヴは途中20分間の休憩をはさんで2時間55分にも渡り、当時のブルースのライヴの凄さを伝えてくれる。彼が、ライヴに来るお客さんを如何に大事にし、全力投球をしているかが窺い知れる。収録曲は主に「闇に吠える街」「明日なき暴走」からが中心だが、まだ未発表だった「ザ・リバー」からも3曲、また、12月のライヴなので13のようなX'MAS曲もやったり、お得意のデトロイト・メドレーでは大いに盛り上がっている。以上が、このDX盤の中身です。後は、ボスの来日公演が実現することを祈るだけですね。因みに私は、世界人権宣言40周年記念コンサートが東京ドームで開催された時に一度だけ行きました。但し、これは慈善ライヴなので1時間半の短縮版だったので、今度はEストリート・バンドを引き連れてのフルライヴを堪能したいです。その時は、万難を排して、会社を休んででも観にいきます。P.S.ポール・マッカートニー&ウィングスの「バンド・オン・ザ・ラン」と立て続けにDX盤を購入したので、財布の中身がキツ~イです。
2011.01.02
コメント(2)
ラバーズ・コンチェルト(1965)「ラバーズ・コンチェルト」は1965年に、黒人女性3人グループ「The Toys」が発表して、ヒットチャート2位にまで上るヒットを記録した名曲です。元々はクラシックのバッハの曲『メヌエット ト長調 BWV Anh.II/114』をベースに、アメリカのサンディ・リンザーとデニー・ランドルが、ポップソングとしてアレンジしたもの。クラシックの名曲をポップスにアレンジする手法は珍しくは無いのですが、私もバッハがこの曲のベースと聞いていましたが、実はその原曲はバッハではなく同時代の作曲家クリスティアン・ペツォールトの曲であるとの説が正しいそうです。このTHE TOYSが歌ってヒットしたラバーズ・コンチェルトは、その後、ジャズシンガーとして有名なサラ・ヴォーンや、ダイアナ・ロスが「シュープリームズ」時代にも歌っています。THE TOYSのバージョンはアレンジも演奏もシンプルで、リード・ヴォーカルに2人のコーラスが加わり、最後は3人でハモっています。シュープリームズも大体同じ流れですが、ダイアナ・ロスの歌唱力の方がTHE TOYSよりは勝っていると思います。日本ではサラ・ヴォーンの歌声の方がCMソングとして起用されていたので、オリジナルのTHE TOYSのバージョンより有名な様です。サラ・ヴォーンはまるで男性が歌っているかのような歌唱法ですが、歌唱力もアレンジも見事に一体化していますね。また、その後、日本でもザ・ピーナッツや薬師丸ひろ子なども歌っているそうで(私はそれらのアルバム持っていません)、いまや、世界中でカバーされている名曲と言えるでしょう。私は、オリジナルのTHE TOYSのバージョンをCDで持っています。と言っても、オリジナル・アルバムではなくて、「BILLBOARD TOP ROCK'N'ROLL HITS 1965」というコンピレーション・アルバムに収録されているものです。<A LOVER'S CONCERTO 歌詞>How gentle is the rainThat falls softly on the meadowBirds high above in the treesSerenade the flowers with their melodies oh oh ohSee there beyond the hillThe bright color of the rainbowSome magic from aboveMade this day for usJust to fall in loveNow I belong to youFrom this day until foreverJust love me tenderlyAnd I'll give to you every part of me oh oh ohDon't ever make me cryThrough long lonely nights without loveBe always true to meKept it stay in your heart eternallySomeday we shall return to this place uponThe meadowWe'll walk out in the rainHear the bird's above singing once again oh oh oh*You'll hold me in your armsAnd say once again, you love meAnd if your love is trueEverything will be just as wonderful(*Repeat)
2010.12.02
コメント(0)
アラベスク/「ハイ・ライフ」「ローラー・スター」(1980)「アラベスク」は、サンドラ・アン・ラウアー(Sandra Anne Lauer)、ミシェーラ・ローズ(Michaela Rose)、ジャスミン・エリザベス・フェッター(Jasmin Elisabeth Vetter)の3人のメンバーで構成された、当時の西ドイツ出身のグループ。結成当時のメンバーから2人が抜けて、サンドラとジャスミンが加入し固定したメンバーなってから売れ始めた。「ハロー・ミスター・モンキー」が日本で大ヒットを呼んだことが、このグループの運命を決定づけた。本国西ドイツではパッとしなかったが、日本での活動をメインにしたことでシングル・ヒットを連発し、ノーランズと人気を二分した。サウンド的には当時流行していたディスコ・サウンドで突き進み、下手にバラード路線へ歩まなかったことで集中的に売ることが出来た。バックのソングライターが作るサウンドは欧州的で、歌詞は全て英語で歌われているが簡単な歌詞で英語力の無い日本人でも簡単に歌詞を覚えられる手軽さも良かった。リードヴォーカルのサンドラ(映像の中央)のルックスの良さと確かな歌唱力もアラべクスのウリだ。「ハイ・ライフ」は通算6番目のシングルとして「ローラー・スター」とのカップリングで発売された。スピード感があり親しみやすいメロディでヒットした。当時はMTVが普及する前の時代だったので、彼女らの動く姿を見る機会は少なかったが、それでも来日時に音楽番組などに出演したのを覚えている。「ローラー・スター」は「ハイ・ライフ」とのカップリング曲。タイトル通り、当時流行していたローラー・スケートをする素敵な男の子に恋する女心を表現している。「ハイ・ライフ」同様に親しみやすく分かりやすいポップスで、今聴いてもヒット性充分の曲で、来日コンサートでも披露された。「He~y Heya!へ~イ、ヘヤ!」の掛け声と振りがキュートだ。アラべクスのビデオを観ていると、歌と共に振付もユニークで動きが早いが、振り付けは主にジャスミンがしていたそうだ。ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2010.10.22
コメント(0)
オリヴィア・ニュートン・ジョン「マジック」(1980)前日に続いてオリヴィアを!「ザナドゥ」を折角取り上げたので、今日は同じサントラ盤に収録されている「マジック」を。映画はこけてしまった「ザナドゥ」ですが、サントラ盤はそんな映画の不評を振り払うかのようにELOとの共演と言う話題性も呼んで大ヒットしました。表題曲は8位止まりだったものの「マジック」は見事に1位を獲得しました。私も、表題曲は確かに好きですが、どちらかと言えば「マジック」の方が好きですね。ミディアム調のメロディ・ラインを持つこの曲、表題曲が持つ華やかさとは対照的にオリヴィアの落ち着いた雰囲気のヴォーカルがこの曲を引き立てています。この曲は、AOR系のSSW(シンガーソングライター)ジョン・ファーラー作です。演奏にはそのジョン・ファーラーがギターとシンセサイザーとバックヴォーカルを担当し、ベースはTOTOのデヴィッド・ハンゲイトが弾いています。ジョン・ファーラーは「フィジカル」ではプロデューサーとして参加し、この時代のオリヴィアを支えていた功労者ですね。オリヴィアは当時31~32歳で日本でも人気がありました。若々しく可愛らしかったオリヴィアも今では62歳で、娘さんが後を追うように?音楽活動をしているそうです。ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2010.10.21
コメント(0)
オリヴィア・ニュートン・ジョン「ザナドゥ」(1980)オリヴィア・ニュートン・ジョンの久し振りの来日に合わせる形で、過去のアルバムがCD化されましたが、「ザナドゥ」は映画のサントラ盤という扱いなのと同時に、ELO(Electric Light Orchestra)との共演盤でもあることから見送られたのは残念。ザナドゥは文字通り映画のサントラ盤ですが、発売当時はLPの片面をELOとオリヴィアが分け合う形で収録され、表題曲だけが「共演」というスタイルでの販売でした。当時、ELOはヒットを連発していたジェフ・リン中心のグループで、ザ・ビートルズに多大な影響を受けたジェフ・リンがグループ名にあるようにオーケストラのようなポップサウンドでディスコ・ブームに乗ってヒットを飛ばしていた。そんなELOに対してオリヴィアは「カントリー・ロード」「ジョリーン」など、フォーク・カントリー系のサウンドで売れ始め、映画ではジョン・トラヴォルタとの共演で「グリース」に出演し、続く映画路線として選んだのがELOとの共演になる「ザナドゥ」だった。さて、この映画が公開されたころ、私は大学生でしたが映画は観ませんでしたが、主題歌「ザナドゥ」は日本でもアメリカでもヒットしました。アメリカでは最高位8位でした。サウンド的には、ELO丸出しの曲調で、ジェフ・リンらしい音作りで分厚く音を重ねて、そこにヴォーカルを被せるスタイルは健在。アップテンポでポップなメロディとオリヴィアの可愛らしい声は良くマッチしていると思う。純粋にオリヴィアを好きな人には、戸惑うようなジェフ・リンの曲調ですが、一度聴いたら忘れられないような明るい曲調で、その後の彼女のコンサートなどでも歌われています。この曲を有名にしたのはオリヴィアの歌ですが、作者であるジェフ・リンのELOバージョンも存在するようです。サントラ盤には収録されていないこのテイク、You Tubeで聴くことが出来ます。どうやら2000年に発表されたそうで、両者を比較しても違いは少ない。オリヴィアの歌の方が華やかさがあり、ELOのバージョンはリズムが多少強調されている。サントラ盤としては大ヒットしたのですが、映画自体の興行成績も評判もイマイチで、オリヴィアはこれを最後に映画から撤退しました。ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2010.10.20
コメント(0)
シェリル・リン「イン・ザ・ナイト」(1981)<曲目>1. Shake It Up Tonight 2. Show You How 3. In The Night 4. Hurry Home 5. I'm On Fire 6. With Love On Our Side 7. If You'll Be True To Me 8. What's On Your Mind 9. Baby 10.Shake It Up Tonight(Single Version)ディスコ・クイーンとして知られるシェリル・リン1981年作であり通算3枚目のアルバム。シェリル・リンはデビュー作である「ガット・トゥ・ビー・リアル」が最大のヒットで、その後のアーティスト達にも多大な影響を与えているが、このアルバムも見逃せませんよ。彼女の一連のアルバムが紙ジャケとして6作品が蘇った訳ですが、この3枚目のアルバムである「イン・ザ・ナイト」はギタリストのレイ・パーカーJR.がプロデュースしている。1曲目から彼女らしさであるディスコ・サウンドが流麗なストリングスにのって満開で早くも踊りだしたくなるような雰囲気に引き込まれる。表題曲でもある3曲目は、映画「波の数だけ抱きしめて」(主演:中山美穂など)の挿入歌としてもヒットした。ギターとシンセが絡む幻想的なイントロで幕を開けるブラコン的なサウンドでAOR的な要素も感じさせられる「ガット・トゥ・ビー・リアル」と並んで彼女の代表作である。レイ・パーカーJR.のプロデュースの良さも光っているナンバーである。レイ・パーカーJR.は3、5,6,7,9曲目の5曲を単独または共作で提供し、7・9曲目は彼女との共作である。共作の7曲目は軽快なサウンドで、レイのギターが終始曲をリードしていて手拍子もノリが良い。アルバムを通して聴けば彼女がディスコ・サウンドだけを標榜している訳では無いことに気付くのだが、4・6曲目などの繋ぎの曲などは彼女のしっかりとした歌唱力にも裏打ちされていて、良いアクセントとなっている。何といっても捨曲や埋め草的なのが全く無いのもアルバムとしてのグレードの高さに繋がっている。今、改めて聴くと当時流行のディスコ・サウンドが懐かしく感じるのは歳のせい?ディスコ風サウンドが確かに前面に出ているものの、ブラコン(ブラック・コンテンポラリーの略)色も濃厚に出ていて、これらが大部分の曲作りにも参加している彼女のスタイルと言える。ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2010.09.28
コメント(2)
エリック・クラプトン1969年のライヴ音源発掘!■Musicians:DELANEY BRAMLETT: rhythm guitar, vocalsBONNIE BRAMLETT: vocalsERIC CLAPTON: lead guitarDAVE MASON: guitarCARL RADLE: bassJIM GORDON: drumsBOBBY WHITLOCK: organ, vocalsJIM PRICE: trumpet, tromboneBOBBY KEYS: saxophoneTEX JOHNSON: conga, bongo drumsRITA COOLIDGE: vocals収録内容DISC 1 1.Intro/Tuning2.Opening Jam3.Gimme some Lovin'4.Band Introductions5.Only You Know And I Know6.Medley: Poor Elijah/Tribute To Johnson7.Get Ourselves Together8.I Don't Know Why9.Where's There's A Will, There's A Way10.That's What My Man Is For11.Medley: Pour Your Love On Me/Just Plain Beautiful12.Everybody Loves A Winner13.Things Get Better14.Coming Home15.I Don't Want To Discuss It16.Little Richard Medley: Tutti Frutti/The Girl Can't Help It/Long Tall Sally/Jenny Jenny17.My Baby Specializes収録データ:1969年12月1日、Royal Albert HallにてDISC 2 1.Intro/Tuning2.Opening Jam3.Gimme Some Lovin'4.Things Get Better5.Medley: Poor Elijah/Tribute To Johnson6.I Don't Know Why7.Medley: Pour Your Love On Me/Just Plain Beautiful8.Where There's A Will, There's A Way9.Coming Home10.Little Richard Medley: Tutti Frutti/The Girl Can't Help It/Long Tall Sally/Jenny Jenny11.I Don't Want To Discuss It12.Crowd/Announcement収録データ:1969年12月2日、Colston Hall(Bristol)にてDISC 3 1.Intro/Tuning2.Gimme Some Lovin'3.Introduction4.Things Get Better5.Medley: Poor Elijah/Tribute To Johnson6.I Don't Know Why7.Where There's A Will, There's A Way8.That's What My Man Is For9.I Don't Want To Discuss It10.Coming Home収録データ:1969年12月7日、Fairfield Hallsにて~1st ShowDISC 4 1.Intro/Tuning2.Gimme Some Lovin'3.Pigmy (Instrumental)4.Introductions5.Things Get Better6.Medley: Poor Elijah/Tribute To Johnson7.Only You Know And I Know8.Will The Circle Be Unbroken9.Where There's A Will, There's A Way10.I Don't Know Why11.That's What My Man Is For12.Coming Home13.LIttle Richard Medley: Tutti Frutti/The Girl Can't Help It/Long Tall Sally/Jenny Jenny収録データ:1969年12月7日、Fairfield Hallsにて~2nd Showこのアルバム、元々は1969年にデラニー(ステージ上では「ディレイニー」と発音されています)&ボニー&フレンズの英国ツアーにエリック・クラプトンが「フレンズ」の一員としてツアーに参加していたライヴ盤として発売されていた。そのライヴ盤(写真左)はこのツアーの中からセレクトされたもので、ツアーの全容を伝えているとは言えない代物。今回、アメリカのリイシューを専門とするRHINO(ライノ)レコードから4枚組として限定発売された。日本盤の発売予定はなく、ライノ盤を輸入盤としてCDショップなどで売っているが数は少ない。因みにライノ盤は$79.98で1ドル80円換算で6,400円位で発売されていて、私はワーナーのサイトを通して買ったので8,199円でした。それでもCDショップはどこもマチマチで14,000円台や12,000円台など様々でしたが、このワーナーのサイトが一番安かったけど、今では売り切れとなっていますのでご注意あれ。詳しいデータは収録曲リストをご覧下さい。この4枚組の素晴らしいのは、いずれもショウ全体を収録されていて音質もまずまずである点です。セットリストも日々異なるうえ、演奏曲数も変わります。こうした音源は音質の劣るブートレグでしか聴けなかったけど、こうして限定盤ながら聴けるのは嬉しい限りです、しかもメンバー紹介までノーカットで収録していて好感の持てる内容でした。エリック・クラプトン絡みで興味のある方もデラニー&ボニーのファンも楽しめる内容でしょうね。クラプトンの荒々しいギターも良い味だしていますが、それを支える演奏陣も中々のメンツです。米国南部をルーツに持つスワンプ・ロックですが、デラニー&ボニー(夫婦です)は元々ブラインド・フェイスの前座を務めた縁でエリックと意気投合。1969年の事でフレンズの輪はエリックの親友であるジョージ・ハリスンにまで拡大。既にザ・ビートルズは事実上解散状態にあり、英国ツアーの途中でエリックがジョージの自宅へ直接立ち寄り、強引に?ツアーに同行させステージに上げた。その演奏はDISC4で聴けるが、ステージ上でデラニーが紹介し大歓声を浴びている。が、契約上の問題でクレジットはされていない。他にはデイヴ・メイスン、リタ・クーリッジやローリング・ストーンズのツアーなどにも参加するボビー・キーズ。リズム・セクションを担うボビー・ウイットロック、カール・レイドル、ジム・ゴードンらはツアー後にエリック・クラプトンと共にデレク・アンド・ザ・ドミノスを結成する。このツアーで知り合ったミュージシャン同士の交流はその後も続き、クラプトンのソロアルバムをデラニーがプロデュースしたこともあった。また、途中にツアー参加したG・ハリスンはザ・ビートルズ解散後に発表した3枚組「All Things Must Pass」において、このツアーメンバーと共演している。デイヴ・メイスンやリタ・クーリッジは、ソロ・アーティストとしても成功を収めている。残念ながらデラニー・ブラムレットは2年ほど前に病死し、ボニーはデュオ解消後はデラニーと離婚し、現在は女優として活動していて、2007年にケヴィン・コスナー主演の「守護神」に出演していたのを覚えています。ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2010.09.18
コメント(0)
ビージー・アデール・トリオ「Love,Elvis」(2000年)<曲目>1. Love Me Tender 2. Are You Lonesome Tonight? 3. Crying in the Chapel 4. Fools Fall in Love 5. It's Now or Never 6. Love Me 7. I Want You, I Need You, I Love You 8. Always on My Mind 9. Loving You 10. You Don't Have to Say You Love Me 11. Love Letters 12. I Can't Help Falling in Love ビージー・アデールが、今、何故か人気急沸騰中で彼女のアルバムは従来は輸入盤でしか購入出来なかったのが、人気急上昇に伴い何と国内盤が登場した。私が彼女の存在を知ったのは2年位前で、CDショップでの試聴コーナーで聴いてみたら意外と良かった。最初に買ったのはホリデイ・アルバムでX'mas関係の曲や冬を連想させる曲調のアルバムで、これがなかなか良かった。そこで次に何を買おうかと思っていたところ、CDショップで彼女のアルバムを探していると、企画物のアルバムが多く、中でも自分が良く知っているアーティストのを買おうと思って購入したのがこのエルビス・プレスリーとザ・ビートルズのカバー集。彼女の演奏は「The Beegie Adair Trio」名義での演奏になっていて、彼女のピアノとベースとドラムスの編成での演奏だ。曲目は見ての通りでエルビスのヒット曲として名高いものばかりだが、やはりジャズスタイルでの演奏なので、ロック調の曲よりバラード系の曲が目立つようだ。演奏スタイルはジャズと言うよりはイージーリスニング風の演奏で、ホテルのラウンジやバーなどでのBGMにぴったりはまる、そんなイメージですね。ビージー・アデール「Yesterday」(2008年)<曲目>1.And I Love Her2.If I Fell3.Can't Buy Me Love4.Here, There & Everywhere5.All My Loving6.Got To Get You Into My Life7.In My Life8.Michelle9.When I'm 6410. Something11.Eleanor Rigby12.Yesterday こちらはザ・ビートルズのカバー集。彼らの曲は誰もが知っているものばかりで、この12曲も定番ともいえる4,8,11,12等が収録されている。興味深いのは12曲中9曲がポール主体のナンバーで、2はジョン主体でポールとの共作、7はジョン主体、10はジョージのナンバー。ライナーによれば彼女は以前から、ザ・ビートルズのカバー集を発表してみたかったと書いてある。更に、ソングライターとして彼らを見てこの選曲になったそうである。ザ・ビートルズのカバーアルバムはジャンルを超えて星の数ほどあると想像できるが、やはり、ジャズ系のピアニストが作るアルバムとしては、ポールの曲が中心になるのは至極当然の流れでしょう。ここではソロ名義の演奏だが、原曲のイメージは基本的に損ねることなく、ゆったりとした演奏でアルバムを通している。エルビスのカバー集はトリオ演奏なので演奏に膨らみを感じるが、こちらは逆に彼女の表情豊かなピアノ演奏を堪能出来るので、どちらが良いとは判断し難い。エルビスであってもザ・ビートルズであっても、どちらも彼女のピアノ演奏はジャズをベースにしながらも、しっとりとした演奏スタイルが非常にはまっている。まさに究極の癒し音楽であり、そうした魅力がジワジワと人気に繋がってきたのかな?ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2010.08.16
コメント(0)
私が大好きなアルバム「オフ・ザ・ウォール」以下の記事は私の2006.7.20のブログに掲載しました。マイケルと言うと「スリラー」のイメージが一般的には強いのですが、この「オフ・ザ・ウォール」の大ヒットが無ければ「スリラー」も無かったといっても過言ではありません。「オフ・ザ・ウォール」はマイケルの強い要請でクインシー・ジョーンズをプロデューサーに迎えました。マイケルは「ジャクソン5」としてデビューし、このアルバムでソロ・アーティストとしてジャンルを超えた存在となっていくことになりました。そういう意味でも記念碑的なアルバムだし、ディスコ・サウンドがブームだった時代を象徴するかのようなオープニング「Don't Stop Till You Get Enough」はまさにそのディスコ・サウンド満開でマイケルのファルセットが魅力です。その中でも私が一番好きな曲は2曲目の「Rock With You」です。ここにもディスコの要素が散りばめられていて、クインシーの絶妙なアレンジに乗ってマイケルがノビノビと歌っているのが好きです。各曲の感想は以下を読んでいただくとしてディスコ、AOR、ポップス、R&B、バラードと」の正に「青春ポップス」の名盤で音楽のジャンルのバリアを自ら打ち破り、それを見事なバランスで表現したマイケルとクインシーの力作と言える歴史的名盤です。「スリラー」も確かに名盤ですが、まだ「オフ・ザ・ウォール」を未聴な方にはお勧めしたい一枚です。曲名1.Don't Stop Till You Get Enough2.Rock With You(クリックしてPVをご覧下さい)3.Working Day And Night4.Get On The Floor5.Off The Wall6.Girlfriend7.She's Out Of My Life8.I Can't Help It9.It's The Falling In Love10.Burn This Disco Out主なミュージシャン:Guitar:Phil Upchurch,Larry Carlton,Wah Wah WatsonBass:Louis JohnsonDrums:John RobinsonPercussion:Paulihno Da CostaKeyboards:Greg Philinganes,David Foster,Steve Porcaro,George DukeHorn Section:THE SEAWIND HORNS【マイケルの快心作】マイケル・ジャクソンは例の幼児虐待疑惑裁判?がようやく結審したものの、破竹の勢いを誇っていた'80年代と比べると見る影も無いほどその音楽活動は冴えない。彼のソロ作と言えば「Thriller」「Bad!」と今日紹介する「Off The Wall」の三作品が最も知られているしマイケルを知る上でも外す事が出来ないのは言うまでもない。どうしても「Thriller」からのメガヒット連発が「このアルバム=マイケルの代表作」とイメージが定着しているようだ。「Thriller」のメガヒット連発も「Off The Wall」のヒットが無ければ果たしてここまでヒットしただろか?「Off The Wall」も「Thriller」に負けず劣らず大ヒットを飛ばしているのだ。音楽性においてはむしろこちらの方がバラエティに富んでいるとさえ思っているよ俺は!その豊かな音楽性は名プロデューサーであるクインシー・ジョーンズ(最近どうしているのかな?)無しには語れない。演奏陣も彼の人脈をフル活用しているし、目立たないが人気フュージョン・バンド「シーウインド」のホーン・セクションを起用しサウンドに幅を持たせたりと、流石クインシーと唸ってしまう。【アルバム収録曲について】1.Off The Wall(Michael Jackson)当時流行していたディスコ・サウンドを全面にだした曲。PVではマイケルが銀ラメのスーツを纏って踊る様子を見れる。マイケルのファルセットを利かせたヴォーカルに、時折「地声」がボソッと入る工夫はクインシーのアイデアか?演奏面では「シーウインド・ホーンズ」のダイナミックな演奏が華を添えている。シングル・カットされ見事に1位を獲得した。2.Rock With You(Rod Temperton)このアルバム中で最もヒットしたのは表題曲でも1曲目でもなくこの曲だった。この曲は私がこのアルバムで最も好きな曲でもある、ミディアム・テンポのこれもディスコ・サウンドを意識して作られた曲だ。PVは曲目の欄をクリックすると見れます。シングル・カットされて見事に1位を4週獲得した。3.Working Day And Night(Michael Jackson)マイケル作のアップテンポなディスコ・サウンド4.Get On The Floor(Michael Jackson/Louis Johnson)マイケルとベースのルイス・ジョンソン(ブラザーズ・ジョンソン)との共作曲で、これもディスコ・サウンドを意識した上にモータウン・サウンドも程よく取り入れた曲。5.Off The Wall(Rod Temperton)アルバムの表題曲でありシングル・カットされて10位を記録した。ビートの利いたリズムと「シーウインド・ホーンズ」のホーンが見事にマッチしている。この曲は当時HONDAのスクーターのCMのBGMに使われてマイケル本人がスクーターに乗っている映像がCMとしてお茶の間に流れていたのをはっきりと覚えている。6.Girlfriend(Paul McCartney)マイケルは当時ポール・マッカートニーの娘と交際中で、ポールがマイケルにこの曲を贈った。ポールのヴァージョンはウィングスの「London Town」に収録されているが、ポール版はファルセットでのヴォーカルでマイケルのような声で歌っているのに注目。マイケル版のヴォーカルは多少コミカルに歌っているのが特徴である。演奏陣にはデヴィッド・フォスターがシンセサイザーで参加している。7.She's Out Of My Life(Tom Bahler)マイケルが情感タップリに歌うアルバム中一番静かでしっとりとした曲。この曲はコンサートでも歌われ、マイケルがステージでシンセサイザーだけをバックに歌い何故だか必ず涙を流す。自分の下を去っていった彼女への未練を歌っている。ギターはラリー・カールトン。シングル・カットされて10位を記録した。8.I Can't Help It(Stevie Wonder/Susaye Greene)スティーヴィー・ワンダーとスーゼイ・グリーン(何者か知りませんが)共作の素敵な曲。二人の関係やどちらがどの位の割合で作った曲かは知りませんが、サビ部分はスティーヴィーらしさが出ているミディアム・テンポのAORっぽい曲。9.It's The Falling In Love(Carole Bayer Sager/David Foster)バート・バカラックの元夫人でもあるキャロル・ベイヤー・セイガーとグラミー賞授賞プロデューサーでもあるデヴィッド・フォスターとの共作曲。アルバム中最もAORテイストを感じさせる曲で、パティ・オースティンのバック・ヴォーカルとマイケルの絡みも良いし、どこかキュートな雰囲気も漂うアレンジはクインシーとデヴィッド・フォスターの二人の力に負うところが大きい。10.Burn This Disco Out(Rod Temperton)最後の曲では再びディスコ・サウンドで締める。「シーウインド・ホーンズ」のホーンが乗りまくっている。---------------------------自己PR--------------------------------WBC東京ラウンド写真集はこちらでどうぞWBC準決勝戦写真集はこちらでどうぞWBC決勝戦写真集はこちらでどうぞブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2009.06.27
コメント(2)
テレサ・ブライト「トロピック・ラプソディ」このアルバムは昨年12月に発売されたばかりのアルバムで、フラの名曲やハワイアンのクラシックで構成されている。特に4「ブルー・ハワイ」,12「アロハ・オエ」はどなたでも知っている曲ですね。テレサ・ブライトのこのアルバムはハワイアンだからといってなにも夏に聴かなければダメとの先入観を持っている人にも聴いてもらいたい。彼女独特のサウンドはボサノバとジャズのフィーリングとハワイアン独特の波間を漂う浮遊感が程よくミックスされているので、とてもリラックスして聴ける上質のヒーリング・ミュージック(癒し音楽)です。良い意味でハワイアン音楽らしさを感じさせない部分が、このアルバムの特徴ともいえる。それでも「夕陽に赤い帆」など古い曲もさり気無く歌いこなしているし、アルバム全体を通して一つの流れを感じる。季節に関係なく休みの日にこのアルバムを聴いていると、何時の間にかビーチ・リゾートで寛いでいる自分を感じ取ることが出来る、そんなお勧めのアルバムです。1. I'll Weave a Lei of Stars for You(星のレイ)2. Silhouette Hula(シルエット・フラ)3. Kaimana Hila(カイマナ・ヒラ)4. Blue Hawai'i(ブルー・ハワイ)5. Red Sails in the Sunset(夕陽に赤い帆)6. Sweet Leilani(スウィート・レイラニ)7. Beyond the Reef(珊瑚礁の彼方) 8. Tahauala(タハウアラ) 9. Pagan Love Song(ペイガン・ラブ・ソング) 10. Hanalei Moon(ハナレイ・ムーン) 11. On a Tropic Night(南国の夜) 12. Aloha 'Oe(アロハ・オエ)ブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2009.02.11
コメント(0)
ロバート・プラント5冠!第51回グラミー賞の授賞式がロサンジェルスで行われ、最優秀アルバム賞に、元レッド・ツェッペリンのヴォーカルであるロバート・プラントとブルーグラスの女王アリソン・クラウスのコラボレーションアルバム「レイジング・サンド」が選ばれた。ロバート・プラントとアリソン・クラウスは、プラントがZEPのジミー・ペイジと書いた曲に手を加えた「プリーズ・リード・ザ・レター」で最優秀レコード賞も受賞したほか、ポップ、フォーク・アメリカーナ、カントリーの各カテゴリーも含め、ノミネートされた全5部門を制覇した。ロバート・プラントはZEP時代にはグラミー賞とは縁が無かったが、今回のアリソン・クラウスとの共演アルバムは未聴だが意外なところでしかも5部門受賞とは驚いた。この受賞に気を良くしたのか、ジミー・ペイジに誘われているZEP復活コンサートツアーは暫くお預けとなるそうだ。その一方で、ポール・マッカートニーは今年も受賞は無しで、ここ数年毎年のようにノミネートされるが受賞には至っていない。今年のグラミー賞ではこのほか、英ロックバンド「コールドプレイ」が「美しき生命」で最優秀楽曲賞など3部門を受賞した。 【最優秀R&Bアルバム賞】「ジェニファー・ハドソン」ジェニファー・ハドソン【最優秀R&B曲賞】「ミス・インディペンデント」ニーヨ【最優秀コンテンポラリー・R&B・アルバム賞】「グロウイング・ペインズ」メアリー・J.ブライジ【最優秀女性R&Bボーカル・パフォーマンス賞】「スーパーウーマン」アリシア・キーズ【最優秀男性R&Bボーカル・パフォーマンス賞】「ミス・インディペンデント」ニーヨ【最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞】「ロックフェリー」ダフィー【最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞】「チェイシング・ペイヴメンツ」アデル【最優秀女性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞】「コンティニュアム」ジョン・メイヤー【最優秀パフォーマンス・バイ・ア・デュオ・オア・グループ・ウィズ・ボーカルズ賞】「美しき生命」コールド・プレイ【最優秀ポップ・コラボレーション・ウィズ・ボーカルズ賞】「リッチ・ウーマン」ロバート・プラント&アリソン・クラウス【最優秀トラディショナル・R&B・ボーカル・パフォーマンス賞】「ユーヴ・ガット・ザ・ラヴ・アイ・ニード feat. アンソニー・ハミルトン」アル・グリーン【最優秀ロック・ソング賞】「ガールズ・イン・ゼア・サマー・クローズ」ブルース・スプリングスティーン【最優秀ソロ・ロック・ボーカル・パフォーマンス賞】「グラヴィティ」ジョン・メイヤー【最優秀ロック・パフォーマンス・バイ・ア・デュオ・オア・グループ・ウィズ・ボーカルズ賞】「セックス・オン・ファイアー」キングス・オブ・レオン【最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル賞】「スティル・アンフォゲッタブル」ナタリー・コールブログランキング参加中です。ぜひ、1票を投じて下さい。(又は、見出しをクリックして下さい)
2009.02.10
コメント(0)
ポリス東京ドーム公演詳細「日本一詳しい!ポリス東京公演レポート」スティーヴィー・ワンダーの公演以来ほぼ約1年ぶりのコンサートは、「The Police」の再結成コンサートでした。彼らが残した「Every Breath You Take」(見つめて欲しい)はロック史に残る名曲として語り継がれるのは間違いないが、その後、バンドは解散しメンバー其々のソロ活動が活発となる。中でも中心人物のスティングはソロ・アーティストとしてもポリス時代を上回る活躍を見せるなど、その実力は世界中に知れ渡っていますね!私はスティングのソロ・コンサートは東京ドームで見ました。ステージ構成は、セカンド後方とセンターにかけてステージはセットされていた。円形のステージの上には3面のスクリーンに演奏中のメンバーの映像が映し出される。ステージ両端には縦長のスクリーン、更にその横にスクリーンがそれぞれセットされ観客はこのスクリーンを通して演奏している姿を観ることになる。スクリーンはアリーナ席の最後部にもセットされ、こちらはスタンド席に陣取る観衆用だ。メンバーはスタンドから向って左側がスティング、右側がアンディ・サマーズ、中央高い位置にスチュワート・コープランド。スチュワートの背後には大きな銅鑼が、右側には鉄琴や打楽器関係がセットされていた。鑑賞日:2008・2・14 会場:東京ドーム【セットリスト】1.Message In A Bottle2.Synchronicity 23.Walking On The Moon4.Voices Inside My Head5.When The World Is Running Down6.Don't Stand So Close To Me7.Driven To Tears8.Hole In My Life9.Every Little Thing She Does Is Magic10.Wrapped Around Your Finger11.De Do Do Do De Da Da Da12.Invisible Sun13.Walking In Your Footsteps14.Can't Stand Losing You15.RoxanneEncore 116.King Of Pain17.So Lonely18.Every Breath You TakeEncore 219.Next To Youスティングの息子による前座の演奏も終りいよいよ緊張感が高まる。場内に流れていたFYC(ファイン・ヤング・キャニバルズ)の「グッド・シング」が終り、急に音が大きくなりレゲェの名曲「No Woman No Cry」が流れると本番が近くなってきたと感じた。1.Message In A Bottle19:35、定刻より5分遅れで演奏が始まった。スチュワートがドラムセットの後方に設置されて銅鑼を力強く叩いてコンサートは始まった。スティングはソロ時代もこの曲を頻繁に歌っていたが、その時はテンポを落としていたがここではしっかりとオリジナルに忠実に歌っていた。演奏の途中で「コンバンハ、トーキョー」と叫んでいた。2.Synchronicity 21曲目が終わると息つく暇も無く畳み掛けるように2曲目へ突入する。2曲目と同時にステージのライティングが一気にカラフルになった。アルバムのジャケットにあるのと同じ色遣いだった。スティングの声も、アンディのギター・ソロもカッコウよく演奏の乗りも中々良い!演奏終了後、スティング「アリガトウ、コンニチハ、アイシテマス!」のMC。3.Walking On The Moon幻想的なライティングにかわる。スティングの声のつやは良さそうであった。演奏終了後、スティング「ドウモ、アリガトウ!」のMC。この後、次の曲に移る前に場内に手拍子を要求するスティング。4.Voices Inside My Head4と5曲目は1,2曲目と同じように一気に畳み掛けるスタイル。5.When The World Is Running Downここで一気にテンポアップする。途中のアンディのギター・ソロもハードに弾いていて気持ちもこもっている。スティングのベース、スチュワートのドラムスも力強かった。6.Don't Stand So Close To Meポリスのヒット・シングルで人気度も高い曲。ピンク主体のライトに変わり、アンディが途中で何故かおどけた表情でギターを弾いていた。7.Driven To Tearsスティングの「1,2,3」のカウントで始まる。アンディのギター・ソロはハードな演奏で既にエンジン全開状態だった。スチュワートの腕の回転が早くスピード感のあるドラミングも見事。ライトの動きも曲にあわせて早かった。8.Hole In My Lifeスティング演奏前に「イェ~と言うから続いてくれ!」のMCで始まる。場内の反応はイマイチだった。演奏後、「Thank You!」9.Every Little Thing She Does Is Magicこれもヒット・シングルで人気の高い曲。スティングの表情にも余裕が感じられてきた。赤と黄のライティングの中で演奏するスティングのベースが唸りまくっていた。10.Wrapped Around Your Finger1曲目前と同じようにここでもスチュワートが銅鑼を叩いてからスタートする。アップテンポな前曲から一転してここではテンポを落とす。スチュワートはドラムセットを一旦離れて小さいシンバルを叩く。スティックではなく太鼓用のバチを使い中間でドラムセットに復帰、そしてドラムセットを又も離れて今度は鉄琴へ移りドラムで終わる目まぐるしい展開。スチュワートの器用さが目立った演奏だった。ライトも曲調にあわせて音なし目だった。11.De Do Do Do De Da Da Da黄色のライトで始まり~白~黄色と目まぐるしく変わる。ドーム内に「ドゥ,ドゥ,ドゥ...」がこだまする。人気が高い曲で観衆も楽しそうだった。12.Invisible Sunステージの両脇と後方のスクリーンには難民の子供が映されていた。赤と黄が中心のライティング。13.Walking In Your Footstepsスティングがイントロでパンフルートのような笛を吹く。どことなくワールド・ミュージックのようなスティングのソロ時代のような雰囲気の曲。途中、スクリーンには人間の足元と恐竜の姿が映された。14.Can't Stand Losing Youアンコール前の曲。スティングが「イヨ~イエ~」と叫び観衆に続くように要求する。曲のテンポも早くロックのコンサートらしくスピード感抜群で盛り上がってきた。スティングのノリも良いぞ!15.Roxanne(歌詞に合わせて)赤いライティングの下でレゲェのリズムが心地良い。スティングの「ロ~クサ~ン」と年齢を感じさせない透き通る声と唸るベース、そこにアンディとスチュワートの演奏も絶妙に絡んでくる。観客のノリも最高潮に達してきた。~アンコール1~16.King Of Pain20:53に一旦幕となるが場内には当然ながらアンコールを求める拍手が鳴り止まない。20:55、3人が再びステージに現れる。スティングのソロ・コンサートでも度々披露されていたこの曲でアンコールの幕開け。スティングの表情は柔和で格好良い!ギター・ソロの唸りとドラムのリズムが抜群。17.So Lonely前曲から間髪を入れずに続き明るい青と緑のライティングが場内を照らす。サビのアップテンポなパートがいかすナンバー。アンディのギター・ソロにベースとドラムスが引っ張られるようなバトルはロックバンドらしかった。演奏後の拍手も多かった。18.Every Breath You Takeここで遂に登場したこの曲!ギターが奏でるあのフレーズ。スティングのソロ・コンサートでも聴いたがやはりこの三人で聴くのとでは感動が違う。青いライトが中心のステージで、東京ドームの聴衆全てが待ちわびていた瞬間だ!演奏終了後、スティングがアンディとスチュワートを紹介し大歓声の中で終了する。~アンコール2~19.Next To You21:14、スチュワートとスティングが消えて終りと思えたが、アンディがおどけた表情を見せ二人をステージに呼び込む。スティングは余力を振り絞って熱唱し、聴衆もそんな彼の熱い思いに応えるように声援を送る。21:20、スティングとアンディがステージ上でジャンプして演奏が終了した。大歓声が何時までもこだまする中で、三人は肩を組んで東京ドームのファンにお辞儀をして公演は終了した。スティングの声の調子も良さそうだったし、三人の演奏も熱くその意気込みが伝わってきた。唯一残念だったのは、東京ドームという会場の特性もあるが音が反響し過ぎて聴き辛かった!ポール・マッカートニーの時は苦にならなかったのだが、今回は酷かった!←「ポリス日本公演」関係のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「プロ野球、メジャーリーグ」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2008.02.15
コメント(6)
ZEP大興奮の復活ライヴ!レッド・ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジの左手の怪我のため11月26日から順延となっていた19年振りの再結成コンサートが、12月10日イギリスのO2(オーツー)アリーナで行われた。このイベントは昨年10月に逝去したアトランティック・レコード創始者アーメット・アーティガンの追悼記念コンサートでレッド・ツェッペリンを始め、ビル・ワイマンズ・リズム・キングス、ポール・ロジャース、パオロ・ヌティーニ、フォリナーなど新旧のレーベル所属アーティスト達が参加した。このツェッペリンの1日だけの“復活祭”に2万枚のチケットに対し世界中から100万人以上から応募が殺到した。日本からは何故か「沢尻エリカ」が特別枠で参加が認められたが、かなりのやっかみが向けられるだろうな~。だって彼女が生まれる前のバンドなのに...。オリジナル・メンバーのロバート・プラント、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズの3人に、ドラマーである故ジョン・ボーナムの息子、ジェイソン・ボーナムが参加することで実現した今回の再結成ライヴ。ZEP解散後、何度か再結成ライヴの話がでたがその都度流れていた。Live Aidではペイジとプラントの二人が「天国への階段」を熱唱したが、ジョン・ポール・ジョーンズは不参加でドラマーはフィル・コリンズとバーナード・エドワーズ(元シック)のツイン・ドラム編成だった。そしてアトランティック・レコードの40周年だっけ?の記念コンサートでもこの二人は出演していたと記憶しているが、やはりジョン・ポール・ジョーンズは不参加。この時のドラマーはジェイソンだったと思う。プラントとペイジは連名でアルバムを発表したりしていたが、メンバー間の確執からかジョン・ポール・ジョーンズと二人の溝は埋まらなかったようだ。“1日だけの再結成”と銘打って話題をさらった今回の復活劇だが、「新作がリリースされるのでは?」または「来年本格的なツアーが行われる」「アメリカのフェスに参加」など様々な憶測が流れているが現在のところ全てを否定している。 【セットリスト】 1.Good Times Bad Times(You Tubeでご覧頂けます) 2.Ramble On 3.Black Dog (You Tubeでご覧頂けます) 4.In My Time Of Dying 5.For Your Life (You Tubeでご覧頂けます) 6.Trampled Under Foot 7.Nobody's Fault But Mine 8.No Quarter 9.Since I've Been Loving You 10.Dazed And Confused 11.Stairway To Heaven(You Tubeでご覧頂けます) 12.The Song Remains The Same(You Tubeでご覧頂けます) 13.Misty Mountain Hop 14.Kashmir(You Tubeでご覧頂けます) 15.Whole Lotta Love(You Tubeでご覧頂けます) 16.Rock And Roll 早くも「You Tube」でこのライヴの映像を見ることが出来ますが、会場の熱気は物凄いですね。映像は客席の遠くから撮影されたようで音質も映像も見にくいですが、会場の熱気は充分に伝わってきます。ドラマーのジェイソンは父ジョンと比べるのは酷ですが、ダイナミックでパワフルなドラミングが特徴でしたが息子はリズムを刻むドラマーのようです。「天国への階段」の映像を食い入る様に観ましたが、やはり感動しましたよ!一夜限りの復活劇とかけちくさいこと言わずに世界主要都市でのツアーも見たいです。勿論、東京でも...。 ←「ZEP復活!」のブログ満載!←西武ライオンズのことならここ←「星野JAPAN、北京五輪出場決定!」の情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2007.12.12
コメント(3)
8月CD購入履歴1.Karla Bonoff/Wild Heart Of The Young(1982)2.Sean & Robi/S&R3.Fonda Feingold/Fonda Feingold(1979/1980)4.The Gabby Pahinui Hawaiian Band/The Gabby Pahinui Hawaiian Band Vol.1(1975)5.Robert Kraft/Retro Active(1982)6.Jorge Santana/Jorge Santana(1978)7.David Sanborn/Hideaway(1980)8月は購入枚数は7枚と少し多かったかな?新譜としては2だけだが、これはハワイアンの伝統音楽とポップスが入り交ざっていて中々の好盤だった。ハワイアンと言えば4はハワイアン・バンドのアルバムでライ・クーダーがゲストで参加している。こちらもどちらかと言えば伝統的なハワイ音楽色が強い一枚。2以外はAOR系が多く、それも3は全く予備知識もなくCDショップの試聴で買うことを決断した。6は掘り出し物でCD化が待たれていた作品だ。1,5はシンガーソングライターでAOR色が前面に出ている。7のデヴィッド・サンボーンは言わずと知れた名サックス奏者で1980年のアルバム。バックの演奏陣のしっかりとした演奏と、サンボーンの若かりしき時代の演奏が聴ける。9月CD購入履歴1.Bob James/Urban Flamingo2.Carole King/Carole King Music(1972)3.Gary Ogan/Let Go The Heart(1982)9月は一転して3作と少なかった。新譜は1のボブ・ジェームスのみ。ボブ・ジェームスは今では「フォープレイ」の中心的存在として活動しているが、フォープレイとしての活動の合間を縫ってソロ作品も出すなど精力的である。そのボブ・ジェームスが久し振りに出した「正統的フュージョン作品」であったのは嬉しい。最近では中国のアーティストと組むなどこうした作品は影を潜めていただけに歓迎したい。盟友アール・クルーのゲスト参加もあるが、またこの二人の連名のアルバム出さないかな?2はキャロル・キングの来日に合わせて彼女の過去のアルバムが紙ジャケットで再発されたものでその中の一枚。「Tapestry」の延長線上のサウンドで彼女の曲作りの良さを感じる。3は西海岸のポートランドで活動するゲイリー・オーガンのアルバム。1970年代前半からカントリー・フォーク的なサウンドからAORへとシフトしてきたが、ここではそうしたサウンドは控えめになっている。←「洋楽」の話題も探せる!←西武ライオンズやプロ野球のことならここ←プロ野球、メジャーリーグの情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2007.09.29
コメント(0)
7月CD購入履歴1.Paul McCartney/Memory Almost Full2.Steps Ahead/Magnetic(1986)3.Lee Ritenour/The Captain's Journey(1978)4.David Sanborn/Voyeur(1981)5.The Claus Ogerman Orchestra/Gate Of Dreams(1977)1はポール・マッカートニーの新作。今度のアルバムはコーヒーのチェーン展開をするスターバックス社が資本参加したレコード会社から発売された。ポールはその会社の第1号アーティストとなったそうで、世界のスターバックス店で発売される。日本のスタバのレジにもさり気無く置いてあるが、実際にスタバでCDを買う人っているのかな?サウンド的にはマスコミでは「ウィングス回帰」的な論調が一部で見られるが決してそうではないと思う。前作はポールがほとんど全ての楽器を演奏していたが、今回はそうした曲もあるがツアーバンドをバックに従えているナンバーもある。あえて言うならプロデューサーがN・ゴドリッジからD・カーンに戻ったのが前作との違いとして出ているかな?2は故マイケル・ブレッカーが1986年にマイク・マイニエリらと「ステップス・アヘッド」の名義で発表した作品。当初のアコースティックなサウンドから、ここでは当時流行の打ち込み的サウンドへと変化していった。ダイアン・リーヴスのヴォーカル・ナンバーも収録されている。3はリー・リトナー1978年の作。デヴィッド・フォスター、スティーヴ・ガッド、デイヴ・グルーシン、エイブ・ラボリエルらの一流演奏陣に混じりパティ・オースティンやビル・チャンプリンのヴォーカル・ナンバーも収録されている。ジャケットがハーバーでの写真であり、アルバムのイメージも「海」を思い起こさせる。4はサックス奏者のデヴィッド・サンボーンのソロ・アルバムで邦題は「夢魔」。ここでも3同様にパティ・オースティンのヴォーカル・ナンバーが収録されているし、バックのメンバーも大部分がここでも支えている。若かりし頃のマーカス・ミラーのファンキーなベースを聴くことが出来る。サンボーンの「動と静」のサックスがバックの演奏と絡んでメリハリの利いた演奏を聴かせてくれる。5は作曲家のクラウス・オガーマンが率いるオーケストラがジョージ・ベンソン、ジョー・サンプル、デヴィッド・サンボーン、マイケル・ブレッカーらの一流のジャズ系のアーティストのソロを加えることで紡ぎだす不思議なサウンドが売り。ジャズやイージーリスニングやクラシックの要素も交えた、まさに独特のフュージョン・サウンドと言えるだろう。←「ポール・マッカートニーの新作」の話題も探せる!←西武ライオンズやプロ野球のことならここ←プロ野球、メジャーリーグの情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2007.08.30
コメント(0)
6月CD購入履歴1.Maureen Mcgovern/The Best Of Maureen Mcgovern(2005)2.Bruce Springsteen With The Sessions Band/Live In Dublin(2枚組CD+1DVD)3.Various Artists/Aloha Heaven Maile4.Traveling Wilburys/The Traveling Wilburys Collection5.Arista All Stars/Blue Montreux(1978)1は1970年代から現代間で30年のキャリアを誇る女性シンガー、モーリン・マクガバンの代表曲を集めた2005年に発売された企画盤。アカデミー賞主題歌唱を授賞した「ポセイドン・アドベンチャー」のテーマ曲や、やはり映画「タワーリング・インフェルノ」の主題歌などを収めている。彼女のしっとりとしたポップなヴォーカルが魅力なシンガーである。2はブルース・スプリングスティーンが2006年11月にアイルランドのダブリンで行われたライヴ盤。2枚組みとヴォリューム満点な上に、ブルースの過去の名曲は控え目に最新のアルバムからの曲がメイン。会場での熱気がそのまま伝わってくるかのような熱気ムンムンのステージの様子が再現されている。3はハワイアン・ポップスの企画盤でケアリイ・レイシェル、ナレオ、ジェイク・シマブクロらを含む20曲と盛り沢山な一枚。これを聞いているだけでも南国気分に浸れる。4はジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、ロイ・オービソン、トム・ペティ、ジェフ・リンらによって結成された覆面バンド「トラベリング・ウィルベリーズ」の集大成3枚組。彼らの残した2枚のオリジナル・アルバムとCD未収録曲、録音風景のDVDがセットになっている。5はレコード会社アリスタ所属のジャズ系ミュージシャンが、1978年7月にスイスのモントルー・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴ盤。ランディ・ブレッカー、マイケル・ブレッカー、ウォーレン・バーンハート、マイク・マイニエリらのメンバーたちの若さがほとばしる熱い演奏を聞かせてくれる。←最新CDの話題も満載の楽しいブログで一杯!←西武ライオンズやプロ野球のことならここ←プロ野球、メジャーリーグの情報満載人気blogランキングへ←映画の話題がザクザク
2007.07.27
コメント(0)
5月CD購入履歴1.Percy Faith/My Love(1973)2.Jeff Lorber/He Had A Hat3.Michael Brecker/Pilgrimage4.Amy Holland/Amy Holland(1980)1のパーシー・フェイスはイージーリスニングのオーケストラ・リーダーである。「ジャケガイノススメ」というジャケットが美しい、主に1960年代~1970年代前半にかけて発売されて文字通りLP時代に「ジャケットが美しい」アルバムをCD化した中の一枚。1973年に発売され、当時大ヒットしたポール・マッカートニー&ウィングスの「マイ・ラヴ」をタイトルにした。その他にもポール・サイモン、スティーヴィー・ワンダー、カーペンターズのヒット曲らを独自のアレンジで聴かせてくれる。2のジェフ・ローバーはジャズ系のキーボード奏者だ。ここではジャズ系のプレイを軸にエリック・べネイやポーラ・コールをフィーチャーしたヴォーカル曲も2曲収録されている。3はマイケル・ブレッカーの遺作である。彼は1月に白血病で惜しくも亡くなったが、既に自らの余命を知ってか昨年NYでパット・メセニーやハービー・ハンコックをバックに体調が優れない中で精一杯の魂が篭った演奏を私たちに届けてくれた。4はフランスで再発されたAORファンの間では水面下でCD化が待望されてきた作品の一つ。旦那のマイケル・マクドナルドの全面的なサポートで完成されたアルバムは、彼女のキュートな歌声とAORサウンドが絶妙にブレンドしている。←是非クリックして下さい人気blogランキングへ←是非クリックして下さい
2007.06.27
コメント(0)
Disc 1 Traveling Wilburys Volume 1Disc 2 Traveling Wilburys DVD Disc 3 Traveling Wilburys Volume 3【PV】(You Tubeより)Handle With CareEnd Of The Line【Disc 1】Traveling Wilburys Volume 11.Handle With Care 2.Dirty World 3.Rattled 4.Last Night 5.Not Alone Any More 6.Congratulations 7.Heading For The Light 8.Margarita 9.Tweeter And The Monkey Man 10.End Of The Line 11.Maxine (previously unreleased/bonus track) 12.Like A Ship (previously unreleased/bonus track) 【Disc 2】Traveling Wilburys DVD1.The True History Of The Traveling Wilburys2.Handle With Care3.End Of The Line4.She's My Baby5.Inside Out6.Wilbury Twist【Disc 3】 Traveling Wilburys Volume 31.She's My Baby 2.Inside Out 3.If You Belonged To Me 4.Devil's Been Busy 5.7 Deadly Sins 6.Poor House 7.Where Were You Last Night 8.Cool Dry Place 9.New Blue Moon 10.You Took My Breath Away 11.Wilbury Twist 12.Runaway (bonus track) 13.Nobody's Child (bonus track) 【Member】George Harrison(元ザ・ビートルズ、故人)Jeff Lynne(元E.L.O.)Bob DylanTom Petty(ハートブレイカーズ)Roy Orbison(故人)【アルバムについて】トラヴェリング・ウィルベリーズは元々、故ジョージ・ハリスンが自分のアルバムのシングルB面用に録音した曲のゲストに起用したことから構想が広がっていった。レコード会社は当然のようにB面曲には豪華すぎるメンツなのでストップをかけた。ジョージのアルバムのプロデューサーを務めていたジェフ・リンがウィルベリーズのアルバムでもプロデュ-スを務める。尚、メンバーは全員ギタリストであり、曲によってジェフ・リンがキーボードやベースを弾いている。ドラムを出来るメンバーを補充するために、ジョージの旧知の仲間でもあるジム・ケルトナーが起用されている。Disc 1の詳細はトップをクリックすると詳細があるので読んでもらいたい。ここでの2曲のボーナストラックは初登場音源ではないだろうか?11はジョージの曲ではないかと想像出来るが、今回のアルバムの企画にはジョージの奥方のオリヴィア夫人と息子のダーニが関係しているようなのでお蔵入りだった音源を今回の目玉として収録したのだろう。Disc 2のDVDは私が買ったバージョンは欧州盤なので映像に英語の字幕が付いているが当然の様に日本語はなし。字幕を追えればそれ程難しい英語ではなかったので大体理解出来た。1は訳23分に渡ってウィルベリーズ結成の経緯が主にジョージから語られており、それらにあわせてメンバーのインタビューが前半に収録。そのあとは、ユーリズミックスのデイヴ・スチュワートが所有する山小屋のような家のなかにある録音機材を使ってセッションするようすが収められている。セッションの様子とインタビューを各曲のエピソードなどを交えてメンバーが談笑する様子など楽しく見れる。2~6はPVで個人的には5と6は始めてみた映像だった。Disc 3は当時も物議を醸したように「2」が飛んでいるのは何故か?定説になっているのは「1」の完成直後にロイ・オービソンが急死(DVDでもトム・ペティがそのことを哀しげに語っている)したので、彼の後任としてデル・シャノンを起用することになった。ところがそのデル・シャノンも亡くなり、一説には「2」は既に完成していたが彼の死をもって「封印」したと言われる。今回の企画盤で「2」が収録されると密かに期待したのですがね。「3」は「1」のようなリラックスした雰囲気とは異なるサウンドであり「1」より音に厚みが生じていた。ここでのボーナストラックの12は企画アルバムに収録されていた曲で、13は1のシングルB面として収録されていた。そして、まさにこの13こそはデル・シャノンの大ヒット作である。今回の企画盤は米国の「RHINO」社の企画であり、過去のアルバムの音源を整理し発売することに定評のあるR社に感謝しなければね。日本盤は7月中旬の発売だが基本的にDVDに日本語字幕が付くので分かりやすいでしょうね。さらに、今回は「デジタル・リマスター」化されての発売となっている。当時の音と比較すると高音が透き通るような伸びやかに感じるが、こうした音の比較は苦手なのでとりあえず論評はここまで。人気blogランキングへ←是非クリックして下さい
2007.06.23
コメント(2)
4月CD購入履歴1.Tony Hatch & His Orchestra/The Tony Hatch Soun(1965)2.Keali'i Reichel/Ke'alaokamaile(2003)3.John Tropea/Tropea 10 The Time Is Right4.Peter Gallway/On The Bandstand(1978)5.Randy Vanwarmer/Songwriter Vol.24月は5枚と枚数的にはこんなもんだと思う。1は「ジャケガイノススメ」という企画シリーズ物で、「英国のバカラック」と称されていたトニー・ハッチ自身の作品をオーケストラを率いて録音したインストアルバム。ポップなイージーリスニング風のサウンドで、発売当時はボックスセットの企画アルバムだった。2はハワイアン・ポップスの人気歌手ケアリイ・レイシェルの2003年のアルバム。スティング、BEGIN等のカバー曲に混じって「真珠貝の歌」やハワイ伝統音楽が一枚に凝縮されている。ケアリイのヴォーカルは力強さと優しさの両面を持ち合わせており、選曲の良さもこのアルバムの魅力だ。ハワイ音楽独特の「聴いているだけで波間を漂う」ような心地良さを感じることが出来る。3はNYを中心に活躍する名ギタリスト、ジョン・トロペイがスティーヴ・ガッドなど一流のセッションマンをバックに従え日本のファンの為に録音したアルバム。ジョン・トロペイの数多くのセッションに関わった曲が中心で、1曲目は何とフュージョン界最大の名曲と言っても過言ではないスパイロ・ジャイラの「モーニング・ダンス」だ。ヴォーカル曲も2曲混じっておりアルバム全体のメリハリも利いているアルバムだ。4はピーター・ゴールウェイの1978年のアルバムの再発に伴ない購入した。6曲のボーナス・トラック付きでその中には元YMOの細野晴臣へ捧げる曲もある。フォーク調の曲が多数を占めている。5は今は亡きランディ・ヴァンウォーマーの未発表曲集第2弾アルバム。昨秋に第1弾が発売されており今回はその続編だ。彼はレコード会社との契約が無い時期にも精力的に曲作りをしていたとみえ、どの曲も彼らしい優しさが溢れている。こうした曲は完成度が高く何時でも発表出来る状態になっていたと思える。日本のファンも多い彼だが「大阪ナイト」という曲もあるが、詩は日本滞在時のことをモチーフにしている。←是非クリックして下さい人気blogランキングへ←是非クリックして下さい
2007.05.30
コメント(0)
3月CD購入履歴1.David Pomeranz/Born For You,His Best & More2.Percy Faith And His Orchestra/Theme For The "In" Crowd(1966)3.The Police/Synchronicity(1983)4.Soundtrack/Dreamgirls5.Electric Light Orchestra/Out Of The Blue(1977)6.James Brown/Live At The Apollo(1962)7.Paul Brown & Friends/White Sand3月は枚数的には7枚なので平均よりは多いかな?。ただしジャンルとして振り返るとAOR、イージーリスニング、ロック、映画音楽、ソウル、スムース・ジャズとバラエティに富んでいるとの印象がある。1月はジャズ系に偏っていたのでそうした点は多少改善されたのが3月の傾向だった。1は1980年代初頭に人気を博したAORシンガー、デヴィッド・ポメランツが活動拠点にしているフィリピンで製作された企画盤。彼のアルバムは日本でも3枚CD化されるなど再評価の兆しありだ。全曲彼らしいロマンチックな曲で占められている。2は「ジャケガイノススメ」企画の一環として再発されたパーシー・フェイス・オーケストラのアルバムで、映画の一場面のようなジャケットが美しいのと時代を感じさせる。3はロックの名曲「見つめていたい」を収録したポリスの最大のヒットアルバム。今年のグラミー賞で復活ステージを披露しツアーに出ている。現在日本でドキュメンタリー映画が公開されており、日本ツアーも囁かれている。4はジェニファー・ハドソンがその圧倒的な歌唱力でアカデミー賞助演女優賞を獲得した「ドリームガールズ」のサントラ盤。主演のビヨンセが霞むほどの存在感を発揮したハドソンだが、アルバム一枚と通してもモータウン・サウンド風の曲を堪能出来る。5はジェフ・リン率いるE.L.O.のアルバムの紙ジャケット化を機に購入した一枚。クラシックとディスコ風サウンドを融合したかのような音楽が彼ら独自の者で1970年代から1980年代前半にかけてヒット作を連発した。ジェフ・リンはグループ活動停止後はトラベリング・ウィルベリーズや主にプロデューサーとして活躍している。ザ・ビートルズの「アンソロジー」シリーズのプロデューサーも務めた。6は昨年聖夜の日に亡くなった「キング・オブ・ソウル」ジェームズ・ブラウンが1962年にアポロ劇場で行ったライヴ盤。J.Bのアポロ劇場でのライヴ盤は他にも数枚出ているが、これは初期の頃のライヴで熱のこもったステージの様子が伝わってくる。7はジャズ・ギタリストのポール・ブラウンがジャンルを越えたアーティスト達と共演したアルバム。アル・ジャロウ、ボニー・ジェームズ、ボビー・コールドウェル、デヴィッド・べノワ、ユージーン・グルーヴ等との共演ではそれぞれの個性を生かしながらも自己のギターの存在も発揮している。人気blogランキングへ
2007.04.25
コメント(2)
1. THE "IN" CROWD(STEREO) 2. YESTERDAY(STEREO) 3. ARE YOU THERE(WITH ANOTHER GIRL)(STEREO) 4. LET'S HANG ON(STEREO) 5. MAKE IT EASY ON YOURSELF(STEREO) 6. YOU'VE GOT TO HIDE YOUR LOVE AWAY(STEREO) 7. 1-2-3(STEREO) 8. A LOVER'S CONCERTO(STEREO) 9. HERE IT COMES AGAIN(STEREO) 10. THUNDERBALL(STEREO) 11. EVERYONE'S GONE TO THE MOON(STEREO) 12. SEE YOU AROUND(STEREO) 13. THE "IN" CROWD(MONO) 14. YESTERDAY(MONO) 15. ARE YOU THERE(WITH ANOTHER GIRL)(MONO) 16. LET'S HANG ON(MONO) 17. MAKE IT EASY ON YOURSELF(MONO) 18. YOU'VE GOT TO HIDE YOUR LOVE AWAY(MONO) 19. 1-2-3(MONO) 20. A LOVER'S CONCERTO(MONO) 21. HERE IT COMES AGAIN(MONO) 22. THUNDERBALL(MONO) 23. EVERYONE'S GONE TO THE MOON(MONO) 24. SEE YOU AROUND(MONO) 学生時代にFM東京0:00から放送していた城達矢氏のナレーションで有名な「ジェットストリーム」を愛聴していて私は、実はイージー・リスニングというジャンルが大好きです。今まで私のブログでは書く機会が無かったので今日は書きます。LP時代にはフランク・ミルズ、フランク・プゥルセル、ジェイムズ・ラスト、ザンフィル、レーモン・ルフェーヴルなどなどを聴いてきた。ところがCD時代に突入とともにイージー・リスニングのアルバム発売数は激減し、CD化されている作品も企画物ばかりでオリジナル・アルバムのCD化中々実現しないでいた。そうしたフラストレーションを晴らすべく、フュージョンでもイージー・リスニング的ベクトルを持ったアーティストを聴く事でストレスを解消していた。そんな悩みを一気に晴らすように「パーシー・フェイス没後35周年」「ジャケガイノススメ」の2つのシリーズで一気に彼のオリジナル・アルバムが紙ジャケで再発されたのは嬉しい限りだ。このアルバムは「ジェケガイノススメ」シリーズの一環として再発された。このシリーズはジャケットの美しいアルバムをCD化するというユニークな企画で、主に1960年代から1970年代にかけて発売されたアルバムから厳選されたレコード会社3社による共同企画だ。パーシー・フェイス・オーケストラのこのアルバムは1966年に発売された。パーシー・フェイスはカナダ出身で主にアメリカで活動し「夏の日の恋」の大ヒットで有名だ。ヨーロッパ系のイージー・リスニングはクラシック的なサウンドが目立つが、パーシー・フェイスのようにカナダ出身の人はアメリカで活動するので、流麗なサウンドの中にもポップな味わいが感じられるのが特徴。このアルバムでは1~12曲目までが「ステレオ」での収録で、13~24曲目がボーナス・トラックとして収録された「モノラル」バージョンだ。収録曲にはトイズのヒット曲「ラヴァース・コンチェルト」に始まり、ザ・ビートルズ「イエスタデイ」、「悲しみをぶっ飛ばせ」、レン・バリー「1-2-3」、バカラック・ナンバーまでを取り上げ、それをお得意のアレンジで聴かせる。なかでもビートルズの「悲しみをぶっ飛ばせ」ではワルツ調のアレンジを施すなど新しい試みもあり、アルバム全篇を通じて散りばめられた遊び心がリスナーの琴線をとらえる。アルバムの完成度も高く、単なるイージー・リスニングの作品として聞き流すのはもったいないほどのアルバムです。人気blogランキングへ←是非クリックして下さい
2007.03.31
コメント(0)
2月CD購入履歴1.Various Artists/2007 Grammy Nominees2.Dave Koz/At The Movies3.Eric Clapton/Will See You Smile(2枚組、海賊盤)4.Thunderclap Newman/Hollywood Dream(1969)5.David Pomeranz/On This Day(2001)6.Norah Jones/Not Too Late7.Larry Carlton with Special Guest Robben Ford/Live In Tokyo8.Bruce Roberts/Bruce Roberts(1977)2月は8枚購入と自分としては1月と共に多い枚数の部類かな?1月はジャズ・フュージョン系のアルバムが多かったのだが、2月はジャンル的には幅広くなった。1は毎年恒例のグラミー関係の企画盤でこれ一枚で前年のヒット作品が分かる。2はスムース・ジャズと呼ばれる分野でデイヴ・コズが多才なゲストを招き共演した豪華アルバム。テーマは映画音楽で流れるようなサウンドは何時聴いていても心地良い。3はエリック・クラプトンの昨年日本武道館でのライヴ盤完全収録だが海賊盤です。4はサンダークラップ・ニューマンというグループのアルバムで、フーのピート・タウンジェントがプロデュースとベースを担当している。ギターのジミー・マッカローは当時16歳で天才ギタリストとして騒がれ、後に、ポール・マッカートニー率いるウィングスに加入し全盛期を支えた。しかし1978年に脱退し薬物過剰摂取で急死した。5はシンガーソングライターでAORアーティストが人気を博している東南アジアで発売されていたアルバムの日本初登場盤。全編彼らしい甘いラヴソングが聴ける。このアルバムを含めて今回3枚がリリースされたので、もしかしたら来日もあるかも?6は日本でも人気が定着してきたノラ・ジョーンズの新作。当初のジャズ色は薄まりながらもリラックスした雰囲気の好アルバムだ。7はラリー・カールトン(現フォープレイ)とロベン・フォードが共演した東京でのライヴ盤。久し振りにラリーの「動」のプレイが聴けるのは嬉しい。8は5同様にシンガーソングライターでAORアーティストのブルース・ロバーツの唯一のアルバムのCD化。キャロル・ベイヤー・セイガーとのコンビでヒット曲を書いていただけあって、このアルバムのグレードも中々のものだ。バラードとポップの融合したサウンドが特徴。人気blogランキングへ
2007.03.11
コメント(0)
スティーヴィー・ワンダー・さいたまスーパーアリーナ公演詳細 スティーヴィー・ワンダーの今回の日本公演が遂に始まった。その初日のライヴを、さいたまスーパーアリーナで観てきた。関東では今日と明日の二回が関東エリアでの公演として組まれているが、東京都内では何故だか組まれていない。さいたまスーパーアリーナは自宅からだと90分は掛かり多少遠いのだが、公演スタートは16:00とちょっと中途半端な時間ながらこれは関東一円から来場しやすいように主催者サイドが配慮した結果か?【感想】1985年11月の後楽園球場(現、東京ドーム)以来22年ぶりにスティーヴィー・ワンダーのコンサートに行ってきた。前回は「心の愛」「パートタイム・ラヴァー」の大ヒット後の来日だったが、今回は新譜のプロモーションを兼ねるツアーでもないのでセットリストが気になっていた。下記の【セットリスト】を見れば分かるように全26曲中16曲が1970年代のアルバムかれであり、現時点で最新アルバムの「A Time 2 Love」からは僅かに1曲だった。その構成も「Innervisions」「Talking Book」から9曲連続と畳み掛けてきた。ここまで偏って選曲されるとは正直予想外だったが、これは嬉しい誤算でもある。中盤以降では他のアルバムからの曲や本人がMCで語っていたように「リトル・スティーヴィー・ワンダー」時代の1960年代の曲からや、1980年代からの曲も演奏したが、終盤では再び今度は名盤「Songs In The Key Of Life」からの曲が続いた。スティーヴィーには膨大な未発表曲のストックがありステージでもしばしば披露される「サプライズ」が今回も期待されたが、そんな中で取り上げたのがナット・キング・コールのヒット曲として今やスタンダード・ナンバーとも言える「When I Fall In Love」を予告なしで歌ったのはサプライズだろう。スティーヴィーは基本的にアルバム収録曲は1970年代以降はオリジナルで固めているので、企画盤などに収録されていない限り「初登場」であると想像出来る。更に、サプライズ第二弾は「Part-time Lover」だろう。この曲は有名な全米1位曲だが、何と個々ではスティーヴィー指揮の下、バックバンドの演奏もベースだけに留め「アカペラ」として歌った。スティーヴィーが聴衆に向かって「トゥ、トゥ、トゥ...」と言う部分を散々「リハーサル」させた上で歌い始めた。スティーヴィーの合図で会場に向かってマイクを向けると聴衆は「トゥ、トゥ、トゥ...Part-time Lovers」と合唱するのだ。この場面では会場総立ちで、あちこちで「トゥ、トゥ、トゥ...」を口ずさみ、スティーヴィーもステージに立って首を振る独特のポーズでノリノリで、ワンダーラヴのコーラス隊もステージ狭しと聴衆を煽っていた。セットリストを見ていただければ分かるだろが、前半は2つのアルバムからが中心で中盤の「Stay Gold」~「Ribbon In The Sky」の流れはバラード系の曲が中心だった。その中で私が好きな「Overjoyed」ではスティーヴィーは何故かおどけて声を変えて歌ったりしていた。「When I Fall In Love」ではピアノソロで歌いバンドはお休み、「Ribbon In The Sky」では終盤に急にアップテンポとなった。スティーヴィーの「Ok! Are You Ready To Go Home」(帰る準備は出来たかい?)というトークには聴衆は当然「No!」のリアクションが。その後、「ちょっと待って下さい」という日本語も披露。「Ribbon In The Sky」を終えるとスティーヴィーが会場に向かってキーボードを操作して「ママママママ~!」と言った謎の呼びかけを行い、会場もこれに応えるように合唱する場面もあった。終盤ではヒット曲を一気に畳みかける、スティーヴィーのコンサートでは定番曲が続いたがこれは22年前も同じだったと記憶している。ラストは「Another Star」で「ラララララ~ララララ」のワンダーラヴの合唱が続いて終り。そのコーラス隊とスティーヴィーが肩を組んでステージ右側に消えていって「アンコールなし」でジャスト2時間のステージは幕となった。今回のステージは1970年代のが中心だったのは大いに満足。その反面、多少不満だったのが会場の見辛さだった。ほぼ四角い会場で奥にステージを組み会場内には最近見られる大型スクリーンの設置もなし。従って、今回の席だった二階の右側では常に首を斜め正面に向けていたので首が疲れた。更に、斜め前の女が序盤の立ち上がるべき場面でないのに立ち上がり、完全に自分の視界の正面に入りステージが全く見えなかった。曲が終わってから注意したがしばらくしてまた関係ないところで立ち上がり再度注意したが、関係ない前席の男が俺になにやら興奮しわめき気分悪かった。こっちは被害者で、その男はその女から視界は遮られていないのに俺が文句言われる筋合いないよ!こういうマナーが悪く自己中の人間がいるとは悲しいね!スティーヴィーのステージでは彼のトークも楽しみであったのだが、今回はひたすら曲を畳み掛けて曲間のトークは皆無に近かった。途中で掛け合いはあったけど、何だか強引に2時間で終えるためにトークをカットしたみたいでこの点は不満だった。従って、私の今回の日記にも「MC」部分は出てこないのはそれが原因です。あと会場内で一切のグッズ販売もなかったけど何故かな?楽しみだったのですが...【ステージ構成】今回のバンド編成はホーンセクション2名、ギター2名(一人はベースと両方こなす)、ドラムス、パーカッション各1名、キーボード1名、ワンダーラヴと呼ばれるコーラス隊男性1名、女性3名、スティーヴィーが正面で弾くヤマハのキーボードと横向いて弾くピアノとハーモニカと言った編成でした。コーラス隊の男性はキース・ジョンで長年スティーヴィーを支えるメンバーで、今回もステージを動き回って会場の拍手を煽っていたりしていた。更に、身体の不自由なスティーヴィーを介助していたりした。【セットリスト】()は収録アルバム 1.Too High(Innervisions) 2.Visions (Innervisions)3.Living For The City(Innervisions)4.Higher Ground (Innervisions)5.Don't You Worry 'Bout A Thing(Innervisions) 6.You Are The Sunshine Of My Life(Talking Book) 7.Tuesday Heartbreak(Talking Book) 8.Maybe Your Baby(Talking Baby) 9.Superstition(Talking Book) 10.If You Really Love Me(Where I'm Coming From) 11.Signed, Sealed, Delivered I'm Yours(Signed Sealed & Delivered) 12.Isn't She Lovely(Songs In The Key Of Life)13.Stay Gold(Soundtrack "The Outsiders") 14.Overjoyed(In Square Circle) 15.When I Fall In Love(ナット・キング・コールのカバー) 16.Ribbon In The Sky(Original Musiqarium)17.A Place In The Sun(Down To Earth) 18.Yesrter-Me, Yester-You, Yesterday(My Cherie Amour) 19.My Cherie Amour(My Cherie Amour) 20.Sir Duke (Songs In The Key Of Life)21.I Wish (Songs In The Key Of Life)22.I Just Called To Say I Love You(Soundtrack "The Woman In Red") 23.Part-Time Lover(Accapela)(In Square Circle) 24.So What The Fuss(A Time 2 Love)25.As(Songs In The Key Of Life) 26.Another Star(Songs In The Key Of Life)Encoreなし※When I Fall In Love=1952年管理人注:映画「零号作戦」より(最初に歌ったのはドリス・デイ、ナット・キング・コールの代表歌として有名なスタンダード・ナンバー。セリーン・ディオンもカバーした)※Down To Earth=1966年※My Cherie Amour=1969年※Signed Sealed & Delivered=1970年※Where I'm Coming From=1971年※Talking Book=1972年※Innervisions=1973年※Songs In The Key Of Life=1976年※Original Musiqarium=1982年※Soundtrack "The Outsiders"=1983年※Soundtrack "The Woman In Red"=1984年※In Square Circle=1985年※A Time 2 Love=2005年人気blogランキングへ←是非クリックして下さい
2007.02.17
コメント(13)
1月CD購入履歴1.Laurence Elder/Surrounded(2006)2.Boney James/Body Language(1999)3.Inger Marie/By Myself(2006)4.James Brown/Live At The Apollo 1995(1995)5.David T.Walker/Press On(1973)6.Archie James Cavanaugh/Black And White Raven(1980)7.Niteflyte/Niteflyte(1979)8.The Brecker Bros./The Brecker Bros.(1975)9.深町純&ニューヨーク・オールスターズ/ライヴ(1978)10.Steps Ahead/Steps Ahead(1983)11.The Brecker Brothers/Heavy Metal Be-Bop(1978)今月は11枚と5~7枚平均の私の購入枚数からすれば多い部類の月だったがこれはあくまでも偶然に過ぎないと思う。ジャンル的にはジャズ・ヴォーカル、フュージョンで8枚を占めているのが特徴だ。中でも名サックス・プレイヤーとして名高いマイケル・ブレッカーが亡くなり、彼に関するのが8~11の4枚ありこれが今月多かった理由でもある。同様の理由で4も亡くなったばかりのJBのアポロ・シアターでのライヴ盤だ。1はジャズ・ヴォーカリストであるローレンス・エルダーのアルバムで、ボズ・スキャッグスにジャズ色を強くしたかのようなスタイルが特徴だ。2はサックス奏者のボニー・ジェイムスのケニー・Gとは異なり落ち着いたムードをかもし出してくれるような演奏が特徴。3はスウェーデン出身のインガー・マリエがザ・ビートルズやU2をジャズ風にカバーしたナンバーがあったりとバラエティに富んだ選曲が魅力な一枚。4は昨年のX’masの日に急死した「ソウル界の帝王JB」ことジェイムズ・ブラウンが1995年にアポロ劇場で行ったライヴ盤。選曲は彼の代表的な曲で構成されており、当日の熱気がヒシヒシと伝わってくる。5は名セッション・ギタリストであるデヴィッド・T・ウォーカーが1970年代に残したアルバムのCD化作品の一つ。彼独特の歌心のあるギターを聞かせるかと思えば、歌伴に徹したかのようなプレイもあったりと個性タップリに仕上がっている。6はアラスカのネイティブ・アメリカン出身のアーチー・ジェイムズ・キャヴァナーの今のところ唯一のアルバムのCD化作品。サウンド的には典型的なブルー・アイド・ソウルであるが全体的なイメージからAORと区別されているようだ。質の高い収録曲全ては彼の自作曲でありこれ一枚でキャリアが終わったのが信じられない。7はソウル・デュオであるナイトフライトのデビュー作品。この当時流行したAOR的要素をあちこちに振り撒きながらも、ソウルやディスコ色も加えて仕上げた一枚。クール・アンド・ザ・ギャングと似た傾向のサウンドを展開しているが、こうしたサウンドを聴いていると時代を感じさせられる。ジャケット写真の出来がイマイチなのが残念だ。8~11はマイケル・ブレッカー死去に伴ない買ったアルバムである。8と11は兄ランディと組んだ「ブレッカー・ブラザーズ」名義のデビュー作の8と、11は1曲を除いてライヴテイクで構成されている。20代と若かりし頃の超絶プレイを聴いていると彼の死は惜しまれる。9は深町純が呼びかけて実現した東京でのライヴ盤。マイケル・ブレッカーを筆頭にスティーヴ・ガッド、スティーヴ・カーン、デヴィッド・サンボーン、リチャード・ティー、マイク・マイニエリと言ったNYを拠点に活動する、フュージョン界の超オールスター・メンバーのプレイは壮絶だ。こんなライブ盤が存在していたとは知らなかった。10はマイケル・ブレッカーが日本サイドの企画でエディ・ゴメス、マイク・マイニエリ、ピーター・アースキンらと組んだユニット。ここではジャズ色が多少濃く反映されている。人気blogランキングへ
2007.02.07
コメント(3)
12月CD購入履歴1.John Valenti/Anything You Want(1976)2.Brian Culbertson/A Soulful Christmas3.Randy Vanwarmer/Songwriter4.America/View From The Ground(1982)5.David Pomeranz/The Truth Of Us(1980)6.Gary Ogan/Gary Ogan(1977)7.Keali'i Reichel/Maluhia8.Gary Ogan & Bill Lamb/Portland(1972)9.James Brown/Love Power Peace-Live At The Olympia,Paris,1971(1992)10.Leah Kunkel/Leah Kunkel+I Run With Trouble(1979/1980)※記載年無しは新譜(2006年)1は幻の名盤としてAORファンやソウルファンがCD化を強く望んでいた作品。ジョン・ヴァレンティはスティーヴィー・ワンダーの影響を強く受けており、そのヴォーカル・スタイルや曲作りに至るまでこのアルバムに反映されている。この後に発売された「I Won7t Change」ではソウル色は薄まり逆にAOR色が全面に出ているので、どちらかと言うとこのアルバムの方が彼のソウルフルなヴォーカルを堪能出来る。2はスムーズ・ジャズのフィールドで活動するブライアン・カルバートソンのホリデイ・アルバムでX'masシーズンをターゲットの発売された新譜。X'mas定番曲やオリジナル曲に混じりマイケル・マクドナルドのヴォーカルもフィーチャーされている。3は2004年に残念ながら白血病で亡くなったランディ・ヴァンウォーマーが生前に残したデモ・テープを中心に構成されたアルバム。アルバム発売を前提にしていたと思えどれも完成度の高い曲がずらりと並び、彼らしい爽やかな曲調が中心だ。4はアメリカの再発CDで何故か今までCD化されていなかった。発売年は1982年で既にこの頃はデュオでの活動となっていたが、得意のフォーク調の曲とAOR色が混じったようなナンバーが多い。前からCD化されないか待っていたので発売直後に購入した。5はAOR界でバラードを歌わせたら絶品のデヴィッド・ポメランツが1980年に残したアルバムがCD化された。AOR全盛時代に残念ながら彼のアルバムは聴く事がなかったのだが、今回のCD化に際し聴いてみると彼の声質は正にバラードにピッタリである。どの曲もAORらしいバラードとポップスナンバーが配されていて一枚通して聴くと気持ちが癒されてくる名盤である。6はゲイリー・オーガンがレオン・ラッセルのプロデュースの下で発表したアルバム。それ以前はフォーク色の強いアルバムをデュオで発表していたが、ここではフォーク調の曲を進化させ演奏もどちらかと言えばAOR色が全面に出てきた。AORとしてはブームになる直前の時期であり、そのルーツのフォーク色を上手く生かしている好アルバムである。7はハワイアン音楽界のスーパー・スターでもあるケアリイ・レイシェルのX'masアルバム。定番曲であっても英語とハワイ語を交えて歌ったりすることで他のアルバムとの差別化を図っている。アレンジも穏やかな南国調で浪間を漂っているような雰囲気が表現できている。オーソドックスで過剰なアレンジのX'masアルバムに飽きた方にはピッタリです。8は6のゲイリー・オーガンが遡ること5年前にビル・ラムとの連名で発表したアルバム。ジャケット写真のようにアルバム全体を通して瑞々しさを表現するかのような、フォーク調のメロディが主体となっており爽やかなフィーリングにさせてくれる。どちらかと言えば春の晴れた日にでも聴きたい一枚だ。9はX'masの日に急逝してしまったソウル・ファンク界のキングであるジェイムス・ブラウンの1971年のパリでのライヴ盤で1992年に発表された。脂が乗り切っていた?頃の迫力のあるステージの様子が伝わってくるが、曲間の繋ぎは少々強引な部分がある。彼の過去のアルバムは急遽再発されていくみたいだ。レイ・チャールズと並んでこの世界を牽引してきたJBの死は残念だ。10はリア・カンケルが1979年と1980年に発表した2枚のアルバムをCDの特性を生かして1枚に収めたお徳用アルバム。どちらもAOR色が強く出ており実力派ミュージシャンによるしっかりとした演奏に乗って彼女のヴォーカルと曲の良さを堪能出来る。しかしこの2イン1のアルバムは偶然に大手CDショップで発見したけど中々見かけないのは残念だ。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2006年を振り返って2006年は12月に10枚購入したこともあり合計72枚のCDが新たに私のライブラリーに加わったが、全体で何枚あるかは数えていないので不明だが1100枚以上かな?相変わらずリイシュー・アルバムを中心に購入するペースを続けているので、常に何が再発されるのか気にしないとそのタイミングを逃してしまうと再発の枚数が少ないと入手困難になってしまう。新たなレパートリーとしては夏対策?としてハワイアン関係を増やそうと計画していた。ハワイアンと一言で言っても、その中でトラッド音楽やハワイアン・ポップスやウクレレなど多岐に渡る。元々ハワイ関係のアルバムと言うとセシリオ&カポノ、レムリア、シーウィンドのアルバムしか持っていなかった。2006年はそれらに加えてナ・レオ、マッキー・フェアリー、アウディ・キムラのアルバムと映画「フラガール」のサントラ盤と「フラガール」関連で「Hula Style Music」という企画盤を購入したのだがこれは良かった。更に、12月になってケアリイ・レイシェルのX'masアルバムを購入した。今年はもう少し情報を仕入れて更に「強化」したい。今年はフュージョン関係のアルバムを多少増やして行きたいのでこの分野をもう少し研究しレパートリーを更に広げていく。人気blogランキングへ
2007.01.05
コメント(2)
11月CD購入履歴1.Michael Gonzales/Fire In My Soul,Mountaintop(2in1の2枚1セット)(1980/1983)2.Alzo/Takin' So Long(2004)3.Vapour Trails/Vapour Trails(1979)4.U2/18 Singles5.Dave Grusin/Mountain Dance(1980)6.Bob James/Two(1975)1はCCM(Christian Contemporary Music )界で活動するマイケル・ゴンサレスが1980年と1983年に発表した2枚をCDの特性を生かして1枚に収録した。CCM出身らしく神(キリスト)を称える歌詞があちこちに出てくるが、サウンド的には当時流行のAORの要素も随所に取り入れているのが特徴。2は1960年代後半から1970年代に掛けて活動していたアルゾの幻のソロ・アルバム2作目だ。アルゾはアルゾ&ユーディーンとしてデュオでの活動を経てソロ活動に専念していた当時第2弾アルバムとして完成していた。しかし所属レコード会社の解散で発表間近にお蔵入りとなり、その後、2004年になって日本側の働きかけもあって発売に漕ぎ着けた。しかし、再発を目前にして米国で急逝してしまった。サウンド的には当時のサウンドを思わせるフォークが主体で、彼の12弦ギターは優美で癒されること間違いない。3は私が長年探していたAORの名作アルバムで遂に購入した。このグループは「VT'S」とも称していたが、「飛行機雲」を意味するグループ名を冠している。イギリスの主にスタジオ・ミュージシャンによって結成され、本国イギリスで録音中にドラマーのスティーヴ・ホリーがデニー・レインとの交流から最終期のWINGSに急遽加入しポール・マッカートニーと行動を共にしたため、別のドラマーを補強しラリー・カールトンのプロデュースにてLAで録音し完成した。「Don't Worry Baby」は人気TV音楽番組「ベストヒットUSA」のオープニング・テーマに起用され人気を博したが、グループとしてはこのアルバム1枚に終わってしまった。それでも「Don't Worry Baby」の日本での人気は高く、何度か再発されていたようだがこの度の再発でやっと手に入れた。当時流行のウェスト・コースト風のAORサウンドが全編に渡って聴ける質の高いアルバムだと私は思う。4はU2の最新アルバムで彼らのキャリアを総括し1枚に纏めた点で意義のあるベスト盤。CDは一冊のブックレットのような豪華な作りで、各曲の歌詞と当時の写真など豪華である。限定盤では付属DVDとして2005年イタリア・ミラノでのライヴが55分に渡って収録されているのでこちらにも注目。5はフュージョン界でキーボード・プレイヤーとして、作曲家として、プロデューサーとして、そして映画音楽家としても活躍するデイブ・グルーシンのアルバム。多才な才能を発揮するグルーシンだが、ここではミュージシャンとして作曲家としての姿を発揮している。タイトル曲は映画「恋におちて」に起用され、まるでこの映画の為に書いたかのような輝きを発揮している素晴らしい一曲だ。6はボブ・ジェームスの多才な才能が凝縮された一枚で、中でも1曲目の「Take Me To The Mardi Gras」はBGMとして余りにも有名だがパティ・オースティンをフィーチャーしたヴォーカル曲やクラシックをアレンジしたナンバーなども収録されているところは流石だ。エリック・ゲイルやスティーヴ・ガッドのスタッフの連中の演奏も見事です。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Vanessa Carlton/Harmonium
2006.12.29
コメント(0)
Christmas Time~Bryan Adams(1983)PVはここをクリックしてご覧下さいこのPVは実は管理人も今回始めてその存在を知りましたが、クリスマスらしいアニメ映像で構成されていますがブライアンの歌うシーンは登場しません。私の記憶が正しければこの曲は元々ブライアン・アダムスが日本のファンの為に録音し日本でのみ発売されていたはずだ。23年前の記憶なので曖昧だがシングル発売され、私は購入しなかったがブライアンを好きになり始めていた時期だったのでどこかでこれを録音しカセット・テープに録ってこの時期に集中的に聴いたし今でもよく聴く私の中では定番曲だ。その後、母国のカナダでも発売されたと思うがブライアンのどのLPにもCDにも未収録なのが理解出来ないほどブライアンらしいロック調の名曲であると太鼓判を押す。X'mas曲を集めたコンピレーション・アルバムは毎年多く発売され過去にも多く発売されている。しかしこのブライアンの曲を収録したアルバムを毎年ネットで検索しても中々見つからない。何故だか分からないが、やっと細々と日本の大手CDショップでも売っていないようなアルバムに収録されていたのを発見した。それも一般には入手困難なアルバムなので事実上「幻の名曲」となってしまった。曲はブライアンの力強いヴォーカルが聴けるが、歌詞はX'masのこの時期に相応しい内容でX'masに何かお祈りを捧げようと訴える。子供の瞳に希望を見出しクリスマスが毎日続けば良い、肌の色が黒かろうが白かろうか関係ない、地球の皆に平和が訪れるように、メッセージを大きな声でハッキリと言おうなどと希望に満ちたメッセージが並び、ブライアンがロック調のメロディにクリスマスらしく鈴が鳴り響くなかを我々に訴えるように歌う。【歌詞】We waited all through the yearfor the day to appearwe could be together in harmonyYou know the time will comepeace on earth for everyoneand we can live forever in a world where we are freelet it shine for you and me[Chorus]Something about Christmas timesomething about Christmas timemakes you wish it's Christmas everydayto see the joy in the children's eyesthe way that the old folks smilesays that Christmas will never go awayWe all it's one tonightmakes no difference if you're black or white'cause we can sing together in harmonyI know it's not too latethe world would be a better placewe can keep the spirit more than one day in the yearsend a message loud and clear[Chorus]It's the time of year when everyone's togetherwe'll celebrate here on Christmas daywhen the ones you love are thereyou can feel the magic in the air - you know it's everywheresomething about Christmas timesomething about Christmas time[Chorus]2TimesTell me Christmas will never go away人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Gary Ogan & Bill Lamb/Portland
2006.12.24
コメント(0)
今年のX'masは天皇誕生日が土曜日に重なっているので勤め人としては暦的には有り難くない?配置ですね。1.Celine Dion/These Are Special Times(1998) 1 O Holy Night 2 Don't Save It All for Christmas Day 3 Blue Christmas 4 Another Year Has Gone By 5 Magic of Christmas Day (God Bless Us Everyone) 6 Ave Maria 7 Adeste Fideles(O Come All Ye Faithful) 8 Christmas Song(Chesnuta Roasting On An Open Fire) 9 Prayer (Duet With Andrea Bocelli) 10 Brahms' Lullaby 11 Christmas Eve 12 These Are the Special Times 13 Happy Xmas (War Is Over) 14 I'm Your Angel(Duet With R.Kelly) 15 Feliz Navidad 16 Cloches du Hameau休業前のセリーヌ・ディオンが発表したX'mas曲を含むホリディ・アルバム。定番の1,6,8などに混じってジョン・レノンのカバーである13を取り上げているのにも注目したい。X'mas曲とは言えない9,14はアンドレア・ボチェリとR・ケリーとのデュエット曲であるが、どちらもこのアルバムに相応しい内容に仕上がっているのでこういう曲が収録されていても違和感は全くなし。全体的にX'mas曲以外でもアルバム全体の調和を考えてそれらしいアレンジを施している。セリーン・ディオンの素晴らしいヴォーカルと共にX'Masと言うより12月全体をX'masシーズンと捉えて製作されたアルバム。メリハリも利いているのでこのアルバムはお勧めです。 2.Take 6/We Wish You A Merry Christmas(1999) 1 We Wish You A Merry Christmas / Carol Of The Bells 2 Whalum's Weather Report (Interlude) 3 Let It Snow 4 Go Tell It On The Mountain 5 The Christmas Song 6 Have Yourself A Merry Little Christmas 7 What Child Is This 8 Silver Bells 9 Winter Wonderland 10 Oh Little Town Of Bethlehem 11 Joy To The World こちらは男性コーラス・グループが出した「X'Mas定番アルバム」でどの曲も荘厳で聴き応えがあります。X'masソングに詳しくない日本人でもここに収録されている曲の何曲かは知っているはずです。X'mas曲は元々賛美歌や教会で歌われていたものが広く浸透してきたので、そのルーツからもソロで歌うよりはこうしたコーラスを聴かせるグループによるアルバムはお勧めです。私が持っている数多くのX'masアルバム中でも好きな番付で上位に入りますね。3.Keali'i Reichel/Maluhia(2006) 1 Nu Oi 2 Remind Me of Home 3 O Holy Night 4 Ke Aloha Kalikimaka 5 Merry Christmas Darling 6 Silent Night 7 Christmas Lullaby 8 Ke Au Maluhia 9 Till The Season Comes Round Again ハワイ音楽界のスーパースター、ケアリイ・レイシェルが発表した初の「ホリデイ・アルバム」で先月発売されたばかりのホヤホヤの新譜だ。ハワイ語で「平穏、静寂」を意味するタイトルから分かるように、クリスマス・シーズンにピッタリのアルバムだ。ここには今アルバム用のオリジナル曲に混じって定番曲も収録されている。歌詞も英語とハワイ語のチャンポンであるが、アルバム全体として統一は取れているから不思議だ。1の様なハワイ語で歌われる伝統的な賛美歌のような歌は荘厳さの中にも南方の大らかさも漂い、ケアリイ・レイシェルとバックのコーラス隊とのハーモニーは見事だ。定番曲の3や6でもX'mas曲に有りがちな過剰なアレンジは施さずに、アコギを中心にしているので落ち着いて聴けるのだ。南国のハワイらしいカラッとしたアレンジとどこか浪間を漂っているかのような気分にさせてくれる。4.Various Artsits/Now!That's What I Call Christmas (Disc 1) 1 The Christmas Song - Nat King Cole 2 White Christmas - Bing Crosby 3 Blue Christmas - Elvis Presley 4 Have Yourself A Merry Little X'mas - Frank Sinatra 5 Winter Wonderland - Tony Bennett 6 Sleigh Ride - Ella Fitzgerald 7 Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!- Dean Martin 8 (There's No Place Like)Home For The Holidays - Perry Como 9 The Most Wonderful Time Of The Year - Johnny Mathis 10 A Holly Jolly Christmas - Burl Ives 11 Rudolph The Red-Nosed Reindeer - Gene Autry 12 Grandma Got Run Over By A Reindeer - Elmo & Patsy 13 Rockin' Around The Christmas Tree - Brenda Lee 14 Jingle Bell Rock - Bobby Helms 15 Little Saint Nick - Beach Boys 16 Merry Christmas Darling - Carpenters 17 Christmas Collage - Kathy Mattea 18 Little Drummer Boy/Peace On Earth - David Bowie/Bing Crosby (Disc 2) 1 Happy Christmas (War Is Over) - John Lennon 2 Santa Claus Is Comin' To Town - Bruce Springsteen 3 Do They Know It's Christmas? - Band Aid 4 Wonderful Christmastime - Paul McCartney 5 Our Love Is Like A Holiday - Michael Bolton 6 (It Must Have Been Ol') Santa Claus- Harry Connick Jr. 7 Jingle Bells - Diana Krall 8 Away In A Manger - Mannheim Steamroller 9 Deck The Halls - Ottmar Liebert 10 Love On Layaway - Gloria Estefan 11 Don't Save It All For Christmas Day - Celine Dion 12 This Christmas - Joe 13 Special Gift - The Isley Brothers Feat.Ronald Isley 14 All We Need Is Love(Christmas In The Yard) - The Big Yard Family Feat.Shaggy 15 My Only Wish (This Year) - Britney Spears 16 You Don't Have To Be Alone (On Christmas) - N Sync 17 O Come All Ye Faithful - Luther Vandross 18 Silent Night - Boyz II Men X'mas曲と言ってもその歴史は古く1950年代位から売れっ子歌手達がオリジナル曲や賛美歌などを取り上げて歌ってきて現在にまで歌い継がれている。そんな中でこのアルバムは2枚組というヴォリュームに新旧のX'masの名曲やこれからの定番曲がずらっと並んでいる。Disc1はエルビス・プレスリーやフランク・シナトラやナット・キング・コールなどの一昔前の定番曲がずらりと並ぶ。こうした昔の人達の定番曲は中々聴く機会が少ないのでこうしたコンピレーソンはありがたい。Disc2はジョン・レノンに始まりバンド・エイドやブルース・スプリングスティーンやセリーン・ディオンからブリットニー・スピアーズの曲まで最近のアーティスト達のレパートリーのオンパレードでDisc2の方に馴染みのある曲が多い。あ、でもマライヤ・キャリーやワム!の定番曲は未収録ですのでご注意下さい。選曲は1も2も多岐に渡り定番曲あり、オリジナル曲有りだったりアーティストの顔ぶれも豪華で各フィールドから集まっているのでそういった意味でも楽しめる。2枚組なので値段的には多少高いがX'mas曲は毎年この時期になると何故か聴きたくなるので、ノンビリと家で聴きたい時などにお勧めの一枚です。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Keali'i Reichel/Maluhia
2006.12.23
コメント(1)
エリック・クラプトン・日本武道館公演詳細(後半)前半部分はドミノス時代のアルバム「Layla」からの曲が多かったここまでのEC。まだまだ彼のソロ時代の曲が余り披露されていないので、やはり、その辺は最後に持ってきて盛り上げるのでしょう。鑑賞日:2006・12・09 会場:日本武道館【セットリスト】(後半部分)10. Motherless Children11. Little Queen of Spades12. Anyday13. Wonderful Tonight14. Layla15. Cocaine---------------------Encore アンコール-----------------------16. Crossroads10. Motherless Childrenギターを交換し再びエレキの演奏に戻るECのこの曲はソロ時代の「461Ocean Boulevard」に収録されていた曲。イントロからECのギター・ソロが唸りを上げる展開で、ここでは二人のギタリストにソロは与えずEC自らが前面に出て気合が入っているのが会場でも分かる。このECに負けず劣らずドラムスのスティーヴ・ジョーダンも張り切っているが、彼のドラミングも凄い。ECと二人でこの曲をグイグイと引っ張っている。ECのMC:「ドーモ!」11. Little Queen of Spadesこの曲はロバート・ジョンソンの曲で2004年発売の「Me And Mr.Johnson」収録曲だ。ここでもイントロからECのギターが唸りまくる。ここまで目立たなかったキーボードのクリス・ステイントンのソロが入り、ソロが終わるとECから「Chris Stainton!」と紹介される。彼は'70年代後半からのツアー・メンバーで「Just One Night」の武道館でのライヴ盤でもプレイしている。この後は、ドイル・ブラムホールのソロ→デレック・トラックスのソロと続く。デレック・トラックスのソロは最初は滑らかに弾いていたが徐々に力強い演奏へとシフトしていく。そして、やはり締めはECのソロである。ここでもトランス状態になったことを示す「首振り、エビ反り」が出てきたのは乗っている証拠である。ECのMC:「ドーモ!」12.Anydayギターを交換し再びドミノス時代のナンバーでアルバム「Layla」からの演奏だ。ここでは途中でドイル・ブラムホールがアルバムではボビー・ホイットロックが担っていた役割を担い、ECと共にヴォーカルを取っている。女性コーラス隊との絡みもバッチリ!ECとデレック・トラックスのギター・バトルがここでは見ものである。ECのMC:「Thank You!」13. Wonderful Tonight前の曲が終わるとギターを交換し、あの名曲に繋がるギターのフレーズが武道館に聞えてくる。そしてレコードでもお馴染みのあのイントロ部分に移行するとここまでで最も大きい拍手が沸き起こる。ECが1977年に発表したこの名曲は30年弱の間に何千回ステージで歌ってきたか分からないこの曲を今日も披露するのは、やはりファンのニーズがあるからだろう。初めてECのステージに接する人がいる限り歌い続けるのだろう。ECのどこか淡々としかし感情を込めて歌い、バックの女性コーラス隊も控え目にECを支える。デヴィッド・サンシャスがメンバーの頃は、演奏が終わったと見せかけて彼のソロが延々と続いたが今回はそれは省かれレコードと同じスタイルだ。ECのMC:「ドーモ!」14. Laylaここからは大ヒット曲を畳み掛けるEC。「1,2,3,4」のカウントで始まる何の説明も不要なドミノス時代のと言うよりロックの名曲がここで登場だ!前の曲もこの曲も元妻であり盟友でもあった兄貴と慕っていた故ジョージ・ハリスンの妻でもあったパティへの愛を歌った曲であるのは有名だ。ECのヴォーカルは力強くギターも唸りまくっていてアリーナ席のファンは総立ちでECへ声援を送っている。やはり武道館のファンのこの曲を聞かずにはいられないだろうし、アンプラグド時代のアコギ・バージョンではやはり乗れない。「Layla」はこのECのハードなギターと絞り出すように歌うスタイルが見事にハマってロックの名曲の名声を得た曲なのだ。ヴォーカル・パートが終了するとピアノ・ソロから始まる後半のインスト部分もこの曲の持ち味だ。ECとクリス・ステイントンとの絡みから、終盤には3人のギター・バトルが入り終わる。15. Cocaine「1,2,3」のカウントで間髪をいれずに畳み掛けるようにアンコール前最後の曲へとつなぐ。この曲は1977年のソロ時代のアルバムからの曲で、ECのライヴでは人気が高い曲でどこか気だるい感じのヴォーカル・スタイルがこの曲のイメージとピッタリだ。ドイル・ブラムレットのソロとECとの見事なギター・バトルが展開され、その後、黒人キーボード・プレイヤーのティム・カーモンがソウルフルなソロを展開→デレック・トラックスのソロ→クリス・ステイントンのソロと目まぐるしくソロが入るが、その間はECは一人のプレイヤーに徹している。そしていよいよこの曲のラストを飾るのはファンなら当然知っての通りでECが「She don't lie,she don't lie,she don't lie」と呟くように歌い、ファンが「Cocaine!」(コケイ~ンであり、「コカインは日本語発音です!)」と叫びECが「Thank You!」と声高らかに絶叫し締めです!18:55分 ここでアンコール前は終了。場内には万雷の拍手がECの再登場とアンコールを期待して鳴り止まない。こうした状態が3~4分ほど続いてECとバンド・メンバーが再び歓声に包まれてステージに戻ってきた。------------------------Encore アンコール---------------------------16. Crossroadsクリーム時代のレパートリーでロバート・ジョンソンの曲がアンコールとして選ばれた。最終公演の最後の曲とあってECのヴォーカルも力強く、ギター・ソロでも張りきりまくり余力を残す事無くステージでのパフォーマンスに集中しているようだ。ドイル・ブラムホールのヴォーカルはここでもフィーチャーされていて、ECの彼への信頼が分かる起用だった。バンドの演奏もECにつられて頑張り、ラストの方ではドラマーのスティーヴ・ジョーダンは中腰でドラムを一心不乱に叩きバンドをドライヴさせていた。19:06分 1時間55分のショウは幕となった。演奏終了後はECを真ん中にメンバー全員が肩を組んで3回お辞儀をする恒例の行事で終り。メンバーが去っても拍手は鳴り止まなかったが、場内が明るくなるとファンは我に返り一斉に出口へと急いだ。------------------------------感想--------------------------------今回の日本ツアーは約1ヶ月という長期ロードであり、しかも、今日は追加公演の最終日ともあってECは張り切っていたのではないか?彼の大好きな日本はプラィヴェートでもこっそりと格闘技の試合観戦に来たりと、切っても切れない関係の国である。私が13年前に見たときとはアンプラグドで売れた頃なので、純粋の比較することは出来ないが今回の方が数段上だろう。それ以降のライヴも度々TV放送を通じて何度もみているが、今回のメンバーは従来のジャズ・フュージョン系ミュージシャンのプレイよりロック色やブルース色が強調されておりECの本来のスタイルにより近付いたと思う。更に2人のギタリストを「補強」し、中でもドイル・ブラムレットはギタリストとヴォーカリストの両面で(彼は作曲もしECも取り上げている)ECをサポートし、ステージ上で最も多くソロをこなしECのライヴに新たな魅力を加えた。リズム隊のベースのウィリー・ウィークス、キーボードのクリス・ステイントンとティム・カーモンも堅実なプレイで支えていた。女性コーラス隊のパンチ力のあるヴォーカルもECを見事にサポートした。しばらくはこの編成でライヴをこなした方が良いのではとも思うが、メンバーはそれぞれが多忙なミュージシャンでもあるのでどうだろうか?ECは今回のツアーでのセット・リストを頻繁に変えていた。曲数で言えば大阪の頃は18曲の公演もあり1曲目も「Pretending」で、名古屋から「Tell The Truth」へと移行したようだ。曲目は同じでも演奏順は異なるケースもあったり、大阪で「I Shot The Sheriff」が演奏されたがその後は無かったりとマメに変えていたようだ。東京でも8日の公演とは6曲目と12曲目が違っていたり5曲目と10曲目が逆だった。やはりこれだけの長期ツアーでバンドに緊張感を持たせるのと、複数回足を運ぶファンにも配慮したのだろう。ECは日本ツアーを終えて、年明けに今度はシンガポール~タイ~香港・中国~韓国とアジア・ツアーが続きニュージーランド~オーストラリアとまだまだ多忙なツアー・スケジュールが組まれている。今度はいつ日本公演を行うのかな?日本贔屓のECは長くても2年は空けないで来るから...それまで待つか!人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Bertie Higgins/Just Another Day In Paradise
2006.12.10
コメント(2)
エリック・クラプトン・日本武道館公演詳細今日はエリック・クラプトンのコンサートを見に武道館は行って来ました。この日の公演は追加公演として設定され、そして11月11日の大阪城ホールを皮切りに続いた約一ヶ月の日本ツアー最終日公演でもあった。私自身はECのライヴを前回観たのが1993.10.25でした。その時も、日本武道館でありますが当時は「Unplugged」が世界規模で大ヒットした後のライヴであったので、ECが激しくギターを弾くという趣向ではなかったのが残念だった記憶があります。今回はその時以来13年ぶりのECのライヴであり日本ツアー最終日であったので楽しみに行きました。【Tour Member】Eric Clapton(Guitar)Doyle Bramhall 2(Guitar)Derek Trucks(Guitar)Chris Stainton(Keyboards)Tim Carmon(Keyboards)Willie Weeks(Bass)Steve Jordan(Drums)Michelle John(Backing Vocals)Sharon White(Backing Vocals)鑑賞日:2006・12・09 会場:日本武道館【セットリスト】01. Tell The Truth02. Key To The Highway03. Got to Get Better in A Little While04. Little Wing05. Why Does Love Got To Be So Sad? ~Acoustic Part~06. Rambling On My Mind (EC Acoustic Solo)07. Outside Woman Blues08. Nobody Knows You When You're Down and Out09. Running On Faith10. Motherless Children11. Little Queen of Spades12. Anyday13. Wonderful Tonight14. Layla15. Cocaine---------------------Encore アンコール-----------------------16. Crossroads1.Tell The Truth17:10武道館の照明が落ちいよいよ待ちに待ったECの武道館公演が始まるという事でワクワクする。いきなりドミノス時代の曲をオープニングに持ってきたECは1曲目から全開状態なのは、既に1ヶ月近く日本公演を続けている余裕から来るのか?それとも今日がファイナル公演なので余力を出し切る心境だからか?ECのヴォーカルも力強いがドイル・ブラムホール2世(今後は面倒なので「2世」は省略)のヴォーカルもECと息の合ったコーラスワークを見せてくれる。デレック・トラックスのギター・ソロもお見事!2.Key To The Highway1曲目終了と同時に間髪を入れずに2曲目へとなだれ込んで演奏したのが、やはりこちらもドミノス時代の曲で1曲目と同じアルバム「Layla」収録曲だ。ここでは1曲目同様にドイル・ブラムホールのヴォーカルが入ってくるあたりを見ていると、ECは彼をミュージシャンとして高く評価しているのが分かる。そして3人のギタリストによる「バトル」が早くもここで繰り広げられた。3.Got to Get Better in A Little While3曲目もドミノス時代の曲で、2曲目終了と同時にスティーヴ・ジョーダンの力強いドラム・ソロで始まる。この曲ではECのヴォーカルに2人の女性コーラス隊が加わりパンチ力のあるヴォーカルが会場内にこだまする。ECのギター・ソロも唸りを上げ、彼独特の首振りと上体エビ反りポーズが出て早くもステージ上でトランス状態に入った。ギター・ソロが終わるとギターの弦でも切れたのかスタッフに交換を要求するEC。スタッフも馴れているのか素早く代替のギターをサッと渡す。ECのギター・ソロが終わると今度はウィリー・ウィークスのベース・ソロへと移行し、セッション経験豊富なウィリーのファンキーな音が響きそれを笑顔で見つめるECもリラックスしている。ベース・ソロが続いていると今度はそこにドラムスが加わり、ベースとドラムスの競演が始まる。このドラムスを担当するスティーヴ・ジョーダンは狭いステージに最小限のドラム・セットから繰り出される確実なビートと力強さは見事である。前任者のスティーヴ・ガッドは幅広いジャンルでのセッション経験を生かした、どちたかと言えばテクニシャン・タイプであり力強さは感じさせなかった(でも管理人はガッドのドラムは好き)が、ジョーダンは回転の早い腕力でバンドをグイグイと引っ張る。ECはベース・ソロのパートが終わると演奏中にも関わらず「Willie Weeks」と声を張り上げて紹介した。二人の競演が終わると今度は若手のデレック・トラックスの見事なギター・ソロが入ってから曲は終わった。ECのMC:「こんばんは!Thank You!Good Evening」「This is the last night of our tour of Japan. It's sad to leave but we're happy to going home to our love ones. But we have some love ones here, too. We'd like to dedicate this set to, tonight, Mr.Udo,,,,and all guys working Udo artist. Thanks for wonderful tour. 」(管理人和訳:今夜は俺たちの日本でのツアーの最後の夜です。この地を去るのは寂しい事ですが、自分の愛する所へ帰れるのは幸せなことです。でも、私達には愛する人たちが今日ここにいます。(管理人注:この部分はこの日の聴衆へ、そして、日本のファン全体を指している事と解釈出来ます。)今日のステージは有働サン以下ウドー音楽事務所(招聘元)で働くスタッフの皆さんに捧げます。素晴らしいツアーをありがとう。(管理人注:実際のステージではECが何人かの日本人スタッフの実名を上げていましたが、ファンには分からないので聞き取りませんでした。))ECは普段からステージでは殆ど喋らない。「どうも、Thank You、ありがとう!」この3単語で済ませる。なのにこの日はここでこれだけの言葉をまくしたてる様に早口で喋った。場内のファンからも拍手が沸いたが、どこまで理解出来ていたかな?4. Little Wingこれもドミノス時代のアルバム「Layla」に収録されているがオリジナルはジミヘンの曲だ。この曲ではECのギター・ソロに始まりヴォーカルの合間にドイル・ブラムホールのソロがまず入る。一端彼のソロが終わりかけステージ後方に戻りかけたときに、ECが右人差し指で「もっと演れ!」と「指示」しソロが再び続く。そして今度はデレック・トラックスのソロが入り、今度は気が付くと3人のギター・バトルが展開されデレックのヴォーカルが入る。2回目のECのソロの時に、お得意の首振りポーズが入りまたまたトランス状態になってきた。ECのMC:「Thank You! ドーモ!」5.Why Does Love Got To Be So Sad?ドミノス時代のアルバム「Layla」からの収録曲がこれでもかと続く。この曲はスピード感溢れる曲で、ECのヴォーカルと女性コーラス隊との絡みも一体感があって息も合っている。ECのギター・ソロでは左足でリズムを取り、ここでも曲と同様にスピードに乗っていた。ECのMC:「ドーモ!Thank You!」と言った後に再び「ドーモ!Thank You!」6. Rambling On My MindECここでアコギにギターを持ち替える。バックのメンバーもECを一人残して一端ステージを降りる。この曲はブルース・ブレイカーズ時代のアルバムに収録されている、敬愛するロバート・ジョンソンの曲だ。ステージの中央でイスに座り一人でアコギを抱えて歌うEC。アコギを演奏しているが、彼のアコギはとてもアコギとは思えないほどその表現力は豊かである。「ギターの神様」はアコギを持っても凄いんだね~。流石!!ECのMC:「ドーモ!Thank You!」7.Outside Woman Bluesここでギターの二人と、ベースと、ドラムスがステージに戻るが、ステージ・セットはそのままで5人とも座っての演奏だ。この曲はクリーム時代の曲だが、演奏スタイルはギター3人にウィリー・ウィークスはアコースティック・ベースを演奏し、スティーブ・ジョーダンは箱の上に座り叩いていた。ECのMC:「ドーモ!」8. Nobody Knows You When You're Down and Outカバー曲であるがこれもドミノス時代のアルバム「Layla」からの収録曲。一端引き下がっていたバンドメンバーが再びここで揃う。ECもここではリラックスした雰囲気を楽しんでいるかのようだった。ECのMC:「Thank You!」9. Running On Faithここでこの日始めてソロ時代の曲が披露されたが、これはジェリー・ウィリアムスのカバーである。演奏ではドラマーが定位置のセットに戻る。ギター・ソロはデレック・トラックス→ドイル・ブラムホールの順に入る。ECのMC:「Thank You!」---------------------前半はここまで-------------------------今回のバンド・メンバーではギタリストを2人加えECと合わせて3人で臨んでいるのが特徴で、どの曲でもこの二人のソロを入れてECとのバトルを見せるスタイルを貫いている。従来のアンディ・フェアウェザー・ロウはあくまでもECのサポートに徹していたのとは異なる。更に長年バックで支えてきたベースのネイザン・イーストから今回は大ベテランのウィリー・ウィークスへと交代し、ドラマーもこちらも大ベテランのスティーヴ・ガッドから交代し、キーボードも超大物ジョー・サンプルからかつてのバンド・メンバーでもあったクリス・ステイントンに交代。ネイザン・イーストはジャズ・グループ「フォープレイ」の活動も忙しいだろうし(年明けそうすそう来日する)、他の2人もセッションの誘いは多いだろうからこれを気に一新したのだろうがこれは正解だった。ここで一端前半のレポートは終り後半へと続きます。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.LeAnn Rimes/What A Wonderful World
2006.12.09
コメント(0)
曲目: 1 Beautiful Day 2 I Still Haven't Found What I'm Looking For 3 Pride (in The Name Of Love) 4 With Or Without You 5 Vertigo 6 New Year's Day 7 Mysterious Ways 8 Stuck In A Moment You Can't Get Out Of 9 Where The Streets Have No Name 10 Sweetest Thing 11 Sunday Bloody Sunday 12 One 13 Desire 14 Walk On 15 Elevation 16 Sometimes You Can’t Make It On Your Own 17 Saints Are Coming(新曲、シングル) 18 Window In The Skies (新曲) U2の新作は未発表曲2曲を含むベスト盤だった。U2には過去に2作のベスト盤がある。それらはいずれも2枚組でどちらも1枚目はシングルを中心とした「ベスト盤」で、2枚目は「裏ベスト盤」とも呼ぶべきCD未収録曲などを中心に編集されていた。どちらも共通していたのは、グループとしてのキャリアを総括するベスト盤ではないという点だ。そうしたキャリア横断的なアルバムとして登場したのが今回の「18Singles」である。グループの出世作である「Pride(In The Name Of Love)」から大ヒット・アルバム「Joshua Tree」からの「With Or Without You」を経てテクノ・サウンドに傾倒していた1990年代の「One」「Mysterious Ways」から原点回帰的なサウンドになってきた2000年代のアルバムからの「Beautiful Day」まで。そして今アルバム用に2曲の新曲が収録された。そのうちの17曲目の「Saints Are Coming」はグリーン・デイとの共演版で9月25日のチャリティ・コンサートで披露され、その後、スタジオで録音したバージョンが収録された。この曲は「スキッズ」というスコットランドのグループのカバー曲。なお、シングルにはスタジオ版と9月25日のライヴ版が収録されている。もう一つの新曲「Window In The SKies」の詳細は不明だが、先日のさいたまアリーナでのライヴで早くも披露された。U2を聴きたいけど、何から聴いたら分からないと言ったビギナーにお薦めしたい。既にU2を良く知るファンには限定版として2005年7月21日のミラノでのライヴ映像が収録されているのでそれを楽しみにしてもいいかも。管理人はこの限定版を購入しましたがまだこのライヴ映像は見ていないので今度の休みにでも見ます。人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Randy VanWarmer/Songwriter
2006.12.06
コメント(2)
ビリー・ジョエル・東京ドーム公演詳細「日本一詳しい!ビリー・ジョエル・東京公演レポート」2前半のレポートの続きとなります。前日のレポートでは下記のセット・リストの11曲目まで紹介しましたので、今日は残りの最後までを報告いたします。鑑賞日:2006・11・30 会場:東京ドーム【セットリスト】(後半部分) 12.An Innocent Man(An Innocent Man~1983) 13.Miami 2017(Seen The Lights Go Out On Broadway)(Turnstiles~1976) 14.She's Always A Woman(The Stranger~1977) 15.I Got To Extremes(Storm Front~1989) 16.The River Of Dreams(River of Dreams1993) 17.Highway To Hell(Highway To Hell~1979) AC/DCのアルバムから。リード・ヴォカールはリッキー・ラポイント(ビリーのスタッフ) 18.We Didn't Start The Fire(Storm Front~1989) 19.Big Shot(52nd Street~1978) 20.It's Still Rock & Roll To Me(Glass Houses~1980) 21.You May Be Right(Glass Houses~1980)- - - - - Encore - - - - - 22.Scenes From An Italian Restaurant(The Stranger~1977)23.Piano Man(Piano Man~1973) 12.An Innocent Man私の好きなビリーのアルバムからのタイトル曲。ここではステージ上のスタンド・マイクに向って熱唱するビリーの表情はとても豊かだった。指を鳴らしリズムを刻みながら歌うビリーだが、この曲ではプレイヤーとしてではなく「ヴォーカリスト」としての実力を感じさせられた。ビリーのMC:「Thank You,ドーモ!」「ベースはアンディ・シコンです!」「次の曲は1976年のアルバムからです」13.Miami 2017(Seen The Lights Go Out On Broadway)28日のショウでは3曲目に披露されたこの曲はこの日は何故か中盤に移動となっていた。管理人はこの曲の歌詞のイメージが前から大好きで、今回のツアーのセット・リストに入っていて嬉しかった。曲の構成が「The Stranger」と同じでビリーは恐らくこの曲の構成を発展させて、後に「The Staranger」を書いたのだと私は前から思っています。5の「Zanzibar」でオリジナルと歌詞を一部変えて歌っていたが、この曲の後半で「Before The Mafia Took Over Mexico」の「Mexico」を「Tokyo」と変えていた。ビリーのサービスだろうが歌詞の意味として「東京がマフィアに支配される前」ではおかしいので、まあ深く考えない方が良いでしょう。残念な事にこの曲が始まと席を立ってトイレに(たばこかな?)行く人たちが見受けられたけど、折角ステージに集中しているのに興ざめだった。14.She's Always A Woman 前曲から続いてこの曲へとなだれ込んだ。前曲の様な派手さはないけどしっとりとビリーは歌っていた。マーク・リヴェラがここではフルートを演奏していたが、彼は曲によってはギターを弾いていた。トイレに行っていた連中が戻ってくる。15.I Got To Extremes今回のセット・リストでは1980年代後半から1990年代までの曲は僅かだが、その中の一曲がこれ。しっとりとした曲から再びロック調の曲に戻り観衆の手拍子がドーム内にこだまする。ビリーもロック魂を発揮しヴォーカルに力がみなぎってきて、表情を見ていると顔が上気してきて赤くなっているのが分かる。もう、この時点で座って演奏するのが難しくなってきたのか中腰になり、最後は立ち上がり踵(かかと)で鍵盤を叩くパフォーマンスで大いに盛り上がったり、倒したイスを持ち上げていたがチョッと苦しそうなビリーだがファンは大喜び。マーク・リヴェラはこの曲ではギターを弾いていた。16.The River Of Dreamsフィリー・ソウル風の曲だが原曲は黒人コーラスをバックに起用していたが、ここではバンドのメンバーたちが普通にコーラスを付けていた。この曲もノリがいいので観衆も引き続き体でリズムを取りながら乗れるそんな曲だ。ビリーの演奏はピアノの連弾で力が入り張り切っていたのが遠くからも分かる。ビリーのMC:「Thank You」「パーカッション、サックス、ギターをこなすクリスタル・タリエフェロです!」(管理人注:彼女のパーカッションは女性ながら力強い)「(ビリーがギターを抱えて)ギターを持ってここに立つときついね。これからやるのは秘密の曲だよ。」(管理人注:ビリーはもう少し話していたけど良く聞き取れなかったのでご勘弁を)17.Highway To Hellビリーがギターを持ってバックの演奏が始まるとステージの左袖から一人のシャツ姿の大柄な男性がいきなり登場。うん?この男は誰?とドーム内の観衆が戸惑う中をハードロック調の曲を野太い声で絶叫するこの男。ビリーは最初はぎこちなくギターを弾いていて歌う気配はなし。ビリーはステージを降りて下段でギター歩きながらを弾いていた。曲が終わるとこの男は出てきたステージの左袖へと消えていった。あの男の素性は?でも、袖から出てきたからビリーのスタッフかなとこの時は思った。そこでこの男の正体が意外なところで判明した。開演前に買ったプログラムを終了後読んでいると、何と「あの男」が写っているではないか?何々、彼の名前は「リッキー・ラポイント」で英文のプログラムを読んでいると、フムフム彼はどうやらステージの設営を担当するスタッフの一人のようだ。ビリーはこの曲が終わると彼の事を「Chainsaw」と連発していて、プログラムの彼の名前と共に「Chainsaw」と書いてあったのでニックネームだろうか?と言うことは「電動ノコギリ」?因みにこの曲はHRバンドAC/DCの曲らしいが原曲について管理人は全く知りません。出来ればこの曲を止めてビリーの曲を聴きたかったです。ハイ!18.We Didn't Start The Fire前曲から続いてこの曲でもギターを抱えてステージで唄うビリー。ギターを弾くビリーと言うと「A Matter Of Trust」のPVで見ることができるがどちらかと言えば珍しいシーンである。この曲は戦後のトピックを歌詞にするというビリーならではのアイデアで全米1位を取った曲。15曲目からノリノリの曲が続く中で、スタンドの観衆の手拍子がここでもドーム内に響いていた。19.Big Shotノリの良いヒット曲を畳み掛けるように歌い続けるビリーを見ていると、顔に刻まれたしわこそ目立つがロック・スピリットは健在でありファンには嬉しい事だ。この曲ではギターもピアノも持たないで、ステージ上のスタンド・マイクを振り回す派手なパフォーマンスで観衆を魅了した。ステージの袖でマイクを逆さにしたり、ステージ下段で肩越し担いだり、マイクで遊んでいるようなビリーの表情はエンターテイナーそのものだ。20.It's Still Rock & Roll To Me再びビリーの全米1位曲がここで登場した。この曲でもビリーの楽器演奏はなく、相変わらずスタンド・マイク・パフォーマンスで沸かせる。そして曲が始まるとYG(読売ジャイアンツ)マークの野球帽を被り1分ほど唄うとおもむろにスタンドに投げ入れ、それを奪うアリーナ席の客たち。マイク・パフォーマンスで大量の汗をかいたのか、ジャケットの左袖をまくり唄うビリー。21.You May Be Rightこの曲で再びピアノ台に戻るビリー。流石にロック全開でお疲れなのかこの頃になるとMCもなし。前曲と同じアルバムに収録されていた曲でこの曲もロック色が強く、私は発売当時頻繁にこの曲を含むこのアルバムを愛聴していました。ピアノに向って唄っていてもビリーの腰は所々浮いてきて、やはりノリの良い曲を唄っている時のビリーの表情はまさにロックンローラーそのものだ。バラードを唄う時のビリーの表情の落差があるのも我々には魅力と映る。ビリーのMC:「Thank You,Tokyo!」20:56分 ここでアンコール前の「第1部」は終了。場内には万雷の拍手がステージのビリーの注がれお辞儀をして応えるが、当然ながらアンコールを期待するファンの拍手は2分間鳴り止む事は無かった。------------------------Encore アンコール---------------------------22.Scenes From An Italian Restaurant鳴り響く拍手の中を表れたビリーは日本風のお辞儀をしながら現れた。マーク・リヴェラのサックスが良い味をだしていた。ビリーのMC:「Thank You」曲終了後声援に応えるビリーは、時計を見る仕草をしたりステージ上でおどけて「帰ろうか、もう一曲行こうか?」見たいなジェスチャーで笑いを誘う。23.Piano Manビリーが最後に選んだ曲は彼の出世作とも言うべき名曲「PIANO MAN」だ。ビリーはハーモニカを取り出し首に巻きつけピアノに向う。そしてそのハーモニカでのイントロは...「上を向いて歩こう」(英名:Sukiyaki)ではないかこれには驚いた。ワン・フレーズを演奏してから「PIANO MAN」へと移り大きな拍手が沸いた事でこのビリーの初期の名曲への期待感が分かるというものだ。管理人もこの曲は大好きでライヴで聴きたかった曲でしたので大感激。ビリーは途中で歌詞を変えて、東京のファンへの感謝を曲に乗せながら唄っていたけど観衆は気が付いたかな?ビリーのサービス精神はここでも発揮され、サビの部分の歌詞「Sing us a song you're a piano man...」から続く歌詞のところでマイクをオフにし観衆の大合唱がドームにこだました。勿論、管理人も歌詞は暗記していますので精一杯唄いました。もう大感激の瞬間でした。ビリーのMC:「Arigato!Tokyo!」「Thank You!」ビリーのライヴはこうして21:14分に終了。人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.James "JT" Taylor/Feel The Need
2006.12.01
コメント(8)
ビリー・ジョエル・東京ドーム公演詳細「日本一詳しい!ビリー・ジョエル・東京公演レポート」大物アーティストのライヴを片っ端から鑑賞した中で、何故だかビリー・ジョエルだけはタイミングが合わず過去の来日コンサートも行けず今回やっと行けて嬉しかった。ビリー・ジョエルは私が高校生から大学生時代にかけて頻繁に聴いていたので、今回のセット・リストを事前に入手できた時は胸がときめきました。それでは彼のコンサートに行けなかった人たちの為にも、出来るだけ詳しく私個人の感想も含めて記します。鑑賞日:2006・11・30 会場:東京ドーム【セットリスト】 1.Prelude~Angry Young Man(Turnstiles~1976) 2.My Life(52nd Street~1978) 3.Honesty(52nd Street~1978) 4.The Entertainer(Streetlife Serenade~1974) 5.Zanzibar(52nd Street~1978) 6.New York State Of Mind(Turnstiles~1976) 7.Allentown(The Nylon Curtain~1982) 8.Don't Ask Me Why(Glass Houses~1980) 9.The Stranger(The Stranger~1977)10.Just The Way You Are(The Stranger~1977) 11.Movin' Out(The Stranger~1977) 12.An Innocent Man(An Innocent Man~1983) 13.Miami 2017(Turnstiles~1976) 14.She's Always A Woman(The Stranger~1977) 15.I Got To Extremes(Storm Front~1989) 16.The River Of Dreams(River of Dreams~1993) 17.Highway To Hell(Highway To Hell~1979) AC/DCのアルバムから。リード・ヴォカールはリッキー・ラポイント(ビリーのスタッフ) 18.We Didn't Start The Fire(Storm Front~1989) 19.Big Shot(52nd Street~1978) 20.It's Still Rock & Roll To Me(Glass Houses~1980) 21.You May Be Right(Glass Houses~1980)- - - - - Encore - - - - - 22.Scenes From An Italian Restaurant(The Stranger~1977)23.Piano Man(Piano Man~1973) 1.Prelude~Angry Young Man19:09分、東京ドームの照明が暗くなり、大歓声に包まれてビリー登場!この曲はビリーのピアノの腕前の見せ所で早弾きを堪能出来る。ビリーはイスから腰が浮くくらいに熱心に力を込めてピアノを弾き熱唱する姿に早くも管理人は引き込まれました。2.My Life(日本風にお辞儀してから)次はどの曲か?との観衆の期待をよそにビリーは日本の歌「さくら」のワン・フレーズを披露。そして「My Life」の演奏が始まると1曲目以上に凄まじいばかりの盛り上がり方で、東京ドーム内に拍手がこだまする。管理人も大好きなこの曲が2曲目とは感激でした。ビリーのMC:「Thank You,ドウモアリガトウ!」「コンバンハ東京!Good Evening,次の曲は1978年のアルバムからです。このアルバムは俺が(ビリーのこと)東京に居たときに発売になったんだっけ?どうだったかな?」3.HonestyMy Lifeと同じアルバムに収録されている日本での人気を定着させるきっかけになった曲。ビリーのMC:「Thank You,Thank You」「今日のショウはTV収録されているよ。何時放送されるのかな?え、1月?1月だってさ!」(管理人注:当日配布されたチラシではフジの衛星放送で4月だそうです。)「次の曲は1975年のアルバムからです」4.The Entertainerビリーの初期のレパートリーでロスで活動していた頃の曲。どことなくラテンぽい味付けがされている。この頃になるとビリーの唄う表情にも余裕が出て来始める。ビリーのMC:「Thank You,Thank You」「キーボードはデーヴ・ローゼンタールです!」(管理人注:名前の次に出身地の州名も紹介していた、以下メンバー紹介は同じスタイルで)「次の曲は僕の好きな曲です。」5.Zanzibarこの曲をライヴで聴けたのは嬉しかった。管理人の好きなナンバーで発売当時から好きだった。ビリーが歌う部分はロックで、中間部とラストのホーン・セクションのソロが入るパートはジャズであり二つのジャンルが融合した素晴らしい一曲。歌詞にはビリーの大好きな野球(彼はヤンキース・ファン)のことがふんだんにでてくる。その中でオリジナルの歌詞は「(ピート・)ローズはゲームを支配する事ができるけど、新聞の一面はいつもヤンキース」の部分のローズとは大リーグ通算最多安打記録を持つ選手のこと。しかしこの日は「ローズの野球殿堂への道は険しい」と歌詞を変えて歌っていたが皆さんは気が付いたかな?カール・フィッシャーのトランペットとフリューゲル・ホーンのソロの素晴らしさにもビリーに負けないほど大きな声援が送られていた。6.New York State Of Mindビリーの数多い名曲の中でもジャンルを超えて多くのミュージシャンにカバーされているNY賛歌。イントロのビリーのピアノ・ソロでこの曲と分かり歓声が上がった。ラストのパートでビリーのピアノとマーク・リヴェラのサックスの掛け合いで大きな拍手が送られていた。ビリーのMC:「Thank You」「サックスはマーク・リヴェラです!」(管理人注:マーク・リヴェラはビリーの'80年代のアルバムから参加しライヴでもバックに長い間加わっている。)7.Allentownレコードと同じ様に蒸気機関車のSEで始まる。鉄鋼業界の不況を嘆く曲で途中鉄を叩くSEが度々入る。全体的にダイナミックな演奏が印象的でその部分をバンドの紅一点のメンバーが一翼を担っている。ビリーのMC:「ギターはトミー・バーンズです!」8.Don't Ask Me Whyダイナミックな演奏が持ち味の前曲から打って変って中間部でビリーのピアノ・ソロが聴ける曲で管理人もこの曲は好きです。ビリーのMC:(ステージ袖のカメラマンに向って)「そのカメラこっちから撮ったら良いんじゃない?」(管理人注:カメラマンに向っておどけた表情やジェスチャーを取るビリー)「次の曲は1977年のアルバムからです」9.The Stranger日本での人気曲の一つであるこの曲の特徴的な口笛のSEとビリーのピアノがイントロで聞えて来ると同時に場内が「ワッと」沸く。口笛が終りバンドと一体になって力強いロックが東京ドームに鳴り響くと、会場のあちこちから手拍子が鳴りノリノリのビリーの演奏に会場も大騒ぎ。10.Just The Way You Areこれも何の説明も要しない名曲で日本での人気も高い。中間部でのサックス・ソロはマーク・リヴェラが艶やかに吹く。会場の観衆もこの曲では前曲とは打って変ってしんみりとしていた。ビリーのMC:(水をグッと飲み干して)「(日本語で)イチ、ニイ、イチ、ニイ、サン、シ」(管理人注:厳密にはMCではありませんが日本語でカウントしたので)11.Movin' Outアルバム「The Stranger」からの収録曲が3曲続く。ホーン・セクションの3人がステージ下段のアリーナ席最前列に張り出している部分まで降りてきて演奏する。演奏後、マーク・リヴェラが二言三言笑顔でビリーと言葉を交わしていた。ビリーのMC:「ドラムスはチャック・バージです!」この時点で開演から1時間が経過した。ここまでのセット・リストを見ると28日の時とは(私は観ていませんがリストから判断)「Miami2017」の演奏順番が繰り下がり、「Keeping The Faith」がカットされた以外は変更なしです。演奏曲は1970年代の曲が中心で1980年代の曲はここまで2曲と少ないのも特徴でしょうか。ビリーは気分が乗ってくるとピアノ演奏中でも中腰になって熱いロック魂を感じさせます。ステージ上のトークも可能な限り聞き取れた範囲は紹介しましたが、所々ブツブツ話していた部分がありそうした聞き取れなかったのは割愛しました。それでも紹介した訳文でビリーが何を話したかは大体つかめると思います。それでは後半のライヴ・レポートは明日の日記をご覧下さい。 人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Stevie Wonder/Talking Book
2006.11.30
コメント(9)
10月CD購入履歴1.Fourplay/X2.Soundtrack/フラガール3.Leigh Nash/Blue On Blue4.Tony Bennett/Duets~An American Classic5.Jeff Larson/Swimming In The Make Believe1はフュージョン界最高峰のグループ「フォープレイ」の最新盤。ギターがリー・リトナーからラリー・カールトンに交代してから今のラインナップになった。今回のゲスト・ヴォーカリストはマイケル・マクドナルドで、スティーヴ・ウィンウッドのナンバーを歌っている。2は現在大ヒット中の邦画「フラガール」のサントラ盤。音楽は日系人でハワイ出身のウクレレ奏者ジェイク・シマブクロが担当しているが、映画の内容の素晴らしさに音楽も負けていない。3は「キッス・ミー」で知られる元シックスペンス・ノン・ザ・リッチャーの紅一点ヴォーカリスト、リー・ナッシュの透明感ある歌声とポップス・ナンバー満載の素敵なアルバム。4は「ニューヨーク、ニューヨーク」「想い出のサンフランシスコ」等のヒット・ナンバーで知られる超ベテラン・シンガー、トニー・ベネットがフィールドを超えて集めた豪華ゲストとの共演盤。U2のボノ、ポール・マッカートニー、エルビス・コステロ、バーブラ・ストライザンド、フアネスなど多才なゲストとの共演を楽しみたい。5は現代のAORシンガーとでも呼べるジェフ・ラーソンのアコギとヴォーカルが素敵なアルバム。一枚通して20年前のウェスト・コースト・サウンドを堪能出来る。爽やかなアコギの音色が耳に心地良い。10月は全て新譜だけで5枚となった。新譜だけだったのは珍しいかな、大抵は過去の旧譜などが中心なので今回はタマタマだろうか?それでも11月となると米国でのクリスマス商戦を睨んで大物アーティスト達のアルバムが続々発売される。特に、ベスト盤やX’Masアルバムが出るのもこの時期でマメにCDショップに足を運ばないとね。当面はU2とグリーンデイとの共演作を収録したベスト盤でも買うとするか。人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.John Lennon/John Lennon/Plastic Ono Band
2006.11.11
コメント(0)
I-podを昨年の11月5日に購入したので、かれこれ一年近くが経過しようとしている。この間に追加収録した曲数は「7,061」で今でも毎日追加していて、それらは日記の中の「今日の主なBGM」で記している通り。自分でもCD所有枚数を把握していないので、まだどの程度未収録なのか全く把握出来ていない。基本的に毎日追加収録したアルバムを最初に聴いて、終わると再生回数が少ないアルバムを中心に聴くというスタイルが定着してきた。I-podでは今まで聴く機会が少なかったアルバムを優先(CD所有枚数も千枚を超えると聴く機会が少ないのも多いです)して聴いてきた。そうすることでまたそのアルバムの新たな魅力に気が付いたりすることもあった。自分の音楽スタイルは「アルバム単位」で聴く事。従って、ネットでダウンロードして曲単位で「買う」と言うのは到底受け入れられない。I-podを購入したことで埋もれていた曲やアルバムに再び出会えて良かった。これからも出来る限り収録曲数を増やして音楽ライフを楽しむ。人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Bruce Springsteen/The Essential Disc 3
2006.10.18
コメント(0)
9月CD購入履歴1.Donny Hathaway/Live(1971)2.Herb Alpert & The Tijuana Brass/S・R・O(1966)3.Nick De Caro And Orchestra/Happy Heart(1969)4.Jay Graydon/Past To Present-The 70s5.Stephen Bishop/Red Cab To Manhattan(1980)1は故ダニー・ハザウェイのLAとNYでのライヴからピックアップして収録したもの。ステージと観客席が近いのか、熱気溢れる内容となっている。2は人気絶頂期のティファナ・ブラスのアルバムだが、超多忙な当時にあっても彼らのグループのアイデンティティだけは失っていないのは流石だ。3はニック・デカロがオーケストラを率いて録音したイージー・リスニング・アルバム。収録曲は映画音楽に混じり「ヘイ・ジュード」「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」等のビートルズ・ソングもあり、更に後年のAORの名盤「イタリアン・グラフィティ」を思わせるヴォーカル曲も2曲。ある意味でこの2曲がAOR誕生の瞬間とも極論出来るかも知れない。4はAOR界の名プロデューサーでありギタリストでもあるジェイ・グレイドンが、1970年代から他人に提供してきた自作曲などのデモ・テイクやガイド・ヴォーカルなどの貴重な未発表テイクにCMソングやTVドラマテーマ曲を集めて構成されている。名作「Airplay」収録曲のデモ・テイクもあるので聞き比べてみても面白いと思う。5はスティーブン・ビショップが発表したAORアルバム。彼らしい生活感溢れる歌詞やメロディも素晴らしいが、フィル・コリンズやエリック・クラプトンらをゲストに迎えているバックも超豪華だ。人気blogランキングへ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【写真館】東北温泉巡り1東北温泉巡り2[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Leigh Nash/Blue On Blue
2006.10.16
コメント(0)
8月CD購入履歴1.Various Artists/Henry Mancini:Pink Guitar(2004)2.Ernie Watts/Chariots Of Fire(1982)3.Various Artists/The Movie "Hula Girl" Presents Hula Style Music4.Summer/In Malibu(1976)5.Marilyn Scott/Without Warning!(1983)6.David Roberts/All Dressed Up(1982)1はネットショップで購入。2004年のグラミー賞を授賞したアルバム。ジャズ系アーティストによる、故ヘンリー・マンシーニが書いた映画音楽をアコギで演奏した企画アルバム。2は名サックス奏者アーニー・ワッツが1982年にプロデューサーにクインシー・ジョーンズを迎えて製作されたアルバム。ヴォーカル曲ではジェームス・イングラムが参加するが、TOTOのメンバーを含むバックの演奏陣は豪華だ。3は9月23日に公開される邦画「フラ・ガール」からの企画アルバム。新旧のハワイアン・ポップスを中心に構成されている。これを聴いているとリゾート地の風に吹かれているかのような錯覚を受ける好企画アルバム。4もハワイ関係の音楽だが、こちらは「カラパナの弟分」バンドと言われたハワイ出身の「サマー」が1976年に発表した一枚。プロデュースもカラパナのメンバーが担当している。ロス郊外のマリブ・ビーチで合宿しながら作られたアルバムで、そうした西海岸的な香りとハワイらしい大らかさが混ざった好アルバム。このアルバム入手には随分と時間を費やすことになったが、何とかアマゾンで購入出来た。5は今ではジャズ・シンガーとしての地位を築いたマリリン・スコットが1983年に発表した。ブルーアイド・ソウル系のヴォーカルとAOR的曲調が程よくマッチしている。プロデューサーはマイケル・センベロ。6はデヴィッド・ロバーツが1982年に発表した、エクゼクティブ・プロデューサーにジェイ・グレイドンを迎えて制作されたAORアルバム。バックの演奏にはTOTOのメンバーが参加し、ロバーツのヴォーカルを見事にサポートしている。一時は幻のアルバムとされ今回のCDはファンの間では長く待たれていた。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Jay Graydon/Past To Present-The 70s
2006.09.21
コメント(0)
バック・ナンバーはこちらでご覧になれます【壮大なメッセージ・ソング】このグループはジェネシスのギタリストであるマイク・ラザフォードが結成したユニットである。ジェネシスと言えば言わずと知れたドラマーのフィル・コリンズがソロでの人気をグループにも持ち込み、アルバム「Invisible Touch」はその勢いのままヒットを連発した。マイク・ラザフォードはそんな同僚フィル・コリンズに刺激?されたのか、グループ活動の合間を縫ってこのユニットを立ちあげた。1987年にファースト・アルバムを発表し「All I Need Is A Miracle」がシングル・ヒットした翌年に早くも「Living Years」を発表した。この曲はマイク・ラザフォードが亡くなったばかりの父の面影を、その年に生まれた子供と重ね合わせた所から曲の構想を練った。その部分の歌詞は下に紹介しているので読んでもらいたい。高校一年生程度のレベルの英語力があれば理解できると思うので和訳に挑戦してみてください。曲調はこうした内容を反映して重い感じがするがアレンジは緻密に施されているし、ポール・キャラックのしゃがれ声のヴォーカルと子供達のゴスペルっぽいコーラスとの絡みは秀逸だ。ポール・キャラックは思い入れタップリに歌うのだが、歌詞の内容としては「親子間の世代のギャップがテーマとなっている。そこで、(親が)死んでから自分の思いを伝えても遅い」ので生きている間に伝えるべきだったと後悔する。PVでは歌詞に沿ってバンドのスタジオがあり、コーラス部分では子供と大人がサビの部分をポール・キャラックと一緒に歌うシーンがある。ビデオの最後の方ではマイク・ラザフォードが墓地を訪れるシーンがあり、これが最後の部分の歌詞に繋がっているのだ。壮大な空撮映像とこうしたシーンが絡んでこのPVも曲同様素晴らしい出来となっている。歌詞の字幕も出てくるので映像と一緒にその意味も噛み締めて見て下さい。PVはこちらをクリックしてご覧下さいI think I caught his spiritLater that same yearI'm sure I heard his echoIn my baby's new born tearsI just wish I could have told him in the living years歌詞はこちらをご覧下さい人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Marilyn Scott/Without Warning!
2006.08.27
コメント(1)
バック・ナンバーはこちらでご覧になれます 【U2の記念碑的一曲?】1984年にこの曲を収録したアルバム「The Unfogettable Fire」の2曲目に収録され、U2が世に広く知られるきっかけとなった記念すべきヒット・シングルでもある。英国のアルバム・チャートでは見事に1位を獲得し米国でも12位を記録し、シングル・チャートでは33位となり今ではU2のライヴでは必ず演奏される重要なレパートリーでもある。U2はこの語1987年に「The Joshua Tree」を出しそこからの活躍は言うまでも無いが、この「Pride」が導火線になったのは明らかだ。この曲はU2の持つロックバンドとしての荒々しさと曲の分かりやすさが同居している上に、激しいメッセージ性も持ち合わせているのが魅力でもある。彼らはこの曲に黒人運動家であり1968年4月4日メンフィスで暗殺されたマーティン・ルーサー・キング牧師の無念さをテーマにしている。「彼らは(キング牧師の)命を奪ったがプライドまでは奪えなかった」とBONOが激しく歌っているのがこの曲の全てだ。この曲が発表されたのは今から22年前だが、この曲のPVを観るとメンバーの変動が一度もない結束力も凄いがBONOの若々しさも目に付くので是非観ていただきたい。歌詞はこちらをご覧下さい人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Diana Ross/The Very Best Of Diana Ross~Love And Life(Disc 2)
2006.08.25
コメント(0)
7月CD購入履歴1.The Beatles/The Capital Albums Vol.2(4枚組BOXセット)(1965/2006)「The Early Beatles」「Beatles 6」「Help!Original Motion Picture Soundtrack」「Rubber Soul」2.Santana/Caravanserai(1973)3.Karen Blake/Just One Heart(1984)4.Russ Taff/Walls Of Glass(1983)5.Audy Kimura/Looking For "The Good Life"(1983)7月は枚数上は4作品だがビートルズのボックスセットは4枚組みであるので事実上7枚購入と同じである。このボックスセットは米国編集盤CD化第二弾で初期のビートルズの米国キャピタル社独自の編集盤が陽の目を見てCd化されている。今後の計画は分からないが日本はオリジナル主義で米国盤の評価はまちまちだった。他の三枚は1970~80年代のアルバムで7月は新譜購入はなし。2のサンタナは彼のキャリアの中でも評価が高いとされている一枚で、ジャズの即興演奏をサンタナ独自の解釈で進めた個性が光る一枚。アルバム・ジャケットも素晴らしい。3は女性AORシンガーのカレン・ブレイクの今のところ唯一と思われるアルバムだが、バックの演奏陣が素晴らしい。西海岸系の一流どころのセッション・マンがずらりと揃った。4は元インペリアルズのヴォーカリストであったラス・タフがグループ脱退後に発売したAORアルバム。彼のヴォーカルと曲の良さに加えてここでも一流セッション・マンの演奏を堪能できる。因みに3のアルバムとは制作時期も近く、3での演奏陣と一部同じ顔触れが見れるのは興味深い。5はハワイ出身の日系人アウディ・キムラが発表したアルバムで、爽やかで波間を漂うなサウンドがこの時期にはピッタリの一枚だ。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Michael McDonald/The Voice Of Michael McDonald
2006.08.04
コメント(0)
バック・ナンバーはこちらでご覧になれます曲名1.Don't Stop Till You Get Enough2.Rock With You(クリックしてPVをご覧下さい)3.Working Day And Night4.Get On The Floor5.Off The Wall6.Girlfriend7.She's Out Of My Life8.I Can't Help It9.It's The Falling In Love10.Burn This Disco Out主なミュージシャン:Guitar:Phil Upchurch,Larry Carlton,Wah Wah WatsonBass:Louis JohnsonDrums:John RobinsonPercussion:Paulihno Da CostaKeyboards:Greg Philinganes,David Foster,Steve Porcaro,George DukeHorn Section:THE SEAWIND HORNS【マイケルの快心作】マイケル・ジャクソンは例の幼児虐待疑惑裁判?がようやく結審したものの、破竹の勢いを誇っていた'80年代と比べると見る影も無いほどその音楽活動は冴えない。彼のソロ作と言えば「Thriller」「Bad!」と今日紹介する「Off The Wall」の三作品が最も知られているしマイケルを知る上でも外す事が出来ないのは言うまでもない。どうしても「Thriller」からのメガヒット連発が「このアルバム=マイケルの代表作」とイメージが定着しているようだ。「Thriller」のメガヒット連発も「Off The Wall」のヒットが無ければ果たしてここまでヒットしただろか?「Off The Wall」も「Thriller」に負けず劣らず大ヒットを飛ばしているのだ。音楽性においてはむしろこちらの方がバラエティに富んでいるとさえ思っているよ俺は!その豊かな音楽性は名プロデューサーであるクインシー・ジョーンズ(最近どうしているのかな?)無しには語れない。演奏陣も彼の人脈をフル活用しているし、目立たないが人気フュージョン・バンド「シーウインド」のホーン・セクションを起用しサウンドに幅を持たせたりと、流石クインシーと唸ってしまう。【アルバム収録曲について】1.Off The Wall(Michael Jackson)当時流行していたディスコ・サウンドを全面にだした曲。PVではマイケルが銀ラメのスーツを纏って踊る様子を見れる。マイケルのファルセットを利かせたヴォーカルに、時折「地声」がボソッと入る工夫はクインシーのアイデアか?演奏面では「シーウインド・ホーンズ」のダイナミックな演奏が華を添えている。シングル・カットされ見事に1位を獲得した。2.Rock With You(Rod Temperton)このアルバム中で最もヒットしたのは表題曲でも1曲目でもなくこの曲だった。この曲は私がこのアルバムで最も好きな曲でもある、ミディアム・テンポのこれもディスコ・サウンドを意識して作られた曲だ。PVは曲目の欄をクリックすると見れます。シングル・カットされて見事に1位を4週獲得した。3.Working Day And Night(Michael Jackson)マイケル作のアップテンポなディスコ・サウンド4.Get On The Floor(Michael Jackson/Louis Johnson)マイケルとベースのルイス・ジョンソン(ブラザーズ・ジョンソン)との共作曲で、これもディスコ・サウンドを意識した上にモータウン・サウンドも程よく取り入れた曲。5.Off The Wall(Rod Temperton)アルバムの表題曲でありシングル・カットされて10位を記録した。ビートの利いたリズムと「シーウインド・ホーンズ」のホーンが見事にマッチしている。この曲は当時HONDAのスクーターのCMのBGMに使われてマイケル本人がスクーターに乗っている映像がCMとしてお茶の間に流れていたのをはっきりと覚えている。6.Girlfriend(Paul McCartney)マイケルは当時ポール・マッカートニーの娘と交際中で、ポールがマイケルにこの曲を贈った。ポールのヴァージョンはウィングスの「London Town」に収録されているが、ポール版はファルセットでのヴォーカルでマイケルのような声で歌っているのに注目。マイケル版のヴォーカルは多少コミカルに歌っているのが特徴である。演奏陣にはデヴィッド・フォスターがシンセサイザーで参加している。7.She's Out Of My Life(Tom Bahler)マイケルが情感タップリに歌うアルバム中一番静かでしっとりとした曲。この曲はコンサートでも歌われ、マイケルがステージでシンセサイザーだけをバックに歌い何故だか必ず涙を流す。自分の下を去っていった彼女への未練を歌っている。ギターはラリー・カールトン。シングル・カットされて10位を記録した。8.I Can't Help It(Stevie Wonder/Susaye Greene)スティーヴィー・ワンダーとスーゼイ・グリーン(何者か知りませんが)共作の素敵な曲。二人の関係やどちらがどの位の割合で作った曲かは知りませんが、サビ部分はスティーヴィーらしさが出ているミディアム・テンポのAORっぽい曲。9.It's The Falling In Love(Carole Bayer Sager/David Foster)バート・バカラックの元夫人でもあるキャロル・ベイヤー・セイガーとグラミー賞授賞プロデューサーでもあるデヴィッド・フォスターとの共作曲。アルバム中最もAORテイストを感じさせる曲で、パティ・オースティンのバック・ヴォーカルとマイケルの絡みも良いし、どこかキュートな雰囲気も漂うアレンジはクインシーとデヴィッド・フォスターの二人の力に負うところが大きい。10.Burn This Disco Out(Rod Temperton)最後の曲では再びディスコ・サウンドで締める。「シーウインド・ホーンズ」のホーンが乗りまくっている。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Bruce Springsteen/Devils & Dust
2006.07.20
コメント(5)
バック・ナンバーはこちらでご覧になれます【二人の個性、秀逸なPV、R・ティーの名演奏が堪能出来る曲】ピーター・ゲイブリエル(ガブリエル)は広く知られているように、「ジェネシス」の創始者でもありヴォーカリストとして活躍していた。しかしジェネシスは脱退しソロへと転向した。ジェネシスはピーターが抜けて4人組となりグループ存続の危機を迎えるが、ドラマーのフィル・コリンズを後任のヴォーカリストとした。スティーヴ・ハケットもその後脱退し3人組となり'70年代後半からフィルのソロ活動が大ヒットを連発しグループとしての活動は限られてきた。ピーターはソロ転向後はワールド・ミュージックを大胆に取り入れたり政治的なメッセージを曲にしたりしていた。そしてMTV時代が到来するとゴドレー&クレーム(元10CC)をビデオ・ディレクターに迎え他には真似できないビデオを制作しその音楽とともに注目をあびる。「Don't Give Up」は1986年に発表されたアルバム「SO」の3曲目に収録されている。このアルバムからは「Sledgehammer」「Big Time」「In Your Eyes」などのシングル・ヒットが生まれ中でも「Sledgehammer」は見事に1位に輝いている。「Don't Give Up」はケイト・ブッシュとピーターのデュエットであるが、そこはこの個性の強い二人の共演なので平凡なデュエット曲にはなっていない。曲はトニー・レヴィン(元キング・クリムゾン)のベースが不気味に唸り、二人が交互にパートのヴォーカルを取る形。2分40秒を過ぎた辺りで今度はリチャード・ティー(元スタッフ)の「黒っぽい」ピアノが入る。ここからベースとピアノが絡み印象的な演奏を聴かせる。この演奏と二人のヴォーカルにメロディ・ラインがみごとに一体となりこの曲を形作っている。ピーターのヴォーカルは野太い声にも多少高音が入り、ケイトの小悪魔的な高音のヴォーカルとが見事に対となって素敵な曲となった。最後にこの曲のPVも是非ご覧いただきたい。監督は前述のとおりミュージック・ビデオ界に革命的な手法やアイデアを持ち込んだゴドレー&クレーム。ピーターとケイトが二人で抱き合いながら回転しながら歌っている。背景は日食の様子を再現し明るくなったり暗くなったりしている。こうしてこの曲では「二人の個性溢れる歌声」「歌を見事にバックアップする演奏」「素晴らしいPV」と三つが見事に絡んだデュエット曲で、今でも私の大好きな曲である。歌詞はこちらをご覧下さい人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.The Beatles/The Early Beatles
2006.07.16
コメント(3)
6月CD購入履歴1.Macky Feary Band/Macky Feary Band(1978)2.Billy Joel/12 Gardens Live(2枚組)3.Michael Franks/Rendezvous In Rio4.Na Leo Pilimehana/Colours(1997)5.Eric Clapton/Eric Clapton(Delixe Edition)(2枚組)(1970/2006)※2,3は新譜です。6月は枚数としては5枚と多くも少なくも無い数である。新譜では2がビリー・ジョエルのNYCでの最新ライヴ盤で選曲の良さと熱気が伝わってくる。3はAOR界をリードするマイケル・フランクスの新譜で、彼らしい独特のリラックスしたムードが漂う。日本盤のボーナス・トラックには名曲「アントニオの歌」のセルフ・カバーとしてアコギ・バージョンが収録されているのに注目したい。1,4はハワイ関係のアルバムをテーマに探している中で、1は元カラパナのマッキー・フェアリーのソロ作で、4は女性3人組のポップスアルバムで曲の随所に波間に漂う感じが表現されている。ハワイ関係のアルバムは「今夏のテーマ」とし発掘していきたいと考えている。5はクラプトンの初ソロ作のデラックス盤として発売された。オリジナルのトム・ダウドのミックスと、未発表だったデラニー・ブラムレットのミックスも収録されたので昔からのファンは比較できる楽しみが増えた?因みに私はこのアルバムはLP時代も持っておらず今回の企画盤発売を機に買った。7月のテーマは「ハワイ音楽」だ。ここ数年夏になるとハワイ関係のアルバムを探しているのだが、今年こそは数枚ハワイらしいアルバムを購入したい。でも情報不足なのも事実で...。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Various Artists/No.1 Hits 80's/90's
2006.07.11
コメント(2)
Disc1曲目 1.Angry Young Man 2.My Life 3.Everybody Loves You Now 4.The Ballad Of Billy The Kid 5.The Entertainer 6.Vienna 7.New York State Of Mind 8.Night Is Still Young, The 9.Zanzibar 10.Miami 2017 (I've Seen The Lights Go Out On Broadway) 11.The Great Wall Of China 12.Allentown 13.She's Right On Time 14.Don't Ask Me Why 15.Laura 16.A Room Of Our Own Disc2曲目 1.Goodnight Saigon 2.Movin' Out (Anthony's Song) 3.An Innocent Man 4.The Downeaster "Alexa" 5.She's Always A Woman 6.Keeping The Faith 7.The River Of Dreams 8.A Matter Of Trust 9.We Didn't Start The Fire 10.Big Shot 11.You May Be Right 12.Only The Good Die Young 13.Scenes From An Italian Restaurant 14.Piano Man 15.And So It Goes 16.It's Still Rock And Roll To Me【ビリーのNYでの最新ライヴ盤が2枚組で登場】 ビリーがロックアルバムを作らないと宣言している現状では、彼の新譜は過去の未発表音源を纏めた「My Lives」のようなアルバムか今回のようなライヴ盤しかあり得ない状況になってきた。今回のライヴ盤は今年の1月から4月にかけてNYCにあるロックの殿堂的存在であるマジソン・スクエア・ガーデンでのまさにホットなアルバムだ。19000人収容のこのMSGでブルース・スプリングスティーンのソールド・アウト記録10回を抜く「12回」の記録を打ち立てた、正にロックの一つの歴史を刻んだとも言っても過言ではない。さて、収録曲を眺めてまず気が付いた点について。全体的に'70年代のアルバムからの収録曲が多いのが特徴だ。これは前述の「My Lives」を有る程度意識しての選曲とビリー自身の意向として、「長年やっていなかった曲をやる」との発言もそれを物語っている。Disc1では8,9,11,13,15あたりは選曲としても珍しい部類だし8はその極め付けではないか。この曲は私の記憶が正しければビリーの最初のベスト盤に「You"re Only Human」とともに新曲として収録されていた曲だと思う。9は「My Lives」に別テイクが収録されているが、これも過去のライヴ盤には収録されていない。Disc2では1,4,5,6,15あたりの収録曲は珍しい部類だろう。中でも1曲目はビリーがベトナム戦争をテーマに書いた曲でヘリの効果音が会場に鳴り響きながら、ビリーのピアノがどこか寂しげに弾かれる様子が伝わってくる。こうした珍しい収録曲に混じってDisc1の2,7,10,やDisc2の2,7,9,10,11,14などビリーのお馴染みのヒット曲が聴けるのは嬉しい。ビリーのツアーは今後ヨーロッパで予定されているそうだが、'80年代にはあれほど頻繁に日本公演を行ってきたのに最近ではすっかりご無沙汰だ。是非、最新の歌声を日本でも聞かせてもらいたいものだ。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Bruce Springsteen/Tracks Disc 12.Various Artists/JAL Jet Stream,Night Flight-ナイト・フライト-
2006.06.25
コメント(2)
バック・ナンバーはこちらでご覧になれます【007主題歌初の全米1位を記録した曲】007映画の楽しみといえば最新兵器、作戦、ボンドガールのお色気、世界各国巡り、主題歌とその魅力は多く毎回楽しみでワクワクするのがこの映画のいいところだ。主題歌を担当した歌手やグループの顔触れも実に多彩だ。カーリー・サイモン、ディオンヌ・ウォーウィック、ルイス・アームストロング、ポール・マッカートニー&ウィングス、ア~ハ、グラディス・ナイト、トム・ジョーンズ、シーナ・イーストン、シャーリー・バッシー、マドンナなどがそうだ。洋楽に詳しくない人でも何組(人)かは必ず知っている人が含まれているはずだ。どれも素敵な主題歌でありながら全米1位を獲得した曲はこの曲が1位になるまではなかった。カーリー・サイモンが歌った「私が愛したスパイ」(これも素敵な曲)、ポール・マッカートニー&ウィングスの「死ぬのは奴らだ」が2位を記録したが1位目前で力尽きている。当時、本国英国や日本でも大人気だったヴィジュアル系ロック・バンドのデュラン・デュランと007シリーズの音楽を担当するジョン・バリーの共作となったこの曲は、映画のヒットとの相乗効果でヒット・チャートを駆け上がっていった。曲は彼らしくビートの利いたメロディ・ラインにジョン・バリー率いるオーケストラのストリングス等が効果的に絡む。007はスパイ映画であり主題歌にもそのダイナミックなサウンドかラヴ・ソングかの何れかが求められる。そうした傾向がある中で、この曲の持つダイナミック性とデュラン・デュランの人気が融合し007主題歌史上唯一の全米1位を2週間もたらした。今、聴いてもこの強烈なビートは耳に残っているし1985年を代表する曲であると思っている。私はこの映画を当時映画館で鑑賞したが、映画の方はグレース・ジョーンズの強烈な個性が今でも印象に残っている。エッフェル塔からダイブして追跡を逃れるシーンは007史上に残る名場面と言っても過言ではない。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Billy Joel/12 Gardens Live(2枚組)2.Enya/The Best Of Enya~Pain The Sky With Stars
2006.06.18
コメント(0)
5月CD購入履歴1.Soundtrack/Rent2.Jewel/Goodbye Alice In Wonderland3.Bruce Springsteen/Hammersmith Odeon,London '754.Valerie Carter/Wild Child(1978)5.Orleans/Dance With Me(1975)※1,2,3は新譜です。新譜三作の中で純粋な意味で新譜と呼べるのは「2」のジュエルの作品だけだろう。ジュエル久々のアコースティック・サウンドを全面に出したファン待望の作品だ。近年のロック色を強めた作品や、PVでのお色気路線?ではない彼女の持ち味のでた作品である。1はミュージカル映画のサントラ盤、3はブルースの1975年のロンドン・ハマースミス・オデオンでのライヴを「完全収録」した2枚組。これは昨年末に発売された「明日なき暴走30周年記念版」に付属DVDとして発売されていたものと同一のもの。4はヴァレリー・カーターのAORアルバムであり彼女のヴォーカルと、TOTOのメンバーなどがバックを務める演奏とのコラボレーションを堪能出来る質の高い一枚。5は「ダンス・ウィズ・ミー」をフィーチャーしたアルバム。アール・クルーの演奏と比較してみるのも面白いかも。人気blogランキングへ[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━1.Janet Jackson/Control
2006.05.31
コメント(0)
全144件 (144件中 1-50件目)