★モンテカッシーノの戦いBattle of Monte Cassino
1944年初頭、イタリア戦線のドイツ軍は、
ローマを防衛するため前面にある河川や尾根等の自然の要害を利用して、
グスタフラインと呼称された強固な防衛線を構築していた。
モンテカッシーノにはローマへと続く幹線道路が通っており、
連合軍はローマへの突破口としてモンテカッシーノを攻撃したが、
ドイツ軍の奮戦により数度に亘り阻止された。
イタリア戦線司令官アルベルト・ケッセルリンク
Albert Kesselring
第10軍司令官ハインリヒ・フォン・フィーティングホフ
Heinrich von Vietinghoff
第XIV装甲軍団司令官フォン・ゼンガー・ウント・エッターリン
von Senger und Etterlin
モンテ・カッシーノの戦いのドイツ側指揮官
連合軍大本営最高司令官ハロルド・アレグザンダー
Harold Alexander
アメリカ第5軍司令官マーク・ウェイン・クラーク
Mark Wayne Clark
イギリス第８軍司令官オリバー・リース
Sir Oliver William Hargreaves Leese
カッシーノの街を見渡せる山頂にあった修道院には、
ケッセルリンクの命令で歴史的価値のある場所にドイツ軍部隊を配置することを禁じていた。
このことを連合軍に通知していたにもかかわらず、
ドイツ軍の砲兵観測所があるのではと疑い大規模な爆撃により破壊された。
修道院が瓦礫となってからドイツ軍は部隊を配置した。
破壊された修道院
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