まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2006.06.19
XML
カテゴリ: 政治
6月7日の日記にトラックバックをいただいて、

ネットでも、このことでけっこう意見が交わされてる状況を知りました。

わたしの考えは7日の日記に書いたとおりですが、
あらためて書いておきます。

わたしは、べつに、
「NHK-FMを絶対削減するな」と言いたいわけじゃない。

たしかに、放送文化だのマスメディアだのが、
旧世代のノスタルジーだと思われる時代がもうじき来るのかもしれない。


クラシック音楽の放送などにかんする民間参入の機会が阻まれて、
その文化的価値観が独占・操作されてしまってるかも、という逆の弊害も、
もしかしたら、あったりするのかもしれない。

いずれにしても、
そうしたことをすべて議論した上で、
メディア環境に関する新たなビジョンを示すことが、何より重要。
ただ「削減」という結論だけじゃ、だれ一人納得しない。

それでなくても、
竹中とその周辺は、いまやホリエモンと同一視されてるんです。
実際、「新しい時代がどうのこうの」と言いながら、
その具体的なビジョンを示せないのなら、けっきょくホリエモンと変わらない。



とりあえずNHK-FMの議論にかんして言えば、
現在、NHK-FMによって国民が受けている恩恵を、
将来、どんなサービスによって代替するつもりなのか、どう取って代えるのか。
そのビジョンが示されなければ、この懇談会も、そのメンバーもあぼんなんだよ。


そして、本来なら、

そのうえで、ようやく、公共放送の存在意義についての見解も示せるんだし、
実際、そこまで示さなきゃ議論した意味がありません。


NHK-FM以前に、
この懇談会そのものの存在意義のほうが問題になってくる。

「市場原理で行きましょう」なんていう結論だけだったら、
そんなのホリエモンにもできるんだから。

ちゃんと議論して。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.06.20 03:53:45


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: