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2004.06.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
面接というのは時に残酷で虚しく感じてしまうものですね。実際に自分が新卒の学生に対して面接を行っておりますが、年が経つにつれてそういう感情が強くなって参ります。

ほんの数分の間にその人の何が分かるのか?と言われたらそれまでですが、逆に面接をする側としましてはその数分の間でその人の良いところを如何にして引き出してあげようかということで必死なのです。それが最終面接になると、学生の緊張感はピークであり、面接の場の空気というのも非常に重く、何とも言えない雰囲気です。女子学生の中にはピークにまできた緊張感が「プツン」と切れて泣き出してしまう人もおります。その気持ちも学生に年齢が近く、つい数年前まで同じように就職活動をしておりました私には痛いほど伝わってきます。

場を和ませて、如何にして学生が話しやすい環境を作ってあげることが出来るか。採用をする企業としまして、このことは絶対に忘れてはならないことだと思います。私は就職活動をしておりました時はトータルで100社は回りましたが、中には非常に高飛車な態度をとって、言いたいことの半分も言わせてくれない企業も数多くありました。今年の採用では多くの女子学生が最後の面接で泣き出すという光景を目の当たりにしてきました。多くの企業を回ってきた中で、自分の満足いくように進まず、様々な気持ちを抱えているのでしょう。その感情がピークに達し、優しい言葉を投げかけられて涙しているのだと思います。その様に頑張っている学生には素直に応援してあげたいので、面接はアドバイスが中心となります。

景気が良くなりつつあると言いましても、新卒学生の雇用状況は我々の時代と全く以って変化しておりません。就職に対して真剣に考えている学生が数多くいるのだということを知りますと、本当に世の中の景気全体が良くなってくれることを祈ってなりません。





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Last updated  2004.06.18 12:51:42
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学者犬 @ Re:まことの戯言/職業観(04/26) こんばんは もう5年目になるのですね、…
学者犬 @ Re:まことの戯言/風邪(01/23) ひさしぶり、いよいよ会社でも大事な仕事…
学者犬 @ Re:まことの戯言/片思い(01/14) おはようございます。 「恋」は元気の…
学者犬 @ Re:まことの戯言/11月を迎えるにあたり(10/26) 石の上にも3年、ぼちぼち「次のステップ」…
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