LAUNDRY ROOM

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2006/04/30
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カテゴリ: TRIP & TRAVEL
別海のレポートの前に、 釧路から標茶(しべちゃ)迄乗車した釧網線レポート です。

と、訪れる前に”観光”を決め込んでいた場所と、訪れてから知った面白さ。
そんなこんなと、 あまりに無知なことについて調べたり しているうちに、 とてつもなく面白いサイト に当たってしまって、 丸三日間 、そのサイトを楽しませていただきました。
もう、そのサイトを、 絶賛のうちにご紹介 して、書くのをやめてしまいたいほど(笑)

どのページでもリンクフリー なので、最後にTOPページをご紹介させてもらいますが、まず、 この 地図 だけは、先にご覧頂きたいと思います。
[戻る]ではなく、地図のページを閉じるか、慣れた方はウィンドウを並べる などして、このページの続きをどうぞ。)

縮尺や図法が違うので今の地図と較べると違和感 があるかもしれませんが、著作権フリーの地図がないときに、前述のような 古い路線の地図はたいへん貴重で、助かります。
訪れる前に、見ておきたかったなぁとも思いますが、 万一見ていたら、時間が足りなかった ことと思います。

これが釧路駅から 私が乗った、釧網線の車両 。2両編成の接続部と釧網線のマーク。
釧網線01
車両の種類などはあまり得意分野ではない のですが、あとで一応のことが分かるように、時間の許す限り写真を撮っておきます。
が、 この日は好天のお昼近くでもあり釧路駅の姿を撮る のに大半の時間を費やしました。
それでも、車両を見たときに、何かひっかかって、ギリギリまでしつこく撮っていました。
右、マークの陰になっていますが・・気動車キハ54系 左が同じく気動車キハ40系 で、在来どおりの鋼板製、エンジンは1基。


これが キハ54系517 の正面ですが、やはり、曰く付きみたいです。
釧網線03-キハ54系
赤字ローカル線が多く電化の進んでいない四国・北海道用 旧国鉄 からの引渡しを前提として 民営化直前に作られた車両 ステンレス製の気動車 です。
四国のものとの大きな違いは、 スカートつきで豪雪対応 ですが、雪以上に、なんと 野生動物との衝突に備えて とのこと。
運転席下部の赤いライン も、視認性を高めるのワーニングカラー。
また、高性能化した分のコストアップを抑える為に、 廃車の部材やバス用の部材 なども利用しているとのこと。 ふーん。

見にくいですが、 窓枠も寒さ対策 が施されていて、当然 二重窓 です。
釧網線04-キハ54サボ
で、この 気動車を2台繋いだ列車 は、 登坂時には時として2台ともエンジン全開 して用いるのだとか。でも、これワンマンだから・・・ちょっと「全て全開」は不確かです。
少なくともキハ54の二つのエンジンは全開なのでしょうね。


名物駅の 釧路湿原駅 です。 完全に「観光路線」の駅
釧網線05-釧路湿原駅

傾斜がきついところでは、 列車はキーキー 言っていました。 鹿 のものか、 右斜面に動物の足跡らしきものが 見えます。
そうそう、 警笛 も、当初は タイフォン式 のものだったのを、この 釧網線 と、私が別海からの帰りに乗った 花咲線 に限り、 旧来のホイッスルに交換 してあるのは、やはり 野生動物対策 なのだとか(笑)
釧網線061-登坂

細岡駅 は、ロッジ風です。これは ラムサール会議 をきっかけとして建て直された駅。
釧網線06-細岡

どうです、良い景色だと思いませんか? 北海道仕様のキハ54 は、防寒のためにデッキに仕切りドアがあり、 客席からじかに私の立ち位置が見えない 為、好奇の目に晒されずに運転席脇から 好きなだけ線路の写真 が撮れました。
釧網線063-まっすぐな線路

特徴的な駅が多いのでつい駅舎ばかりです。 塘路(とうろ)駅 。ここのアピール文言は 「湿原に出会える」 ですが、もうひとつ、塘路には特筆すべきものがあります。
釧網線07-塘路駅舎

冬季 氷結湖 である 「塘路湖」のワカサギ釣り 。生業としてのワカサギ漁も盛んです。 カヌーによる川下り の申し込みも塘路で。
釧網線08-塘路駅ワカサギ釣り


この坂道を冬の一時期、 蒸気機関車C11 「SL冬の湿原号」 が登坂するのですから、 3月17日までのSL冬の湿原号 も、乗りたかったものです。
釧網線09-登坂


速度計は70キロ くらい。 この気動車の走る路線の最高速度は94か95キロ の設定だそうですから、メーターもそれを基準にしたレベルで、ハッキリ覚えていませんが120Kmまでの表示?
釧網線10-運転席

そして、ここ 茅沼(かやぬま)駅 のキャッチコピー(笑)は、 「タンチョウの来る駅」 。来るようにした方は、 国鉄時代の駅員さん です。
私もそうですが、釧路の人間は、丹頂鶴を観光資源として扱うだけではなく、 こよなく愛しています
釧網線11-茅沼駅
今、 釧路 と括りましたが、この 塘路駅の住所は もう 標茶(しべちゃ) で、 標茶町字シラルトロエトロ という住所です。(現在は字がついていないかも)

釧網線 は、湿原と起伏の激しさとで、開発にたいへん苦労した地域です。 カタカナの地名が標茶に圧倒的に多い のは、開拓・開発が困難だったことと関係があるのかもしれません。
私の調べられる範囲で どうしても意味の分からない地名が多い のもこの標茶。
シラルトロエトロ も意味不明。 湖の多いことと「喉」などと関係のある言葉 で生成の 可能性 はあるものの、どこで切るのかさえ分かりません。

こちらもユニークな駅舎として知られる 「五十石(ごじっこく)駅」 。駅名は、 弟子屈産出の硫黄を釧路まで運ぶ五十石船が釧路川をこの付近まで遡ってきたことに由来 しているとのことです。
釧網線12-五十石駅
(空襲の少なかったと思われている北海道において、釧路・標茶・別海付近は、激しく空襲を受けています。石炭・木材他、中央へ向けての資源を運ぶ鉄道分断が主な目的です。)


たいへん素晴らしい景観が味わえる釧網線。

みなさんで どんどん利用 していただきたいし、今回私ができなかった 各駅下車 、下記サイトをご覧の上、 ぜひ見所を押さえて 訪問してみてください。

私の目的地、 標茶(しべちゃ) です。 廃線になった標津(しべつ)線の二股の一方はこの駅から 根室 根室標津 (失礼!2006/05/02訂正)まで通っていました。
釧網線13-標茶駅

標茶駅には鉄道関連の展示物もあります。これは 約1世紀以上前(1897年)に作られた米イリノイ製の線路 です。
釧網線14-イリノイ製線路
線路好きの私でなくとも、みなさん、 「すご~い!」 と思いませんか?
美しいです。。。。。

険しい野山を困難を乗り越えて切り拓き橋を架けて、鉄路を敷き、 さらにそれを100年以上にも渡ってこのように維持する力が、人間にはあるのだ と感嘆します。
だから、 鉄道は貴重な文化遺産 だと思うし、 線路は簡単には「撤去」して欲しくない と。。。。。

でも、 使わないで保守しない線路は、いとも簡単に死にます
だからアテもなく 「残せ」 とは叫べません。
か弱い女の私(爆) は、 廃線にならないようにと祈って、ひたすら乗る ことしかできません。

そんなことを考えてグズグズ改札を抜け出ていかない、 か弱い私 を、別海町から標茶駅まで 迎えに出てくれていた友 が、 「乗っていなかったのか」 と、心配してくれていました(笑)

次回は、 この友の案内で回った標津線跡 を主にレポートします。


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最初に挙げた地図をはじめ、釧網線各駅について随分参考にさせていただき、純粋に楽しませてもいただいた、
「北海道観光大全」 はここをクリック です。
私などがご紹介するまでもなく今年の2月に100万ヒット達成の人気サイトです。
管理人の鬼峠さんに深くお礼を申し上げます。






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最終更新日  2006/05/02 01:17:36 AM
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