2014/12/15
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やらかしてくれましたよ、さすがうちの院生。
締切送れるなんぞデフォルトですから(怒)。

私、自分自身絶対締切落とさないので
一度院生がポカをして締切落としたときはただ ショック でした。
私自身に対する評価として、また自分のWork ethicsとして
約束したものはちゃんとしたクオリティの物を期日までに必ずやるというのがモットーですので
仕事を頼んだアシスタントが締め切りをすっぽかして自分の締め切りまで落とす羽目になったときは
そりゃショックでねぇ(溜息)。


今までいろんなアシスタントと仕事してきましたが
こんなことアメリカでもなかったし、日本で会社員してた頃も、なかった。
なのにここじゃ平気で院生が(学部生のほうが締切守りますよ!)提出物すっぽかしたり
アシスタントとして働いていても平気で遅れて仕事をやる。
何度煮え湯を飲まされたか。

で、今目の前に届いたもの。
本来金曜日までに届くはずであった学会論文の初稿。
何が18日までにクリーンコピーを仕上げる、だ。
こんなもん、今日私が目を通したとしても18日までに最終稿が上がるはずない。
そして、目を通してフィードバックを入れても私が求めるレベルまで仕上がらない。

あれだけ時間をもって仕事は計画することと言ってあったのに。

プロとして本気でこれを仕上げろという意味だったのに(その間給料払ってますから)。
アンタの「アパート追い出されたので家さがし」のために給料払って休ませたんじゃないよ(怒)。

そんなわけで、こんなの読みたくねぇよ、とため息ついてるわけです。

締切があるのには理由があって
それは他の人が関わってるからというのもあります。

正直言って私にはできるかどうかもわかりません。
それと同時に指導する気力も萎えたわ・・・(溜息)。

っつーか、どーでもよくなったんだよね。
上司かつ指導教員としてどうでもよくなったの。
これってプロとしてはあるまじきことだと理解してますけど
こんなにがっかりさせられると、時間を費やして何かをしてやるということが 無駄にしか思えなくて
関わりたくないと思っている自分がいる。
何もしてやりたくなってきたといえばいいんでしょうかね。

大学院というところはやっぱり師弟制度ですので
上司に当たる指導教官にこう思われると、かなりこの先きつくなるのは避けられない。
本人わかってないでしょうが(私が顔を見るのを避けてますので)
すでに私がミーティングをセッティングしない、こういう風に「通信教育」形式でしかフィードバックを与えないというのは
いいサインではないんですよ。
他の教員でもこういうやり方をしている場合は、ぶっちゃけ学生のことを気にかけてもいないというケースがほとんどですので(うちの学部では、という枠組みの中でですけど)。
私も、正直言って「この学生の物を読んだりして。私の時間を無駄にするのは嫌だ」と思ってるんです。

そりゃ、プロとしてやらなきゃいけない最低ラインのことはやりますが
(通信教育という形で)
それは自分に問題の矛先が回ってこないようにしてるだけで
学生のため、というわけじゃない。
約束したことをできない学生に費やす時間なんてないですもの。

そんな話をアメリカ時代の同僚たちとやりとりしてたら
こういうコメントが届きました。

「I had my thesis in two weeks before it was due. Scheduling conflicts can be overcome, and people need to learn to do the work ahead of time. I have no sympathy for these students. Sorry.」

「They need to experience consequences. As an employer, I want graduates who meet deadlines and who anticipate potential problems and plan for them -- no excuses.」

「They need to learn that the first part of the word "deadline" is "dead," which is what they are when they miss one. Sometimes it's a very difficult lesson to learn.」

「I know a few people who will never survive a work environment.」

・・・これ、きみら(院生たち)の母国の人たちが言ってることだからね。
アンタら、アメリカ帰っても大変だわ。
でもこういうWork ethicsのある人たちが成功していくわけで
それがなければ仕方ないし、それを躾けるのが我々大学教員の仕事でもないしね。

あ~あ、それにしてもこの論文もどき、読むのが苦痛だ(涙)。
せめてもっとさっさと仕上げてきたら、もう少し時間をかけてなんとか読めるものにできただろうにね・・・(溜息)。









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最終更新日  2014/12/15 04:44:17 PM
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