真名井の滝 (宮崎・天孫降臨の旅7)



まずは、知事さんがお出迎えです。




東国原知事




ホテルに荷物を預けてタクシーで高千穂峡の方へ行くことにしました。




高千穂峡は古阿蘇火山活動のときの溶岩流が五ヶ瀬川にそって帯状に流れだし急激に冷却したため柱状節理の素晴らしい懸涯となった峡谷です。
ここには、七つ池と呼ばれる欧穴や真名井の滝が懸っています。





真名井の滝です。





真名井の滝






ボートに乗ろうと思って切符売り場に行くとものすごい人で、2時間待ちでした。
そんなに待ってはどこへも行くことが出来ないので、泣く泣くボートは諦め、遊歩道を歩くことにしまいした。





ボート





遊歩道を歩くと、きれいな景色で「なんだ、ボートよりこっちの方が良かった。」なんて思ってしまいました。





『おのころ島』がありました。


昔この池のには神社があり、鵜の鳥はこの神社に仕える神聖な鳥であったと伝えれられています。
高千穂神社の春祭では、御神幸のお神輿がこの池を三度まわって禊をされます。






おのころ島







鬼八の力石(重量約200トン)です。

高千穂神社のご祭神三毛入野命(ミケイリヌノミコト)は弟の神武天皇と共に大和に行かれますが、伝説では再びお帰りになり、高千穂峡一帯で悪行を働いていた鬼八を退治し、この地を治めたと言われています。
この時の、鬼八が三毛入野命に投げ、力自慢をした石といわれています。






鬼の力石






石には注連縄がかけられています。
気を付けて良く見ると注連縄は左から『七・五・三』になっています。
実は高千穂では、どの神社でも注連縄はこのようになっているのです。



『七』は神代七代 :伊邪那岐神(いざなぎのかみ)・伊邪那美神(いざなみのかみ)をはじめとする七代の神様です。

『五』は天神五代(地神五代) :天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日上、宇摩志阿斬訶備比古遅神、天之常立神。

『三』は日向三代 :「高千穂皇神(タカチホスメガミ)」の瓊々杵尊尊. 彦火火出見尊. 鵜茅草葺不合尊

を表しこのようになっているのだそうです。


ちなみに、高千穂町ではどの家も玄関に注連縄が一年中かけられています。
毎年、大晦日に掛け替えるのだそうです。





注連縄



仙人の屏風岩(高さ70メートル)です。


対岸に広がる屏風風の岩を仙人の屏風岩というのだそうです。
これは凄いです、写真では伝えきれませんが実際に目で見ると圧倒される凄い迫力です


上流の新橋付近から下流の真名井の滝のボート乗り場付近までが自然の造形美の美しいところです。

昭和9年に付近一帯が「名勝天然記念物」に指定されています。





天狗の屏風岩


仙人の屏風壁2


仙人の屏風壁3










遊歩道を歩き川沿いに下りました。
自然の美しさに目を見張るばかりでした。




このあと、タクシーで天の岩戸神社へ向かいました。
この続きは次回です。




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