恵林寺と甲府城跡


武田信玄の菩提寺である恵林寺を目指します。

塩山からバスで10分くらいのところです。
見えてきました、大きなお寺です。
中へ入るととても綺麗で落ち着いた雰囲気です。

恵林寺

恵林寺は臨済宗、妙心寺派で京都の妙心寺が本山です。
戦国時代、甲斐の国主、武田信玄公が菩提寺に定め当時の住職、快川和尚に帰依しました。

武田家滅亡直後、織田信長軍に焼き討ちされ快川和尚は100余人の僧と共に山門上で兵火に包まれたそうです。
後に、徳川家康公により再建されました。

国定指定名勝である本堂裏手の池和泉回遊式庭園は、京都の西芳寺、天龍寺とともに夢窓国師の代表作だけあって本当に素晴らしい庭でした。

庭園

武田信玄にまつわる品物がたくさん納められていました。
鎧兜や、「風林火山」の旗の実物とか素晴らしいものがたくさんありました。

風林火山

残念ながら、写真を撮ってはいけないものがたくさんありましたが、自分の目でしっかりと見てきました。
資料館ではたくさんの貴重な品物や武田信玄についての興味深い資料をたくさん見せていただきました。
それにしても、武田信玄は本当にすごい武将だったのですね。

その日はこのあと石和温泉で宿泊しました。
温泉にゆっくりつかってご馳走を食べ、またまた元気が出てきました。

翌日、甲府城跡へ行きました。
甲府城跡は甲府駅のすぐそばです。

甲府城

甲府城跡の一部は今では舞鶴城公園にもなっています。

武田氏滅亡後、織田信長の領国となり、本能寺の変のあとは徳川家康の支配下に置かれました。
豊臣秀吉が天下統一を成し遂げると腹心の部下加藤光泰、浅井長政により築城されましたが、関が原の戦い以降は幕末まで、再び徳川家の城となりました。

今では、舞鶴公園として山梨県民の憩いの場として愛されています。
現在残っている甲府城跡は6.2haですが、実際はその約3倍の広さだったようです。
いまでは、本来の城跡の真ん中をJRが走り、甲府中学校、県庁舎や見解議事堂が建てられたりもしています。

公園

甲府駅から見えるお城の様なものは稲荷櫓です、中へ入ると甲府城のミニュチュアが再現されています。
甲府城は大変広く堀や石垣は大変立派なのですが、お城自体はそんなに大きくありません。

お城といえば大阪城や、姫路城などを想像していると全く違った雰囲気に驚かされます。
天守閣はあるのですがお城はそれとは別で平屋なのです。
実際に歩いてみるといろいろなことが分かります。

今回はいろいろ学ぶことも多く意義のある旅でした。
旅は視野を広げてくれます。
このような機会を持つことが出来たことに感謝しています。

さて、そろそろ現実に戻りましょう。
子供達は文化祭が終わり、体育祭の練習をしています。
また、明日から忙しい日々が始まるようです。















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