高天彦神社、一言主神社、高鴨神社



まず初めに葛城山を横に見て一言主神社へ行くことにしました。
ここは仁徳天皇の孫の雄略天皇が狩をしていたときにあまりにも自分達に似た厳かな一行に出会います。
実は山の神様だったのです。
その神様を祭った神社です。
一言だけ御願いをすると聞いてくれると言われています。
私も一言だけ御願いをしました。

ひとことぬし

境内の入り口に野菜を売っているところがありました。
そこに住んでいるおじさんが精魂込めて作った野菜、大根、水菜、ブロッコリー、小豆、うこんなど、あんまりみずみずしくておいしそうなので今晩のおかずに買って行きました。


神社の中にはピカピカに磨き上げられた鏡がありました。
卑弥呼を思い出してしまいました。
境内には「乳垂イチョウ」の異名を持つ樹齢1200年のイチョウがある。
木の幹に乳房を思わせる膨らみがあることからその名がついたそうです。
このイチョウに御願いすると赤ちゃんを産んだお母さんのお乳が良く出るようになるそうです。

次はいよいよ私が一番行きたかった天孫降臨の地といわれている高天彦神社です。車で傾斜の強い山道をどんどん登っていきます。
だんだん、荘厳で厳かな雰囲気に包まれてきました。
すごい、とうとう着いたのです。

天孫降臨

日本神話の舞台になった高天ヶ原の実在の地と伝えられている場所です。
高天ヶ原は古事記が伝えるところによると、神代に皇祖神天照大御神が統治していたところで、ここから瓊々杵尊が日向の高千穂の峰に降臨したとされています。

念願の地に着いてなかなか離れることが出来ません。
豪族葛城氏の祖先を祭っているのですが、背後の白雲峰と言う山が御神体だそうです。
太古から変わらぬ景色ではないかと思わせるよう山。
天まで届きそうな大きな木々。
いままで、いろいろな神社に行ってきましたがなんだか、一番迫力が感じられ私の心を惹きつけた神社でした。

もっと居たかったのですが次は高鴨神社を目指します。
鴨一族が守護神とした神社です。

高鴨神社前高鴨

かわいい、池にはカモが泳いでいます。
帰りに直ぐとなりにある葛城歴史博物館へも寄っていきました。

最後に日本武尊陵を目指します。
日本武尊陵は三つあるといわれています。
一つ目は三重県のノボノ、ヤマトタケルが死んだ場所です。
そこから白鳥になって飛び立ち、二つ目のこの奈良の御所市へ来ました。
そのときにお墓を作ったのです。
その後、また白鳥は飛び立ち藤井寺の羽曳野に降り立ちました。
そこには三つ目のお墓があります。
そして、また白鳥になって大空高く飛び立って行ったそうです。

私は以前、羽曳野の方へは行ったのですが、三重県へはまだ行ったことがありません。
いつか行ってみたいです。

今日はたくさんまわりました。
この後帰る途中に武内宿禰か葛城襲津彦のお墓ではないかと言われている宮山古墳を左手に見ながら家路に急ぎました。

私は今日は大満足。
帰る途中も夢心地。
付き合ってくれた夫に感謝の一日でした。

一言主神社についてはもう少し詳しくまとめてみたいと思います。
興味のある方は読んで下さいね。


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