売太神社


まずはじめに行ったのは売太神社です。




売太神社の御祭神は 稗田阿礼命、猿田彦命、天鈿女命 です。




売太神社



【稗田阿礼命】


この地は古代豪族である稗田猿女君の邸のあったところと伝えられます。
『日本書紀』巻第一に猿女君は遠祖天鈿女命とあり、天武天皇の舎人稗田阿礼はその一族です。




稗田阿礼は記憶力に優れ、天武天皇の命で帝紀・旧辞を暗誦したことで名高く、のちに太安麻侶がこれを書き写したのが『古事記』です。



今日、阿礼さまの広大無辺のご霊徳を偲び学問の神・知恵の神として篤く信仰されています。




【猿太彦神】

天鈿女命の彦神であって、土地・方位の神としてすべての物事の初め即ち、新築・移築・旅立ち・結婚等に災難や悪魔を祓ってよい方に導き給うご霊験あらたかな神さまです。




【天鈿女命】

猿女君稗田氏の太祖で、「天岩戸隠れの神事」にたらいを伏せて舞を舞われた女神で、オタフク又はオカメの愛嬌あり福の神、芸能の始祖として、親しみ信仰されています。





拝殿



阿礼祭というのがあり、売太神社で毎年8月16日に行われています。



昭和5年8月16日当時の奈良県立図書館長仲川明らが提唱し、全国童話連盟の人たちによって始められました。



当日は「稗田舞」が奉納され、続いて前庭において「阿礼さま踊り」が「阿礼さま音頭」が催されます。




かたりべの碑



稗田阿礼さんは、本当に実在の人物か疑われた時期もありました。
もしかしたら、女性ではないかと言っている人もいるようですが、どうも男性のようです。


本当に頭の良い方だったのでしょうね。
少しでもあやかれるように心をこめて参拝したのでした。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: