『イエスの涙』の好きな箇所 | 自然にいきたいね

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2009年04月10日

■ちっとも読み終わらない「イエスの涙」■
どのページも好きだな～この本～。

で、少し引用したくて・・・・

■とびとびに引用～■
好きなところ、というより、こういう記述、どう思いますか？と、
読む方に聞いてみたいところの、セリフだけをつまんで引用します。

イエスの言葉
「シスター・テレサ、もういいから顔を上げなさい」
「あなたが、自分を責める気持ちはよく分かった。しかし、あなたが苦しんでいるその問題は、
単にあなただけに関わることではなく、私を救い主と信じるキリスト教会全体の問題だということを
わかってほしい」

シスター・テレサの言葉
「イエス様、私が思い至った驚くべきことは本当に正しいことなのですね？あなたが十字架に
かかって死ぬためにこの世に来られた、というのはまったくの誤解だったのですな？」

イエスの言葉
「あなたが自分の心で感じ悟ったことは正しいことであり、それこそが私があなたに与える
『心情の啓示』の本質である」

シスター・テレサの言葉
「どうしてあなたは今まで、このことをほかの聖人たちにはお語りにならなかったのですか？
私たちの宣教会が特に尊敬する聖マルガリタ・マリア・アラコクへの『聖心の啓示』においても、
何もおっしゃらなかったと思うのですが？あのとき、どうして本当の心情をお示しにならなかったのですか？」

イエスの言葉
「私は同じことを伝えようとしてきたけれど、誰もそれを理解することができなかったのだ。
なぜなら、啓示の内容は、啓示を受ける人々とそれを解釈する人々が、私に対して持っているイメージや
教義理解に大きく左右されるからである」

シスター・テレサの言葉
「ということは、あのとき聖マルガリタ・マリアに対しても、あなたは今回と同じ内容を
語られたということですか？」

イエスの言葉
「もちろんそうしようとした。カトリックだけではなく、黒人の女性解放進学者をはじめ、
すべてのクリスチャンに、私は私の心情を伝えようとしてきたのだ。
父なる神がイスラエルの民を選民として選び、長い年月をかけて教え導いてこられたのは、
救い主である私を迫害し殺すためではなく、信じ受け入れ１つになって神の国をこの世にも
建設するためであった。
それなのに、十字架に磔にされて殺されることが神の願いであり、それゆえ私の願いであるとどうして
言うことができるだろうか？しかし、そのドグマの壁はあまりにもい厚かった」

シスター・テレサの言葉
「でも、聖書にもあなたの言葉として十字架の死が最初から神の願いであり、
それゆえあなたが十字架の道を行くことは必然的なことであると受け取れる内容がいくつも記されて
いるのではないでしょうか？それはどのように理解したらいいのでしょう？」

イエスの言葉
「聖書は私自身が書いたものではない。
そこには私の言葉も入っているが、私の言葉でないものも入っている。
聖書に書かれた内容もすでに人間の解釈が入っているのだ
『神の国は近づいた、悔い改めて福音を信ぜよ』と私は宣教の最初に語った。
当時の人々にはキリスト教がつくった死後の世界における神の国などという考え方はもちろんなかった。
神の国はあくまで地上の神の国を意味していたのだ。
そのように言った私が、十字架の死が最初から父の願いであり、前もって計画されたものであると
どうして言えるだろうか」

「無理かどうかは、あなたが決めることではない。
１番大切なことは、聖書や神学の知識などではない。
能力や社会的地位や立場でもない。
最も尊いものは愛であり、私の心情を本当に理解しているかどうかということだ。
あなたがもし本当の私の心情を理解し、私を真に愛することができるなら、それこそほかのすべてに勝る
ことを示すために、私は名もないもっとも小さな者であるあなたを選んだのだよ」

イエスの言葉
「シスター・テレサ、あなたが捨て子として味わってきたその苦しみこそ、
私の苦しみそのものであったのだよ。誰も私が非嫡子として寂しく辛い苦しみを味わってきたことを知らない。
しかしあなたは、私が幼いときから孤独に過ごしてきた心の痛みが分かるだろう」

イエスの言葉
「私が言っていることをあなたが理解できないのも無理はない。
この二千年間、クリスチャンたちは、私を神の立場に置いて神聖を強調し、私の人間としての苦しみには
ほとんど関心を持ってこなかった。
だが、聖書をよく読んでみれば、私が本当ことを言っていることが分かるはずだ」

■チャネリングの本はたくさんある■
本当はどうだったのか、イエスの心情を伝えるチャネリングの本は実に多いです。
でも、これはチャネリングの本ではなく小説です。

チャネリングの本でいいのは～！書きたいけど、もう時間がない、またね～。

■やっぱり、好きな箇所だ■
何故、私が上記の引用をしたか、やっぱり好きなところだからですね～。

キリスト教が伝えてるのは真実ではない、そう思ってる人は、たくさんいると思います。
で、この本の著者は何を言いたいのか、まだ最後まで読んではいないけど、
私はこの部分に、とても共感しているし、シスター・テレサと山本神父の心情が好きだし、
この著者の記述が好きだから、あえて、今日、前の日記に続けて、これをアップします～。

さっき投稿した前の日記は十字架を思うです。
イエス様にミーハー、が丸出しの日記です。

Angel and Jesus

■お奨めＤＶＤ■

そんなに酷い目にあったのか、これでもかの描写は、１回観れば十分の「パッション」。
イエス様好きな私は、持っていることに意味がある作品。メル・ギブソンに感謝。

涙無しには観れない「ミッション」はこういう形でしか今は手に入らないのか～、
Ｅ・Ｍ・フォースターの名作も！

「ミッションスペシャル・エディション」&「キリング・フィールドスペシャル・エディション」&
「眺めのいい部屋完全版スペシャル・エディション」の3タイトルを収録。
合計6枚組という大ボリュームでアカデミー賞、カンヌ映画祭グランプリ各賞を
受賞した英国映画の名作を味わい尽くす豪華DVD-BOX。

これは、ミッションつながりだけど、宇宙のお話、ゲイリー・シニーズがいい。