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かつては日本にもたくさん飛来していたというシジュウカラガンは、激減しています。 そのシジュウカラガンを復活させようという試みが、仙台市八木山動物公園で続いています。 今までもこのお話は各所で聞いていました。 7月に、放鳥について支援のお願いのお知らせをいただきました。 次回が最後の放鳥となる予定ですが、思いがけない問題が発生し、放鳥の実施が危ぶまれているそうです。 募金したところ、ご丁寧に、お手紙と子どもたちが作ったカルタを送ってきてくださいました。 「野生シジュウカラガンの羽数回復事業」のあゆみについて 「野生シジュウカラガンの羽数回復事業」に関する記事の紹介 ちょっと遅くなってしまいましたが(>_<)、ご興味がある方はご協力ください。 以下、引用させていただきます。 ■■■ シジュウカラガン、最後の放鳥実現のためのご支援のお願い ■■■ 日本雁を保護する会、雁の里親友の会、仙台市八木山動物公園では、1983年から、シジュウカラガンの羽数回復計画に取り組んできました。 シジュウカラガン(Branta canadensis leucopareia)は、北アメリカの北部に広く分布するカナダガンの中でもっとも小型の仲間で、アリューシャン列島と北千島で繁殖し、かつては日本にも大群が飛来していました。 しかし、20世紀初頭に当時日本領で、シジュウカラガンの繁殖地だった千島列島の島に、日本政府が、毛皮目的にキツネを放しました。シジュウカラガンはその餌食となって急激に数が減り、群れとしての飛来は長らく途絶えていました。 そこで、飼育下でシジュウカラガンを増やし、渡りを復活させる試みが始まり、1995年から日ロ共同でカムチャツカの施設で生まれた鳥を大型ヘリコプターでその繁殖地だった北千島のエカルマ島に運び、放鳥を続けてきました。最近は日本への飛来数は少しずつ増え、家族群も見られるようになり、昨年度は、一ヶ所で78羽の群れが確認されました。 回復のめどが立ったことと、施設の維持が困難になったために、昨年最後の放鳥を行施設を閉じる予定でしたが、施設が洪水に襲われ、鳥も施設も大きな被害を受け、放鳥を行なえませんでした。さらに今年の6月、施設管理をニコライ・ゲラシモフ博士と2人で支えてきたアラ夫人が亡くなり、博士は施設の管理を一人でしなければならなくなりました。 更に千島へシジュウカラガンを運ぶヘリコプター代が大幅に値上がりし、最低22,000ドル(約200万円)以上かかることがわかり、当初の予算では約100万円不足することがわかりました。放鳥は9月上旬に行う予定ですが、最後の放鳥は日本からの支援なしには実現困難です。私たちも現地入りして、カムチャツカで孤軍奮闘しているゲラシモフ博士を心身ともに支援する予定ですが、ヘリコプター代の不足分は私たちの力だけでは補うことが困難です。皆様には事情ご理解いただき、最後の放鳥実現のためにご協力くださいますようお願い申し上げます。 日本雁を保護する会会長 呉地正行 son_goose*sky.plala.or.jp (メールを送る場合は、*を@に変えてあて先にしてください) 〔支援金受付口座〕 郵便振替口座;00100-7-176339 雁の里親友の会「よみがえれシジュウカラガン募金」 |
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