全109件 (109件中 1-50件目)
8月から開催となるも僅か3日で一度閉めなければいけなかったという.. 多くの情報が右往左往していた愛知県で3年に1度開催される芸術祭・トリエンナーレ2019「情」。遠く離れたメキシコで情報を垣間見るにつけ、様々なことが対立している流れに共感できず、帰国してからも敢えて駆けつけることもなく時が流れていたのですが、ふいに久しぶりの再会の待ち合わせ場所が栄となり、その方がトリエンナーレを深く鑑賞されていたことから、おそるおそる・・様子見な状態で最終日「駆け込み鑑賞」に至りました。一瞬にして視界が開けたといってもいい、、直々に連れて行ってもらった窓から見下ろす形はナスカの地上絵が彷彿させられるようなインスタレーション.. 人命救助で活躍した飛行機とのこと。説明がなければ、戦争時代のゼロ戦、もしくは原爆を落とした飛行機など暗いイメージを思い描き、また違った印象や感想となったかもしれません。入場して即、遭遇するのはナスカの地上絵の流れでペルーの作家による、切り取られた足、手、様々な物体が飛び交い、散りばめられてしまった悲劇の融合、、つい最近このような映像を駆使した飛び抜けた作品をメキシコで見たばかりなので・・比較するとオモチャのように見えてしまい、流行の表現方法のような・・ 最近見たものによって印象や感想って変わってしまう。入場した大きな部屋に45体にのぼるピエロがいらっしゃいました。人が中に入っていると思い込み、最初のピエロの傍で動くのを待ち構えてしまったほど・・ 息をしているように見えます。 係の人に確認すると「これは動きだしたりしません」とキッパリ。造りはシンプルですが長いマツゲで目を閉じるとコンナニ想いが伝わってくる佇まいになるなんて・・ 衝撃的な体験でした。1人1人をジックリ見ていてトテモ嬉しくなって、この部屋には1時間近く滞在。 家族連れの方がいらして1番小さな子供が非常に怖がって、お父さんの手をシッカリと握り締めていたり.. そんな人々の反応や佇まいと共に尚一層たのしめる、個人的には1番好きなスペースでした。 もうひとつ世界に思い切り引き込まれた少年兵をテーマにした映像。血の塊のような瘡蓋や視線がリアルで切なすぎて、北朝鮮の少年兵になった気持ちでイッパイに・・ エクアドルのベネズエラの移民ハウスに3カ月滞在して、彼等の一員となっ過ごしていた日々、そのままが映像となっていて、超悲劇な見せ方に戸惑いつつ、、あらためて彼等の内に秘めた哀しさを想う「今更な一時」に固まっていると終了のアナウンスが流れ、退出を促されました。荷物を預けたのを忘れ、慌てて会場に戻ると丁度グランドフィナーレの瞬間。多くの報道陣が閉幕の瞬間を捉えるためにカメラを構えている場所を通過して、今回のディレクターや関係者一同の御挨拶している場所に遭遇。 前にも後ろにも移動できなかったので、そのまま待機。トータル即興で僅かな一時ではありましたが、歴史的な機会を目の当たりにすることができました。 100人10色、それぞれの直前の体験や、これまでの生活、学び、好み、思想、、によって感想、印象は様々。そんな中で遭遇する奇跡を解説や報道でコントロールしてしまう「不自由」は避けたい。 予告編を見ることなく映画を見る方がサプライズが倍増して楽しいし、心に深く残る、、そんな自由な感触を大切にできる環境と発表の機会が守られますように。佐野まりFacebook / danzacharango Instagram / amistadmusical
2019.10.14
コメント(0)
父の命日6月25日・・今年は何時になく訃報が続きます。先月の叔母に続いて友人の大事な叔母 Aida さんが今日の夕方に亡くなりました。 EXPO愛知万博のメキシコ館アテンダント、サッカーチームでも共に健闘、金メダルを手にしたチームメート Daniela さんの御宅に2009年、久しぶりに訪れたメキシコでお世話になり、御一家と親しくなりました。 彼女の御家族はトテモ仲良しで、何かあるごとに40人近くの御一家が集合、特に彼女の家に同居する叔母さんの存在感は特別。独身で子供のいない彼女は世話好きも手伝って皆の母的な佇まい。Mari Sano como crees ¿ (信じられる?)御馴染みなフレーズが耳に残っています。驚きの出来事の数々を聞いてもらい、おなかを抱えて笑ったことが沢山ありました。 最期は病気との闘いで、お会いする度に小さくなっていくようで切なかったのですが、御家族の皆さんに囲まれて深い眠りにつかれたようです。ほんの数日前、アルゼンチンから「マリオが部屋で亡くなっていた」というメールが届き愕然。その日は丁度、朝から仕事で出かけなくてはならず・・地下鉄の中で涙が止まりませんでした。80年いきるインコのマリオ・・何事? 電話が繋がらず・・ただただ呆然。ようやく電話が繋がって話を聞いてみると、、インコのマリオではなく、近所のマリオさんのことでした。お歳は90歳に達していたのではないでしょうか、、大工のマリオさん。 部屋の天井を空色に塗ってくれたペンキ塗りの達人。雲行きベットも作ってくれました。高齢ながら仕事を続け素敵なオジイサン。全く身よりがなかった方なので亡くなった後の手続きは大変だったそうです。オシャレで、お酒が好きで、粋な方でした。 お二人に共通した最期まで「やるべきことがある」・・歳を重ねていく心得として刻みたい。 今となってはアマゾンインコのマリオは大家さんの御家族の一員となって幸せに暮らしていますが、それでも今回の勘違いで「マリオ」の大事な存在感に気が付きました。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2016.06.27
コメント(0)
彼是10年前、愛・地球博の関連文化事業として、写真展、美術展をパルティ瀬戸で開催した際に、尾張瀬戸で最寄りの商店街を散策。確かアルゼンチン館スタッフと歩いていて「沖縄料理の店」という看板を見て興味深々はいってみると、店内には三味線の先生もいらして尚一層、盛り上がって、そんなこんなで入れ替わり立ち替わり、皆で次々と伺いました。 愛・地球博が終わりに近づき、送別会も兼ねての交流会を決行、アルゼンチン館、報道関係者、スペイン留学時代の友人、国際センター、そして「もやい」のお得意様、合流&交流「もやい処」での数多くの賑やかな饗宴の一時。その後も一時帰国する度に渡航先で出会った方や、剣道の生徒に至るまで、引き続き関係者一同で訪れ、「もやい処」のママさん、パパさんにお会いできるのが楽しみで、尾張瀬戸に欠かさず通っていたのですが、風の便りで「もやい処」を休業されたとのこと・・ それからは尾張瀬戸を訪れることなく時が流れ,, 今回、帰国した際に広報誌に「もやい処」の情報が掲載されていて、復活されたのだと思い込み、早速お店に伺いました。 実は新しい方が同じ名前で引き継いでおられ、そのまま帰宅。その方がママさんに伝えて下さり、再会の運びとなりました。積もる話に花を咲かせつつ、、実はママさんと同じ誕生日なのですが、この日付生まれは決して過去に留まっていません。常に新しい日々の演出を模索、創り続ける性分。再会は再開。世界を巡ってきたマリオの旗が瀬戸市に到着、一緒に持つことが出来ました。出会って10年後、愛・地球博10年後の、嬉しい特別な記念写真。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.05.01
コメント(0)
EXPO愛知で出会った元メキシコパビリオンのスタッフ、友人Danielleと再会。Facebookで何となく気が付くことができる友人の近況。やはり実際に会って話を聞いてみると意外と勘違いしていたり、、彼女は結婚式目前。そして9月に御子様の誕生も予定。御家族の皆様も本当にワクワク嬉しそうです。そんな彼女と御家族の歓喜を満喫。2009年、初めてのメキシコ公演で彼女が万博滞在中に日本で撮影した写真と饗宴しました。6か月滞在中に深めた日本への真心、震災が起こった際に折り鶴を通じた募金活動を展開、日本に届けていました。Proyeccion especial 2009 “Ilucion de los opuestos”fotografia Daniel Salazar / musica Horacio Lopez y Mari Sanohttp://www.youtube.com/watch?v=sBfJ6s8wZms結婚式は仕事で滞在先のフアーレスで20日、そして彼女の多くの家族が住むシティで4月に行われるそうです。近々10周年記念の愛・地球博2015イベントの予定を伺ったばかり・・ 素敵な愛・地球博再会、キット世界の何処かで様々な物語が刻まれていることでしょう・・ ふと閃いて折り鶴を結婚式の招待状に入れることになりました。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.03.02
コメント(0)
聖週間Semanasanta の始まり。オリーブの木を丁寧に焼いた灰で額に十字。 40日間を心して過ごす始まりの儀式。 この教会に連れてきてくれた親しいアナウンサーの方と共に参加、出発前の心清まる一時と共に、つい最近エジプトの21人が殺害されたばかりとあって、キリスト教、イスラム教の関係が注目される重い複雑な気持ちが漂う今日この頃、、。正直、度々あたまをよぎるのは「宗教とは一体なんのためにあるのでしょう・・」 ジョン・レノンがハッキリ言い切った「宗教がない世界」、、多くの若者が宗教から離れていることは明白。 そのなかで俄かに極端で暴力的な流れに染まってしまう若者・・暫く立ち止まって考えて、辿り着くのはボブ・ディランのいう「こたえは風に舞っている・・」 この灰も舞ってしまうのだろうか・・社会派の特別な教会で、個人的なことより、国、世界、地球のことを共に考え、祈ることのできる機会と、教員を中心とするコミュニティーの皆さんと話し合う機会、何度か皆さんに活動報告する機会も頂いて、牧師さんの信頼の元、地球船宇宙号にのって皆で進んでいるような・・そんな歩みを共にする機会=デモ行進。アルゼンチンでは日常の風景なのですが、政治利用される機会も多く、歩いている方がギャラをもらって歩いているケースが政府関係のデモ行進では御馴染みで、、それは見てすぐわかるのですが、この日の行進は例え政治的な背景が全くないとはいえなくても、皆さんが意志をもって自発的に歩いておられました。大雨が降る中、まさにアメニモマケズ 現場で皆さんの様子を目の当たりにして心打たれる機会。宗教も、政治も、敵と味方に分かれて常に確執の絶えない今日この頃・・ 愛・地球博から10年、今年は様々な記念行事が行われるそうで、ふと昔いただいたパンフレットを探してみました。「これまでに人類が獲得してきた経験と知識の全てを傾けて「自然の叡智」 自然が有している素晴らしい仕組み、生命の力に学んで創る新しい文化、文明の在り方と21世紀の社会のモデルを世界中の人々との多彩な交流を通じて実現することを目指します。 その中で21世紀人類が直面する課題の解決の方向性と地球や人類の将来の姿を見出していきます。 自然の持つ素晴らしい仕組みと命の力に感動し、世界各地での自然と様々な付き合い方、知恵に学びながら多彩な文化・文明の共存する地球社会を創ろうではないか。 互いに見つめあい、微笑みを交し合い、抱き合い、多彩な知恵の交流する世界を全身で体験し、全感覚で楽しもう。地球総てのいのちと未来のために.. 」 あらためて読み返してみて、今まさに愛・地球博のメッセージ「共存する地球社会を作ろう」 共存するためには何が必要か、何をしてはいけないか・・モリゾウさんに聞いてみる。「殺しあうのではなく、話し合うこと」広島・長崎原爆・終戦70周年、愛・地球博10周年と共に、そんな機会を皆で演出することができれば・・ 一人一人できることが何かある・・そんな行進でした。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2015.02.18
コメント(0)
あの日から16年、今でも救急車のサイレンの音が耳に残っています。当時の勤め先、高島屋で受け取った知らせ、、繁忙期お中元の売り場の仲間が騒然、本当に皆さんによくしてもらいました。いろいろなことが思い出されます。時が経つほどフト思い出されることがある。今日はアルゼンチン3戦目が行われました。既にベスト8進出は決まっているとしても、勢いをつけるためにも勝ちたい試合。今日はポンポンとゴールが入り続けました。互いに入れては取られ、結果は3-2でアルゼンチンが勝ちましたが、どちらも譲らない良い試合だった。ナイジェリアは今話題の国、、爆発事件が相次いで国が酷いことになっている。実はサッカー大国でオリンピックでは優勝しているんですね、しかもアルゼンチンに勝って・・グループではアルゼンチンがトップ、2位がナイジェリアなのでベスト8に同じく残りました。酷いことになっている国のためにも頑張ってほしい・・試合がおわったら選手の中ではブラジルに残りたい人も現れるかも・・。エクアドル、フランスの試合も素晴らしかった・・同点でもベスト8に進めなかったエクアドルは充実したチームだけに残念でした。キーパーが特に物凄かった・・実は監督はコロンビアの方と聞いてビックリしました。一方コロンビアはアルゼンチンの名監督Pekermanが率いている、、なんだかこういった国境を超える融合、多くの選手も実際は母国に住んでいない人ばかり・・サッカーのグローバル化が進むにつれ、レベルも上がるし、応援の視野も広がる。平和の秘訣が沢山・・今回のワールドカップはそういったことをシミジミ感じながら見ることができて楽しい。10年ほど前、愛地球博で参加したいが一心で選手不足を補うべく、混合チームEXPO UNITED をメキシコ、アルゼンチン、ポーランドのスタッフで結成、優勝をなしとげた奇跡を思い出し、メンバーに連絡をとってみました。一気にメンバーと繋がり、一緒にワールドカップを楽しんでいます。広い世界に目をむけるように「まり」というグローバル名前を父にもらいました。まり=ボール、平和のサッカーボールを目指して日々精進。17回忌、あらためてお約束。佐野まりhttp://www.facebook.com/danzacharango
2014.06.25
コメント(0)
再びアルゼンチンに一人で戻って1番大切な出会いのひとつといっていい、尊敬するブエノスアイレスの母、カンポスさんの誕生日でした。ブエノスアイレスは猛暑で誕生日のお祝いの電話をするも、暑さと最近かかえている政治も含めた多くの問題を語りあう中、電話を切ってフト、、「?」 せっかくのお祝いの日にコンナ電話で終わるなんて、、大切な人の大切な日、直接お会いして御挨拶したい。 バス、電車を乗り継いで突然到着。息子さんも勢揃いしていて即興の祝祭に皆さんと共に大喜び。忘れられない一時となりました。最近、フェイスブックに慣れ親しんで大事な瞬間を忘れつつある今日この頃。そんな興味深い記事がクラリン新聞に掲載されていました。「携帯をもたない人間」http://www.clarin.com/ciudades/capital_federal/persona-celular_0_646135516.htmlカウンセラーの女性曰く「携帯は無責任を増徴している」、、という。時間に責任を持つ大切さとプライバシーの大切さが語られていました。 コミュニケーションの形は日々グローバルに大変化していますが、それぞれのペースを保ち、大事なことを見失わない努力や注意も必要。現在1番の話題となっている鉱山反対運動、ふと周りを見渡すと鉱山の幸なしでは成り立たない社会、携帯も車も全ての住居も鉱山から得たもので出来ていて、鉱山があることで成り立っている仕事の数々、、一方、鉱山で壊される環境があり、決して明らかではない均等でない取引の数々。闇に包まれた多くの事が明るみになり、問題提示が行われやすい社会になったのは、インターネットと携帯による速い自主報道による賜物。物事はウヤムヤにできにくくなっている今日この頃。誤解や問題を解決するためにはダイレクトな何かが必要。 地球を大事にするための改革、「自然の叡智」愛地球博を思い出しています。ラジオというコミュニケーションのプロフェショナルとして一生を注いできたカンポスさんの誕生日、今後のことを考える貴重な機会となりました。佐野まりhttp://twitter.com/sanomarihttp://www.facebook.com/danzacharango
2012.02.17
コメント(0)
かれこれ2年前、小林拓一郎さんの Morning Charge 愛知県の放送局 Zip FM にメキシコから出演させて頂きました。丁度メキシコは独立記念日で次の年が200周年ということもあり、そんなメキシコ模様をお話ししつつ、初めての夢のメキシコ公演での思いが高まって、突拍子もない「鹿の踊り」の話など、暖かく聞いて下さいました。Morning Charge 月ー金 am6:00-9:00「帰国したらスタジオに遊びにきてください。」それから2年後、真に受けてしまったハチドリは、本当に伺ってしまいました。 お声だけ伺っていたアナウンサーの小林さんと夢の御対面。何度か今まで電話で海外から日本のラジオに出演させて頂く機会はありましたが、こうして実際にお会いできることは初めてで、シミジミ声に聞き入ってしまいました。毎朝の溢れるエネルギーに圧倒されました。そして今回伺った番組は空木マイカさんのSMILE DELI。制作の山下さんと綿密な打ち合わせの末、ドッキリ大作戦を決行。局のトイレで着替え、突然スタジオに衣装で現れるという・・(生まれて初めて舞台でない場所での衣装という流れに実は本人が1番ドキドキしていたのかもしれません) 準備をしてスタジオへ、、SMILE DELI 月ー金 am9:00-11:00ご自身もジャンベを演奏されるという空木さんは、アフリカの真っ青な空を想わせる爽やかで明るい声とお人柄。局の方々みなさんトッテモ暖かくてハチドリ大喜び。ラジオ局は、まるで飛行場の管制塔のような見晴らし、近代的で素敵なスタジオでした。1993年からの歴史が局の壁に沢山、日々の物語を大切に紡いでいらっしゃる、、愛と知性の愛知の暖かさ、再び愛地球博を想いつつ、出発前に大きな元気を頂きました。実は今、アルゼンチンのラジオをインターネットで聞き込む毎日です。フォルクローレ祭典、コスキンフェスティバルが毎日、日本時間10時より2時頃まで聞けます。昨日は出演している友人の演奏を聞けて感激でした。時代は変わりインターネットを通じて、どこの国のラジオも聞ける今日この頃、アルゼンチンで日本のラジオを聴く日々を想いながら、出発の準備をしています。Radio Nacional FM Folklorica佐野まり
2011.01.28
コメント(0)
昨日、公の場での御挨拶が掲載されました。(中日ホームニュース・ふるさとへの年賀状)帰国してからの流れが一気に変わり、原点・本来の仕事へ向かう機会と。多分、今年のテーマは「公」 いろいろな意味でのオフィシャルな形での発表と責任、日々の過ごし方を再度検討、整えることに集中しています。 愛地球博から五年、久しぶりに実家瀬戸市で年末年始を過ごすため一時帰国しています。世界友好をテーマにした創作・共演の土台となった故郷で行われた万博での出会いと体験に感謝しています。引き続き国際交流と創造の旅を続け舞台を発展させるため今年はメキシコを拠点に活動を予定しています。暖かい世界各国の交流と地球に優しい生活、万博のテーマを今後も世界の皆さんと舞台を通じて煮詰めていきたいと思っています。2011年も平和で皆様にとって素晴らしい一年でありますように。佐野まり
2011.01.06
コメント(0)
愛地球博から5年、多くの交流の舞台となったパルティ瀬戸。「アルゼンチン報道写真展」、「絵画展」の企画では本当に多くの素敵な方との交流に繋がりました。国際センタースタッフの皆様、アルゼンチン館、報道関係者、駆けつけて下さった御客様との再会を重ねています。今となっては過去の事ではなく、何らかの形で日々発展、継続している流れに気が付いて、始まりに終わりはない、、とシミジミ想う今日この頃。 おしらせを頂いて1年、夢の訪問が実現。素敵な水槽ガーデニングの御店・ネイチャーガーデン。訪れた子供が「エビが飛んでいる!」と言ったように、顔を近づければ近づけるほど、まるで海に潜っているような素敵な世界に一瞬にして旅立てました。水草が生い茂る中、小魚が、タニシがマルデ動く宝石のようにキラキラしていました。 共に国際交流企画を煮詰めて下さったSumireさんと御主人様の御店にて、、お子様誕生の速報をうけ、メキシコから国際交流のユニフォームが到着。何時の日か両親のように世界へ飛び出していく際に、描かれている世界の様々な風、日差し、水を楽しんでくれる日を想っています。 ネイチャーガーデンHPhttp://na-garden.com/佐野まり
2011.01.04
コメント(0)
2005年の愛地球博から5年、、地元しかも近所で開催された万博の様々な出会いや、名残に遭遇する機会が帰国してから多々あります。当時、万博会場に勤務されていた方々と御会いできました。既にアルゼンチンで再会することもできたり、インターネットを通じて互いの近況を目に耳にしていたりで、お久しぶりの再会ですが、面と向かって最新の世界の状況を把握、今後を模索する貴重な機会となりました。 再会の場所へ向かうために偶然、当時通勤で利用していた万博会場までの交通機関をフル利用。万博会場を車内から久しぶりに見ることも出来ました。ただ、その瞬間の大嵐で当時の会場はシッカリ見ることができなかったのですが、当時話題のリニモに乗ってシミジミと満員リニモに揺られた日々を思い出しました。当時と同じようにシッカリ整備されたリニモと駅周辺の様子に嬉しくなりました。多くの方が普通の電車のように利用されていました。 メンバーには上海万博に引き続きフル参加されている方もあり、貴重な中国社会における話題に目から鱗。南米諸国メインの日々を5年間送ってきて、帰国してから母親が傾倒している韓国ドラマや様々なニュースを見るに付け、あらためてアジアを深めています。身近で遠い国々、何時かジックリ向かい合う機会が訪れるだろうか、、何より5年後、ソレゾレのプロフェッショナルな日々を煮詰めていらっしゃる皆様に大いに感化されました。今年も後2日。年末年始の御挨拶に徹しつつ、久しぶりの日本で体制を整えています。 今日、酷使して故障したカメラの修理が完了しました。同時に同じオリンパスの新しい機種を得て、来年は再び様々な場面を捉えていけそうです。 佐野まりhttp://www.myspace.com/marisano
2010.12.29
コメント(0)
御馴染み愛知万博時代の友人(元メキシコ館アテンダント)の御家族(叔父様)誕生日会に出席しました。友人も含めた40人程の参加で大賑わい。前日にお誘いを受けた際に「チャランゴを持ってきてほしい」との依頼を受け、それなら日本体験を踏まえて「日本語で歌ってほしい」と逆リクエスト。急遽「赤とんぼ」を練習、当日の特別出演を一気に煮詰め、ケーキカット前にデュオでお届けしました。 赤とんぼの後、そのまま誕生日ソングへ。メキシコでは決して歌われないのが「ハッピーバースデー」、メキシコ独自の誕生日ソング「マニャニータ」が存在します。幼い頃、父が歌っていて懐かしい子守唄のように思える歌をチャランゴで演奏で参加できるのは、なんだかとっても不思議で感動的でした。 叔父様はギタリストでもあるので、早速ギターを持ってきて出席者と共に宴へ、、参加メンバーには演劇に携わっていたり、驚きの歌唱力で素晴らしい歌声で聞くことができたメキシコならではの愛唱歌の数々、、これこそ生もの。本当に素晴らしい一時でした。誕生日会は「死者の日」と比例したメキシコ文化の一つなのだとシミジミ体感しました。こちらで写真とドキュメンタリービデオを紹介しています。(FAICEBOOKはちどりページ)佐野まり Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.10.04
コメント(0)
ラジオ局から戻り、やることを全て行い帰宅。マリオが飛んできて、1日の緊張がほどけそのまま気を失ったように深い眠りにおちました。早朝5時、元気快復このまま最終日を駆け抜けます。本日20時・8月20日(金)「広島のビジョン」アルゼンチン最終上映ボルヘス文化センター Viamonte 525(入場無料) 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.08.20
コメント(0)
愛地球博に報道に携わり勤務していた際に、アンデス館の映像担当者だったJulio Martinezに広島取材に関する相談を受け、一気に取材許可証を取得して一緒に訪れた60周年式典。広島には過去に音楽公演で既に3度訪れていたのですが、実際の式典参加は全く別物。広島の街全体が過去へのフィードバックを辿っていくような、、報道関係者ブースは実に国際的でしたし、政府関係者、被爆者、犠牲者の家族を目の当たりにしてトッテモ緊張しました。その場にいなければ見えないこと、聞けないこと、、朦朧としながらカメラを手に、Julioくんを引っ張り、よりよい撮影の位置、取材すべき対象へ誘導していました。テレビ局と共に屋上に上がり、全体の式典を見渡した際、この全てがあのドームを中心に消えてしまった日のことを思うと、、眩暈がしてきて落下しそうになりつつ、、とにかく全てのことに驚いていました。 Pagina 12 (Facundo Farcia)あれから5年、丁度5年。その時の撮影が作品となってアルゼンチンで上映しています。制作のためベネズエラへ向かい、彼もアルゼンチンへ来て、お互い、費用、時間をカナリ費やしました。そして今回の上映の広報、印刷も含め引き続き費やしています。戻ってくることも、受け取ることもなく、とにかく無心で費やすのみ。現在は上映主催における任務に追われていますが、今日の上映は時差で65周年当日となるため、5度目の上映ですが、初めての上映の日以上に考え込んですごしています。一つの願いにおける創造の集結が現在上映されている作品の全て。そんなことをシッカリ歴史をふまえて届ける1日・・今日は親しいエクアドル大使館の文化担当官よりアドバイスを受けました。「ネガティブな責任は背負わないでほしい」表現の自由は尊重しなければいけないのですが、誤解される部分は方向性を見失わないための訂正が必要。難しいテーマにおける責任と調整を最終的に行っています。「2度と再び起こらないように」 願いと目的はシンプル。 そのためのより良い作品であるように、、。 アルゼンチンより会場を訪れた皆様と共に犠牲者の皆様のご冥福をあらためて心よりお祈りします。 8月1日(日)16時半 Palais de Glace5日(木)18時 Centro Cultural Cooperacion6日(金)18時 Vicente Lopez cine York7日(土)18時半 Centro Cultural Recoleta8日(日)20時 Centro Cultural Borges9日(月)19時半 Centro Cultural Ricardo Rojas20日(金)20時 Centro Cultural Borges佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.08.05
コメント(0)
上映2日目が終了しました。とっても寒い1日で、直前にワールドカップが終了、スペインの優勝でスペイン系の方が多いブエノスアイレスでも、俄かにスペインの旗を振りかざし喜んでいる様子をオベリスク周辺で見かけました。延長戦で自宅で見入っていた方々から会場に向かうつもりが間に合わない、、との連絡が入り、厳しい状況でしたが蓋をあけてみると遅れて入場する方も含め、会場半分は埋まっていてホッとしました。入場者の中には話題の映画の監督もいらして、音声と編集が好評でした。今回の上映で監督の仕事の繊細さを日々感じています。場所は全て整えることができたので、後は何か記念として残るもの、パンフレットの制作を煮詰めています。舞台裏は厳しいこともありますが、出来る全てのことを今回の上映にこめ、平和の種を一粒ずつ埋めていくことができるように。耐力を養う機会となりそうです。 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.07.12
コメント(0)
帰国して3日目、ようやく落ち着いてパソコンに向かい肩には御馴染みマリオが佇んでいて、、何事もなかったようにブエノスアイレスでの日々に戻っています。とはいえ心の奥深くに刻まれた今までにない穏やかな灯火、、エクアドルのエネルギーはトッテモ特別です。今回は特に大事なものを見極めることができました。今週金曜日より始る映画上映に向けてユックリと煮詰めています。作品の舞台は整いました。後は自然で豊かな波紋を見届けたい。上映期間は、ユックリ新しい曲を作ることに集中したいです。初日 Palaice de Glacehttp://www.palaisdeglace.gob.ar/kino/index.html7月2日(金)18時半 Palaice de Glace11日(日)20時 Centro Cultural Borges17日(土)18時半 Palaice de Glace8月1日(日)16時半 Palaice de Glace5日(木)19時半 Centro Cultural Cooperacion6日(金)20時 Centro Cultural Borges7日(土)19時半 Centro Cultural Recoleta9日(月)19時半 Centro Cultural Ricardo Rojas20日(金)20時 Centro Cultural Borges 佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisano
2010.07.01
コメント(0)
ブエノスアイレス一気に冷え込んでいます。真冬のように感じて、思い切り厚着をしていて大家さんに笑われてしまいましたが、、怪我だけで手一杯なので、風邪などはひきたくない。しかも一気に体重を落としていて脂肪が少ない分、冷えを感じやすくなっています。バレエのレッスンで痛みを感じるたび、たった1日で変わってしまったことが日ごとに大きな後悔として膨らんでしまうのですが、振り返っても仕方がない。起きてしまったことはリバースできない。現実を受け入れ出来ることを探すのみ。 そんな中で朗報、今年8月のドキュメンタリー映画発表に向けて動いていけそうです。愛地球博での出会いから5年を経て完成したドキュメンタリー映画、監督も発表に前向き、文化センターとの交渉も良好。怪我が完治するまで「踊るチャランゴ」休止、映画発表に向けての仕事中心に取り組んでいくことにしました。佐野まり・Mari Sano http://www.myspace.com/marisanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.04.06
コメント(0)
昨日はアルゼンチンでのインコの大活躍についておしらせしましたが、翌日は日本、我が実家のある瀬戸市で彼是5年ほど前、愛地球博が行われました。世界各国から訪れる方々に瀬戸市国際センターが懇切丁寧に対応されていました。流暢な英語、中国語でその中心となってお仕事をされていたSumireさん、久しぶりにに南米より地元に帰国して報道勤務の浦島な私、そしてアルゼンチン館共々、写真展、美術展開催などで非常に暖かくお世話して下さいました。(写真は万博会場で勤務最終日) ありとあらゆる国際的な機会に参加され、そのグローバルな佇まいと目線は地球博の後、大学院に通われ、フェアトレード活動に従事、まさに地球のために日々更新、前進な人と人を繋ぐ架け橋人。その活動は留まることをしらず、いよいよ人と自然の架け橋としての新しいプロジェクトが展開されるそうです。旦那様の亮さんと共に「熱帯魚」のお店Nature Gardenをオープンされました。(専門用語ではアクアリウムというらしい、観葉植物も扱っているそうです)ホームページにあるメッセージが素敵です。「自然本来の生活速度を尊重し、人間も動物も植物も無理せず焦らず生きていく。自然の美しさというのは急いで作られるものではありませんし、そうやって作り上げたものに本当の美というものは形作られません。私たち人間も同じように無理や焦りがストレスとなり、やはり本来の姿を失いかけているように思います。当店では熱帯魚などの「アクアリウム」、観葉植物などの「インドアグリーン」を主軸として扱い、生活の豊かさである「ゆとり」を追及しております。「ゆとり」は私たちの生活を豊かにしてしてくれます。しかし、その「ゆとり」というのは「自然」の存在なくしては得ることはできないものなのです。本来、人間は自然との結びつきが強く、自然を敬ってきました。それが近代化に伴い薄れてきて、やがて自然を無視するような考えや行動に至ってしまっています。かつての自然のスピードを基軸とする生活に近づけるためには、やはり自然と共に生活するという意識が必要なのだと思います。そして、それが自然に「ゆとり」となって私達の暮らしを豊かなものへと変えてくれるはずなのです。」 場所は愛知県瀬戸市共栄通5丁目61番地、(電話 0561-83-8884) 通信販売も扱っているそうですので是非、ホームページをたずねてみてください。なにより愛知県にいらしたら、素敵な二人に会えるチャンス、森の香りが漂っていそうな、とっても素敵なお店なので是非たずねてください。そして南米在住なので伺えないので、話を聞かせてください。Nature Gardenhttp://na-garden.com/
2010.02.09
コメント(0)
昨日のEdda Diazさんの公演直前、愛用のデジタル一眼レフが全く撮影できなくなってしまいました。メキシコ滞在時から調子がいまひとつだったのですが、新しく購入したフラッシュバックメモリーに問題があるのではないか、、と油断していました。が、サンドロ氏の葬儀撮影の辺りから、何故か画像が真っ黒、エラーが目立つようになってきて、撮影を頼まれた公演当日に部屋で相棒マリオを撮影しようとして全く機能しなくなっていることに気がつきました。急遽デジタルビデオカメラを使用しての撮影に切り替え、ついでに映像をサービスして乗り切りましたが、画質のアマリの違いに落胆。表情重視のEddaさんは画質の違いには気がついていないようですが、、HPなどには支障はないにしても、ポスターなどでは絶対に使用できない。 この一眼レフは2005年の4月14日、万博報道のため購入しました。約5年間、撮影数はきっと3万を超えています。これだけ酷使していたらシャッターが擦り切れて当然。ただただ、このカメラと共に過ごしてきた撮影の日々に感謝。多くの出会いと名場面における感動を共にしてきました。OLIMPUS E-300.. 形もスリムで取り出しやすく気に入っています。当分は再びフィルムに戻りつつ、軽い画像入手はビデオカメラにて、、不自由ですが修理は日本のサービスにお願いしたく思うので、当分仕事の撮影はなしです。佐野まり・Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2010.01.11
コメント(0)
到着してから何かがスッカリかわりました。とにかく感謝、感謝の日々です。万博時代のサッカーチームメイト、ダニエレと再会できました。彼女と御家族、大きな心の方々に囲まれ過ごしています。 これから死者の日が始まります。見るもの全てに感動、、心が洗われていく日々です。 Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2009.10.30
コメント(0)
元アルゼンチン館スタッフのNataliaナタリアに最近、手にしたEXPO 世界フットサル大会の優勝メダルを見せて再び喜びをわかちあってきました。万博時の表彰式には先に帰国したため参加できず、手にすることなく4年。オリンピックの金メダルの喜びをシミジミ想像、、これが金メダル!! 重たくて感激しています。彼女は国際本市のスタッフなのですが、当時の感動を職場の方々に話していました。寄せ集めの準備なしチームが決勝まで残り強豪、日本館チームに引き分けでペナルティキック合戦で勝った瞬間のこと。メキシコ、ポーランド、アルゼンチン合流チームの奇跡。頑張れベアーズのようでした。今日はフェリアでエクアドルの現代作家による講演が行われました。それほど文学に精通しているわけではないので講演内容を理解するのは難しかったのですが、作家の方の中に元、プロサッカー選手という思わぬ経歴の持ち主がいらして、その方の話が1番心に届きました。文学の場所でサッカーを通じて心が通う、、何よりも最近、過去と現在を行きつ戻りつしながら日々を刻む不思議な今日この頃です。尊敬する音楽家の方に本を書くように薦められました..5日間という短時間に10年間をお伝えする機会があったのですが、質問に答えながら煮詰まったもの。形にすることができるだろうか、、再び「考える人」となっています。とはいえ頭は抱えず、楽器を抱えつつ..ですが。 頭の筋肉がほぐされ長々してしまいまいた、、Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2009.05.04
コメント(1)
電話や携帯のメールで距離を感じることなく過ごしていますが、誕生日と正月はトテモトテモ距離を感じます。ケーキを買って帰って一緒に食べたい。年越し蕎麦をすすりながら除夜の鐘を一緒に聞きたい。面とむかって「おめでとう」と言えないのが、今年は特に辛いです。いろいろあって、、とても会いたい今日この頃です。Mari Sanohttp://www.myspace.com/marisano
2009.04.27
コメント(0)
愛知万博時代に博覧会広報を担当されていた方とアルゼンチンで再会できました。当時は仕事でのやりとりで非常に誠実に対応して頂き、とても印象に残っていた方だったので再会はトテモ嬉しかったです。何より相棒マリオが一目惚れ.. 公演にも参加いただいて大事な友人との夕食など多くの機会に感激しています。明日の早朝6時にコルドバに旅立っていかれるようです。Buen Viaje, Have a nice trip よい旅を!!
2008.06.21
コメント(0)
ベネズエラの方が何かと口にするCHEVERE(チェベレ)、大阪弁の「まいど!」..や名古屋の「でら」..でもないかもしれませんが、とにかく「御機嫌」なことを意味するらしい。他の南米諸国の方々は使用しない、ベネズエラまるだしなこの言葉が愛おしい。そんなチェベレをタイトルにしたDVDが完成しました。 監督は Julio Martinez 彼は愛地球博の時、アンデスアマゾン館で映像技師をしていました。現在はベネズエラのテレビ局で引き続き映像技師として日々奮闘しています。万博時代に兼ねてから広島に対して非常に熱い思いのあった彼の相談を受け、原爆追悼記念式典にお連れしました。記者登録をすませ1番前の小泉元首相などが座られる来賓席のとなりに位置する報道席にて一連の模様を撮影、広島の街を取材、現在その映像を元に広島に関するドキュメンタリーを制作しています。 そのドキュメンタリーのお手伝いも兼ねて昨年ベネズエラに初めてうかがいました。首都カラカスに2週間滞在。このDVD「チェベレ・カラカス」は滞在中の音楽物語が記録されています。市内のライブハウス飛び入り演奏に始まり、ベネズエラ交響楽団ゲスト、コロンビアの楽団参加、カラカスの名物・アビラ山に上るロープーウェーの中でカラカス市民とコーヒールンバを歌い、最期は頂上から眺めるカラカス市全景をバックに「はちどり」演奏で終了。仕事柄なんとなく撮影していた映像を元にJulio君が編集、2度目のカラカスへの旅目前に作品として発売するに至りました。来週これをもって2度目のカラカスへ旅立ちます。今回の目的は公演..出会いのマジックに身をまかせ、カラカスを皮切りに南米全土への旅が始まろうとしています。
2007.01.26
コメント(0)
日本教育EXPOが終了しました。 新しい日本をみつけたような..気がしています。知っているつもりで知らなかった..昨日、新鮮に感じたスペイン語で聞く日本の教育についての講演。今日は様々なイベントを見ていて思ったのですが..決して日本文化そのものだけではなく、どこかアルゼンチン色に染まったもの。子供に歌を聞かせている太鼓を叩く女性の方は、コチラで有名なマヌエリータという子供の歌を日本語に変えて聞かせていました。2階に展示されているアニメや折り紙に関しても日本のアニメを模倣しているだけとはいえない..太鼓の音色ひとつにしてもそう。どこかエッセンスが違う。スペイン語での俳句もしかり..新しい日本がアルゼンチンで育っている。そんな経過と種に触れる機会となりました。 自分の仕事仲間、アルゼンチン芸術関係者と過ごしているのでナカナカこういった機会に接することがなかったのですが、プロモーターとして関わっている友人に感謝。彼女のプロフェショナルな仕事を通じて、多くのアルゼンチンの方が日本の素敵なものを知る機会になったことにも感謝。 今回、非常に大きな役割を果たしたプロモーターの方は元愛地球博アルゼンチン館スタッフ。6ヶ月、日本で過ごした彼女がアルゼンチンから日本に貢献..愛地球博健在!他の国でもそんなことってあるのでしょうか。愛地球博物語 To be continued
2006.12.03
コメント(0)
昨夜は愛知万博アルゼンチンパビリオンのNatiの誕生日パーティーに参加してきました。正直この誕生日パーティーは少し苦手です。物凄い音量でダンス音楽などがドンチャカドンチャカとかかるので、話をするのも大きな声をはりあげなくてはいけない..しかも好きでない音楽のタイプ(クンビア)が結構かかるのでドッと疲れてしまうのです。耳の消耗だけは仕事柄、絶対避けたいと思っています。でも久しぶりに再会できたパビリオンのメンバーは、あいかわらず底抜けに明るくて面白かったです。万博の頃と変わらず「ワーーイ」という感じで..今日は昨日、速報で御紹介した。FM La Tribu の番組に出演してきます。丁度、少し前にアナウンサーの方から依頼を受けていたのですが、丁度ちかぢか公演を控えているのでグッドタイミング。告知も兼ねてお話してきます。前回はゲスト多数でスタジオが少し混乱していました。今回はもう少し落ち着いた形でお話できるといいのですが..アルゼンチン・本日日曜日、午後7時半日本時間 月曜日午前7時半..(早朝) http://www.fmlatribu.com/la_radio/la_radio_frame.htm のページの ON LINEをクリックしてください。凄く良く聞こえます。スペイン語の好きな方は毎日ここに繋げば様々な情報も含めて今のブエノスアイレスを体感できると思います。今日出演するANTENA DEL MUNDOという番組は毎週日曜日の午後6時から8時 2時間に渡り世界の音楽を紹介しつつ様々なゲストを迎える番組です。
2006.10.29
コメント(0)
昨年の7月20日..友達の日、記念コンサートを愛地球博アルゼンチン館でおこなっていました。元・瀬戸市国際センターのスタッフwsumireさんと偶然、昨日チャットで遭遇。一気に思い出すに至りました。あまり振り返ることはないのですが.. 忘れてはいけない場面の数々。 多くの方と出会い素敵な交流と仕事を重ねることができた日々..あらためて皆さんにシッカリ御挨拶したい。反省しきりです。そんな準備をしていると、ふいに友人の携帯からメールが届きました。高校時代の友人のお父様が亡くなられました。高校時代とまりにいったときに、ほんの少しですがお話しする機会があって..確かアルゼンチンのことなどを興味深く訪ねて下さったことを覚えています。父のなくなった日のことを思い出しながら..友人の現在、過ごしている1日を思っていました。年齢的にある程度、覚悟はしなくてはいけない今日この頃。親孝行についてシミジミ考えています。友人は1ヶ月前に赤ちゃんが産まれたそうで..お父様は旅立つ前にお孫さんの顔を見ることができて嬉しかったことでしょう。そんなお孫さんを影ながら守ってくれることでしょう。心よりご冥福をお祈りします。
2006.07.21
コメント(0)
3月末から煮詰めてきた愛地球博報道展を無事終了することができました。この日は天候には恵まれず、朝から大雨..タクシーに荷物を詰め込むのも、音響機器が雨に濡れないようにシバラク待たなければならないほどの大雨でした。ブエノスアイレスでの公演は非常に天候に左右されます。人々は雨の中、なかなか出かけたがりません。ブエノス郊外の方は尚更,,水はけが悪く洪水のように雨水が溢れかえってしまうのです。案の定、朝から予約の取り消しのメールや電話が相次いでしまいました。明日の朝まで雨が降り続くとのこと..仕方のない流れ。カナリ準備に力を入れてきただけに残念。それでも最終的に客席はほどよく埋まっていたようですが..日本大使館の文化センター映画館にて。やや教室的な雰囲気をDaniel Bacchetta氏と共に照明、美術を駆使して雰囲気を一層。真横からスライドで赤の照明を入れ中央の映像とミックス。時間が限られている中で本当に良い仕事をしてくれました。さすがレコレタ美術館主任技師。大感謝です。今回初めて舞台で共演 Eloisa Lopez彼女とは2002年のAguante Buenos Airesというロックフェスティバルで出会いました。非常にストイックでエレクトロニクスの音楽家として一目をおかれるアーティストです。暖かい彼女の人柄にも惹かれました。残念ながら光るアーティストは我の強い方が多くてナカナカ友人にはなれないのですが、彼女の優しさは特別です。お互い忙しくて練習期間が限られていたので少し彼女は戸惑っていたようですが、音響効果も手伝って本当に楽しかった。彼女の相方マルコスさんも手伝ってくださって..本当に皆で作り上げた出会いの一時でした。多くの友人の暖かい眼差しの下,,成し遂げることができました。多くの事が今回の報道展で後回しになっていたので,,ホッとすると共に沸々と今後の予定を練りながら嬉しくなっています。全てを出し尽くして一旦、「空」になることは正直からだに堪えますが、復活した時の力は一気に倍増しているような..多分、多くのエネルギーの循環が行われているのでしょう。既に次の公演の日程があがってきています。明日からの創造にワクワクしています。まず途中になっているレコーディングのミックスダウンから,,,,
2006.04.20
コメント(0)
ベネズエラから訪れている友人は大の東洋びいき..日本、そして中国にゾッコン。そもそもアルゼンチンを訪れた目的は国際映画祭で上映される中国、韓国、日本の映画を観るため。アルゼンチンを案内していて終始、複雑な気持ちになるのは、全く興味も関心も見せないアルゼンチン自身のこと。全てにおいて否定的。そもそもラテン諸国が嫌いなんですね,,ベネズエラに滞在中も同じことがありました。せっかくベネズエラにきているのに彼といるとベネズエラが好きになれない。ネガティブを土台にしている生業。それは非常に攻撃的な生き方。人を人としてみない、目的のための道具になってしまう。必要な時は頼み、終われば用なし。肝心な思いやりという感性が欠けてしまいがち。自分自身を「ヒキコモリ」と呼び、それでよしとして全く受け付けない硬い殻を持つ。そんな人が増えているような気もしないでもありませんが,,それでは未来は築くことが難しいでしょう。心あっての交流、心あっての作品。人があってこその国、文化、映画、本,, 人の出会いや交流なしで物や成功、お金だけを探す流れ,, なんだか空しいものを感じてしまいました。それを初めて忠告。角が立たないように気をつけながら,, 夜、友人に「人は皆それぞれ。あなたのようにはなれない」と笑われました。モチロンそれは承知しています。でも大切な事は一つ、とってもシンプル。敬意につきる。残念ながら他のラテン諸国でのアルゼンチン人の評判はアマリよろしくなくて,, ベネズエラのラジオ局で帰りがけに「気をつけて、ブエノスアイレスにはアルゼンチン人が沢山いる」と言われてしまった。小金もちのアルゼンチン人が旅先でカナリ失礼なことを繰り返してしまったらしい。お金持ちというのは時として思いやりを忘れてしまい、自分さえよければよくなってしまう。でないとお金はたまらないのかもしれません。でも..飛行機に乗ったことのないアルゼンチン在住の素敵な方々が沢山いる。そんな感動を持ち帰ってほしい。ベネズエラの方にソンナ感動を語ってもらえるといいのだけれど。昨夜みた愛地球博のドキュメンタリーはソンナ映像で溢れていました。
2006.04.17
コメント(2)
引き続き20日、アルゼンチンで行われる万博報道展に向けて準備を進めています。今日、日本から万博の特集のビデオが届きました。涙が溢れてしまった..決して懐かしさではなく、こんなにも多くの方が心を込めて仕事をしていた,, ゴミ分別担当者、ボランティアの方々、そして一般のリピーターの方々のスタッフとの交流。本当に物凄い地球大交流が行われていた,, 全てを知り尽くすことはできないにしても、アラタメテ知らなかった横顔を見て心から感動しました。こういったことをもっと世界に伝えてほしかった、、アルゼンチンでは知名度”0”、このままでは絶対おわらせない!常日頃、活動を共にしているメンバー、音響担当者、司会者の参加も確定。役者は揃った! 良い出会いと発見の機会になりますように..
2006.04.16
コメント(2)
少し更新がおくれていますのは他でもない、、愛地球博開催から1年、、アルゼンチンで報道における愛地球博のご紹介および、舞台裏での様々な出来事などの講演を行うことが決定しました。 只今その準備で走っています。
2006.04.04
コメント(0)
いよいよ時が迫ってきている..ベネズエラの映画監督Julio君到着は14日。彼の滞在1週間以内にドキュメンタリー上映を実現させ「出会いの機会」を演出したい! でも事はナカナカ進まない。1歩進めるのに10歩走らなければ,, アルゼンチンの場合100歩は必要。突撃隊のように走っています。我ながらイノシシ..走りに走って結果..駄目だったとしても、走った先には必ず筋力がついてきます。アルゼンチンでの日々はソンナ繰り返しでした。駄目だったことは1度もない..信じて当たるのみ。多分、信じる気持ちが1番の結果なのかもしれません。「たまに尊敬を超えて怖くなる,,」 病み上がりに走る姿を見た友人に言われてしまいました。多分、今日のパワーは特別だったのかもしれません。というのも昨日、日本からソンナ源となるメールが届いたのです。ずっと連絡がなくてトテモ気になっていた方から,,敢えて匿名としますが、ご無沙汰している間の奮闘の物語が沢山書かれていてトッテモ感動しました。生徒のため走り続ける先生、盛り上げに盛り上げる凄い方で日本人学校滞在時代は一緒に一仕事させて頂きました。いつも一人で走っているので共に走れた日々は凄く思い出深いです。願いを込めて走れば必ずマジックは訪れます。匿名でも写真は公開してしまおう.. すごーく怒られるかもしれないけど,,ご無沙汰のオシオキ。ミクロネシアの酋長さんによろしくお伝えください。
2006.04.03
コメント(2)
メモリアムな日々が続いています。昨日から一変、1年前の今日「愛地球博」が開幕しました。出会った多くの方との交流をひとつひとつ振り返りながら、お便りしたところ多くの方から暖かいお返事を頂いて感激しています。記念イベントがアチコチで行われているそうですね。モリゾーさんとキッコロが忙しくされていることでしょう。アルゼンチンで記念イベントを予定しています。詳細が決まりましたらおしらせしますね。 VIVA EXPO AICHI !!!マンモス“再会”に長蛇の列(CHUNICHI)開幕1年 熱気と興奮再び(YOMIURI)万博「モリゾー」「キッコロ」の関連グッズ1000億円突破(YOMIURI)愛知万博 その後(ASAHI)
2006.03.25
コメント(4)
尊敬する写真家の友人Silvina Di Caudoから薦められたドキュメンタリー映画を見てきました。 「音が言葉が素晴らしいから見てほしい,,」アルゼンチン映画協会の所持する映画館で時折、特別な映画が上映されます。それは商業ベースから離れた、おそらく一部の観衆に向けての作品。こちらでは若手の映画監督やジャーナリストによってアルゼンチンの地方を舞台としたドキュメンタリー作品が盛んに制作されています。アルゼンチン北部フフイ地方のイルージャという場所にある学校、その地区に住む人々が5月25日「独立記念日」を迎える前後の出来事を辿ったもの。地方の貧困は見るに耐えない酷いものがありますが、人々のつつましくも逞しい日々。あどけない子供達のささやかで豊かな幸せ..多くの場面、会話に心が釘付けでした。ものが全くない..厳しい生活。でも豊かな笑顔、心.. この直後、あるこちらの音楽家と話をしていて、膨大なエゴと競争意識ばかりで常に何かと比べている会話にむなしさを覚えました。一体あなたの制作は何をつたえたいのですか? と聞いてみたい。制作することで目立ち生徒を得るため..? 気持ちはわかる、状況もわかる..でも深いところでの共感としての何かが分かち合えない、、その方と話していると知らないうちに何かが削がれていて同じレベルで物事を処理する方向に流れてしまう.. つい先日、レコーディングを全て一人で終えてふと思いました。削がれてまで音色を無理やり重ねる必要があるのだろうか、、それなら本来のソロで思う存分、心をこめ舞台に徹するべき,,親しい友人のジャーナリストと見に行ったのですが、終わってから先日のレコーディングを聞いてもらいました。その方はグループでの公演を見るたびに怒って帰る人。「これは僕の好きなあなたの音楽ではない」今日は久しぶりに笑顔を見ることができました..。 賑やかだけれど何も語らない音。素朴だけれど心に残る音が、笑顔が、言葉。そんな今日、ラジオ局から連絡がありました。「あなた宛に封筒が届いている、、」新聞社の方が掲載記事を送ってくださいました。細やかな目線で万博での活動をドキュメンタリーのように辿りながら今までの出来事を活動を紹介して下さった記事でした。忘れがちな初心と今後の道程を提示されたような..。節目、節目でソンナ鋭い記者の方に出会います。記事にも書かれていますが、、そんな今はなき記者の方が日本を出発する直前に書かれた記事がドレダケ大きな糧となったか、、今回の記事はマタシテモ、その記事以上の大きな提示で締めくくられていました。雨上がりの空にポッカリ浮かぶ満月を見上げています。名古屋タイムス ニュース特捜隊・番外編
2006.01.12
コメント(2)
アルゼンチン館のスタッフ、関係者の打ち上げ、忘年会が行われました。懐かしい顔が次々と現れ感激しました。副館長のMASAMIさん、スタッフMIDORIさんが今朝、帰国。その足で会場にかけつけていました。飛行機の長旅の疲れが顔に思い切り表れていましたが、本当に有意義な旅を重ねてきたせいか、2人とも逞しく爽やかな笑顔。彼等からスタッフ全員のサインをしたユニフォームと沖縄の御土産を頂きました。6ヶ月間、いろいろなことがありました。スタッフの誕生日でした!乾杯! おつかれさまでしたーーアルゼンチンのユニフォーム!私はスタッフの一員だったわけではなく、海外報道としての存在でしたが、同じアルゼンチンからきていることもあって徐々に繋がりが深まり、頼み事が徐々に増えていき少々困ったときもありましたが..今おもえばそんな日々は全て有意義なものでした。例え自分の仕事が経済的に評価されなくても、確実に物事を形にすることができた。そんな仕事を積み重ねる中で世界中の笑顔、文化、思いを体感することができたが日々..本当に有意義な体験でした。あの日々によって心の中に宿ったものを徐々に形にしていきたいと思っています。そんな一つが来年1月に準備しているセミナー。剣道を通じた日本語指導のセミナーを1ヶ月に渡りおこなうことになりました。今回の帰国で日本人としての自信を得ることができました。伝えたいことがあります。
2005.12.22
コメント(0)
博覧会紹介雑誌Feria y Congresoによる愛地球博についての講演が行われました。場所はLa Rural。ここでは常に様々なイベントが行われています。アルゼンチン館スタッフが舞台に登場、地球博で行われていた館での催しを再現していました。久しぶりに見るスタッフに感激しました。皆それぞれ..でも、やはり自国にいるからでしょうか、日本にいた頃とは少し違って落ち着いた雰囲気。 それにしても主催者Juan Carlos Grassiさんの愛地球博における熱い思いが伝わってきて感激しました。雑誌社の社長さんで万博オタク! 会社も万博博物館のようです。世界の万博を渡り歩き会社には凄いコレクションを備えています。そんな方ならではの素敵なイベントでした。大阪万博との比較や愛地球博で感じた様々な感想を届けていました。リサイクルや障害者への配慮などが特別だった..ということもキチンと伝えられていて好感が持てました。残念ながら広報的にはアルゼンチンにおける愛地球博の知名度は「0」に等しいものでした。全く仕事をしなかったアルゼンチン館の広報関係者がどういったものだったかは謎のままですが..こういった形で例え終わった後だとしても伝えてくれる人の存在は日本人としても愛知県民としても嬉しい。きっと彼は生涯語りつづけてくれる..こういう方を歴史の生きた証人というのでしょう。
2005.12.19
コメント(0)
市民の不満が年末にかけて沸騰しつつある今日この頃、様々な形での抗議デモが頻繁に行われています。目抜き通りに突然、ベットが並べられホテル業界のストライキが行われていました。偶然、その場を通りかかったのですが、通りすぎるタクシーやバスを背景に路上に並ぶベットは愉快に見えました。テレビで報じられているデモで1番、噴出してしまうのはストライキでモクモクと上がる煙の行方を辿ると焼肉が..こちらではアサードというのですが、創造的なユーモアなのかもしれませんが、そうやって道を塞がれて迷惑している人々の事を思うと真剣さがイマヒトツ感じられなくて、複雑な気持ちになるのです。今日は17時から社会派で知られる放送局 FM RADIO TRIBUに出演していました。EXPOの話を中心にお話してきたのですが、特に招待された番組 Rueda de Amigos は、確かこれで4度目の出演。お付き合いが密な番組は話も広がり、回を重ねるごとに深みが加わっていきます。ただ今日の出演では思わぬ事情を伺うことになりました。番組担当者Gracieraさんのお父様が数日前に亡くなっていたのです。今日は亡くなってから初めての番組とのことで、最後に思い出を少し語られていました。震える声に涙を誘われつつ、、丁度その時に持参していたCD、Ema & Esoさんの「あめつちのうた」安らかな死を願う素敵なメロディ。今もっともよく聞いているCDで先日の特別番組でもアーティストに了解をとり紹介させて頂きました。「父はジョークが大好きでドミノの名手だった。彼が私にくれた1番の贈り物はラジオ Gracias Papa」..最後のスペイン語は日本語では「お父さん、ありがとう」7年前になくなった我父のことも思いながら、その言葉で番組を締めました。私も父からラジオ、そしてカメラをもらいました。FM LA TRIBU 87.7MHZ Rueda de Amigos毎週 水曜日 17-18時番組進行 Azucena Grunel y Graciela Alvicel
2005.10.05
コメント(2)
帰国が徐々に知れ渡り、様々な誘いの波がドッと押し寄せつつあります。映像関係者が共に舞台を制作したいので見て欲しい、新しい文化センターでの企画、様々な音楽家の要望、取材依頼のお報せ.. お誘いは本当に有難いのですが、今回だけはジックリとした時間を持って臨みたいものがあるので今ひとつ返事が滞っています。この際、しばらく自宅の電話回線を切ることにしました。年末の公演制作と新しい創作に没頭したいのです。何かに振り回されて中途半端になることだけは避けたい。昨日もディエゴに話したばかりですが、お金ウンヌンよりも信頼の階段を少しずつ上っていきたい..だからこそ年末の公演は特別なもの。集中します!! ブエノスアイレス文化庁主催 BARES NOTABLESDANZA CHARANGO Y AMISTAD MUSICAL 2005公演まで..後58日今週発売の とらばーゆ東海版・掲載記事の反響が少し届きました。文章に関しては事前に確認作業があったので安心していますが、特に写真が好評のようです。センスあるカメラマンの方だったので、きっと良いものを引き出して下さったのかもしれません。日本出発直前の取材だったのですが、チャランゴと共に..、ご挨拶ができたようで良い機会になりました。何より親戚関係が喜んで下さるのは嬉しいです。ご無沙汰ばかりで失礼しているので..会場で出会った様々な素敵なお便りを頂いています。メキシコ館、ポーランド館のサッカーメンバーは、帰国直前に忙しく旅をしているようです。アルゼンチン館の方々は滞在先を変え忙しく愛知県内を移動中、既に中国に向かっている方も。国際センターで大活躍のすみれさんは任務を終え、世界へ旅立たれたようですし、東京から仕事にいらしていた万博関係者の皆様も元の住まいに戻られ、親しくなった記者の方々は各地の現在を伝える仕事で忙しそう。皆さんそれぞれの新しい日々のエンジンが掛かりつつある話を聞くにつけ、愛地球博での日々が暖かい灯火のように感じられる。本当に特別な機会に感謝です。
2005.10.04
コメント(2)
ようやく一仕事完成しました。「ハチドリの庭」10ヶ月ぶりに復活。今日は第1回、ラテン諸国の活躍を中心にお話ししました。ここ数日徹夜で準備してきたので終わって本当にホッとしてグッスリ眠る事ができました。相方フェルナンド君のサポート、そして音響ディエゴ君が非常に細やかに対応してくれて、3人のハーモニーが良かった。こちらのページにあるJardin colibri EXPO AICHI 2005をクリックして下さい。(スピーカーマーク)Media Player から聞く事ができます。RADIO AMPAIRA Jarin Colibri内容、ラテン諸国のナショナルデーの紹介、他地球市民村や瀬戸会場で見た活動家の方々の話、そしてフルムーンコンサートのこと。今回はえまさんとエソウさんのCD「あめつちのうた」を中心に選曲しました。次回はアジア、アフリカ地区のパビリオンの紹介そして万博の裏話などを御紹介する予定です。来週は民放中心に万博報告、そして新しいライブの内容をお話する機会が決まっているので、当分まだまだ愛地球博の余韻をひっぱる今日この頃。本当に素敵なエネルギーが維持できて感謝。ここで追伸ですが、、確か今週発売の「とらばーゆ」に帰国直前に受けた取材の記事が掲載されているはずです。若い方に意見する..という偉そうな感じで恐縮ですが..上から物言う形ではなく、こんなことがあったんですという体験的にライターの方が素敵にまとめてくださっているので、よろしかったら..東海地方の方、ご覧ください。東海版に掲載とのことです。よろしくお願いします。
2005.10.01
コメント(0)
日本から万博情報をお届けしていたRENACER新聞の編集長 GUILLERMOさんと合流。帰国後の報告と取材費用を受け取り一件落着。今回の取材を高く評価して下さって感激しています。せちがらい南米で、、こんなに気持ちよく仕事が終わったのは初めてかもしれない。良かった、、心から良かった。今週末、AMPAIRAでのスペシャル放送が決定しました。土曜日10月1日、15時より1時間。(日本時間では日曜日10月2日の深夜3時)これはあくまで生放送の時間帯ですが、後程ホームページにアップされ何時でも聞けるようになると思います。ウッカリ夜更かししてしまったら生で聞いてください。より緊張感が楽しめます。こちらから簡単に聞いて頂けますのでよろしくお願いします。AMPAIRA はちどりの庭 JARDIN COLIBRI内容はラテン諸国の万博での活躍をインタビューと共に、他様々な出来事をアナウンサーのFERNANDO君と共にお届けします。スタジオには昨年通り相棒のアマゾンインコのマリオも参加していることでしょう。約半年振りの放送で、どうなることやらですが、、ちなみに今回はあくまで愛地球博をアルゼンチンで御紹介するという設定でスペイン語のみです。(普段は同時通訳)編集長GUILLERMOさん、彼はボリビア人の両親をもつボリビア系アルゼンチン人。彼の苦労や新聞発行のイキサツを伺っていました。両親の故郷・憧れのボリビアで彼のアルゼンチン訛りのスペイン語は厳しい対応を受けてしまった。「自分は何処の誰だかわからない、、」アルゼンチンでもボリビア系の彼の姓は、警察などで受けが悪いそうで、、生まれながらにして、どこでも厳しい仕打ちを受けてしまう彼のアイデンティティ。そんな葛藤は私の帰国子女としての体験と相通ずるものがありました。ただ彼の場合ネガティブなものを乗り越える意味で比べ物にならない哀しさがある。世の中、思わぬ難しい壁が多々あるものですが、それを乗り越えるべくボリビア系の新聞を立ち上げt成功させてしまった彼の努力に心から拍手を送りたい。囲いを作ってむやみに排除する傾向、これは世界的ですね。AGUANTEはちどり! 今日はソンナ内容も含めた最後の記事を地元とうめい新聞の連載「万博の横顔・地球を巡る風にのって」最終回に込めました。タイトルは「愛地球博・はちどりの夢」 本日、水曜日夕方発行。
2005.09.28
コメント(0)
12時間時差があるので日付は25日ですが、ほぼ日本時間では26日。とはいえ新聞や公式ホームページで終了の場面をユックリ見ることができた今日、あらためて愛地球博さようなら、、しみじみと振り返っています。皆さん本当に寂しそうですね。会場にいたら、きっと私も涙ぐんでいたかもしれません。 昨日までは現地での新たな毎日にドップリつかりつつあったので距離をとって見ていたのですが、今日せっかくなのでユックリと様々なホームページに伺ってみたところ、どこでもドアのように一気に現場の思いに触れることができました。インターネットのお陰ですが、最後の1日の感動を映像や記事を通じて体感できました。本当に心から、愛地球博を作ってきた多くの関係者の皆様に拍手を送りたい。 御成功おめでとうございます!! 最高の芸術友達リリアーナ先生と会っていました。6ヶ月留守にしている間に長年に渡って積み上げた新しい舞台タンゴ・ポスタルを成功させ、再びアルゼンチン文化における話題の中心に舞い戻っておられた、、彼女は知るひとぞ知るバレエ界の巨匠です。ここ3年ほど、とっても親しい友人。こんなに面白い人はいない。決して穏やかな方ではないのですが、彼女の傍にいると自由とエネルギーを存分に頂ける。物凄い器、本物の天才の魅力、創造することで忙しくて、周囲と比べる暇のない毎日。12月の公演に向けて沸々とアイディアが生まれてきました。 (お返事) まるまさん 帰国してダイブ余裕ができましたので、またユックリお返事ができます。ご無沙汰してすいません。めだかさんは元気ですか? 私は昨夜クリちゃんというハムスターに出会いました。クリスティーナさんが働いていた日本人家庭のゆうこちゃんから譲り受けたそうですが、小さな身体で部屋の中を自由に動き回っていて感動しました。昨夜の写真は日本の祐子ちゃんに見せるため掲載しました。なんとその祐子ちゃん、日本人学校に演奏に伺った時に会っていたんです。世の中って狭いですね。。話は飛びましたが母のメダカもとっても元気でした。タニシと共存してます。 wsumireさん瀬戸会場の一件は本当に思わぬ形でアルゼンチン館とも再会、最終日にはパルティにも来ていただいた方が来て下さったこともわかって、何だかお騒がせしました、、と恐縮しつつ。協会のAKOさんの本「もんでニューヨーク」は本当にお薦めです。是非読んでみて!! きっとSUMIREさんのことだから、どこかでAKOさんともバッタリ会うのではないかと思いますよ。「報道と音楽で人を繋ぐ」某中日新聞の記事には正直たじろいでしまいましたが、、終わってみてあらためてナルホドそうだな、そういう風に今後がんばってみたい、、と指令を受けたような心持です。今週のとうめい新聞最終回でそんなお話をしたいと思っています。国際センターとホームステイ事業の皆様によろしくお伝えください。 RANAさんきて下さっていたのですね、こちらからは人々にあたる照明が眩しくて、逆光だったため顔が見えず失礼しました。本当に今回は度々重なる御参加、御協力に感謝しています。帰国したら1番の夢、RANAさんの作品を生で見る!!! 夢見ています。個展のおしらせなど送って下さいね。微力ですがこちらでお報せしたいです。新作に万博体験は反映されるのでしょうか、、
2005.09.25
コメント(0)
日本時間午前10時、アルゼンチンは前日の夜10時。丁度真裏というのは実にわかりやすいものです。四季も全て逆。再び愛知万博の瀬戸会場・市民パビリオン「地球回廊」にて。今日は最終日ということもあって、講演形式での紹介となりました。直前、再び音声の調子が悪く、別のパソコンでカメラ、マイク共に揃ったものが全て塞がっていて危機一髪のピンチでしたが、無理を承知で使用している方にお願いしたところ、なんと日本に非常にゆかりある方で快くパソコンを譲ってくださいました。出会いのマジックまたしても。クリスティーナさんは日本人家庭で子守りなど、お手伝いをされています。今日は日本語スペイン語の同時通訳ラジオ番組を共に行っているアナウンサーのフェルナンド君も参加。2人を御紹介した後、愛地球博の取材で特に市民パビリオンで感じた印象をお伝えして締めくくりました。 海外パビリオンとナショナルデーの取材に徹していたので、それほど毎日のように瀬戸会場に伺う事はできなかったのですが、西村陽子さん、広川隆一さんの講演、沖縄関係のコンサートなど、全てにおいてメッセージが明確で、何よりも誰かのために身を粉にして尽くしている方々の活動に深く接することができて感動しました。地球市民村でも国境のない医師団や、児童虐待のケアーを行っている団体など、初めての試みといわれるNGO,NPOの参加でしたが、本当に素晴らしい取り組みをされたと思います。どうしても万博というと商業的な流れが取り上げられがちですが、地元のメディアも細やかな取材で心有る人物に迫っていました。新聞社自らが交流の機会(サッカー大会)を主催されたり、こういった動きがもっと世界の報道で取り上げられてほしいものです。会場と直接的な関わりをもっての仕事は閉幕をもって終了。とにかく地球回廊の方とのお約束を果たせてホッとしています。万博入場、初日に取材を行った場所が地球回廊でした。来週早々、新聞連載中の最後の万博記事をあげ、そして所属する放送局AMPAIRAで特集番組を制作、今年の公演は多分報告も兼ねて何らかの関わりをもっての舞台になるので、まだまだ終わらない、、確かに会場は閉幕しましたが、愛地球博を踏まえての仕事は、当分それぞれ続いていくのではないでしょうか。何はともあれ一区切り、皆様おつかれさまでした。
2005.09.24
コメント(1)
アルゼンチンより万博会場へ、2度目の接続で驚きの再会が!! なんと6ヶ月間共に過ごしたアルゼンチン館のスタッフ、メルセデスさんに遭遇。「信じられない!!」とお互いで大騒ぎ。アンデス館のダビー君も一緒にきていて、こんな偶然ってあっていいのでしょうか。本当に驚きました。 今日は昨日欠席したロックギタリストのルイス君も参加してくれました。彼のバンドSOLARの曲もお届けできてルイス君も嬉しそうでした。みなさんの笑顔を見るのが何より嬉しいです。笑顔を運ぶ地球回廊に拍手! 明日はいよいよファイナルです。会場は閉幕で大いに盛り上がり、この6ヶ月を振り返る一時となるのでしょう。想像するだけでワクワクします。そして寂しい、、万博会場への最後の接続では今後に繋がる機会になるように。。明日はアナウンサーのフェルナンド君、画家のディエゴさん、そしてドキュメント作家など芸術界から何人かをお迎えします。 朝10時から15分間、瀬戸会場にいらしたら是非お話しましょう。よろしくお願いします。インターネットカフェPRONTOスタッフの皆さんから日本によろしくとのことです。今日は12月の会場をチェックしていました。歴史的な芸術家の絵や写真が沢山かかっていて、さすが由緒あるカフェだけあって作りも素敵です。奥に小さなステージがありました。とても集中できそうなステージで安心しました。場所を体感することによってプログラムの構想が生まれてきます。歴史を乗り越えるような新しい舞台で驚きを届けたい。万博の画像なども届けることができればいいのですが、、スライドで写真展も考えています。
2005.09.23
コメント(2)
日本時間、朝10時。こちらの夜10時。丁度12時間、真裏のアルゼンチンと万博会場が繋がりました!! マイクの接続が悪かったり、担当者が欠席したり若干困難がありましたが会場の方々とお話ができて感動。引き続き24日、25日と繋がります。瀬戸会場にお越しの際は是非、HOLA オラー(スペイン語でHELLO)とお願いします。世界は丸くて狭い、、繋がりさえすれば。。そんな印象を受けました。再びアルゼンチンで音楽企画を立ち上げています。12月の公演に向けてまっしぐら。長年活動を共にしているケーナ奏者Marco Antonio Villegas と煮詰めていました。彼とは2003年にブエノスアイレス近郊ラモスメヒアの劇場でコンサートを行って以来、それぞれの道を歩んでいました。それぞれの2年近くの道程が新しい音楽になる。6ヶ月間の万博での体験も込めていきたいと思っています。インド、イスラム、、など新世界の空気を吸ってきました。どんな舞台が生まれるか、全て自然の流れに身をまかせていきたいと思います。新しい風が世界を駆け巡りますように!
2005.09.22
コメント(0)
瀬戸会場の市民パビリオン・地球回廊にアルゼンチンが参加します。全世界に繋がる窓として画像を通じてお話できるグローバルなスペースですが、アルゼンチンと繋がる時間は朝10時から15分。場所はブエノスアイレス市内中心にあるインターネットコミュニティPRONTO、担当はルイスさん。私はアシスト及び通訳として立会います。本日、本番前のチェックを無事終えました。素敵な橋が掛かるような気がして楽しみです。日時 23、24、25日 午前10時より15分今後も引き続き繋がっていくプロジェクトとのこと。アルゼンチンの若手の元気な日常をお伝えできるような、そんな窓口に。瀬戸会場にお越しの方は是非ご覧ください。日本は秋分、こちらアルゼンチンは春分でした。「学生の日」でもある春を祝うこの日は、多くの子供達が公園にくりだしピクニックを行います。この日だけは毎年快晴、青空の広がる暖かい1日でした。大いに盛り上がり賑わっているさなか、パレルモ地区でガス幹が破裂。住民が避難しなければならない事件となっています。テレビをつけるとインドの洪水で7000名の犠牲、そしてアメリカに再びハリケーンが、、アルゼンチンでも南極観測に勤務する2名の捜索、南部のバリローチェでは修学旅行のバスが転倒して45名の学生が怪我、1名が尊い命を失いました。家族も含め大変な思いで費用を集めての学生最後の旅行。あまりに残念な事件。現在、このニュース一色となっています。喜びと悲しみが背中合わせの今日この頃。先日ラジオ局で万博の話を多くの方にお伝えしてきましたが「所詮ユートピア、少し我々が同じように体感するのは難しい」と言われてしまいました。確かに日がたつほどに語る難しさも感じています。とはいえ前進あるのみ。2台のパソコンを駆使してスペシャルプログラムに向けてモクモクと編集中。
2005.09.21
コメント(0)
面白い出会いがありました。インターネットカフェで仕事をしていると日本語を使うだ使わないだという話が受付の方から聞こえてきました。今使用している最寄のカフェは中国系なのですが、常連なので店員さんは日本人だと何気にきがついていたようです。彼女に聞きなさい、、との声、何事かと顔をあげると日本人離れした女性が立っていました。とても感じのいい人だったので話を聞いてみました。冷たいかもしれませんが、旅人には非常に変わった方も時折いらして、この厳しい街の在住者として自分のことでせいいっぱいなので、他人の世話までは請け負えないのが正直なところ。やっかいな他人は尚更。この人は大丈夫、、どこか別の星からきたような、面白い人でした。 ブラジル・バイーアからきたアフロダンサー。旅券の関係でアルゼンチンに流れ着いたらしい。非常にブラジルは危ないらしく、そんな危険情報もろもろの話を聞く事ができました。いつかはブラジルに行ってみたいけれど、、相当、覚悟していかなければ難しそうです。2週間ほどこちらで過ごすそうです。連載の締め切りで火曜日はいつも立てこんでいます。番組の準備も重なってごったがえしていますが、寒さが少し和らいできたので仕事は結構はかどっています。日本は秋の気配が漂っているのでしょうか。今日は国営放送の海外短波プログラムにてスペイン語、日本語の放送で万博報告を行ってきました。日本語アナウンサー、マルセーロさん。スペイン語アナウンサー、アンヘルさんと共にお届けしました。特にアンヘルさんは、その道のエキスパートで午前中は放送局、午後は学校でアナウンスを教えています。哲学を感じる落ち着いた進行で安心して話をすることが出来ました。重荷ラテン諸国の万博会場での印象や活躍について話をしました。国営放送ということもあって話題にはカナリ気をくばりました。会場で受けた様々な政治的、宗教的な印象はノーコメント。商業的な話題もNG。自由に話をできるのは番組が終わってから、1対1、口コミでの報道も大切。相手が報道関係者なら尚更。
2005.09.20
コメント(0)
アルゼンチンに帰国して早いもので1週間。親しい友人との再会もままならずEXPOスペシャル番組の準備と連載記事の締め切りにも迫っているので、半身は日本。万博情報は様々な形でチェックしていますが、何よりアルゼンチン館など親しい方からの生々しい情報によると、、とにかく相当、混雑しているようですね! 28万人?? どうやったらそんなに入れるのでしょう。各館に入るのはきっと至難の業、行列を想像するだけで息苦しくなってきます。帰りのリニモやシャトルバスは東京の通勤ラッシュのようになっているのでしょうか、、。なにはともあれ後6日です。始まった頃は6ヶ月は長すぎる、、と思ったりもしたものですが、いつも終わりはバタバタと名残り惜しく、押し寄せる人の波、撤収でごった返す中「終わってしまったね、、」と振りかえる日が訪れるのでしょう。こちらの有名な音楽祭コスキンフェスティバルは新人予選も含めて1ヶ月に渡るのですが、その終わりをふと思い出していました。今日は気分転換も兼ねて探し物に繰り出しました。どうしてもゲットしたいアクセサリーがあって、、市内のショッピングセンターcaballitoに繰り出しました。周囲には新しい建物がドカンと建っていて、まさに今その看板を吊り下げる作業。かなり危ない作業を街中で行っていて、見物も沢山でていました。経済効果?と錯覚に陥るような人手。決して裕福ではなくとも楽しむすべを知る人々が日曜日、とりあえず街に繰り出して歩いてみる。そんな人ごみの中を歩きながら、おくればせの情報を次々と入手していました。ストーンズが新作を発表していた、、クラプトンも! トレイシーチャップマンも! アルゼンチンでもレオンヒエコやビクトルエレディアが新作を。皆さん凄い。あれだけ力の入ったアルバムを出された後、また何事もなかったように新作が。2月にストーンズが訪れることも決定しているようです。12月の公演では新しい勢いを込めていきたい。ヤルキが俄然でてきました。2作目から4年も経ってしまった。今年こそ新作を準備しはじめようと思います。サボりすぎに反省。余談ですが今日、万博会場で御馴染みのロボット・ワカマル君が、こちらのテレビで紹介されていました。オフィスのアシスタントとして将来有望とのこと。
2005.09.19
コメント(3)
いよいよ愛知万博は後残すところ7日間! 閉幕までのカウントダウン。何だか急にトテモ寂しさが募る。今日はアルゼンチン館で感謝パーティーが開かれているはず。帰国直前に招待のメールを受け取り、返事をすぐには出せなかった。参加したい、でも帰国しなければ、、みんなに何と言おう。本当に離れてみるとあらためて寂しさが募ります。アルゼンチン館に訪ねていって、愉快な立ち話ができたあの頃が今となっては本当に遠い昔に思える。それよりも何よりも良い番組を制作することに集中しなければ。新しいパソコンに編集プログラムをダウンロードしたところ。同時に来週の連載記事もあげなければ、、foto by Kyoko Kusudaテレビでは盛んにアメリカのニューオーリンズで起こっている洪水の特集を取り上げている。20人のアルゼンチン人の行方が未だわかっていないことも輪をかけている。日本人はどうなんだろう。音楽関係者は滞在していなかったのだろうか。現地に滞在した日本人の話など聞いてみたい。アメリカに滞在する人の話をあたってみようと思う。日本では感じなかった世界の話題を一気に浴びている感じがする。報道における充実、そして世間の中で世界を地球を感じる。それにしても酷い、、何度か見たフォレストガンプの映画のシーンを対比させて伝えていた。あの撮影現場がこれほどまで破壊されてしまうなんて。国連総会が行われていたようだ。ベネズエラのチャべス大統領が厳しくアメリカを叩いていた。このニューオーリンズの特集はそういった意味も含めて盛んに取り上げられているのでしょう。これをキッカケに何かが少し変わるかもしれない。
2005.09.18
コメント(0)
非常に慌ただしく感動的に過ごした最後の1日でした。先日、取材を受けたとらばーゆの記者の方から電話を頂いて、まとめの電話取材として質問が。「佐野さんの宝物は?」 目を閉じて浮かんだ多くの方々の笑顔.. 回答は「出会った人すべて!」愛地球博で出会った多くの方々、皆様にあらためて御礼を言いたい。愛地球博の最終日前日に送別の夕食会。その日に初めてお話することができた方も合流・・その夕食会の後、そのまま皆さんと共にサッカー場へ。混合チームEXPOユナイテッド優勝に立ち会って頂きました。そして出発直前に最後の日に「再会」という新しい出会いもありました。高校時代のクラスメートと20年ぶりに合流。20年もたてば人生いろいろで、多くはお母さんになっていて姓も変わっていました。彼女たちの仕草や佇まいの変化を撮影しながら20年の月日やそれぞれの近況を想像して嬉しかったです。以前の面影を残しつつ、全く新しい人となっている感動。きっと今回の出会いも、いつのひか再会の日を迎え、同じように新鮮な出会いとなる感動をくりかえしていくのでしょう。Toin High School 2005 (since 1986)だからこそ「お別れ」はその都度キチンとしたい。いつの日かの「出会い」ののために。皆さん本当にありがとうございました。また会える日を楽しみにしています!
2005.09.09
コメント(9)
準決勝は北欧館との試合でした。身長の高い体格の良い集団でチームとしてのまとまりもあり、練習も詰まれている。これは厳しいかもしれないと思いましたが、ゴール前の決定打にかけていたのが幸いして、長めのシュートでアルゼンチン館のコニーが2本。彼女のシュートはカナリ強力。今日は私もフリーキックで1本。3-1で勝つことができました。快挙です。ポーランド、メキシコ、アルゼンチンの寄せ集めで試合に出る出ないでもめるような素朴な集団が決勝まで残るとは..。それぞれがひたすら個人的に楽しんでいる。非常に個性的で楽しいチームです。実は未だフットサルのルールが今ひとつ見えないのですが、、スローインとフリーキックが独特の規定があるようです。それにしても、いよいよ来るところまできた、といった感じでメンバー喜びあっていましたが、初日の爆発的な喜びを越えるものではありませんでした。多分、初日の試合相手が1番てごわかった。何より新鮮だったことと、皆健康でした。今となってはメンバー全員、どこか故障を抱え、日常生活に支障をきたすほど痛んでいます。自由に走れない、思うように動けない悔しさ、もどかしさ..。決勝、最後の試合くらい思う存分、コートを走り回りたい。勝つ負ける以前に納得のいくプレイを。そして交流と出会いを楽しむ。心を込めて試合にのぞみたいと思っています。9月7日(水)21時半、キックオフ場所 愛知フットサルクラブ リニモ万博西ゲート駅より3分女子決勝 EXPOユナイテッド VS 日本館きっと素敵な物語が刻まれることでしょう。
2005.09.06
コメント(0)
全109件 (109件中 1-50件目)