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先日、うちのクロメダカが全然産卵しないと書きましたが、
昨日今日あたりからブリブリと産卵開始しました。
その理由の推測はあとで書きますが
2号池のヒメダカはイシガメの餌用にキープしてあるのに
連日のように産みまくっています。(孵化までしてる!)
2号池は基本的にヒメダカしかいないので、
外敵の脅威がなく、安心して産めるんでしょう。
でも2号池以外はいろんな生き物が同居しているので、
おちおちと産卵もできないのだと考えていました。
でもちょっと待てよと考えました。
メダカが産卵する環境ってそもそもなんだ?
どういう条件が必要か。
自然界でも外敵はいますから、それでも産めるようにする方法は?
それで考えたのが
・ 水草が生い茂っている(卵が見つかりづらく稚魚が隠れられる)
・ 流れがない、ゆるい
やっぱりこの2点しか思いつきませんでした(笑)。
3号池は以前、カボンバとマツモをたくさん植えこんだのですが
ザリ刈りの被害に遭いほぼ全滅しました。
わずか数本の貧弱なのが残っているだけで、風前の灯です。
ヨシは今春植えたばかりなのでまだまだ隙間だらけ。
これじゃいくらカボンバを増やしたところで、
その都度ザリガニに刈られて流れるゴミが増えるだけなので、
もう追加するのは諦めました。
でも早急に水草を生茂らせたい!
ってことでプランタービオに放置していた水生植物の塊を
こちらに移植することにしました。
でも移植といっても狭いプランターで5年以上も茂っていたものです。
土と根が絡み合い大変なことになっていて、
重さが10kgくらいある大きな塊になっています(苦笑)。
メインは銀葉スゲで、これにトクサ、ミズバコパが絡まって
分解するのは不可能状態です。
とりあえずドブ臭くなってまとわりついている泥はホースで流して、
塊ごと3号池に入れてみることにしました。
あら、いい感じ♪
一気に緑が増えましたわん(笑)。
これ、植えたのではなく、入れただけです。
あえて根っこと砂地の間に適当な隙間ができるように浮かせました。
水中から見たらこんな感じで、
これならちょっと産みつけたくなるし、大きい魚が入り込まない
死角もたくさんできたのでちょっといいかも。
水が澄んで観察すると、早速ヨシノボリやザリガニが
思い思いに潜り込んでいました。
水中の城ラピュタといったところでしょうか。
地上部は30cm四方ほどあるので、まさに浮島です。
そしてもう一か所。
せせらぎ下流にいるクロメダカはお腹がパンパンなのに
産卵できずに困っていそうだったの、そこも改良しました。
ここはアオミドロがきれいに育ってきて、
産卵床としてはいい感じになってきたのに、
いかんせん流れにさらされているから、産卵できなかったのかも。
左から右に向かって水が流れてますが、
常に秒速10cmくらいの流れの速さです。
この石の並びを変えてやることにしました。
たったこれだけでここが止水域になります。
完璧に止めたわけじゃないので水は流れ込みますが、
メダカの向きを見ても分かるように左からの流れは消えました。
するとどうでしょう。
今朝見てみたら3号池もこの下流ゾーンも、
ちゃんと産卵を始めたんですよ。
ちょっとした工夫だけで変わるものですねぇ。
次はヨシノボリのために、水中の石積みを増やし
ザリガニがいても産卵できるようにしてみよう!