映画みてお茶のんで幸せ

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すみません。エグくて全部観れませんでした。

1975年イタリア映画。

ソドムの市 オリジナル全長版【OPSD-S100】 =>20%OFF!《発売日:03/02/21》

1944年。第2次大戦末期、ナチ占領下の北イタリアにて。
次々と『美しい』少年・少女が、(彼等の親を殺してでも)狩られ連れて来られる。
『彼等』は異常な程『美』に執着し、少しの歯並びの悪さも許さず、厳選していく…。
そして、郊外の屋敷にて、4人の権力者の男達、4人の淫猥な女達による『快楽の追求』のために、
残虐極まりない狂気の宴が始まるのだ…。

マルキ・ド・サドの「ソドムの市」を原作とし、

あらゆる変態行為を行う様子が描かれている。
正直、全てを直視することは出来なかったし、不愉快極まりない作品。
世界各国で本編削除、本編修正、上映中止、上映禁止が相次いだのは想像に堅く無い。
パゾリーニは、この『不愉快・残虐さ』をもって、
反体制・反ファシズム思想を痛烈に知らしめんとしたのだろうが、いささか過剰であったか。
本作完成直後にエキストラ役で同性愛関係にあった少年によって惨殺され、彼の遺作となった。

現在、中東で行われている、虐殺はこれとは目的が異なる気もするが、
権力者による残殺(例えば軍隊による虐殺)といった点では通ずるものがある。
人間の人格を無視し『モノ』として扱う、その残虐な行為…。
それらを理解し容認するようになったら…!!
「ソドムの市」はその恐怖と危機感を描いた映画だと思う。


ゆえに、ういういしく、悲惨な表情だったのか…。ああ!酷い役…
モリコーネのやわらかな音楽と、画面とのギャップがまた…
まあ、そちらの趣味の方には物足りないらしいですが…(ありえない!)
ワシにはかなり『あてられた』感じの作品。夢見悪そう…。

尚、さすがに、この映画と合うお茶はありませんので、





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Last updated  2004/07/10 02:01:46 AM
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