趣味の漢詩と日本文学

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September 4, 2007
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カテゴリ: 漢詩・漢文
送常十九歸嵩少故林 劉長卿
迢迢此恨杳無涯、楚澤嵩丘千里■(「貝」のみぎに「余」。シャ)。
岐路別時驚一葉、雲林歸處憶三花。
秋天蒼翠寒飛雁、古▼(「諜」の「言」を「土」に換えた字。)蕭條晩噪鴉。
他日山中逢勝事、桃源洞裏幾人家。
【韻字】涯・■(シャ)・花・鴉・家(平声、麻韻)。
【訓読文】
常十九の嵩少の故林に帰るを送る。 
迢迢たう此の恨み杳として涯無く、楚沢嵩丘千里■(はるか)かなり。

秋天蒼翠として飛雁寒く、古▼(「諜」の「言」を「土」に換えた字。)蕭条として噪鴉晩し。
他日山中勝事に逢はば、桃源洞裏幾人の家。
【注】





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Last updated  September 4, 2007 09:28:54 AM
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