地球は暴走温室効果の瀬戸際

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2004.09.07
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カテゴリ: 新文明

文明誕生以来七千年の年月が経過し、人類の知識や技術そして社会も飛躍的な発展を遂げた。今や人類は一つの生物種として、あるいは人類とその社会的の進化の、最終的な段階に差し掛かりつつあるのではないでしょうか。人類と社会の進化の過程を、昆虫の成長過程に例えるなら、数百万年にも及ぶ狩猟採集社会は幼虫の段階、そして農耕と牧畜社会から現在文明に至るまでを、蛹に例える事が出来るだろう。

そして羽化して成虫となる事を、人類の地球における新たな生態的な地位の得とくと例えられるのではないか。昆虫においてはさなぎから成虫に羽化する段階が最も危険で、羽化に失敗して死ぬ個体も有るという。農耕から始まる現在の文明も羽化直前の最も危険な段階に差し掛かりつつあり、最終的な形の文明への進化に失敗したら、文明と人類は悲惨な結末を迎えるかも知れない。

私は現在の形のままの文明が、今後百年以上存続が可能とは絶対に思わない。 この形の文明が長く続けば続くほど人類の未来は暗くなる。 可能な限り早くこの形の文明に終止符を打たねばなりません。その後に続く文明の形は明らかになりつつある。その最終的な形の文明が私の提唱するバイオコミニテイまたの名を方舟都市という都市の概念を中心とした文明なのです。

バイオコミニティは理論上の都市の概念であり次に述べる原則を満たされねばなりません。

仮定として先に述べたように土地に依存しない、
高度に集約化自動化された樹木と共存する食料の生産システムを持ち、コミニティ内で必要な食料やエネルギーは、太陽電池や核融合発電やにより自給を原則とする。 またバイオコミニティ内では使用される、 住宅や構造物や機械類をはじめ、物質の全てが循環再利用され、それが不可能な物質は使用しない という原則が必要です。バイオコミニティでは使用される、 耐久消費財や住宅そして、都市を維持するための機械類や構造物にも、生物のシステムを取り入れ、古くなったり悪くなった部品を交換する事で、それらが見かけ上半永久に使用可能なようにする 。バイオコミニティ内に住む人は、バイオコミニティ内の学校や勤務先に通う事を原則とし、バイオコミニティに役所や社会福祉施設や、医療機関等を始め人間が生活するため必要な全ての制度や施設を、バイオコミニティに設ける。 その中の市民はそこだけで市民生活が完結するものでなくてはならない。



無論、核爆弾や小惑星の直撃を受けたらひとたまりもないが、核兵器や流星の直撃を逃れた大陸奥深く生き残るバイオコミニテイがあればそれが文明を再生するだろう。私はバイオコミニテイは都市が、樹木をはじめとする自然と共存可能な唯一の都市システムであり、人類と文明の最終的な形態であると確信している。バイオコミニテイは限りなく生命体に近い都市システムであり、その中で人類は細胞の中のミトコンドリアのような役割を果す事になり、そして遠い将来に人類とバイオコミニティはさらに一体化して、バイオコミニティ自身が増殖能力を持った生物になるだろう。



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Last updated  2004.09.07 06:29:29


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