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一世紀前の世界でしたら、人類の社会は人と社会を繋ぐコミニティは健在であり、伝統的宗教宗教による価値観もまだ社会では十分機能しておりました。ところがイギリスやアメリカから始まった物質文明とその価値観が世界的に普及をすると、どの国や社会でもそれまで有った価値観やコミニティが崩壊し、それとともに人々の心も荒廃していったのでした。現在の社会において人々の心の荒廃の問題は先進国や開発途上国を問わず、人類社会の共通の問題である。
人は通常の場合、社会生活を営む必要から、理性や宗教的な価値観によって、人が本来持っている生存本能を理性によって抑制している。しかしお金には魔力があり、人々の生存本能をむき出しにする性質があるのです。現在の社会の混乱の源には、人類が愚かだからと言う考えも有るが私は現在の通貨システムのルールの未熟さがそれをもたらすと考えているのであります。
これ迄人間はこの未熟な通貨に一元的で固定的な価値を与えてきたが、果たしてこれだけでよいのでしようか。私はこれから人類がこの地球で生存する事が出来るかどうかは、現在の通貨システムのルールを変更する事が可能かどうかにかかっていると考えているのであります。
人々にどれだけ高邁な理想を説いても煙たがられ疎んじられるだけで終わる。それが金が絡む問題になると俄然真剣になる。財産を没収する等と言ったら命がけで抵抗するだろう。
この文明の閉塞感を打開する最も効率の良い方法で暴力は論外であるが、法律や規則や命令とか義務といった他の者の意志を押しつける方法でなく、人にそれを意識させず人間の持つ欲望を刺激するあるいはその方向を導き自然に変えてやる方法だろう。
相対通貨制は人々の価値観を転換し心の荒廃を正す事が可能な唯一のシステムです。
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