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(…その1から続く)14:00から始まった「“ファンタジースプリングス”スペシャルグリーティング」は、新しくオープンするエリア「ファンタジースプリングス」の住人となるキャラクター達が登場する10分ほどのごく短いハーバーグリーティングでした。(ショーではなくグリーティングなので、鑑賞する際はどこの場所でも何列目でも全て立ち見になります。)草花で飾られた大きな船に乗ってハーバーにやってくるのはミッキー&ミニー(上)、アナ&エルサ(正面向かって右)、ウェンディ&ピーターパン(下)、ラプンツェル&フリン(正面向かって左)。この4組が船上で次々場所をローテーションしていって、中央の上のデッキに立ったところで新しい世界への想いを表現する という趣向のようで、みどころは主に表情豊かなキャラクター達の姿そのもの と言ってよさそうな感じです。各キャラクターが場所を移動することでハーバーの全方位に姿を見せてくれるのは嬉しいですね。みんなまるで たった今ディズニーアニメーションの絵の中から飛び出してきたか と思うような溌溂ぶりで、それぞれのファンの皆さんにとってはかなり楽しいグリーティングなんじゃないでしょうか。もちろんミッキーとミニーも、自分たちが中央上で語る時以外も全方位のゲストに対して全力で愛嬌をふりまいてくれます。終盤には他のキャラクター達を乗せたスチーマーラインも二隻ハーバーに登場してきました。黄色い船にはドナルト、チップ&デール、プルートとグーフィーの姿が見えました。青い船には既に23年前からディズニーシーに存在しているお伽話(ファンタジー)エリア、「マーメイドラグーン」と「アラビアンコースト」に住むキャラクター達が乗っていましたよ。6月6日からは、ディズニーシーのプロメテウス火山を抜けた先、右手の奥のエリアは「マーメイドラグーン」「アラビアンコースト」「ファンタジースプリングス」と3つのエリアがつながって、ひとまとまりの大きなファンタジーの世界となってゲストを楽しませてくれることになるのでしょう。水上に登場した大小三隻の船は 最後はリドアイルのすぐ前を通って水際に沿ってぐるっと回り、ハーバーから退場していきました。全てが終了し、リドアイルから退出して 時刻は14:10過ぎ。そのあとは遅い昼食のため PSを入れてあった「SSコロンビア・ダイニングルーム」へ行きました。名前を告げて店頭で数分待った後、中へ案内していただけました。現在パーク内の3つのテーブルサービスレストランでは「ファンタジースプリングス」をテーマにした「シェフズ・イマジネーション」メニューを提供中です。ここSSコロンビアダイニングルームの担当テーマは「フローズン・キングダム」。アナとエルサの住む世界ですね~こちらのお店はその「スペシャルコース」のみの用意(単品などは無し)ですが、メインは「ローストビーフのみ」「黒毛和牛サーロイングリルのみ」と「その両方盛り合わせ」の三種類から選ぶことができます。(選んだ内容によって価格が変わります。)私達の場合は、夫はローストビーフ 私はグリルを選択しました。そして私だけ、「ソムリエおすすめのペアリングワインセット」というのも付けてみました。 《メモ》 スパークリング:アンリオブリュット・スーヴェラン 白:シャトーメルシャン・北信シャルドネ 赤:シャトーメルシャン・長野メルロー (4500)以下簡単にお料理の記録です。前菜は三種盛り合わせにしました。イメージしているのは映画の中の「トロールの森」のシーンだそうです。四角いグラスの中身はアナをイメージしたグリーンピースムースで中に帆立貝柱が入っていました。左のはそりに乗ったクリストフで、そりは鮪、ふわふわした帽子は蟹サラダ。右は見ての通りトロールと彼らが暮らす森をイメージしたとのことで、グリーンのトロールの中身は合鴨のリエット、周りはピスタチオです。魚料理は「エルサの閉ざされた心」をイメージしたお料理。自分でセロファンを開いていただきます。左側の小さなのはフランですが、エルサの心のように表面が凍っていました。セロファンの中身は金目鯛と ホワイトアスパラガス、ヤングコーン、ズッキーニなどの夏野菜でした。お肉は「エルサの戴冠式」のパーティーシーンを思い起こさせるような豪華なお料理を用意したとのこと。ソースはどのお料理を選択しても同じクランベリーソースです。こちらは夫の「ローストビーフ」のお皿。こちらは黒毛和牛のグリル。付け合わせのグリーンの長いのは戴冠式でエルサが持つ笏(杖)をイメージした甘長唐辛子、赤いラディッシュは権力の象徴である「宝珠」をあらわしているとのことで両方ともフリッター仕立てでしたが、とてもおいしかったですよ。ホースラディッシュがちゃんと添えてあったのも大変嬉しかったです。デザートはたっぷりのレアチーズムースとミントフォームのゼリー。愛の力で氷が解けて平和が戻って来たアレンデールの国の幸せな様子を表現しているそうです。レアチーズムースの下にはフルーツが隠れていて、上にはエディブルフラワーやハーブ、雪の結晶型のホワイトチョコレートも添えてありました。どのお皿も量がたっぷりだったので、かなりお腹がいっぱいになりました。楽しかったです。お食事を終えてお店を出てからは、SSコロンビア号のデッキへ出てパークの景色を眺めながら少し食休み。(ちょっと食べ過ぎちゃったのでね~)朝方アラビアンコーストから見たファンタジースプリングスホテル・グランドシャトーの建物を こちらのデッキからも眺めることができましたよ~その後はミラコスタ通りまで戻ってフォトグラフィカに立ち寄り、朝撮影していただいた「TODAY」表紙風の写真(↓参照)を受け取ってパークを出ました。(この時はまだ、のちほどもう一度シーに入園しよう なんて思っていました。)そしてパークエントランス・ノースのバスターミナルからリゾートクルーザーに乗って18:00前頃アンバサダーホテルに戻り、エレベーターに乗り込んで本日宿泊する6階の部屋に向かいました。さてさて、本日のお部屋は初めて予約してみた「外壁工事対象客室」。朝、外から確認して、「おそらくイクスピアリ側だろう」という見当はついていたのですが、お部屋 どこだろう??ルームキーケースに記された部屋番号を頼りに進んで行くと。本日のお部屋のドアはこの素敵な吹き抜けに面した場所にありました。――「外壁工事対象客室」って窓に目隠しフィルムが貼られていると聞いているけど、室内まっ暗なのかしらん?そう思いながらドアを開けると、意外にも室内には窓から光が差し込んでいました。今日はよく晴れていましたからね~ 西陽ですかね~なんだー けっこう明るくて外の気配も感じられそうじゃないの!!が、レースのカーテンを開けると窓ガラスにはしっかりとフィルムが貼られていて(しかもアンバサダーホテルのロゴ入りフィルムです)外はまったく見えませんでした。窓ガラスに近づいてフィルムの隙間によーく目を凝らすと、どうやらこのお部屋はバルコニー付きのようで 普段は窓を開けて外に出られる造りになっているみたいでした。(西陽の中、バルコニー手摺のシルエットもはっきり確認できました。)工事中じゃなければきっとアンバサダーホテルらしいリゾート感あふれる素敵なお部屋なんだろうなあ… と思いましたよ。部屋に入るまでは どうせ真っ暗だろうから少し休んだらすぐシーのパークに戻ろう なーんて思っていたのですが、思っていたよりも広くて居心地が良かったので、結局私達は今日はパークに戻らずこの部屋やホテル内でゆっくり過ごすことにしました。あれこれ考えていた夕食のプランも、SSコロンビアでの昼食が充実していたために実行する気持ちになれず、私は「夕食抜き」で済ますことにしました。(夫はサンセットサンドリ―で軽食を購入していましたけれどねー!)それからは明日の予定を考えたり今日撮った写真を見たりして過ごし、22:00過ぎには休みました。予想外に道路が空いてたおかげで朝からパークに行くことになっちゃってすっかり忘れてたけど、私達きょうは「前泊」のつもりだったんだものね~ではでは おやすみなさい。明日こそが本番の「ホテルミラコスタ&ディズニーシー」になるはずです。(翌日につづく)※朝ハーバーで撮影していただいた台紙付きの写真(しっかり加工してありますけど)(2024年5月3日の「TODAY」の表紙にしていただきました。かなり浮かれてます。)** S.S.コロンビア・ダイニングルーム の ~シェフズイマジネーション~スペシャルコース (フローズンキングダム) **・アペタイザー盛り合わせ グリーンピースムースと帆立貝、ピスタチオを纏った合鴨のリエット、鮪と蟹のサラダ仕立て または ソーセージとチキンのベジタブルスープ・金目鯛と夏野菜の包み蒸しとシーフードの冷製フラン・ローストビーフ クランベリーソース または 黒毛和牛サーロインのグリル クランベリーソース または 黒毛和牛サーロインのグリルとローストビーフ クランベリーソース・パン・レアチーズムースとミントのフォーム、ピーチとローストアーモンド添え・コーヒーまたは紅茶 ・・・・・・・2024年4月1日~8月31日(8800~13400)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 3, 2024
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2024年春 ゴールデンウィーク後半。今日からはカレンダー上にも赤い数字が四つ並ぶという連休初日5月3日の朝 8時を過ぎた頃、私達の車は東京ディズニーリゾートに到着しました。――ちょっと早く着きすぎちゃったなあ~ー…なんとバチ当たりなことを言うのだ! と思われるかもしれませんけれど、この時期に私達が舞浜にやってくる目的は 毎年恒例の「ディズニーシー&ミラコスタに滞在してふたりの記念日を祝うこと」。本日は言わばその前泊日のつもりだったので、パークオープンの一時間後くらい、9:30過ぎくらいに到着できればじゅうぶん と私達は考えていたのです。(その頃には入園ゲート前の混雑も落ち着いているかもしれませんからね~)が、直前になって「5月3日の朝は道路がずいぶんと混雑する」という予測を耳にし、用心しすぎた結果 こんな早い時間の到着になってしまいました。(実際には今朝の首都高速道路環状線の内側はいつもの日曜日の朝とかわらない交通量で「がら空き」といってもいいくらいで拍子抜けでしたよ!)本日の宿泊先となるディズニーアンバサダーホテルの地下駐車場に入ったのは8:10過ぎくらいだったでしょうか。この時間は出ていく車が非常に多くて(皆さんパークに車を移されるんでしょうか?)空きがたくさんあり、ホテルロビーにアクセスしやすい場所にすんなりと停めることができました。とりあえず とロビーのベルデスクで荷物を預け、きょうは16:30前に部屋に入ることもないだろうから…とフロントでプリチェックインの手続きを済ませ、ここで時刻はようやく8:30前。ただいま絶賛外壁工事中だというアンバサダーホテルの中庭の景色を確認してから(実は本日は人生初「外壁工事対象客室」宿泊の予定なので どの辺りのお部屋なんだろうね~? という興味もあったのです)、ディズニーシー行きのリゾートクルーザー乗り場に向かうことにしました。(工事用の幕もアンバサダーホテル専用デザインで違和感がまったくありませんでした)私達が乗ったリゾートクルーザーがディズニーシーのパークエントランスノース側バスターミナルに着いたのは8:40過ぎ頃で、ちょうどパークが正式開園時刻を迎えようとしているタイミングでした。(本日の一般開園時刻は8:45とのことでした。)この時間ノース側の入園待機列最後尾はバスターミナルのすぐ近くまで来ていて うわあ混んでる~ と一瞬思っちゃいましたけれど、よくよく考えたらエントランスが一日中で一番混雑する開園直前の時間帯にしては そして大型連休にしてはこれは「ゲストが少ない」うちに入るのかもしれません。(だって本当に混雑する日のこの時間帯なら この場所にゲストが並びきれずに最後尾は立体駐車場1Fにまで伸びているはずですからね~)それにしても今日の舞浜はいいお天気。晴れ渡る青空に緑まぶしく 申し分のないさわやかな5月の朝です。入園待機列の最後尾についた8:45頃から列は止まることなくじりじりと前進し続け、水分補給をしたり日焼け止めを塗ったりしながらおしゃべりしているうちに私達は9時過ぎには屋根下の保安検査場まで辿り着き、9:10頃に入園することができました。(「予定では今ごろ舞浜に着くはずだったんだけどなあ」と夫。)約5ケ月ぶりに見上げるミラコスタ通り入口のタペストリーは「ドリーミング・オブ・ファンタジースプリングス」仕様です。落ち着いた色調とほど良い甘さのキャラクターイラストがディズニーシーらしいといえばディズニーシーらしい… ですかねえ~?ミラコスタ通りに立ってゲストを迎えてくださるキャストさんの手にも同じ雰囲気の小さな旗が。柱にもそれぞれファンタジースプリングスの住人となるキャラクター達をあしらったタペストリーが掲げられていました。(ティンカーベルのこのポーズは可愛いですね。)エンポーリオのショウウインドウにはファンタジースプリングスのグランドオープンまでのカウントダウン表示がなされていました。あと「34」日です。ミラコスタ通りを抜けてメディテレーニアンハーバー ピアッツアトポリーノに出ると、こちらの街灯にもファンタジースプリングスを夢見るキャラクター達のバナーが翻っていました。深いブルーと金色の縁取りが今日の青空によく映えてほんとうに美しいです。ドリーミング・オブ~というイベントテーマの文言も含め、「ワクワクドキドキしていてもたってもいられない」ような気持ちというよりは 新しい世界に足を踏み入れるその時を待ちながら「うっとり夢見る」ような気持ちにゲストになってもらおう という導き方ですね。ディズニーシーに何か新しいものがやってくるのは嬉しいけれど、それによってしばらくの間パークが騒がしくなるのはちょっとなあ… とついつい思いがちな年長(高齢とも言う)ゲストにはこの雰囲気作りは嬉しい限りです。さて、ディズニーシーの「いま」の景色を眺め渡す という入園後の儀式を終えた後は、この時期にパークに来たら絶対にやりたいことのひとつ「記念写真を撮影する」という目的のために 私達はカメラマンさんを探してハーバー周辺を歩きました。そして出会ったのが、以前パークで無料配布していた「TODAY」の表紙風の写真を撮影してくださるというとっても楽しいキャストさん。年甲斐もなく少々はしゃぎ気味で、素晴らしく面白い写真を撮っていただくことができましたよ~(ここで撮った写真は加工後どこかに載せておきますね)写真撮影のあとは、パークの一番奥の様子を見に行きつつ小さなアトラクションでも楽しもうか とメディテレーニアンハーバーのトランジットスチーマーライン乗り場へ。10分待ち表示で実際のところもけっこう待ち時間が長かったので、並んでいる間には 試してみたかったパーク内レストランの新システム「ディズニー・モバイルオーダー」というのにも取り組んでみました。これは公式アプリに新しく搭載された機能で、このシステムを採用しているレストラン(主にカウンターサービスレストラン)のメニューから注文したいものを選んで受け取りに行く時間を事前に指定しておき 受け取り時間がきたら予め登録してあるクレジットカードで決済する というものです。私達は今朝はまだ何も食事をとっていなかったので、スチーマーラインの到着先から近いマーメイドラグーン内のレストランで待たずに軽食をとれたらいいな と思って利用してみたのですが、操作も簡単でわかりやすく ずいぶんと便利になったなあ… と実感しましたよ。気持ち良い風に吹かれながら景色を堪能し、ロストリバーデルタの船着場に到着したのは10:00前頃でした。それからは橋を渡って ロストリバーデルタとアラビアンコーストの間にある話題の新エリア「ファンタジースプリングス」へ続く小径の入口(というか継ぎ目)へと行ってみました。新しいエリアとの継ぎ目に当たる場所にはキャストさんが立っていらっしゃるほかは背の低い植栽が並べられているだけだったので、既に完成していると思われるファンタジースプリングスの中の様子を覗き見ることも自由にできましたよ。どういった方々なのかわかりませんけれど、中に入って楽しんでいらっしゃるゲストの姿も多数見受けられました。関係者の方なのでしょうか 外国人のゲストもいらっしゃったようでした。私達はそのままアラビアンコースト方向へと進み、さきほどモバイルオーダーを入れたマーメイドラグーンのセバスチャンのカリプソキッチンへと向かいましたが、途中アグラバーあたりで後ろを振り返ると…フライングカーペットの向こうにファンタジースプリングス・ホテルの「グランドシャトー」の建物が見えていました。全室テラス付きスイートルームで 開業すれば東京ディズニーリゾート内最高級ホテルになるというグランドシャトー。いつか宿泊できるタイミングが私達にもやってくるんでしょうか??そのあとカリプソキッチンへ行き、注文した食事の受け取り方をキャストさんにきいて(初めてなので不安なことはとりあえずキャストさんに聞く中高年夫婦)無事に受け取り、ダイニングエリアに落ち着きました。(このとき10:30少し前。)きょうこの後の予定は遅めの昼食をパーク内でとることくらいしか決まっていなかったので、アプリを開いてふたりでパークのスケジュールや待ち時間をチェックしていると、「――11:30のビッグバンドビート、まだ座席抽選間に合うよ。やってみる?」(ビッグバンドビートの初回公演は以前は全席自由席だったのですが、最近は抽選になったのですね~パークの制度やシステムはどんどん新しくなっていくので、日々情報の更新をして認識を改めねばなりませんねえ。)期待せず気軽にチャレンジする時に限ってこういうものはうまくいくようで案の定良い結果となり、私達には後方ながら中央「B」ブロックの座席が用意されました。あらあらこれは大変!もうこうなったらマーメイドラグーンでのんびりしてちびっこに混じって小さなアトラクションで遊んでる場合ではなくなってしまいました。食事を済ませた私達は海底のダイニングエリアをあとにし、アメリカンウォーターフロントへと向かうことにしました。たどり着いたアメリカンウォーターフロントでは現在「フード&ワイン・フェスティバル」開催中とのことで、ブロードウェイの両側にはバナーも登場していました。初回公演分から「一階席は全て抽選(二階席は先着順)」となったブロードウェイミュージックシアターのビッグバンドビートは、劇場内への入場チェックもスムーズで ゲストに対応するキャストさんの人数が少なくなってもつつがなく運営されているようでした。人手を減らして効率よくゲストも快適に というパーク運営の大きな方向性はもう揺るぎなさそうですね。今後も様々なことがどんどん変わっていくのでしょう。もう3年も続いている、出演者を極力減らした特別体制のショー「ビッグバンドビート~ア・スペシャル・トリート~」。演出は少々変わったとのことですが、相変わらずステージ上にはバンドの皆さんの姿はなく、生の演奏や歌声を聴くこともなく。それでも今日もステージを背負って立つキャラクター達とダンサーの皆さんは大奮闘で、ショーそのものはたいへん楽しかったですよ。ショー終了後は、フード&ワイン・フェスティバル開催中のニューヨークエリアに繰り出しました。あちこちのワゴンタイプのお店でこのイベント限定のメニューを出しているので迷っちゃうのですが…やっぱり私達はこちらのお店かなー桟橋にある「バーナクル・ビルズ」。普段は骨付きソーセージとビールを販売しているこちらのお店、現在のおすすめメニューは「ポルペッティ&骨付きソーセージ」とビアカクテルですが、やっぱり普通にビールがいいなあ… ということで ハートランドビールふたつとおつまみにポルペッティ―&ソーセージを購入しました。そして、日陰を求めてうろうろ…今日は日差しが強いせいか考えることは皆同じ、日陰のベンチなどはどこも悉く埋まっていたので 結局私達はレールウェイの高架下を抜けてリドアイルの裏まで行くことになってしまいました。誰もいない。この場所で私達は一時間近くを過ごし、13:15くらいにお隣のリドアイルに移動して貴重な「日陰になる場所」を確保し14:00スタートの「“ファンタジースプリングス”スペシャルグリーティング」を待つことにしました。(その2 に つづく・・・)※現在、パーク内で発行されるレシートには「ファンタジースプリングス」のきれいなロゴが印字されるようです◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
May 3, 2024
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4月の終わりごろにある結婚記念日を祝うために 今年もオチェーアノのコースに出かけてきました。とはいえ、きょうはまだ月も半ばの14日。「一足早く」というにはちょっと早すぎるようにも思えますが、如何せん最近はホテルミラコスタのテーブルサービスのお店は席の確保をするのもなかなか思い通りに行きませんからね~ いろいろ繰り合わせてこのタイミングになったというわけです。ふたりして電車に乗って舞浜に着いたのは16:00ごろ。イクスピアリのエントリープラザに掲げられた ディズニーシー新エリア「ファンタジースプリングス」の6月6日オープンを告知する垂れ幕を仰ぎ見ながらリゾートゲートウェイステーションを目指し、リゾートラインに乗ってホテルミラコスタへと向かいました。まだ春休みの名残なのかけっこう混雑するリゾートライナーをディズニーシーステーションで降りたのは16:30くらい。降車側ホームのデッキから眺めるパーク内ディズニーシープラザも日曜の夕方にしては意外に賑やかな様子で 少し驚きました。目を凝らしてみると、ミラコスタ通り入口には 6月30日まで開催されるというイベント「ドリーミング・オブ・ファンタジースプリングス」のデコレーションが施されていました。そういえば…前回ピクニックエリアにお花見に来た時、ファンタジースプリングスのフォトロケーションがシーステーションのノース側に設置されていることを夫に教えてあげるのを忘れちゃったなー ということを思い出し、ここでちょっと夫を引っ張ってフォトロケーションを見に。その後、二週間前には大島桜の花々が美しかったピクニックエリアへと行ってみました。花も終わってすっかり青い葉っぱばかりになったか と思いきや。よーく見ると ところどころにまだ咲いている花が隠れていて可愛らしかったですよ~大島桜は花の咲き始めからほどなくして若緑色の葉も出てくるので、葉桜を楽しめる期間が長いのかもしれませんね。ホテルミラコスタに入館すると 当然ですが40周年のタペストリーはもうどこにもなくなっていて、ゆったりと時空を旅するようなロビーは端正な様子に戻っていました。17:00を過ぎ、お約束の時間も近づいてきたので私達はふたりそろってオチェーアノの店頭へ。少しだけウェイティングエリアで待たせていただいて、奥のコースの部屋に通していただきました。案内していただいた席からは、幸運なことに本日もプロメテウス火山が(ちょこっとだけ だけど)見えていました。キャストさんが手渡してくださったメニューを眺める間もなくプレシャスセレブレーションセット用の写真撮影タイムに突入し、写真撮影終了後 ようやく本日のお食事内容が決定。きょうは最後にお祝いのケーキが控えているのはわかっているのでお料理は少しだけ皿数の少ない「“ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング!”ディナーコース」の方にすることにし、夫用にはシャンパン「二コラフィアット」のグラスを、私用には一杯目が夫と同じの二コラフィアットだというグラスワインセット(通称ミラコスタカルテット)をお願いして、お祝いを始めました。メモ:本日のグラスワインセット シャンパーニュ 「二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット」 白 「ファミーユ・ヒューゲル・リースリング・クラシック」 白 「ラ・ラストラ・ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニーニャ」 赤 「カ・オロロジオ・カラオーネ」以下、お料理の記録をしておきますね。お祝いの日にオチェーアノのコースにお邪魔するといつも あまりに嬉しくて楽しくて浮かれてしまい、せっかくキャストさんに教えていただいたことも覚えていなくて 曖昧になってしまうのですけれど。――さて、最初にテーブルにやって来たのは冷たい前菜。オマール海老でこしらえたオモニエール(巾着袋の意)がフルーツトマトのガスパチョに浸っている美しいお皿です。贅沢にオマール海老を使った巾着の中身は甘えびやバジル、キュウリなど。上にはビーツやイエロービーツの細切りが散らしてあって彩りもきれいです。左上部には紫のエディブルフラワーとオリーブとマイクロバジルがヴィンコットソースとともに添えられていてなんだかちょっと藤の花のように見えて 春の到来を感じさせます。いや~ 一品目から美味しいねえ~ と、思わずため息が出ちゃいました。次が温かい前菜。鴨肉のコンフィとパルメザンチーズの焼きリゾット。鴨のコンフィの上にはマイクロアマランサスなど何種類ものハーブの新芽がのせてあり、これも「春」の表現のひとつでしょうか。鴨の下にはリゾット、周りのフォームはコンソメや鴨の出汁やシナモンなどのソース(エピスジンジャーソース?)で作られているとのこと。手前にライン状にしたコリアンダーパウダーが添えてあるので、それもあってかややエスニックな印象でした。お魚料理は、帆立貝柱とイサキのポワレにたっぷり春野菜のサラダ。春の野のようなサラダが盛り付けられたお皿に「わあ~きれい~…」と感動していると、キャストさんが「仕上げがありますので少々お待ちを」と。(前回の冬のメニューの時もテーブルで柚子をすりおろしてくださいましたよね?)今回はテーブルでそれぞれのお皿にレモンをすりおろしてくださって、メイン一つ目のお魚のお皿が完成しました。ポワレした帆立貝柱とイサキの下には豆苗のようなスプラウト野菜が敷いてあり、アンチョビやニンニクで作ったアンショワイヤードソースが大胆に添えられています。サラダはうるいやアスパラなどの春野菜、貝割れや火をいれたミニトマト、モッツァレラチーズ?など。盛り付けに使われているこのブルーのグラデーションのお皿(食器)は最近よく登場しますが、まるで徐々に深くなっていく海のような色合いで 奥に進むにつれてお店の内装が深海に近くなっていく「オチェーアノ」というこのお店そのもののように感じられて 私はなーんかとっても好きなんですよね~~……と ここまでお料理をいただいて、外は少し暗くなってきたかなー とふと窓を見やると、ハーバーにはいつの間にか「ビリーヴ!」のショーのための大きな機材が登場してきていました。(えっ?もうそんな時間? 楽しいと、時間はあっという間に経っちゃうんですねえ。)デザート前の最後のお料理は、牛フィレ肉のローストに これまた春の野菜が賑やかな楽しいお皿。お肉に添えられている野菜は そら豆やラディッシュや蕪、ししとう、舞茸などバラエティに富んでいて楽しいです。(その上ひとつひとつ小さいのにみんなちゃんと美味しいし、すごい。)手前にはグリーンマスタードのソース、下には人参ピュレのソース、全体に散っているのはパン粉です。お肉の向こう側のクリーム色のは牛肉とズッキーニを煮込んだものをオランデーズソースで纏めたグラタンで、上にはグリーンがまるで生えているように飾られていてちょっとした「春の小山」のようにも「新芽が出た切り株」のようにも見え…――となると、このお皿は春の野原なのか? 誰かここで遊んだ後なのか? パン粉は小さな動物が散らかした土なのか? …などといろいろ考えてしまいましたよ~そして デザート。「Come Find Spring!」のプレートを見てやっと私は納得。そうだった。今回のコースはダッフィーとそのお友達と一緒に「春を見つけにいこう!」っていうのがテーマだった...(だからそのテーマに従って 最初から最後まで春野菜やスプラウトなどがふんだんに使われていたのかもしれないなー なんて思いました。)可愛らしいデザートは、花が咲き蝶が舞う春の花壇で遊ぶダッフィーを表現したのでしょうか。花壇はチョコクッキーやライムのシブースト、アプリコットジェラートやフレッシュフルーツでできています。マイクロアマランサスやエディブルフラワーも使われていましたよ。最後までお見事!雪が解けてあちこちから新芽が萌え出る春のような、これからの新しい一年を思ってあふれる期待と希望で胸がちょっと高鳴るような 賑やかで楽しいディナーコースでした。19:15からの「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」の時はテラスに出ました。キャラクター達の乗っている船は照明が明るいのでその姿も結構よく見えますね~ショーが始まってから一年半ほど経ち最近ようやく全体の流れがわかってきて、エルサの変身シーンも見逃さなくなりました。ミッキー&ミッキーのご両人は最後にちょっとだけ登場です。ショーが終わって室内の席に戻ると間もなく、プレシャスセレブレーションセットのケーキがやってきました。前回(夫の誕生祝いの際)はまだ40周年期間中でしたので「40」のプレートでしたけれど、きょうはミラコスタの「М」です。ホテルミラコスタを特別な場所だと感じている者にとってはちょっと嬉しいです。テーブルにはメッセージを添えたミッキーナプキンと、帰り際には始めに撮っていただいた写真も届きました。こちらのお祝いのセットも7月からは内容と価格が変わるそうですよ。(フォト&フレームは6月末までの提供とのこと。)コーヒーをたくさんいただいた後、今年も無事に結婚記念日のお祝いを終えた私達はサービスしてくださったキャストさん達とオチェーアノとホテルミラコスタに心から感謝し、大満足でテーブルを離れました。毎年結婚記念日のシーズンを迎えてお祝いをすると、不思議ですけれど私は「またこれから新しい一年が始まるぞ~ ふたりでまた一年歩んで行こう」という清々しい気持ちになるのです。私達の記念日が4月の年度始まりの時期に重なっているせいかもしれませんけれど、でも 今日は私的なお祝いと共に 始まりの季節~「春」を強く意識するようなコース料理を美味しく楽しくいただくことができて本当に良かったと思います。そして気づいたら、東京ディズニーリゾートさんも明日4月15日は開業記念日、明日から舞浜の地でもまた新しい一年が始まるのですよね。特に今年はディズニーシーも新しい「始まり」を迎えることが決まっているので、あちらにもこちらにも、どなたの心の中にも新しい希望と期待の芽が生まれていることでしょう。小さな新芽が順調に育って 6月のその時にはどうか美しい青葉となって繁っていますように。自分たちの明日からの暮らしが平穏であることももちろん祈りたいですが、いつものことながら この地の未来の安寧もささやかですけれどお祈りしたいものだ と思いつつ、4月14日の夜 私は帰路についたのでした。(ブッフェカウンターの飾りを眺めながら帰りました)(カウンターに並ぶお料理があまりに彩り豊かできれいだったので、期間中にブッフェの方にもお邪魔してみたいなあ… と思ってしまいました)* オチェーアノ の “ダッフィー&フレンズのカム・ファインド・スプリング!”ディナーコース *・オマール海老のオモニエールとフルーツトマトのガスパチョ リグーリア産オリーブオイルとヴィンコット・鴨もも肉のコンフィ パルメザンチーズの焼きリゾット エピスジンジャーソース・帆立貝とイサキのポワレ アンショワイヤードソース・牛フィレ肉のロースト オックステールとズッキーニのグラタン マスタードディップ・ライムシブースト アプリコットジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2024年4月1日~6月30日(13000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 14, 2024
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昨年よりもずいぶん遅くようやく咲いた花の下で、本日最初のお食事をしてきました。東京ディズニーシーのパークエントランス・ノースに設けられているピクニックエリアに、ホテルミラコスタの建物を見上げるようにして咲いている大島桜です。ささやかな手作りのお弁当を携えて、車で舞浜に到着したのは9:30過ぎくらい。イクスピアリの屋外駐車場に車を止めて、私達は歩いてディズニーシーに向かいました。パークエントランス・ノースにたどり着いたのは まもなく10:00になろうかという頃でした。いったいどれくらい花が開いているのか確認もしないままに出かけてきたので不安でしたけれど、行ってみると大島桜はちゃーんと咲いていました。驚いたことに、ピクニックエリア内にいくつもあるパラソル付きのテーブルはこの時間 そのほとんどが埋まっているように見えました。しょうがない、花の下の地べたにレジャーシートでも敷いてお弁当を広げようか... と思っていたら 空いているテーブルを見つけることができたので、私達は写真を撮るのもそこそこにまずはお食事を始めることにしました。しかし、まだ開いたばかりのふんわりとした清らかな花々はきょうの青空に映えて愛らしく、素晴らしく。見上げる度に夫も私もついつい見入ってしまい、カメラを手にテーブルを離れてしまい、食事は何度も中断せざるをえませんでした。お馴染みのソメイヨシノと違って、大島桜は花が開くのとそんなに時間差なく若草色の葉が出てきます。また 散り始めるタイミングもやや早いようで、まだ満開に達していないというのにピクニックエリアにはもう花吹雪がはらはらと舞っていて、路面には花びらが散っていました。一時間ほどして11:00頃になると、ピクニックエリアには多くのゲストが訪れるようになってきました。なので食事を終えていた私達はテーブルの上を片付けて ホテルミラコスタへと続く小さな階段を上り、今度はホテルの正面玄関脇から大島桜を見下ろしてみることにしました。ミラコスタの正面玄関車寄せのあたりは陽当たりが良いので この場所の枝は花が開くのも早く、ほぼ満開のように見えましたよ。きれいでした。お花見を終え、ホテルミラコスタを離れディズニーシーのパークエントランスを離れ、イクスピアリの駐車場に向かったのは11:30くらいだったでしょうか。その後は少々寄り道しながら家に帰り、いつもと変わりない日曜日を過ごしました。思えば、約一年続いた東京ディズニーリゾート40周年イベントもきょうが最終日です。舞浜じゅうにさまざまな色があふれかえったこの一年の最終盤にもうひとつ、最後の色として本物の「さくらいろ」を加えることができてほんとうに良かった。間に合って良かった。帰りに向かう途中 私はふとそんなふうに思いついて、なんだかとっても嬉しくなってしまったのでした。《40周年のリゾートライナーも今日が最後です》◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
March 31, 2024
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ひとりでオチェーアノに行き、ブッフェで昼食をとってきました。ちょっとした事情で明日からしばらくいつも通りの食事ができなくなりそうなので、美味しい物の食べ納めといったところです。電車を乗り継いで東京ディズニーシーステーションに到着したのは13:15くらい。途中通った東京駅は大きなスーツケースを転がす方々でどうしようもない大混雑、舞浜駅前も春休みらしい活気にあふれていましたけれど、お昼を過ぎた東京ディズニーシーのパークエントランスあたりは静けさに満ちていて不思議な感じがしました。駅から連絡通路を歩いてホテルミラコスタへ向かうと右手に見えてくるディズニーシー・ピクニックエリアの大島桜は、きょうのところはまだ花の気配はなく 青くかたい蕾のままでした。この様子では、気温にもよりますけれど、開花までは一週間はかかりそうです。オチェーアノ店頭にお邪魔したのは13:30少し前だったでしょうか。すぐに手前のシェルの部屋の窓辺のテーブルまで案内していただくことができ、スパークリングワイン(本日はロータリブリュット)のグラスとアイスティーもお願いして 私はパーク内を眺めながらお食事を始めました。14:00頃になると パーク内で行われる40周年のハーバーグリーティングのためにテラスが解放されて店内カウンター周りからゲストがいなくなったので、これ幸いと写真を撮りに...ガーランドの飾られたブッフェカウンター。東京ディズニーリゾート40周年も もう終わりですね。一番目立つ中央のカウンターには40周年の衣装を身に着けたキャラクターをイメージした小さなデザートがたくさん並んでいて、イベントのフィナーレらしくカラフルで可愛らしかったです。(そばにキャラクターのオブジェがあるので それぞれ誰をイメージしているデザートなのかすぐにわかります)(グランドフィナーレのキラキラした金色ロゴマークの前には、金粉?をあしらったキラキラしたゼリーが並べられていました)写真を撮り終えて席に戻り、窓からハーバーグリーティングをちらちら眺めながらお食事を続行し、その後私もデザートタイムへ。どれも可愛くて全てお皿に取りたいのはやまやまでしたが、なにしろ年齢が年齢、あまりたくさんは食べられないのでこれが精一杯です。リボンのついたピンクのはミニーさん?パープルにお鼻のような大きなブルーベリートッピングのタルトはチップ&デール、綺麗なブルーのゼリー&パンナコッタはデイジーさん。深いグリーンのはたぶん グーフィーをイメージしたと思われる小さな抹茶オペラです。デザートも色とりどりですけれど、今期はさすが「40周年グランドフィナーレ」をモチーフとしているだけあってカラフルなお料理が多くて、この一年を懐かしみながらの目にも楽しいランチブッフェとなりましたよ。おなかいっぱいになってテーブルを離れたのは15:00過ぎごろでした。まるでこの地に漂う未来への希望を体現しているかのような 溌溂とした明るいキャストさん達に見送られ、私はオチェーアノを出て ホテルミラコスタ正面玄関を出ました。終わっていく「40周年」の年。まもなくやってくる短い桜の季節のあとには 東京ディズニーリゾートではまた新しい一年が始まります。もう 賑やかさの波にうまく乗ることはできないかもしれないけれど、遠く離れた浜辺からその大きな波を見つめ続けることだけは 今後もしていきたいと思っています。※ディズニーシーステーションにはこんなフォトロケーションが設置されていました◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
March 15, 2024
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まるで奇跡のように日曜の昼のベッラヴィスタラウンジの席を確保できてしまったので、ふたりで喜び勇んで出かけてきました。車で舞浜に到着したのは12:20くらい。きょうは東京マラソン開催日に当たっていて都内の道路は規制が多く、ひょっとしたら通行止めや渋滞の影響を受けるかもしれない と思って余裕を持って家を出たら、逆に首都高などはとても交通量が少なくて 予定よりもずいぶん早く着いてしまいました。なのでまずは一時間ほどイクスピアリなどで時間を過ごしてから 私達はホテルミラコスタに向かいました。駐車場に車を止めてベッラヴィスタラウンジに伺ったのは14:00も近くなった頃。本日のテーブルは窓際から二列目で、大きな窓からは春の初めの明るい陽射しがいっぱいに降り注いでいました。メニューを眺めて注文するコースを決め、私用のグラスのフランチャコルタ(ミッレディ・ブリュット)も含めてキャストさんにお願いし終わったところで、窓の外のパーク内ではハーバーグリーティングが始まりました。(14:05「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」)ところで本日のベッラヴィスタラウンジ。席に着いて「??」 なーんか違和感があるぞー…? と思ってよく見たら、いつもの布のランチョンマットの代わりに楕円形の新しいランチョンマットがセットされていました。このタイプを使用するようになったのは先月からとのこと。ホテルが開業して22年が経ち、以前の布製の物も何回か代変わりしてサイズがだんだん小さくなっていましたが、環境に配慮してか ついにこちらのお店でも布製のものが姿を消すことになったようです。さて、では今日いただいたお料理を簡単に記録しておこうと思います。まずは私の方「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ ランチコース」。フランチャコルタのグラスに続いてテーブルにやってきた前菜。マグロの生ハム巻きとサラダの盛り合わせです。上にシメジをのせてあるのが、炙った鮪を生ハムで巻いたもの。メニューを見た時「生ハムと鮪のお刺身って合うのかしら」と思いましたが、鮪が軽く炙ってあるせいで香ばしさが感じられ、生ハムとの相性を良くしているように思われました。添えてあるサラダはスナップエンドウ、ブロッコリー、大根、黄色く色づけた蓮根、グリーンリーフなど。上にストロベリーソースがかかっていて周りにも真っ赤なベリーパウダーが散らしてあり、彩りも美しくて大変美味しくいただけました。右側の白っぽい小さいのは真鯛をハーブなどと一緒にペースト状にしたもの。(マンテカート風)土台はフォカッチャ。パスタはパンチェッタと菜の花のキタッラ。キタッラは断面の四角いロングパスタです。具は菜の花とパンチェッタの他、タマネギなどもたっぷり。アーリオオーリオソースベースの食べやすいパスタでした。こちらも彩りがきれいですね。メインはお肉の方にしました。牛サーロインのビステッカ。ここで赤ワインのグラス(プリミティーヴォ)も追加でお願いしました。カットしたサーロインステーキの下には黄人参や旬野菜の蕪、芽キャベツなど。その下にトマトと赤ワインのシチュー(ストラコット)が敷いてありました。ソースはバニェット(ハーブソース)。デザートはオレンジシブーストとメープル風味のジェラート。右手の大きいまあるいのがオレンジシブースト、上にのっているのがジェラート。ジェラートの上の細いのはレモン風味のメレンゲでできています。いくつもある小さい丸いのはマスカルポーネのムース。甘く煮た柑橘が添えてありました。スペシャルコースらしく 40周年グランドフィナーレのロゴ入りお砂糖菓子もちゃんと添えられていました。最初から最後までどのお皿も様々な「色」が印象的で美しく美味しく、パーク内に彩りも賑やかなガーランドがあふれかえったこの一年を懐かしく思い出しつつ いただくことができましたよ。夫の方はきょうはメインのポーク目当てでベッラヴィスタラウンジ・ランチコースを選んだので、そちらも写真だけ載せておきますね。前菜「日向鶏むね肉のマリネ 根菜とアンディーヴのインサラータ」。こちらのお皿も彩りが美しいです。パスタは「ペンネ、イイダコとブロッコリー」。メインはお肉を選んで「ハーブ香るポークロインのアッロースト 白インゲン豆のピュレ 茸ソテー」。これ、おいしそうでした。デザートは「ティラミスとリンゴジェラート」。以上、「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」の1月9日から3月31日までのメニュー内容です。(5200)お食事終了後は、数年ぶりに偶然お顔を拝見できたキャストさんと少しお話しなどしてから 16:00少し前にお店を出ました。そしてすぐにホテル正面玄関を出て 駐車場に向かう前にピクニックエリアの大島桜もチェックしましたけれど、相変わらずつぼみは見てとれませんでした。去年はずいぶんと花が開くのが早かったけれど、今年はどうなるのでしょうかね~花の便りはまだまだだけど 降り注ぐ光だけは確実に春だなあ としみじみ感じた、三月三日雛祭りの日の舞浜でした。《抜けるような青空》* ベッラヴィスタラウンジ の 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ ランチコース *・マグロの生ハムロール 真鯛のマンテカート ストロベリーソース・キタッラ パンチェッタ 菜の花・メカジキのグリリアータ サルモリッリオソース または サーロインのビステッカ ストラコット バニェット ・オレンジシブースト 柑橘のコンフィチュール メープルジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・2024年1月9日~3月31日(6700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
March 3, 2024
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さて、2月も後半に入り。夫の誕生日が近づいてきたので ホテルミラコスタ オチェーアノのコースルームに出かけてきました。電車で舞浜駅に到着したのは15:30過ぎだったでしょうか。PSをお願いしていた時間まではまだ少しだけ余裕があったので、私達はリゾートラインの一日券を購入して各駅で乗り降りしながらリゾートをぐるっと回ってからホテルミラコスタへ行くことにしました。(↓40周年ライナーにも遭遇することができました。もうこれで最後かも… ← ←最近ずーっとそんなこと言っていますけどね~)最終的にディズニーシーステーションで下車したのは16:30くらいだったと思います。ホームの端にある小さな改札を抜け 続く連絡通路を歩いて、ホテルミラコスタへと向かいました。途中右手に見えるパークエントランス脇のピクニックエリアの大島桜が気になってしばらく足を止めて眺め渡しててみましたけれど、まだ今日は2月の18日。ここ数日とても気温の高い日が続いているとはいえ「ソメイヨシノ開花600度の法則」に照らし合わせてみても(大島桜の場合は「550度」くらいでしょうかね~)達成には程遠く、蕾の気配を感じることは当然ながらできませんでした。ホテルミラコスタに入館してロビーに足を踏み入れたのは16:50くらい。冬の午後遅く、パークに面した大きな窓からは温かな光が入り あたりを美しい淡い琥珀色に染めていました。お店とお約束した時間まではまだ少しあるようだったので、ミッキランジェロギフトを覗いて新しくなった宿泊者限定販売品のトートバッグを見たりしてからオチェーアノの店頭に出向き ウェイティングエリアでテーブルの準備が整うまで待たせていただくことにしました。窓から眺める日没前のディズニーシー、パーク。日曜日だからでしょうか、きょうこの時間はパーク内ピアッツアトポリーノもここオチェーアノも目立った混雑はなく 落ち着いた様子に見えました。やがてお店の奥の方から初々しいキャストさんがお迎えにきてくださり、奥のコースのテーブルまで案内してくださいました。そして、たどり着いた本日の席はこんな場所。ゆったりしたソファーに落ち着いてふと窓の外を見遣ると、お店のテラス越しにプロメテウス火山の姿が見え 私は嬉しくなってしまいましたよ~きょうはお祝いのプラン(プレシャスセレブレーションセット)をお願いしてあったので、レストランキャストさんのメニュー説明の後にはまずはカメラキャストさんがやってきて 写真撮影をしてくださいました。その後 お料理とワインを注文してお食事を始めました。(お料理は「東京ディズニーリゾート40周年”ドリームゴーラウンド” グランドフィナーレディナーコース」、それに加えて夫はシャンパーニュ 二コラフィアットのグラス、私の方はグラスワインセット「ミラコスタカルテット」をお願いしました。)最初にテーブルにやってきたのはシャンパーニュ「二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット」のグラス。(ワインセットのスパークリングワインも本日は同じ二コラフィアットでした。)ネイビーブルーのラベルの二コラフィアットは一般には販売していない(ホテルや飲食店向けの)ものだとずーっと前にも教えていただいたのですが、やはりこれ美味しいです。柑橘やリンゴやハチミツが交じり合ったような…なんというかシャンパーニュ独特の香りと味わいがいっそう強く感じられて私は好きなんですよね~量の多い方が夫の注文した通常のグラス、少ない方が「ミラコスタカルテット」の一杯目のグラスです。ミラコスタカルテットは4杯合わせてハーフボトル一本弱くらいのアルコール量だそうですけれど、一杯目のこれは結構しっかりした量を注いでくださったようです。ふだんはアルコールを控え気味な夫もお誕生日祝いの今日は特別 ということで、ありがた~く乾杯させていただきましたよ。そして コースがスタート。(以下 いつものように簡単に記録です。)始まりは冷たい前菜からです。「鰤のマリネ 季節野菜とアワビのプレッセ シトラスサルサ」との表記ですが…前菜が盛り付けられた どんどん深くなっていく海のような美しい色合いのお皿がテーブルにやってきて、 わあ きれい …と見とれていると、白い手袋をしたキャストさんが現れて 手に持った柚子をたっぷりとすりおろして仕上げてくださる という趣向でした。このお皿の主役は薄く切ったブリのお刺身と紫大根のマリネで、くるくると巻いてお花のように形づくられていました。サラダの下には季節野菜とアワビの寄せもの(プレッセ)。黄色いのは柑橘のサルサ、白いのは柚子胡椒のフォームとソース。どれをとっても「美味しい」としか評しようがない前菜で、シャンパーニュにもとてもよく合い、もう一皿おかわりしたいくらいでした。(後日談ですが、ここでいただいた鰤の印象がとても良かったため 翌日からスーパーに行くたびに私は鰤に目をとめてしまい、しばらくの間我が家の夕食には鰤が頻繁に登場しました。)次に温前菜。可愛らしい器でやってきたのは伊勢海老のフリットをたっぷりトッピングしたフラン。土台は菊芋のフランと菊芋のピュレ。その上にアーモンドの衣をまとった伊勢海老が贅沢にごろごろと盛られていて、ものすごーーーく美味しいものを食べてしまった… というのが素直な感想でした。お魚料理はハタのポワレと手前のはタイラガイ、黄色いソースはサフラン風味のエミュルション。付け合わせは春菊など。ハタの皮目がパリッパリで食感も香りも楽しめてたいへん良かったです。お肉料理は牛フィレのロースト。ソースは黒っぽいのがマディラソース、白く散っているのが根セロリのソース。付け合わせはお肉の向こう側にミモレットチーズと蓮根のグラタン、プチヴェールの素揚げとアンディーヴのピクルス。手前の小さなお芋は「アピオス」だそうです。 メモ:本日の「ミラコスタカルテット」 (スパークリング) 二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット (白) レ・モンデ・ソーヴィニヨンブラン・フリウリ (白) アロイス・ラゲデール・ゴーン・シャルドネ (赤) キャンティ・クラシコ・レゼルヴァ・カステッロ・ディ・クエルチェート (6000)そしてこのあとがデザート というところで先にお誕生日のケーキが登場。テーブルについてくださっていたキャストさんが「ぜひ、ぜひお祝いの歌を!」(感染症対策で長い間控えていた歌のプレゼントを昨年半ばから再開したということでした)ということでお二人で手拍子とともにバースデーソングを歌ってくださり、数年ぶりの楽しく賑やかなお祝いとなりました。そうですよね。四年前まではパーク内でもホテルでも、レストランでの誕生日祝いの場面にはいつもキャストさんたちの「歌」が添えられていたのですよね。いつのまにかそんなことすっかり忘れてしまっていたけれど、今夜自分たちのテーブルで四年前までと同じ光景を目の当たりにして かつての舞浜での日常をようやく思い出しましたよ。ケーキに続いて、コーヒーと共にコースのデザートもやってきました。真ん中の細長いのはチョコと紅茶のムースのミルフィーユ、右の白いのはローズ風味のミルクジェラート。左右にはフルーツとアガーで作ったゼリー。お皿の上部には40周年のドリームガーランドも飾られていました。19:15頃には「ビリーヴ!~シーオブドリームス~」に備えてテラスへの扉が解放されたので、外へ出てみることにしました。(ショーは本日は19:20スタートでした。)私はこのショーは導入部分が一番好きなので、最初の5分くらいはしっかりと鑑賞、そのあとはぼんやり眺めて楽しみました。ショーの終盤、ミッキーとミニーの登場はしっかり見届けましたよ!ショーが終了して室内に戻ると、食事の前に撮影した写真と記念品がテーブルに届けられました。お祝いのオプションプラン「プレシャスセレブレーションセット」の内容に専門のキャストさんによる写真撮影が含まれるのも本年6月末までとのこと。今まで毎年のようにオチェーアノで写真を撮影していただいてましたけれど、無くなってしまうとなれば それも全てが貴重な思い出の品になりそうです。ここ最近は本当に、コースの席の確保が困難を極めている上に (同年代の方ならきっと頷いていただけると思いますが)様々な事情や突発的事態に巻き込まれて日々の予定を急遽変更せざるをえなくなることもよくあり、――こんなこといったいいつまで続けられるんだろうか…―― とついつい思ってしまいがちですが、とりあえず今年もなんとか無事にオチェーアノのコースで夫の誕生日祝いをすることができました。ホッとしました。今回関わってくださった全ての皆さま、飾らない笑顔とまっすぐな言葉と心遣いをどうもありがとう。キャストさん達に見送られてコースの部屋をあとにし、会計を済ませてお店を出たのは20:00を10分ほど過ぎた頃でした。ホテル正面玄関を出て連絡通路を歩いていると、パーク内からは本日の花火は中止になる旨のアナウンスが聞こえてきました。花火が無いとなれば…パーク閉園時刻まではまだ30分以上を残しているけれど きょうは日曜日、帰宅を早めた方も多かったのでしょう、リゾートラインも東京駅に向かうJR京葉線も予想通りの大混雑でした。それでも、私の楽しみのひとつである「夫の誕生日を全力で祝う」ということを今年も達成できたという満足感は何物にも代えられません。私にとっては幸せな冬の夜の帰り道でした。(※帰り際に撮らせていただいたブッフェカウンター上のデコレーション)* オチェーアノ の 東京ディズニーリゾート40周年 “ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ・ディナーコース *・鰤のマリネ 季節野菜とアワビのプレッセ シトラスサルサ・イセエビとアーモンドのフリット 菊芋のフラン・ハタのポワレ サフラン香るエミュルション・牛フィレ肉のロースト マディラソース レンコンとミモレットチーズのグラタン・紅茶とチョコレートのミルフィーユスタイル ローズミルクジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2024年1月9日~3月31日(13000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
February 18, 2024
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夫と二人、シルクロードガーデンの昼食時間帯に出かけてきました。現在ホテルミラコスタのシルクロードガーデンでは期間限定でダッフィー関連のティータイムが開催されているのでランチコースの提供時間がとても短くなっていて 週末の席を確保するのは難しく、――今期のメニューは食べに伺えないなあ… と諦めていたところ、運よく夫が平日休みをとれることになったので これ幸いとそれに合わせてPSを入れたというわけです。そんなこんなで急遽車で舞浜に到着したのは11:00過ぎ。せっかくなので とリゾート内の道路をぐるっと回ってのんびりとした景色を眺めてから ホテルミラコスタに向かいました。11:15くらいにホテル駐車場に入ると、さすが平日、屋根付き平面部分にもたくさんの空きがあり 建物下の場所にすんなり車をとめることができました。入館し、シルクロードガーデン店内に案内していただけたのは11:40くらいだったでしょうか。本日のお席はこちらです とキャストさんに言われてテーブルに目を遣ると、そこには驚きの光景がひろがっていました。テーブルクロスがない!開業以来このお店にずーっとあった あの真っ白なテーブルクロスがなかったのです。キャストさんによれば、二週間ほど前に全テーブルを新しいものに入れ替え その際にセッティングのスタイルも変更したとのこと。何年か前にアンバサダーホテルのエンパイアグリルでテーブルクロスが廃止になり、二年くらい前にはオチェーアノのコースでもテーブルクロスが無くなり、こちらのお店もいずれそうなるのだろうなあ と思っていましたけれど、ついにその時が来たのですねえ。(ちなみに 以前のシルクロードガーデン店内やテーブルの様子は こちら とか こちら などにあります)まあ、長い感染症対策熟考期間があってレストラン内の環境やサービス方法もいろいろ見直しをなさったことでしょうし、ゲスト入れ替えの度にクロスを交換することも人員配置が厳しい現在では難しくなってきたのだろうなあ というのは容易に想像できますからね。これからは私も気分を入れ替え この新しいピッカピカのテーブルでお料理を楽しみたいと思います。(…とはいえ、照明を落とした店内に映えるあの白いテーブルクロスが無くなったのは少し寂しいし、ホテルミラコスタのびしっとした制服姿のキャストさんが鮮やかな手さばきでクロスを交換する光景をもう見られないのは残念ではありますが。)さて、それでは本日のお食事、簡単に記録しておこうと思います。お願いしたのは、「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ ランチコース」です。それに加えていつものように夫は白いご飯、私はシャンパーニュ(本日は二コラフィアット)のグラスもお願いしました。最初に前菜盛り合わせのお皿。左側グラスの中身は菜の花と干し豆腐の和え物、トッピングされている赤いのはクコの実。柚子風味とのことでしたが「風味」というよりもしっかり柚子の味がする和え物でした。(「風味というよりしっかり柚子味」ってちょっと前にパーク内のレストラン櫻でも経験したような気がします。)真ん中の鴨は醤油煮でとても肉々しかったです。周囲に散らしてある小さなガーランドは大根の甘酢漬けだそう。右側はイカのフリッターにスパイシーガーリックソースを合わせたもので、芽キャベツやミニトマトを添えてパクチーがトッピングされていました。スープは干しエビの出汁にナンプラーで味付けしたもの。海老ふたつにレタス、あさつき、しょうがなどが入っていました。美味しかったです。固定のメイン料理はやまゆりポークの綺麗なお皿。唐揚げにしたやまゆりポークにはグランマニエとオレンジのソースがたっぷりとかかっていてとっても柔らかでした。(私はただいま歯科治療中なので 場合によってはナイフとフォークをお借りしようか と考えていたのですが、必要なかったです。)添えられた野菜はタマネギとパプリカ、それにベビーリーフのサラダ。右上のまあるいのは揚げ花巻です。選べる二品目のメインは「鶏肉とカシューナッツの炒め サンチュとともに」というのにしましたが。その文言通りのものがやってきて笑っちゃいました。(でも美味しかったですよ~)鶏肉とカシューナッツの他、ネギ、シイタケ、百合根なども一緒に炒め合わせてあり、サンチュで包むことも考慮してかやや濃いめの味付けにしてあるように感じましたよ。ご飯か麺かは今日は麺の方にしました。「イカと干し貝柱のあんかけ焼きそば」。具材はアオリイカの他、もやし、白菜、小松菜、しめじなど。後半はお酢と辛子を足していただきました。デザートは夫は杏仁豆腐、今月はサツマイモです。揚げ芋付きでした。私はプレートの方に。グラスの中身は柑橘の入ったマンゴープリンにたっぷりのオレンジソース、上には金柑。右側、グリーンの丸いのは抹茶味のマーラーカオ(蒸しパン)、フレッシュフルーツ。そして一番目を引くのは「40周年ももう終わりなのね」と名残惜しさも漂うようなチョコステンシルのロゴマーク。私達が食事を終えたのは時刻が13:30を迎えるころ、ちょうどダッフィーのティータイムが始まる頃でした。店内には続々と大切なお友達を連れたゲストの皆さんがキャストさんに案内されてやってきて、10分も経つと私達の周囲のテーブルはすっかり普段のシルクロードガーデンとは少し違った雰囲気になりました。ここまで何度も繰り返されているところをみるとダッフィーのティータイムはきっと好評でしょうから今後もしばらくは断続的に続くと予想されますが、中国料理レストランの昼食時間帯にこんな光景が繰り広げられようとは 22年前にこのイタリアンクラシック基調のホテルがオープンしたころにはきっと誰も想像していなかったんじゃないでしょうか。テーブルから白いクロスが無くなるなんてことも、きっと当時は誰も想像してはいなかったでしょうけれど。いつの時代も ゲストの求めるものを敏感に感じ取って一歩先へと姿を変えて進んでいく、それがテーマパークの傍らにあるホテルの生き抜く術なんだろうな。お店を出て 駐車場から出て舞浜を離れたのは14:30過ぎころでした。冬の太陽は既にやや傾いて西陽のような表情を見せ始めていました。おなかもいっぱいになったし こんな穏やかなお天気じゃウトウトしてしまいそう…そんなふうにちょっと思ったので、夫が居眠りしてしまわないうちに と 私達は平日の首都高速道路を急いで走り抜け 家に帰ったのでした。* 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”グランドフィナーレ ランチコース *・鴨肉の中華風醤油煮 イカのスパイシーガーリックソース 菜の花と干し豆腐の柚子ソース和え・海老と春雨のスープ 干し海老風味・やまゆりポークの唐揚げ オレンジ醤油ソース・鶏肉とカシューナッツの炒め サンチュとともに または 真鱈と雪菜の煮込み または イセエビと季節野菜の炒め シュリンプトースト添え(別途1800円加算)・牛挽き肉と野菜のカリー炒飯 または イカと干し貝柱のあんかけ焼きそば・マンゴーと柑橘のプリン 抹茶のマーラーカオ または 今月の特製杏仁豆腐(別途600円加算) ・・・・・・2024年1月9日~3月31日(5700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 16, 2024
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今年も新年早々オチェーアノに出かけ、夫と二人ブッフェで新年会をしてきました。舞浜に到着したのは11:00になる少し前。きょうは「新年会」ですから、最近アルコールから遠ざかっている夫も少しいただくかもしれない と考えて電車で来ていたので、ふたりでデザイン違いのリゾートラインの一日券を購入してホテルミラコスタに向かいました。ディズニーシーステーションでリゾートライナーを降り ホームのデッキに出て、美しいディズニーシープラザに あけまして… とご挨拶。いかにも「新春」といった感じの明るい光があたりにあふれ、青い空にはほど良い分量の白い雲。世間では年初から信じられないようなできごとが次々と起こってお祝いの言葉を口にすることすら憚られるようなここ数日ですが、ここはまるで別世界のようだなあ と ふと思ってしまいました。この場所に来れば 誰もがそう思うことなのでしょうけれど。ホテルミラコスタに入館し、オチェーアノの店頭に行ったのは11:35くらいだったでしょうか。ウェイティングエリアに入りソファーに腰をおろそうとすると、コースで何度かお世話になったことのあるキャストさんがタイミングよく奥からにこにこしながら出ていらっしゃったので、ここでもまたまたご挨拶。少しお話した後に ダイニングエリアへご案内~ となりました。パールのエリアのテーブルに着いて周りを見ると ??――― …ゲストの気配はあるものの 誰もいない。ちょうどこの時間は11:45のハーバーグリーティング開始直前ということで皆さんテラスに出てしまった後だったのです。グリーティングご覧になりますか? ドリンクのご注文はそのあとで伺いましょうか? …とキャストさんは気を使ってくださいましたが、そのままワインリストなどを眺めてシャンパーニュのハーフボトルをお願いすることにし、殆ど誰もいなくなってしまったブッフェカウンターの周囲を自由にぐるぐる歩き回って前菜やサラダを好きなようにお皿に盛り付けて、40周年のテーマ曲が高らかに響き渡る中 私達は新年会を始めました。オチェーアノのブッフェのお料理は、ランチとディナーの区別をなくして(料金も内容も同じにして)昼から夜までの通し営業の形態になった頃から 以前にも増して誰もが安心して食べられる味になったような気がします。好みは人それぞれなので何とも言えませんが、味がはっきりわかりやすくなった というか とっつきやすくなった というか 万人向けになった というか… 主食やアルコールやお茶が進む味になったのかなー って 今日は思いましたよ~こちら↓は本日の私の二巡目のお皿、メインの温かいお料理です。いつもはあまり食べられないデザートも、今日はちょっと頑張ってたくさんいただきました。コーヒーを追加でお願いしてデザートを楽しんでいた13:10頃には、13:15からのニューイヤーズグリーティングを鑑賞するゲストのためにテラスへの扉が開かれました。以前はよく出ていたけれど最近は滅多に出ることがなくなっていたハーバー水域を正面に見るオチェーアノ コース側のテラスに出て、数分。2024年の到来を祝うニューイヤーズ・グリーティングが始まりました。夫の方は昼間この場所に立つのはずいぶん久しぶりだったようで、 以前はどんな感じで写真撮ってたんだっけな~ 忘れちゃったよ~ と当惑していました。以下はそんな夫が逆光の中で撮った写真ですが…まあまあですかね~今年のお正月のグリーティングは伝統的な日本のメロディが少なく、使用されている楽曲がどれも私にとっては初めて聞くようなものばかりで、なかなか新鮮でした。私達のような年齢の者よりももっと若い方々や外国からいらしたゲストをターゲットにしているのかな~ とちょっと思いましたよ。10分ほどでグリーティングは終了。室内のテーブルに戻ってからは新しく用意してくださったコーヒーをいただいてしばらく過ごし、13:40くらいに私達はオチェーアノを出ました。ミッキランジェロギフトでお買い物をしてからミラコスタの正面玄関を出て、ディズニーシーステーションまで続く通路を歩いていると、駅の方から発車の気配がしたので私達は慌ててカメラを取り出しました。と、姿を現したのは 40周年ライナー。見られてラッキーでした。40周年のイベントも残すところ三か月ですからね、このデザインの車両に出会うチャンスも もうそうそうないでしょうから。その後の私達は、リゾートラインに乗って各駅で降りたり乗ったりしながらリゾート内を一周半ほどぐるっと回って過ごしました。今年は珍しく二人そろって長く取得できた年始休み、時間の余裕も気持ちの余裕もあったので、建設中のホテルの様子をのんびり飽きるまで眺めたり リゾートゲートウェイステーションの構内で行われている展示を見たりしてから、JR京葉線に乗って舞浜を離れたのは15:30を過ぎた頃でした。明るく穏やかな2024年1月5日の午後。もうこのあとは、驚くほど素晴らしいニュースなんてなくていいから 普通でいいから、無事に一年が過ぎてほしいものだなあ と 思わずにはいられない今年最初の舞浜でした。※ベイサイドステーションのホームから※完成間近の「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 5, 2024
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クリスマスシーズン終盤、ベッラヴィスタ・ラウンジのランチタイムに出かけてきました。数日前までは「平日休みが取れた夫と二人で」の予定だったのですが、残念なことにその休暇も急に消滅、せっかく確保できた座席を手放すのも惜しいのでひとりでお邪魔することにしました。JRからリゾートラインに乗り換えて 東京ディズニーシー・ステーションに降り立ったのは13:30頃。パークエントランスを見下ろしながら連絡通路を歩いてホテルミラコスタへ向かい、ベッラヴィスタラウンジへ。殆ど待たずにすぐにテーブルまで案内していただけました。窓から外を眺めると、平日だというのにパークは先日私達が訪れた土曜日と変わらないような人の多さ。クリスマス当日も近づいてきましたし お子さんたちも徐々に冬休みに入ってきているようですから、もうこれくらいの時期になると平日でも休日でも混雑具合には差が無くなってしまうのかもしれませんね。さて、注文の方ですが、お料理はディズニー・クリスマスのランチコース、それにフランチャコルタのグラスをひとつお願いすることにしました。グラスのフランチャコルタは さすがクリスマスシーズンとあって白とロゼの二種類の用意がありましたけれど、白の方(ミッレディ・フランチャコルタ・ブリュット)にしました。先日のシルクロードガーデンで出会ったボトルと同様で、今日のベッラヴィスタラウンジのフランチャコルタのボトルも底が四角くてとても重そうだったので、キャストさんが注いでくださる時に「片手で持って注げるなんてすごいなー…」と素直に感心し まじまじと見てしまいましたよ~(ごめんなさい!)そして、やってきた最初のお皿。クリスマスリースに見立てた美しい前菜です。リース状のサラダは、ケール、生ハム、ポークパテ、それにグレックと呼ばれる酸味のきいたギリシャ風の野菜ピクルスでできていて、上からかけてあるたっぷりのパルメザンチーズが粉雪を思わせます。ピクルスに使われている野菜は 蕪、カリフラワー、人参、ラディッシュ、小タマネギなどで色合いもきれいでした。水玉状のソースは、赤いのがブラッドオレンジ、黄色いのがマスタード、ブルーはクチナシ色素で色付けしたマヨネーズ。クチナシの色素って組み合わせるものによって様々な色が出せるんだそうですよ。次はパスタ。トマトとイワシのスパゲットーニ。スパゲッティーより太いのが「スパゲットーニ」。トマトソースの上には松の実や甘みのあるベリーがトッピングされていてクリスマスらしかったです。メインはお魚の方にしました。イトヨリ鯛のインパデッラがサフラン風味のひよこ豆スープに浮かんでいます。インパデッラは、表面はカリっと 中はふんわり でいつもながらの素晴らしい焼き上がり。ひよこ豆のスープはかなり濃度が高くクリーミーでした。傍らにムール貝、下にはほうれん草が添えてあり、上には細長いガーリックトーストがのっていました。デザートは小さなストロベリームースケーキやジェラートの盛り合わせ。丸いのはクリスマスリースを模った ストロベリームースを挟んだ小さなケーキ。上にピスタチオクリームとナッツやドライフルーツ、アラザンなどがリースの飾りのようにぎっしりとのせられていて、さらにフレッシュなイチゴまでトッピングされています。右のジェラートはバニラだけれど少しシナモン風味、左の赤い丸いのは柔らかいグミのようなものでやや酸味のあるベリー風味。全体的に白と赤で サンタクロースカラー? のお皿ですかね~食事の途中には14:15からハーバー水上で行われる「ディズニー・クリスマス・グリーティング」も見ることができました。見る といっても 食事しながらですし、ガラス越しで逆光な上に遠いので「様子をちらちら眺める」といった感じになりますけれど、店内に音楽も流れるので楽しかったですよ。(小さなデジタルカメラではこれくらいが精一杯です)食事がおおかた終わったのは15:20くらいでした。冬の太陽は傾くのが早く、この時間には大きな窓一杯に広がるディズニーシーのパークはもう「夕景」のよう。しばらく景色を眺めながらコーヒーをいただいて、最後にお店の片隅にあるクリスマスツリーの写真も撮らせていただいて 15:30頃にはお店を出ました。最後の最後にロビーのクリスマスツリーをカメラに収め、ホテルミラコスタをあとにしたのはそれからすぐのこと。今年の私の舞浜でのクリスマスシーズンは 本日の「イタリアのクリスマス」で全て終了です。もうこのあとは――このひと月半の間に見たたくさんの美しい光景を 頭の中で映像を再生するように何度も繰り返し思い出しつつ、また来年のクリスマスシーズンがやってくるまで気長に待ちたいと思っています。来年のクリスマスも 天使がここに舞い降りますように* ベッラヴィスタラウンジ の 「ディズニー・クリスマス」ランチコース *・ポークパテと野菜のグレック 生ハムとケールのインサラータ・スパゲットーニ イワシ トマト・イトヨリ鯛のインパデッラ ムール貝 ひよこ豆のスープ サフラン風味 または 牛フィレ肉のビステッカ 牛肉とオリーヴの赤ワイン煮込み・ストロベリームース シナモン風味のバニラジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2023年11月1日~12月25日(6700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 19, 2023
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(…その2から続く)リストランテ・ディ・カナレットの中庭から眺める運河の風景がすっかり夜景へと変わるころ、私達は席を立つことにしました。店内を通り抜けて 入口近くのカウンターで会計を済ませてお店を出て、目の前の階段を上ると。そこはクリスマスシーズンのニューヨーク、光り輝くブロードウェイ。私達が食事していた一時間半ほどの間に、ディズニーシーには美しい夜が訪れていたのでした。時刻は17:20。きょうの私達は来る前から夜のハーバーショー「ビリーヴ!」を鑑賞するつもりはなく、ショー開催中には夜景を訪ねてパーク内を歩こうと決めていたので、これから花火開催までの三時間ほどはメディテレーニアンハーバーからは離れて過ごそうと思います。なにしろ今回ディズニーシーに来た一番の目的は「今年のクリスマスデコレーションはどんな感じなのか」をこの目で確かめることなのですからね!昼間の景色はもうじゅうぶん楽しませていただきましたから、次は夜の風景を見たいです。しかし 午前中につい出来心で「18:15~19:15」指定のタートルトークの40周年プライオリティパスを取得してしまっていたので、その時間まではあまり遠く離れたところまで行くわけにも行かないな と考え、とりあえずはニューヨーク周辺の夜景を眺めに行くことにしました。で、まず向かった先はウォーターフロントパーク。ウォーターストリート側の入口に立つクリスマスツリーの前では記念撮影していらっしゃる方々も多かったです。公園内に並ぶ可愛らしいツリーにも灯りがついて 昼間とはちょっと違った雰囲気。そして、ホレイショスクウェアの大きなクリスマスツリー。何分かごとに訪れる 消灯→徐々に点灯 の時には「40」のマークが際立ちます。時刻がまだ18時前で「ビリーヴ!」までは時間の余裕があったからなのか クリスマスツリーの周りは思い思いに写真を撮影しようとするゲストが大変多く、近寄るのもなかなか困難だったので、私達はちょっと離れてハドソンリバーブリッジの方からツリーを眺めてみることにしました。昨年も一昨年も同じような場所で同じような写真を撮ったと記憶していますが、やはりここに大きなツリーがあるクリスマスはいいですねえ...(何度も同じことを言って申し訳ないですけれど。)少し遠くから眺める「クリスマスツリーのあるアメリカンウォーターフロント風景」があまりに素敵だったので、私達は振り返り振り返りしながらホレイショスクウェアからどんどん離れていき 最後はハドソンリバーブリッジを渡り切るあたりまで行ってしまいました。う~んやっぱりいいですねえ。もうここまで来たらケープコッドまで行っちゃってもいいのだけれど...坂道の上からちらっと様子を見やると ケープコッドの漁村はまだまだ人が多くて混雑していそう、それにそろそろプライオリティパスの指定時刻が近づいてきそう ということで、私達はここでいったんSSコロンビア号の前まで引き返して「タートルトーク」に向かうことにしました。指定時間ちょうど(18:15)にアトラクション前に行ってみると この時間のスタンバイは45分とのことでしたが、プライオリティパス専用エントランスでスマートフォン画面を提示するとすぐに屋内待ち列まで入ることができ、数分後には前室に案内していただけました。そしてその後10分弱でウミガメのクラッシュとご対面。(ここまでほんとうに早かったです。)ゲストとのやりとりは相変らずで、楽しいひとときを過ごさせていただきました。タートルトークから出ると 時刻は18:45。「ビリーヴ!」開始まであと30分となったこの時点でようやく ホレイショスクウェアあたりのゲストはほんの少し減ってきたように思われました。SSコロンビア号に上がって見下ろしてみると…ツリーの周りにはまだそれなりの人だかりがありましたが、さきほどまでの雑踏のような大混雑に比べたら「まし」なような気がしました。豪華客船のデッキからクリスマスのパークを眺めた後は 地上に下りてもう一度大きなクリスマスツリーを眺め 写真を撮り、19時過ぎころ私達はホレイショスクウェアを離れました。レストラン櫻の前を通ってウォーターストリートをマクダックスプラザまで上り…ビリーヴ!開始直前でごった返すメディテレーニアンハーバーをかすめてヴェネツィア回りでミラコスタ通りへ出て、ゲストが少なくなった通りの入口周辺で美しいクリスマスツリーやデコレーションをカメラに収めました。今年のミラコスタ通り周辺はイルミネーションがそんなに多くないので、昼間の明るいうちの方がクリスマスらしい風景を堪能できるかもしれないなあ と思いましたよ。(ミラコスタ通りだけでなく全体的に以前と比べると電飾の類は控えめで、夜よりも昼間のデコレーションの方が見どころが多いように感じました。)その後は、「ビリーヴ!」が始まってゲストの皆さんがハーバー水上で起こるできごとを一心に見つめていらっしゃる中、ポンテヴェッキオを渡ってケープコッドへ向かいました。漁村へ続く階段を下りていくと、ハドソンリバーを挟んだ対岸には四年ぶりに見る景色。大きなクリスマスツリーのある水辺の夜景です。これが見たくて 私はきょうここへ来たのですよね~昼間はあんなに賑わっていたケープコッド一帯も、さすがにこの時間はゲストが少なく落ち着いた様子でした。昼間も見たケープコッドクックオフ前に並ぶ7つの小さなツリー。夜になるとこんなふうに灯りが点るのですね~可愛らしいツリーの前には若いファミリーやグループの皆さんがかわるがわる訪れて写真撮影をしていらっしゃったようでしたよーハーバーで「ビリーヴ!」が終了して5分ほど経つと ケープコッド一帯には急速に人波が戻ってきて、あっという間にあたりは昼間と同じ賑やかな漁村に戻っていきました。夜景を眺めて好きなように写真撮影して回るのももう難しくなってきたかな と感じたので、私達は20:30からの花火「スカイ・フル・オブ・カラーズ」を鑑賞するためにメディテレーニアンハーバーへ戻ることにしました。いつもなら水域をぐるーっと回ってお気に入りの花火鑑賞場所であるザンビーニブラザーズ・リストランテ前まで行くところですが、今日は歩き回って疲れてしまっていたので ハーバーに突き出た出島リドアイルへ降りて段差に腰掛け、私達は花火を待つことにしました。 が、鑑賞場所に落ち着いたちょうどその時(20:00頃)、パーク内には本日の花火の中止を知らせるアナウンスが流れました。…ならば 今日はもう帰ろう。朝、リゾート内の道路も駐車場もあんなに混雑していたんだもの。閉園時刻までパークにいたら 帰りもまた大混雑に巻き込まれるに違いない。長年のパーク通いで得た教訓に素直に沿って、私達はこのタイミングでディズニーシーをあとにすることにしました。まっすぐゲートを出てR7駐車場まで歩き、三階に停めた車に戻り着いて車を発進させたのは20:20過ぎころでした。パーク閉園時刻まで30分以上を残し 帰宅渋滞が始まるにはまだ早いだろう と思っていましたけれど、今日は日曜日。私達と同じように 花火中止を知った段階で明日に備えてパークを切り上げた方が多かったのでしょうか、駐車場から出てきた車が集中していたようで R7から運動公園前交差点までは予想していた以上に時間がかかりましたが、それを過ぎてしまえば首都高舞浜入口まではいたって順調でした。クリスマスシーズン とはいうものの、小さなハーバーグリーティングや四年ぶりに戻って来たホレイショスクウェアのクリスマスツリーやデコレーションの他には ショーのクリスマスバージョンもスペシャルなアトモスフィアエンターテイメントも何もない今年のディズニーシー クリスマス。それでも、この時期にしか聴くことのできないパーク音楽やこの時期独特のパークの空気、そんなものに触れたくて 浸りたくて、私はきっとまたパークに足を運ぶことになるでしょう。その時まで、クリスマスのディズニーシーとは しばしのお別れ。首都高速道路から見える煌めく東京ディズニーリゾートに ばいばいまたね と手を振って、私は家に帰ったのでした。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 19, 2023
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(…その1から続く)演奏を終えたマリタイムバンドの皆さんがリズムにのって去っていった後、私達は朝がた入園した時によく眺めることができなかったミラコスタ通りの入口あたりをカメラに収めることにしました。今年の4月からこの場所にいて「40」周年の魔法をかけ続けているティンカーベルも、この時期はサンタクロースとお揃いの帽子をかぶってクリスマスをお祝いしてくれているようでした。ミラコスタ通りの入口両脇に立つクリスマスツリーは 例年通りクラシカルなオーナメントがぎっしり飾られた重厚感のあるもの。古(いにしえ)のイタリアの街並みにはこんなツリーが良く似合いますね。ミラコスタ通り周辺を心ゆくまで眺めた後はメディテレーニアンハーバーに戻り、さきほどハーバーグリーティングを鑑賞するために一時中断した「今年のディズニーシー・クリスマスを訪ねて(確認して)歩く旅」の続きを始めました。まずはピアッツアトポリーノへ戻り。アメリカンウォーターフロント ニューヨーク地区のクリスマスの様子は先ほど見たので、今度はケープコッド方面へ行ってみることにしようと 私達はポンテヴェッキオへ。橋の上からニューヨーク方面を見渡し、復活したクリスマスツリーの存在感を再確認。やっぱりクリスマスの景色の中にあの大きなクリスマスツリーが「ある」と「ない」とでは印象が大違いですよね。そして橋を渡り切る手前で階段を下りて、ケープコッドの漁村へ。雨合羽姿で舵を取るミッキー像のところには今年もクリスマスツリーが出現していて、撮影のために人だかりができていました。(ツリーの正面で記念撮影するためには 時間帯によっては列に並ぶ必要があるようです。)こちらの村では どの建物の戸口にも窓にもそのお宅らしいクリスマスの飾りつけが施されていて、眺めながら歩いているだけで楽しいですね。こちら↓は今年初登場、「ケープコッド・クックオフ」のショーを行っていないダイニングエリアのテラス前あたりに並んでいた7つの小さなクリスマスツリー。ひとつずつ近づいてオーナメントなどをよく観察してみると、一本一本それぞれがダッフィー&シェリーメイとそのお友達5人をイメージしているように見えました。(この写真の一番手前のはピンクのリボンに紫色のお花や虫眼鏡のオーナメント→「リーナベル」かな? ブルーのリボンのツリーには絵の具やパレットのオーナメント→「ジェラトーニ」かな?? …といった具合です。)私はダッフィーとそのお友達については疎いので正直よくわからないのですが、ファンの皆さんならすぐにどれが誰のクリスマスツリーなのか判ると思いますよーそしてケープコッドのクリスマスと言えば欠かせないのはこちら。毎年おなじみ、ヤドリギの下にある「キスを急かせる(?)」看板です。のどかな漁村のクリスマスは今年も健在のようで(人は多いですけれどね~)、たいへん安心しましたよ。賑わうケープコッドを抜け、次はお隣のポートディスカバリーへ。ここ数年ポートディスカバリーではクリスマスらしいデコレーションはほとんど施されていなかったようなのであまり期待していませんでしたが、ちょっと見たところ今年も状況は変わっていないように見えました。おそらくこの先の奥地ロストリバーデルタへ足を伸ばしても状況は同じなんだろうなあ(クリスマスらしいものは今年も殆ど無いんだろうなあ)…もうこのあたりで引き返しちゃってもいいかな… という考えも頭の隅をよぎりましたけれど、ここまで来たからには「奥地には今年はクリスマスデコレーションは無い」ということをこの目で確かめたいと思ったので、そのままロストリバーデルタへと向かうことにしました。と、やはりロストリバーデルタにも ちょっと見たところ今年はクリスマスデコレーションらしきものはないようでした。ただ、それとは別に驚いたことがひとつ。ここ数年はどんなタイミングで来てもすぐに入ることのできたレストラン「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」前に きょうこの時間(13:10頃)は長い入店待ちの行列ができていたのです。お昼時だからというのもあるかもしれませんが、このお店の外まで伸びる入店待ち行列に遭遇したのは私は4~5年ぶりくらいだったので、やっぱり今日のパークは特別に混雑しているんだな~ と思いましたよ。その後はマーメイドラグーンに立ち寄り、トリトンズキングダム越しにプロメテウス火山を眺め…アラビアンコーストには立ち寄らずにミステリアスアイランドを抜けてメディテレーニアンハーバーに突き当たり、右手の「マゼランズ」方向へ進んでポンテヴェッキオへ出ました。この時、時刻は13:40頃。歩き通しで少々疲れたので、私達は橋の上の屋根のある部分で立ち止まり、小窓からハーバー水域を見下ろしながら一休み。――以前はよく このあたりからハーバーで行われる大規模なショーを眺めたものだよねえ。一般的には決して条件の良いショー鑑賞場所ではないですが、私達にとってはここは思い出の多い場所です。もちろん当時はまだ「ソアリン」は存在していなくて、水域を挟んだ向こう岸はもっと殺風景だったのですけれど。さて。もう少し経つとハーバー水域では午前中と同じように40周年のグリーティングとクリスマスのグリーティングが続けて開催されます。このタイミングで懐かしい場所に落ち着いてしまった私達は、ここから動いて新たな鑑賞場所を探しに行くのもなんだか億劫になってしまって、この場所に留まってグリーティングを眺めていくことに決めました。それから30分ほどして まず14:15、「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」開催。終了後は交代で出かけて、写真を撮ったり用事を済ませたりして過ごし…15:15からは「ディズニー・クリスマス・グリーティング」。橋の上から眺めるグリーティングは確かに遠くて ミッキー達の後頭部ばかりを眺める時間が多かったですが、キャラクター達を乗せた船が水道橋をくぐって帰っていく最後の最後まで見届けることができたので 個人的にはとても満足できました。グリーティング終了後は、PSを入れてあった「リストランテ・ディ・カナレット」へ行きました。屋外席を希望し、店内のウェイティングエリアで少し待って 案内されたのは本日も奥の中庭のテーブルでした。時刻がまだ16:00前であまりお腹も空いていなかったので、注文したのはクリスマスの「スペシャルパスタセット」をひとつとシェフおすすめの「ピッツア・ビアンカネーヴェ(白雪姫のピッツア)」。全てをふたりで取り分けていただくことにしました。それに加えて、私だけグラスワインのセットを。(スパークリングワインを2杯にしました。)(白雪姫のピッツア。トマトソースを使っていない代わりに 毒リンゴに見立てた焼きトマトがまるごと一個トッピングされていました。)セットのパスタは「パッケリ」という まるでラザニアみたいな食感の ものすごく大きな筒状のパスタでした。(初めて食べました!)16:40を回り あたりが暗くなり始めたころには、テラスの各テーブルには小さな灯りが届けられました。そしてそれと共にセットのデザートもやってきたので、コーヒーも追加でお願いして しばしのんびりと過ごしました。(デザートにはトナカイのチョコレートが添えられていました。)17:00を過ぎると リストランテ・ディ・カナレットの中庭はすっかり夕闇に包まれました。四角い空を仰いでみると、そこには 小さな星々が切り抜かれたランプシェードに守られるようにして あたたかな灯りが点っていました。(その3 に つづく・・・)* リストランテ・ディ・カナレット の クリスマス “スペシャルパスタセット” *・タラのペーストとポレンタ ウニ添え、サーモンのマリネ・パッケリ、蟹と海老のトマトクリームソース リコッタとマスカルポーネのムースを添えて (ほかのパスタ料理に変えることができます)・パネットーネ、チーズホイップとライムジュレ添え ・・・・・・・2023年11月1日~12月25日(3800)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 19, 2023
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―― ディズニーシーに一年に一度しか行けないとしたら いつ行きたいですか?そんなふうに問われたら 私はきっと即答するでしょう。「クリスマス! 絶対クリスマス! クリスマスシーズンに行きたい!!」と。それほどに好きなクリスマスのディズニーシー パーク。ここ数年は特に目立った派手なエンターテイメントもなくデコレーションも以前に比べたら随分と控えめでひっそりとしていましたけれど、パークが一年で一番美しく輝くこの季節だけは何をさておいても足を運ばないわけにはいきません。なので今年も夫とふたり予定を合わせて出かけることにしました。とはいえ、パークにお出かけするのは約半年ぶり。準備するのにも「いつも何を持って行ってたんだっけ??」と記憶をたどりながらレジャーシートやらひざ掛けやらを家じゅうから集める始末で、朝早くに出発したつもりでしたが首都高の工事渋滞に巻き込まれるなど途中様々なトラブルにも遭い、舞浜に到着できたのは予定よりも一時間近く遅い7:40頃。開園時刻が迫るこの時間では既にリゾート内の道路も大混雑で、ようやくたどり着いたディズニーシーもパーク至近の立体駐車場は満車、R7(リゾートパーキング第7)への案内となっていました。そんなこんなで、巨大立体駐車場「R7」の3階に車をとめることができたのは8:10頃。この駐車場からスタートするのも随分久しぶりだねえ~ さすが混雑期、クリスマスらしいねえ~ ...などとふたりで言いながら ディズニーシーの敷地内まで続く連絡通路を富士山とプロメテウス火山の両方を眺めながら歩いて、パークエントランス・サウスいっぱいに広がっていた保安検査待ち列最後尾についたのは8:20頃のことでした。あまりに先頭から遠すぎて今日の実際の開園時刻が何時なのかもわからず(キャストさんのアナウンスも聞こえて来ず)そのままひたすら待っていると、8:40くらいになって少しずつ列は前方へと動き出し、9:00過ぎにようやく保安検査を通過して(検査用のゲートは新しいものに変わっていました)、その5分後くらいに私達はディズニーシーに入園することができました。おおー! ミラコスタ通りの入口上のガーランドもクリスマス仕様になっているー入ってすぐのディズニーシープラザもミラコスタ通り周辺もこの時間には既にゲストがあふれかえり、立ち止まってクリスマスツリーやデコレーションを撮影するのも難しそうだったので「撮影はまたのちほど」と思い切り、私達はミラコスタ通りのトンネルを抜けてピアッツアトポリーノへ出ることにしました。と、クリスマスシーズンだけにしか聴くことのできないパーク内音楽の流れる広場の街灯には 今年はちょっと落ち着いた色合いのクリスマスバナーが取り付けられていました。ゲストの皆さんがそれぞれ最初の目的地に向かって急いで行かれる中、人ごみから離れハーバーの水際に近寄って火山とクリスマスデコレーションを背景に少し記念撮影をし、その後は私達も「入園後の最初の目的地」であるアメリカンウォーターフロント方面を目指しました。今回のディズニーシーでは、私達の一番の目的は「今年のクリスマスデコレーションはどんな感じなのか」をこの目で確かめることです。(視察?)魅力的なアトラクションやエンターテイメントに向かうよりも、この時期にしか見ることのできないクリスマスの景色をまず見に行きたかったのです。特にアメリカンウォーターフロントは(皆さんご存じでしょうけれど)昼間の風景も夜景もこの時期はとても美しいですからね~この数年はそのアメリカンウォーターフロントですらデコレーションが控えめで あの大きなクリスマスツリーも無かったけれど、今年のクリスマスの風景はどんなになっているのでしょうか。そんなことをつらつら思いながら緩やかな坂を上りきると、ニューヨークの港へと続くウォーターストリートの入口には2つのクリスマスツリーに「Dazzling Christmas in New York」という今年のキャッチコピー(?)が添えられたフォトロケーションが設置されていました。通りを下っていくと頭上には雪の結晶をあしらったガーランド、高架の柱にはお馴染みポスター風の看板が取り付けられていました。そしてウォーターストリートを下りきると、正面に見えてきたのは大きなツリー。実に4年ぶりのお目見えとなった ホレイショスクウェアに立つクリスマスツリーです。2020年 2021年 2022年 と、この場所にツリーが無いクリスマスを3回過ごしましたけれど、今思えばなんと寂しかったことか…やっと戻ってきてくれて本当に嬉しいです。同じような思いを抱いて朝一番にまずこの場所に駆けつけた方は多かったようで、まだ9:15だというのにクリスマスツリーの周りはたいへんな人だかりで驚いちゃいましたよ。このツリー、今年は夜になると灯りが消えたり点いたり輝いたり…と照明の演出もあるようですので、暗くなってからも楽しみですね。ひとしきりツリーを眺めた後は 混雑するホレイショスクウェアを離れてウォーターフロントパークへ。こちらの公園内の街灯にも濃いブルー基調のバナーが取り付けられていました。その後はブロードウェイへ出て。マクダックスプラザのクリスマスツリーも忘れずに撮影してからメディテレーニアンハーバーへ。水際をピアッツアトポリーノからホテルミラコスタに沿って歩き、朝食兼昼食をとるためにザンビーニブラザーズ・リストランテを目指しました。きょうは9:00からオープンしているというザンビーニ…にたどり着いたのは9:40頃でしたが、注文のためのレジカウンターにはこの時間どこも5~6組ほどが並んでいる状態で、注文から受け取りまでには10分近くを要しました。私達はスペシャルセット(ランチケース付き)やミネストローネスープなどを購入し、今日は暖かかったので二階奥のソアリン側の屋外テラスに行って食事することにしました。(ランチケース購入は本日の二番目の目的だったので、達成できてホッとしましたよ。)ソアリンの建物を眺めることのできるテーブルで食事をしながら 公式のアプリを開いてグッズのお買い物もオンラインで済ませることができました。また、「40周年プライオリティパス」というもの(以前のファストパスとほぼ同じもの)の取得にもチャレンジしてみました。(「タートルトーク」、10時頃で既に18:00台まで時間が進んでいました。)周囲のテーブルにいらした方々も皆同じように スマートフォンを手にしてこのパスを取得したり有料の「DPA」の購入を試みたりしていらしたようでしたが、「…○○のDPAはもう売り切れなのー??」「○○のプライオリティパスは発行終了したみたい!」という驚きの声があちこちから漏れ聞こえてきたりして、私は 今日のディズニーシーはまた随分と混雑しているんだなあ… と地味に実感してしまいましたよ~食事を終えてザンビーニ…を出た後は、午前中に行われるグリーティングの鑑賞場所を探してピアッツアトポリーノ方面に向かいました。本日のハーバー水域では、このあと10:45から40周年のグリーティング「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」、続けて11:45から「ディズニー・クリスマス・グリーティング」が行われます。この時すでに時刻は10:30近くなっていたので、ハーバーを正面に見る条件の良い場所は殆ど残っていませんでしたけれど、最前列からは少し下がった石垣沿いの場所を確保することができたので、私達はとりあえず10:45の40周年グリーティングをその場所から眺めました。10分ほどでハーバーグリーティングが終了すると水際最前列の手すり沿いの場所が何ヶ所か空いたので、そこに移動して私達は11:45のクリスマスグリーティングを待つことにしました。(こんな場所です。)「ディズニー・クリスマス・グリーティング」は今年のディズニーシークリスマスで行われる唯一のエンターテイメントプログラムです。内容的には昨年一昨年に行われていたものとさほど変わらないだろうと容易に想像できましたけれど、やはり一度くらいはしっかり観ておきたいものですよね。そして 11:45になって始まったグリーティングは予想通りのシンプルな内容で、クリスマスの定番曲に合わせてキャラクター達を乗せた船がハーバーを隅々まで回る という、のんびり穏やかな そして誰もが安心して楽しむことができるものでした。船に乗っていたのは ミッキー&ミニーとドナルド&デイジー、ダッフィー&シェリーメイのお馴染みのキャラクター達と プレゼントをいっぱい抱えてディズニーシーにやってきたサンタクロース。グリーティングの最後には船の上で7人(?)がぎゅーっと集まって、なんとまあ可愛らしいこと。まるでサンタクロースが私達に「微笑ましさと可愛らしさの詰め合わせ」をプレゼントとして用意してくれたかのようです。見ているだけでなんか幸せな気持ちになりましたよ。メディテレーニアンハーバーでふたつのグリーティングを鑑賞し終わって、時刻はちょうど12:00。それからは あらためてクリスマスのディズニーシーの様子を隈なく眺めて回ることにしました。――パーク一周を始めるにはまず入り口まで戻らないとね!ということでミラコスタ通りに向かうと、この時間通りの入り口側(ディズニーシープラザ側)ではディズニーシー・マリタイムバンドが演奏中だったので、私達は立ち止まってその演奏を楽しむことにしました。(マリタイムバンドの皆さんの帽子にはクリスマスらしく「ひいらぎ」の飾りがついていました。)やっぱり生演奏のパフォーマンスはいいですよね!こういったエンターテイメントが以前のようにパーク内のいたるところで楽しめるようになればいいのに… と マリタイムバンドの奏でるクリスマスメロディーを聴きながら私は切実に思いました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 19, 2023
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幸運にもオチェーアノのディナーコースの席を確保できたので、ふたりで午後から舞浜に出かけてきました。記念日でもなんでもないですが、クリスマスシーズンのメニューをオチェーアノのコースルームでいただけるなんて ただそれだけでこの上なく幸せなことです。交通手段に車を選択したので渋滞を警戒し 時間にかなり余裕を持って家を出て、舞浜に到着したのはまだ明るい15:00過ぎ。イクスピアリの駐車場に車をとめ、お約束の時間まではリゾートラインに乗ったり アンバサダーホテルやボンヴォヤージュなどでクリスマスの風景を眺めたりして過ごしました。考えてみたら今日は11月の11日。数字の「1」が並ぶ縁起のよさそうな日にちとあって婚礼が数多く行われていたからなのか、はたまたクリスマスシーズン初の土曜日であるせいなのか、舞浜駅周辺やアンバサダーホテル内の混雑ぶりは凄まじいものがあり ちょっと驚いてしまいましたよ。その後 17:00になる少し前にホテルミラコスタ駐車場に車を移動(なんと建物一階部分に空きがありました)、バンケットエリアのエントランス経由でロビー方向へと向かいました。(こんな時間にミラコスタの玄関あたりを訪れることはあまりないので、その美しさに思わず立ち止まってしまいました。)長い廊下を抜けてロビーに足を踏み入れると、パークへと下りる階段の両脇には今年も足の長い背の高いクリスマスツリーがお目見えしていて、大きな「M」マークの上には楽器を携えた天使たちも無事に降臨していたので、私はとても安心しました。それからはミッキランジェロギフトを覗いたりロビーの片隅でクリスマスのスーベニアメダルを作ったりし、17:00を過ぎた頃オチェーアノの店頭へ行って名前を告げました。お時間まで中でしばらくお待ちください と案内されたウエイティングエリアには、皆さんお馴染み このお店らしい海にまつわるオーナメント満載のクリスマスツリー。シルクロードガーデンの方をちらっと見遣ると、こちらのお店の入口にも例年通り中国風のツリーが飾られていました。長年見慣れているミラコスタのレストランエリアのクリスマス風景を今年も見られて ほんとうに嬉しく思いましたよ。10分ほど待った後、お約束の時間がやって来たのでキャストさんのご案内で私達は奥のコースルーム(ケルプ)へ。オチェーアノのクリスマスディナーコースは現在は二種類が提供されていますが、私達は今夜は仔羊目当てにやってきたといっても過言ではないので 注文はふたりともメインに仔羊のある「シルバーノエル」の方にしました。そして忘れずに、私はグラスワインのセット「ミラコスタカルテット」もお願いしました。(夫は今日も炭酸水です。)以下、簡単にお料理の内容を記録しておきます。(美味しすぎて終始かなり浮かれ気味だったので きょうの記録は本当に簡単です。)一番最初はアミューズブーシュ。小さな可愛いひと口おつまみです。左のはチーズ入りシュー生地に白レバームースとイチジクを詰めたもの。右はぼたん海老と上にはラディッシュと魚卵など。そして冷たい前菜。海の世界を表現したような大変きれいなお皿でした。(わたしの写真だとお皿の色のブルーのグラデーションがうまく伝わらないのがとても残念です。)左のオレンジ色に見えるのが「鰆のレアグリル」。皮は炙って 身の方は45度で低温調理して、上に人参のピュレと毛ガニや根菜やハーブを載せたとのこと。右側はリエットのようにした毛ガニの上にキャヴィア、下に敷かれた春菊のソースは「春菊そのもの!」でした。見た目がほんのりクリスマスカラーですね。次に温かい前菜。帆立貝柱のグリルにクリーミーなリンゴのソース。盛り付けはクリスマスツリーをイメージしているとのことで、上にはオーナメントにたとえたカリフラワーや小さな花形や星形にも見えるお野菜、揚げたタピオカなどが盛られていました。それぞれの食感もとても面白かったです。ほんのり甘いリンゴのソース(ヴルーテ)も帆立貝柱やカリフラワーにとてもよく合いました。お魚は金目鯛のウロコ焼き。下には魚介のスープ。金目鯛は、皮目がパリッパリ 中はふっくら の素晴らしい焼き上がり。魚介のスープは金目鯛やオマール海老のエキスたっぷり、付け合わせはインカのめざめやエシャロット。右手に添えられた黄色いソースはルイユ(にんにく唐辛子野菜ピュレみたいなソース)で、魚介のスープに加えながら最後まで大変美味しくいただくことができました。選べるメインはもちろん仔羊の方に。「プラリネを纏った仔羊肉のローストとカイエット マルベックの香るジュ」。結構がっつり、しっかりした羊肉が登場してきました。仔羊ローストの上にのっている丸いのがカイエットという仔羊肉とハーブで作った腸詰です。ソースは仔羊の出汁と黒葡萄酒にパセリ。「プラリネをまとった」というのは仔羊肉をローストする際にプラリネを塗った ということなのでしょうかね~ 香ばしくて、黒葡萄の野性味とエスニックなスパイスも感じる いかにも「仔羊肉食べてるぞー」といった感じのお料理で、ふたりとも黙ーってしまい ただただ一心に食べてしまいました。あー 美味しかったー ここでちょっと本日のミラコスタカルテットの内容をメモ。 シャンパーニュ:二コラフィアット レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット 白:ジーニ ソアヴェ・クラシコ 白:チャラ シャルドネ・テッラ・ドートランド 赤:オー メドック・ド・ジスクールデザートはフォレノワール、 と ピスタチオアイスにフルーツ。「フォレノワール」はチョコビスケットとホイップクリームとチェリーで作るフランスの定番クリスマス菓子… だそうですが、そんなことよりも私はお皿に描かれたクリスマス風景の方に気をとられて困ってしまいましたよー!これは… 四年ぶりに復活したというディズニーシーのアメリカンウォーターフロント、SSコロンビア号前のホレイショスクウェアのクリスマスツリー ですよね?(まだ実際には見ていないけど。)そして、もうひとつ、最後のお茶菓子プティフールをのせたお皿もテーブルにやってきました。左はチョコレートをのせたクッキー。真ん中のスプーンにはリンゴに見立てたかのようなカシスムースと ゼリーのようなグミのようなお菓子。右は塩味のチーズのシュー。デザートが揃いコーヒーが出て少し経ったところで、本日19:15から行われる「ビリーヴ!」のためにテラスへの扉を開けるというお知らせがあったので、私達は一時席を離れて外へ出ました。夜のディズニーシー パーク。この景色をこの場所から眺めるのはいったい何年ぶりだろうか。私は四か月ほど前の七夕のころの昼間に 実に三年数か月ぶりにこちら側のテラスからディズニーシーを眺めることができて少し感傷的な気分になりましたけれど、ほぼ四年ぶりにこの場所に立つチャンスを得た夫は一体何を思うのでしょうか。聞くこともできないうちに時刻は19:15になり、ショーの始まりの時を迎えました。「ビリーヴ!」は写真を撮影するよりも自分の目でしっかり見るに限りますね~目の前にガラス窓もなく音も良く聞こえる状況で、比較的水辺に近い場所でこのショーを眺めたのは私は今回が初めてになるんじゃないか と思います。ハーバーから少し距離のあるミラコスタの客室からガラス一枚隔てて観ていた時とは違って、今日は大きな機材や装置よりも出演しているキャラクター達やダンサーの皆さんの表情やパフォーマンスの方により目が行き、「生物(なまもの)をみているんだ」という思いを強くしました。また今夜は「ディズニーシーで『ビリーヴ!』がスタートしてからちょうど一周年」という節目の公演だったそうで、ショー開始前にはゲスト同士が灯りを振りあってコミュニケーションをとるような場面もあったようでした。ハーバー水域を囲むゲストの皆さんにとってもキャストの皆さんにとってもきっと特別な夜になったことでしょうね。そして、そんなところに偶然居合わせることができた今夜の私もまた「幸運」としか言いようがなく。いろいろな巡り合わせに感謝しながら日々過ごしていかなければ と素直に思ってしまいましたよ。ありがとうございました。ショー終了後は室内に戻ってデザートの続きをいただき ゆっくりコーヒーをいただいて、私達はテーブルを離れ キャストさん達にお別れの挨拶をしました。私達にとっては特別な場所であるオチェーアノのコースルーム。最近はコース料理の提供が夜のみになったせいもあって年に数回しか訪れることができなくなってしまいましたし、サービスにあたってくださるキャストさん達の顔ぶれもどんどん変わっていきますけれど、どんなに様変わりしても やはり私はいつまでたってもここが好きなのです。ブッフェルームを抜ける時にはカウンター上のデコレーションもカメラに収めることができました。この時間のブッフェルームは不思議なほどに空いていて、土曜の夜とは思えないような落ち着きぶりだったので、可愛いデコレーションをゆっくり見ることも心置きなくできて嬉しかったです。会計を終えてお店を出てからは、ロビーのクリスマスツリーを こっちから あっちから と もう一度よーく眺めたのち、私達は駐車場へと戻りました。車に乗り込み帰りに向かう支度を整えて そろそろ発進しようか と夫がハンドルに手をかけた頃、ドーン… ドーン… という大きな音がどこからか響いてくるのに私達は気づきました。時刻をチェックすると 20:30。…あー 花火だ。私達は慌てて車から降り、駐車場の屋根が切れ空を望める場所まで出て 車が通っても危険な目に遭わないよう車路の端っこに身を寄せて天を仰ぎました。ホテルミラコスタの立体駐車場の上にひろがる 大きな大きな光の花。私の今年のクリスマスシーズン初の花火鑑賞は、こんな場所からとなったのでした。それから数分後 私達の車は首都高速道路に入り、帰路につきました。今年の舞浜のクリスマスシーズンはまだ始まったばかり。楽しい計画はいろいろとありますが、年齢相応の様々な事情も都合もあり、その全てがつつがなく遂行されるかどうかは私自身にも見当もつきません。それでも、一年中で一番好きな季節なのですからね。この時期の空気と同じくらい澄んだ気持ちのまま 過ごしたいものだと今は思っています。おまけ:今日見た舞浜のクリスマスツリーアンバサダーホテル「フェスティバルディズニー」アンバサダーホテル「エンパイアグリル」イクスピアリ セレブレーションプラザ* オチェーアノ の “ディズニー・クリスマス”スペシャルディナー シルバーノエル *・ボタン海老とラディッシュ・鰆のレアグリルと毛蟹 春菊のクーリ キャヴィア添え・帆立貝 カリフラワーとリンゴのヴルーテ・クリスピーに焼き上げた金目鯛 魚介のエッセンスとインカのめざめのコンフィ・プラリネを纏った仔羊肉のローストとカイエット マルベックの香るジュ または 和牛サーロインのグリル 野菜のグランメール風 シェリーヴィネガーソース・フォレ・ノワールとグリオットチェリーのソース ピスタチオアイス・プティ・フール・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2023年11月1日~12月14日(16500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 11, 2023
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お休みの午後、ひとりで電車に乗って昼食のためにホテルミラコスタまで出かけてきました。舞浜駅に降り立ったのは13:00前くらいだったでしょうか。JRの改札を出てリゾートゲートウェイステーションへ向かい ホームで待っていると、滑り込んできたのは40周年仕様のリゾートライナーでした。乗り込んでみるとこの時間の車両内はとーっても空いていて、特に私のいた最後部車両は他には誰もゲストがいないような状況でした。あら~ 平日とはいえどうしてこんなにゲストが少ないのかしら??パークのパレードやグリーティングに時間が重なっているタイミングなのかな??(最近のパークのエンターテイメントスケジュールには非常に疎い私です。)この車両に乗るのもずいぶん久しぶり、前に乗ったのいつだっただろうか……と、しばらくボーっとしていましたが、 あ!これは写真を撮るチャンスなんじゃないのー?? と急に何かの「魂」が呼び覚まされたので、私は慌ててカメラを取り出してシャッターを切りました。突然の感染症の登場で、世の中が急変化の時を迎えてからまもなく四年。2020年の初め頃までは こうして平日にひとりでリゾートラインに乗ってディズニーシーのパークやホテルミラコスタでのんびり過ごすことは 私にとっては決して特別ではない「よくあること」で、ごく普通の日常の一部だったのよねえ――見慣れた車窓の風景にカメラを向けたり眺めたりしているうちにふとそんなふうに思い、過ぎてしまった月日の重さに気付いて一瞬身震いしそうにもなりましたが、四年前と同じようにまたこうして好きな場所へひとりで赴ける日々が戻りつつあるんだな と考えると、じんわりと嬉しさが湧いてくるような気がしました。ディズニーシーステーションで降りてからは、いつものようにまずホームのデッキへ出て パーク内を見下ろしました。時を経ても変わらず美しいディズニーシープラザ、そしてホテルミラコスタの建物。目を凝らせば、ミラコスタ通りの入口にはささやかなハロウィーンデコレーション。この先もしばらくパークに入園する予定がないので、私の今年のハロウィーンは予想通り遠くから眺めるだけで終わりそうです。さて。本日のお昼はベッラヴィスタ・ラウンジでいただきます。先月ハロウィーンのメニューをいただくため夫と二人で後方のソファー席を利用しましたが、その後運よく窓に近いテーブルの予約枠に空きを見つけたので これはぜひ伺わなければ! と 今日はひとりでやってきた次第です。(夫は残念ながらお仕事です。)注文したのは、今日は「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」(と、シャンパン「二コラフィアット」のグラス)。お料理は先月来た時に夫が注文したのとほぼ同じなので、記録は簡単にしたいと思います。前菜は「鶏むね肉とカリフラワーのインサラータ パルミジャーノソース」とのご案内。鶏むね肉とカリフラワーやみょうがやグリーンの野菜、きのこなどをハーブオイルと白バルサミコ酢などで和えたサラダにパルミジャーノをたっぷり。手前のはポークリエットと ちょっとオレンジ風味っぽいかぼちゃのピュレ かな??(確認しなかったので違っていたらごめんなさい。)パスタはタコとトマトのラグーソース。具はタコとトマトの他 ズッキーニやナスなど。パスタの種類は日替わりだそうで本日はショートパスタでした。コンキリエッテか?と思いましたが、端が尖ってないし厚みがあってモチモチしていたのでごく小さなニョッキなのでしょうかね。(先月夫がいただいた時はロングパスタでした。)メインはお魚にしました。ハロウィーンのコースのお魚と同じお料理だそうで、本日のお魚は鯛。セモリナ粉をまぶして焼いた鯛と帆立貝柱のグリルにマントヴァ風ソース(ケッパーやハーブを使った酸味のあるオイルソース)。付け合わせのお野菜はブロッコリー二と京赤水菜とのこと。デザートはこのコースとしては定番のティラミスとジェラートの盛り合わせ。今期のジェラートは葡萄、葉っぱのように見えるのは抹茶風味のチュイールだそうです。途中14:50過ぎくらいでしょうか、食事をしながら目の前に広がる火山とハーバーの景色を眺めていたら、視界の右端にあるオチェーアノのテラスにゲストがぱらぱらと出てくるのに気づきました。15:00からメディテレーニアンハーバー水域で行われるグリーティング「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」のためにテラスが解放されたタイミングだったようでした。私のいたテーブルからも、なんとなく様子を見ることができましたよ。(遠いけど。)食事を終え、お店を出たのは15:30少し前ごろだったと思います。帰宅ラッシュの混雑が始まる前に東京駅を通過してしまいたかったので(電車の混雑も戻ってきましたからね)、私はそのままホテルを出てリゾートラインに乗りJRに飛び乗り、まっすぐ家に帰りました。たったひとりで約二時間、大好きなプロメテウス火山とメディテレーニアンハーバーを眺めながら過ごすことができた 素敵な午後でした。** ベッラヴィスタ・ラウンジ の 「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」 **・鶏むね肉とカリフラワーのインサラータ パルミジャーノソース・タコとトマトのラグーパスタ・本日の魚のセモリナ焼きと帆立貝 マントヴァ風 または ポークタリアータ 栗 里芋 コラトゥーラとエシャロットのソース・ティラミス 巨峰ジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2023年9月1日~10月31日(5200)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 17, 2023
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いよいよ9月も今日で終わりです。とんでもなく暑かった夏の余韻でまだまだ 本格的な秋の訪れ という感じではありませんが、シルクロードガーデンに伺って秋のメニューをいただいてきました。ホテルミラコスタ駐車場到着は13:00過ぎ頃。一階屋外平面部分に車をとめてホテル館内に入ってシルクロードガーデンに向かい、オチェーアノと共用のウェイティングエリアで数分待ったのち 店内のテーブルへと案内していただくことができました。席に着き、注文したのは「秋」の名の付くランチコースコース、“カントニーズ・オータム・フィースト”。それに追加で私用にロゼのスパークリングワイン(ロータリ・ブリュット)をグラスで、夫はノンアルコールビール(キリンのグリーンズフリー)もお願いしました。グラス提供のスパークリングワインはこちらのお店ではここのところシャンパン「二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット」の一種類のみでしたが、9月からはイタリアのロータリ・ブリュット・ロゼ一種類に切り替わったようです。グラスシャンパンが無くなってしまったのは寂しいですが、ロゼのスパークリングワインはスパーシーな中華料理によく合う(ずーっと以前にこのお店のキャストさんに教えていただきました)らしいので これはこれで楽しみです。それと今回は注文をしなかったのですが、夫の大好きな白いご飯は「何杯でもおかわり自由」から「一杯400円」に価格が変更になったとのご案内がキャストさんからありました。小さな器入りの白飯でもおかわりをお願いすればその都度キャストさんにお手間をかけさせるるわけですから、そろそろそのご厚意に甘えるのも終わりの時がやってきた ということでしょうかね~(きょうはお願いしませんでしたが、夫はこれからも白いご飯が欲しい時は今までと同様に注文すると思いますよ。)――さて、それでは。秋のお料理、簡単に記録しておこうと思います。最初に出てきた前菜盛り合わせは以前からのシルクロードガーデンの前菜のイメージとは少し違った内容で「ややスペイン料理風?」といった印象でした。左の小さなスプーンの中にはマッシュルームのリンゴ酢マリネ、松の実やエシャレットを加え上にはパクチーを添えてあります。中央のは蟹肉のキッシュとサラダ、ちょっとスペイン風オムレツのようでした。右はナスの煮びたしを間に挟んだコールドポーク、ソースは甜面醤。まるでタパスの盛り合わせのようで、今回のシルクロードの旅はイタリア通り過ぎてスペインまで行ったかー と思っちゃいましたよ~次のスープも 今回は中華風お茶碗ではなくお皿での提供。サフランで色付けした干し貝柱と野菜のスープ。(やっぱりスペイン?)お野菜はブロッコリー、舞茸、えのきなど。赤いのはクコの実ですかねえ。固定のメイン料理は今回はサーモン。ブルーのグラデーションの上に菊の花びらを散らして盛り付けもきれい、今年はまだなかなか実感できない「秋」を感じさせてくれるお皿です。サーモンは様々なエキス(説明してくださったのだけれどちょっと省略)を調合したものに漬け込んでしっかり味をつけてから揚げて、九条葱ソースを添えてあります。下には黒酢のソース、付け合わせは豆苗と干し豆腐を炒め合わせたもの。美味しかったですよ。メインディッシュ二品目はアオリイカと銀杏のスパイシーソース炒めにしました。アオリイカと銀杏の他にパプリカ、ナスなども使われていました。「スパイシーソース」はラー油のソースのようで、けっこうしっかりピリ辛で 予想通りロゼのスパークリングワインによく合いました。(二杯目いただきました。)夫は 白いご飯頼めばよかった... と呟いていましたよ!麺かご飯か はご飯にしました。「鶏肉と生姜のオイスターソース蒸しご飯」。白いご飯の上にオイスターソースで調味した具がたっぷりのせてあるお料理でした。具は鶏肉、生姜、たけのこ、夏草花(きのこの一種)など。上にはパクチー。これも、夫は 白いご飯を増量すれば良かった と後悔しきり。次回はきっとまた白いご飯を頼むと思いますよ。(内容次第ですけれどね~)デザートは、私は盛り合わせのプレートに、夫は杏仁豆腐にしました。プレート盛りの方は、ココナッツミルクのお汁粉とフレッシュフルーツ、スプーンの中はイチジクコンポートにクリームチーズ。お汁粉の中には胡麻入り白玉や白きくらげが入っていました。スプーンのイチジクコンポート&クリームチーズにはハチミツがかかっていて、ワインにも合いそうでしたよ。夫の方の杏仁豆腐は 今月は「葡萄」。葡萄は夫も気兼ねなく食べられる果物のひとつです。ギリギリ9月中に来られて良かったですね~食事の途中で 本日の席は前回案内していただいたのと全く同じ席なんじゃないかなー とふと思ったので、ゲストが去ったタイミングで写真を撮っておきました。現在はダッフィー関連のティータイムが実施されていないので シルクロードガーデン店内の雰囲気も心なしか穏やかです。(あとで確認したらやはり全く同じ席でした。)食事を終え、お店を出たのは15:00を過ぎた頃でした。ロビーから駐車場へ向かうためにバンケットエリアへと続く廊下を通行しようとすると、自然光の入る美しい廊下では新郎新婦のお二方が記念撮影をしていらっしゃいました。キャストさんは「通行しても構わない」といった身振りをしてくださいましたが、お二人にとってはおそらく貴重な時間、お邪魔するのもなんだか気がひけたので きょうは正面玄関から外に出てロータリーの舗道を歩いて駐車場へと戻ることにしました。まるで 修行か と思うほど暑かった8月に比べれば気温もかなり落ち着いてきたここ数日ですが、明日から10月だとは思えないような高気温と青空の舞浜。次にここを訪れる時は、どうか過ごしやすい気候になっていますように。そんなふうに思いながら、私は舞浜をあとにしました。** シルクロードガーデン の “カントニーズ・オータム・フィースト”ランチコース **・前菜 蟹肉のキッシュ コールドポークと茄子の煮浸し 甜麵醬ソース マッシュルームと松の実のリンゴ酢マリネ・スープ 干し貝柱と野菜のサフランスープ・メインディッシュ サーモンの香り揚げ 九条葱ソース・海鮮料理&肉料理(以下より一品選択) アオリイカと銀杏のスパイシーソース炒め 鯛と海老とキノコの炒め 牛すね肉の煮込み ポルチーニ茸ソース(別途¥1,800加算)・麺料理&米料理(以下より一品選択) 牛挽肉と野菜の和えそば クミン風味 鶏肉と生姜のオイスターソース蒸しご飯・デザート(以下より一品選択) 胡麻団子入り小豆汁粉 イチジクとクリームチーズ 今月の特製杏仁豆腐(別途¥600加算) ・・・・・・・2023年9月1日~10月31日(5700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 30, 2023
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窓辺に近い席ではないものの、ベッラヴィスタラウンジの昼食時間帯のPS(プライオリティーシーティング)を確保できたので、ふたりで舞浜に出かけました。なにしろ今となっては、ホテルミラコスタで昼間にコース料理をいただけるレストランはベッラヴィスタラウンジとシルクロードガーデンだけになってしまったのですからね、 少々予定を調整する手間をかけてでも お出かけしないわけにはいきません。さて、きょうは9月の17日、舞浜のふたつのパークで正式に今年のハロウィーンのイベントが始まって初の週末、そして世間は三連休の中日です。パーク内ではお子さんでなくても堂々と仮装をすることができ リゾート内のホテルではスペシャルメニューも提供されるこの時期、訪れた舞浜はやはりかなり人出が多いように見受けられました。到着が早すぎてしまったので時間調整のために立ち寄ったイクスピアリにもアンバサダーホテルにも、長引く暑さをものともせずハロウィーンを楽しもうとやってきた多くのゲストがあふれていて、四年前までのこの時期を思い出させました。特にアンバサダーホテルは、連休を利用して宿泊にいらしている方々や婚礼のためにいらした方々でロビーもショップも(チェックインタイムでもないのに)混雑しているし、レストラン通路のチックタックダイナー前にはスペシャルメニュー目当ての行列が一列では収まりきらず二列もできていて 整理のためのキャストさんが複数ついていらっしゃるし と、大変な賑わいぶりでした。そんな様子に比べれば、14:00も近くなったころ到着したホテルミラコスタの館内は落ち着いたものでした。(タイミングが良かったのかもしれませんが。)ミラコスタはディズニーシーのパークと繋がっているので 数年前までのハロウィーン序盤には仮装したゲストが暑さを避けるために大挙してロビーにやってくる… なーんてことも一時的にあったように記憶しているのですが、ひょっとしたら最近はパーク運営会社さんの方からそういったことは控えるようにとお知らせが出ているのかもしれませんね~(私はハロウィーンシーズンはパークを訪れることが殆どないので公式サイトなどをよくチェックしていないのでわからないのですけれど。)静かで いつもと変わらないホテルミラコスタにちょっとホッとしつつ。ロビーの片隅でハロウィーンデザインに変わっていたスーベニアメダルを作成してから、私達はベッラヴィスタラウンジに向かいました。店頭で名前を告げ すぐに案内していただけたのは今日は一番奥のソファー席で、お料理の方は夫がベッラヴィスタラウンジ・ランチコースをメインをポークにして、私の方はシーズンスペシャルの“ディズニー・ハロウィーン”ランチコースをメインを牛フィレにしてお願いしました。それに加え、夫用に炭酸水のボトル、私にはグラスワインセット「ミラコスタトリオ」もお願いしました。(スペシャルのコースのメインを好きなお魚でなくあえてお肉にしたのは、ワインセットに赤ワインが含まれているからです。ぜひ機会があったらお魚の方もいただきに伺いたいと思っています。)ソファー席の近くのバーカウンターの上にはハロウィーンのデコレーション。控えめな感じでいいですね!というわけで、以下 簡単に本日の記録です。まずは私の方のハロウィーンのコースから。前菜はサーモンのコンフィにサラダ添え。このお皿ほんとに前菜?…と思ってしまうくらいの存在感あるサーモンコンフィの上にはサワークリームのソース。まわりに添えられているのはキノコ各種やサツマイモなど秋野菜中心のサラダで、黄色い人参や皮の黒い大根や芽キャベツなどの野菜も使われていて 黒いお皿も含めてハロウィーンらしい色合いでした。グリーンの水玉のように見えるのはハーブのソース、オレンジの尾を引いた鬼火のような形のは野菜とハーブのソースとのこと。二品目は鶏もも肉とキノコをたっぷり使ったパスタ。使用しているパスタは断面の四角いキタッラ。上にはペコリーノロマーノが大量に散らしてありました。グリーンはセルバチコ? もしくはルッコラかなあ… (確認しなかったのであてずっぽうです。)メインは牛フィレのステーキ イタリア風。お肉の下にはウチェレット(白いんげん豆の煮込み)、肉汁のソースとわさびを使ったハーブのソース(バニェット)。付け合わせの野菜は蓮根や椎茸など こちらも季節を感じさせる内容でした。赤ワインがとても美味しくいただけましたよ。ちなみに本日のベッラヴィスタラウンジのワインセット「ミラコスタトリオ」の内容は、・スパークリング →二コラフィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ ブリュット・白 →トリチェッラ・赤 →コルテデルルーポ・クルテフランカ ロッソとなっていました。長くグラスで提供されていた「ベッラヴィスタ」は ボトルの提供のみになったらしいです。最後のデザートはキャラメルムースとラムレーズンの香りのジェラートの盛り合わせ。オレンジ色のチョコプレートは お店のカウンター上のデコレーションに使われているのと同じデザイン。ハロウィーンのロゴの他、プロメテウス火山とシンデレラ城の姿も見てとれました。夫の方のベッラヴィスタラウンジ・ランチコースも写真だけのせておきますね。(9月1日~10月31日のメニュー)前菜「鶏むね肉とカリフラワーのインサラータ・パルミジャーノソース」。パスタは「たことトマトのラグーソース」、これ美味しそうでした。メインはお肉を選択して「ポークタリアータ 栗・里芋 コラトゥーラとエシャロットのソース」。デザート「ティラミスと巨峰ジェラート」。遅い時間からの食事スタートだったので、デザートがテーブルにやってきたのは15:30過ぎ。気付けば店内でお食事続行中のテーブルは私達の他には4~5組となっていたようでした。いつのころからかディナータイムのスタートが繰り上がって16:30になっているここベッラヴィスタラウンジ。あんまりのんびりしてるとディナータイム始まっちゃうよ!!という感じで、久しぶりにお顔を拝見できたキャストさんと少しだけお話をしてからバタバタとお店を出たのは15:50過ぎのことでした。お隣のショップ「ミッキランジェロ・ギフト」を覗いてからロビーに出ると、パークへと続く階段の上には女性キャストさんがおひとり、少し下の踊り場を見守るように立っていらっしゃいました。そして踊り場には数名のゲストの方がいらして、間もなくパーク内で始まる「何か」を待っていらっしゃる様子。え。今日は高気温なのでハーバーグリーティングは軒並み中止になっていると聞いていたけれど…そう思いながら階段を下り切ると、16:00ちょうど、キャラクター達をのせた大きな船がハーバーの隅に姿を見せました。(「ディズニー・ハロウィーン・グリーティング」ですね。)とは言っても、まあ 非常に遠~い上にガラス越しですから。そんなに良く見えるものでもありませんし、音も聞こえませんけどね~目を凝らしてみると、船には大きなジャック・オー・ランタンと「Trick or Treat」の文字がデコレーションされているようです。船がクルっと回転すると、Trick or Treat は裏側にもついていました。巨大ジャック・オー・ランタンは目が動いてどんどん表情が変わっていくようでしたよ。キャラクター達をのせた船はハーバーを小さく一周、その後大きく一周ほどしてゲストとダンスを楽しみ、10分ほどで火山の向こうへと帰っていきました。9月も10月もパークに行く予定のない私達、なんかタイミングよくグリーティング見られちゃって幸運だったね~ って正直思ってしまいましたよ。――ひょっとしたら今年のディズニーハロウィーン、パークのハロウィーンらしいものを目にするのは本当にこれが最初で最後になっちゃうかもしれないねー(?!!!)そんなふうにふたりで笑いあいながら バンケット側へ続く美しい廊下を抜けて駐車場へ戻り、私達はホテルミラコスタを離れ 舞浜をあとにしました。秋とは名ばかりの、暑い暑い一日でした。** ベッラヴィスタ・ラウンジ の “ディズニー・ハロウィーン”ランチコース **・サーモンコンフィのインサラータ シトラスドレッシング バジルクーリ・キタッラ 鶏もも肉 ペコリーノ・ロマーノ・本日の魚のセモリナ焼きと帆立貝 マントヴァ風 または 牛フィレ肉のビステッカ 山葵のバニェット 白インゲン豆のウチェレット・キャラメルムース ラムレーズン風ジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2023年9月1日~10月31日(6700)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 17, 2023
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明日は東京ディズニーシーとホテルミラコスタの開業22周年記念日です。が 今年は9月4日は月曜日で 夫婦共々お休みにすることができず、残念ながら私達はお祝いに駆けつけることができません。なので前日のきょう9月3日に勝手にホテルミラコスタとディズニーシーの誕生日祝いをしよう!と、夫と二人でオチェーアノのランチブッフェに押しかけてきました。ホテルミラコスタ到着は11:00過ぎ頃。いつものように駐車場(本日は立体駐車場)に車をとめて バンケットエリア側エントランスから入館してロビーへ向かいました。9月になったとはいえ、まだまだ残暑厳しい舞浜。今日も午前中から気温は30度を超え屋外はたいへんな暑さでしたが ホテル館内は非常に快適でほっとしました。ミッキランジェロギフトを覗いた後オチェーアノのウェイティングエリアで少しだけ時間を過ごし、ランチタイムのスタートとほぼ同時に案内していただけたのは 今日は一番手前の「シェル」のエリアの窓辺のテーブルでした。11:30からパーク内ハーバーで予定されていたグリーティングは暑さのために中止が決定しており、そのせいか窓から眺めるこの時間のピアッツアトポリーノはゲストがとても少なくて 落ち着いた様子でした。さて さきほども書いた通りホテルミラコスタは明日「開業22周年」の記念日を迎えますけれど、ホテル内には今日の時点ではそれを広く知らせるようなものは何もなく(まあ 節目の年以外はいつも何もないのでこれが普通なのですけれど)、オチェーアノのブッフェのテーマも既に9月初めからハロウィーンに切り替わっていて、ブッフェ台の上にはみんな大好き「ハロウィーンのオバケちゃん(??)」などのデコレーションが多数登場していました。キッズコーナーのパンのオブジェにもオバケちゃん。デザートコーナーのプレートにもオバケちゃん。このほかにもハロウィーンに因んだデコレーションがあちこちにたくさん施されていましたし、お料理のメニューにもそこはかとなくハロウィーンを感じさせるものが多いように思われました。今日この時間のオチェーアノは日曜日にしてはテーブルにも余裕があり、また再び少し心配になってきた社会状況下でも安心してお食事することができて良かったです。コース料理の提供がなくなってしまったランチタイムのオチェーアノ。でもその代わりにブッフェのお料理の提供内容が昼夜同じになったので、昼メニュー夜メニューと分けて営業していたころに比べると 明るい時間のうちに伺っても凝った複雑な味のお料理をたくさん楽しめるようになり、「ランチブッフェ好き」の皆さんには嬉しいことづくめなのではないでしょうかね~私にとってはお料理の種類が多すぎて全種類いただくことは夢のまた夢なのですけれど。スパークリングワインに合うものを… と、ブッフェ台の上をよーく観察して選びに選んで どのお料理もほんのちょっとずつしか取っていないのに、デザートをいただく前に今日もまた私は満腹になってしまい せっかくの可愛いデザートも主に目で楽しむにとどめて、お食事を終えて席を立ったのは13:30頃でした。その後はちょっとだけホテル内からパークを眺めたりして 14:00前にはホテルミラコスタを離れ、私達は9月3日の舞浜をあとにして家に帰りました。――過ごしやすい気候になったらまたパークにも足を運びたいものだけど、いったいいつになったらそんな時がやってくるのかしらねぇ~~いっこうに収まらないこの夏の異常な高気温が ただただ恨めしい帰り道でした。(↓「ホテル&パーク・ゲートウェイ」へ続く階段の踊り場から眺めたプロメテウス火山)※フォートレス周辺の工事はまだ続いているようでした◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 3, 2023
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7月真ん中の三連休最終日、夫と二人でベッラヴィスタ・ラウンジへ出かけて昼食をとってきました。午前中から30度超えの高気温だったので、もちろん車利用です。舞浜に到着してホテルミラコスタの車路ゲートに差し掛かったのは13:30頃。首都高走行中は、今日のこの炎天下で ホテル駐車場が満車で正面玄関前の日向に停めるように案内なんかされたらどうしようか... などと怯えていましたが、ゲート脇守衛所にはキャストさんの姿もなく 駐車場に入ってみると平面部分にもけっこうたくさん空きがあり、すんなりと車をとめることができてホッとしました。駐車場からエレベーターを経てホテルの宴会場側(バンケットエリア)の玄関を入ると、珍しいことに本日は挙式の予定が一組もないようでクロークにもキャストさんの姿すらなく、あたりはしーんと静まりかえっていました。(カレンダーをチェックしたら今日は仏滅、それに加えて暑いさ中の三連休最終日ですから 挙式予定が無いのも頷けますね~ どうりで駐車場も空いていたわけです。)ロビーに向かう長い廊下を通り抜けてベッラヴィスタラウンジ店頭に伺ったのは予約時刻の数分前で、夫が名前を告げるとすぐに店内に案内してくださり入口近くのソファー席に着くことができました。位置的には窓際から数えて三列目になりますけれど、運よくテーブル越しに火山の姿も見ることができました。(フォートレス周辺の大規模メンテナンスは終わったみたいですが、まだガリオン船だけは工事中のようでした。)お料理は、私は「“ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~”ランチコース」に、夫はメインに仔羊がある「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」にしました。それに加え、私だけシャンパン「二コラフィアット」のグラスをいただきました。(このお店で長らく提供されていたベッラヴィスタのグラスはメニューから消えていました。)以下、内容を記録しておきます。まずは「“ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~”ランチコース」から。一品目 彩りの美しい前菜のお皿は、ビリーヴ!のショーの中に出てくる天の川をイメージしたとのこと。真鯛のマリネと天使の海老に カリフラワーや小さな角切りの桃やマンゴー、ナッツや海ぶどうなどが添えてありました。海ぶどうの食感が面白く、ちょうどよい塩味も加わっていいアクセントだと思いましたよ。好きなタイプの前菜でした。パスタは牛タンのラグーソースのキタッラ。具材には細切りにした牛タンもたっぷり加えてありました。上にはあさつき?(小ねぎ?)とカリカリにしたパン粉(モッリーカ)をトッピングしてあります。普通にとても美味しいパスタだったのですが、「なぜにこれが『ビリーヴ!』なの??」とふと疑問に思いキャストさんにその旨をちらっとつぶやいたら、わざわざシェフに意図を聞いてきてくださったので恐縮してしまいました。そのお答によれば、このお皿は「ビリーヴ!が開催されるメディテレーニアンハーバーにあって、ショーの中でも大活躍するプロメテウス火山をイメージしている」とのこと。なるほど。いつもよりもこんもり盛られているのは「山」を表現するためだったのですねえ。…そうなんだー!細切りにした牛タンは柱状節理かな? …添えられた緑やパン粉はミステリアスアイランド側から見た時の(裏側の)火山の、木々や土を表現しているのかも!なーんて妄想を膨らませて ひとりで勝手に盛り上がってしまいましたよ~メインはお魚の方にしました。「本日の魚のインパデッラ 貝のズッパ仕立て」、きょうはお魚はイサキとのことでした。ムール貝からとったスープの中に、イサキのインパデッラ、帆立貝柱、ムール貝、みょうが、いんげん、オリーブなどが気持ちよさそうに浸っている感じです。ココナッツのエスプーマと薄切りバゲットも添えられて、一滴残らず美味しくいただけましたよ。なお、今期のベッラヴィスタラウンジ・ランチコースのメインの「お魚」も、こちらと同じものだそうです。最後は、ビリーヴ!に登場する「塔の上のラプンツェル」をイメージしたデザートプレート。紫色のはブルーベリーのムース、上にはシトラスのジェラートとフルーツにお花のチョコレート。長い金髪はクチナシで色付けしたカダイフで作られています。ゼリーやフルーツやソース、花型チョコレートやエディブルフラワーの花びらも散らしてあり、きっと誰が見ても容易にラプンツェルの姿を思い浮かべることができるお皿だと思いましたよ~夫の方の「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」(7月1日~8月31日のメニュー)も写真だけ簡単に載せておきますね。前菜。ポークの白ワインゼリー寄せ、シトラスピュレ、マスタードサルサ。パスタは魚介のラグーとカラスミを使ったショートパスタ。使うパスタは日替わりだそうで、本日はペンネを使用。メインは仔羊肉のアッロースト、カポナータと黒にんにくのピュレ添え。とても美味しそうでした。私もこれ食べに8月末までにもう一度こちらに伺いたいなー なんて思っちゃうほどでしたよ。デザートはティラミスとパイナップルジェラートの盛り合わせ。二か月半ぶりにふたりで伺ったベッラヴィスタラウンジのランチタイム、きょうも心地よく過ごすことができました。ひとりで食べに来るのももちろん楽しいけれど、美味しいものを食べて「おいしいね」と言える相手が目の前にいるっていうのはいいものですよね~食事を終えてお店からロビーに出たのは15:40くらいでした。チェックインするゲストが集中する時間帯だったせいか、小さなお子さん連れのファミリーや 若い方のグループでロビーはごった返していました。レセプション前にも手続きの順番を待つ長ーい行列ができていて、最後尾は二階廊下の喫煙所の先にまで至っているようでした。さきほど食事の際にテーブルにいらしたキャストさんもちらっとおっしゃっていましたが、今日のパークはハーバーでのグリーティングが中止になるほどの高気温だそう。このままホテルミラコスタのロビーにいても身の置き所はないし リゾート内のどこかを回るのもこの高気温では難しいし… と思った私達は、ミッキランジェロギフトに立ち寄った後はまっすぐ家に帰ることに決めました。来た時と同じように長い廊下を通り抜けて端正なバンケットエリアに出ると、そこは相変らずの静けさ。賑やかな活気あふれる夏のリゾートホテルのロビーとは対照的な光景でした。その後の私達は、16:00頃には車を発進させて舞浜を離れました。まもなく突入する 4年ぶりの何の制限もない東京ディズニーリゾートの夏休みシーズン。高気温も心配ですし 混雑する空間についてはまだまだ不安な要素もありますけれど、今年の夏休みを楽しみに待っていた方々にとって素晴らしい時間になるといいな~この夏パークに行く予定のない私は、ただただそんなふうに思うばかりです。* ベッラヴィスタ・ラウンジ の “ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~”ランチコース *・真鯛のマリネ 天使の海老 ピーチ・マンゴー・ナッツサルサ・キタッラ 牛たん 柚子風味のモッリーカ・本日の魚のインパデッラ 貝のズッパ仕立て または 牛フィレ肉のアッロースト ビーフのジュ ゴルゴンゾーラピュレ・ブルーベリームース シトラスジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・2023年7月1日~8月31日(6500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 17, 2023
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オチェーアノの様子が見たくて、ひとりでランチタイムのブッフェにお邪魔してきました。かつてランチコース営業をしていたころには季節とともにメニューが変わるタイミングでひとりでふらっとお店に伺って、コース料理をいただきつつショーやグリーティングの時間と重なった時はテラスにも出てみて ディズニーシーの様子を眺めたものですが、お昼がブッフェ営業のみに切り替わってからはそんな楽しみとも縁遠くなり、ブッフェスタイルに馴染めない私がオチェーアノに伺うのは「ディナーコース中心に年数回、夫婦ふたりで」というのがここ最近は主流となってしまいました。が、ディナーコースに前回お邪魔してから二か月以上が経ち、そろそろオチェーアノのことが気になってきたので、意を決して平日ランチブッフェにお出かけすることにした というわけです。電車を乗り継いで、リゾートラインの「東京ディズニーシーステーション」に到着したのは11:00過ぎ頃。降車ホームからデッキに出てパーク内のディズニーシープラザを眺めると、そこには今日も美しい景色がひろがっていました。でもなんか、なーんか違和感があるのですが...何だろう??ひょっとして、ミラコスタ通り入り口のデコレーション変わった?以前はもっとパステルピンクが強い印象だったと思うのよねえ...(半信半疑のまま私はこの場を離れましたけれど、後ほど以前の写真を確認したらやっぱり新しいものに取り替えられたようでした。参考画像は こちら とか この日記の真中あたりにあります。)ホテルミラコスタに入館して写真を撮ったりショップを覗いたりしてからオチェーアノの店頭に行って名前を告げると、ウェイティングエリアに通してくださったのでソファーでしばらく待つことにしました。窓から見えるディズニーシー、ピアッツアトポリーノ。暑そうです。そして店内に視線を戻し、あらためてウェイティングエリアを見渡すと。あれ?目の前がなんだか広々としています。ソファーの配置が元のように(三年前と同じように)窓辺にきっちり並ぶ形に戻っていたのでした。ちょっと前までは人と人との距離を確保するために、ウェイティングエリアのソファーはバラバラに あちこちに点々と置かれていたのですよね~(参考画像はこちらの日記の中ほどにあります。)こうやって世の中は、さりげなく少しずつ以前に近い形になっていくのでしょうねえ。やがてランチタイム開始時刻が近づくと、カウンターにお料理が並ぶのに先駆けてテーブルへの案内が始まりました。私が案内していただけたのは真ん中の「パール」のエリア 窓辺寄りのテーブルだったのですが、キャストさんからは 11:30からのハーバーグリーティングをご覧になる場合はコース側のテラスをご利用ください との案内がありました。本日は7月7日、以前ならば「七夕グリーティング」が行われるはずの期間ですが、現在この時間に行われているのはダッフィーとそのお友達が出演するごく短いグリーティングだそう。外気温がたいへん高いようだったので躊躇しましたが、聞けば時間は10分弱だというし、すでにテラスは解放されていていつでも自由に出られます とキャストさんはおっしゃるし。久しぶりにこちら側の(コースルーム側の)テラスに出て ちょっとディズニーシーの空気を吸ってみるのもいいかな と思って、私はテーブルを離れることにしました。そして、ほんとうに久しぶりに オチェーアノのコース側テラスからディズニーシーのメディテレーニアンハーバーの景色を眺めました。最後にこちらのテラスに出たのは2020年の2月下旬、夫の誕生日祝いでランチコースを利用した時ですから、実に3年と4か月以上ぶりです。あたりまえですが、眺める景色は以前とほぼ同じ、大きな変化はありません。というか、以前はこのテラスに出て昼間のディズニーシーを眺めることは私にとってはごくごく普通のよくあることだったので 小さな景色の変化など気にしていなかったのだと思います。ある日突然 このテラスに「出られなくなる」なんて、予想もしていなかったのですからね~そんなふうにうっすらと数年前のことをいろいろ思い出していると、ハーバーにはダッフィーとそのお友達の名前や個性を語りながら紹介するミッキーとミニーの声が流れ始め、11:30になると水域には大きな船が一艘 登場してきました。「ダッフィー&フレンズのスマイル&ファン」というタイトルのこのグリーティング、ダッフィーとシェリーメイの他に5人のお友達も登場し、船の上はまさに「色とりどり」。身体の色も性格も特性も違うキャラクター達が仲良く勢ぞろいです。目を凝らして 1、2、3… と数えたら全部で7人いたので、東京ディズニーリゾート40周年のテーマソング「リビング・イン・カラー」の歌い始めと同じでこちらの船も「な・な・な・な・七色」だわ! と思ってしまいましたよ~船はハーバーの中央で停止してくるくる回る他、ザンビーニ前、ピアッツアトポリーノ前、リドアイル前の三か所でも停止してゲストにご挨拶しながら、水域をゆっくりと大きくまわっていきます。船の上の狭い場所で7人そろって終始なんだか「わちゃわちゃ」している様子は微笑ましく、7つの色が交じり合うことの意味は~? なんて難しいことをついつい考えてしまいがちな大人を脱力させる破壊力は凄まじく。ファンの方が近くでご覧になったらあまりの可愛さに卒倒しちゃうんじゃないかなー なんて思ってしまいました。船がハーバーから去って行って、完全に見えなくなって時刻は11:40。キャストさんがおっしゃっていた通りのほんとうに短いささやかなグリーティングでした。そして私は、店内に戻る前にもう一度テラスをよーく眺め渡しました。 懐かしいこのテラスに出られて良かったな。 このテラスの無事を確認できただけで きょうはもう帰ってもいいくらいだ。冗談ではなく、心の底からそう思いましたよ。さて、店内に戻ったあとはお茶とスパークリングワインも注文してマイペースのお食事スタート。今期(7月1日~8月31日)のお料理のテーマは「“ビリーヴ!”~シー・オブ・ドリームス」とのことです。カウンターの上には夜のショー「ビリーヴ!」に登場するキャラクター達のシルエットが並んでいました。そして、それぞれ前にはそのキャラクターをイメージしたデザートが配置されているようでした。モアナの前にはシーソルトのゼリーとか、アラジン&ジャスミンの前にはチャイのプディングとか、アリエルの前にはパイナップルのパンナコッタとか…ラプンツェルのところには クリームで表現された長い金髪とお菓子の花がデコレーションされた薄紫色のロールケーキがあって、とっても綺麗でしたよ。パンのコーナーには、こんなオブジェもありました。私にしてはかなり頑張って食べてしまい、満腹になってお店を出たのは13:20頃でした。久しぶりに平日ひとりで舞浜に出かけたので、行く前は「あそこへも寄りたい」「あれも見てきたい」などといろいろ考えていたのですが、都心よりも少しだけ気温が低いとはいえやはり7月の舞浜は私には過酷のようだったので、ミラコスタを出た後はリゾートラインに乗ってまっすぐ家に帰ることにしました。ほんの少しだけリゾートの賑やかさに触れて、ディズニーシーの空気を吸うこともできて。考えることも思い出すことも多かった数時間の舞浜でした。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 7, 2023
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このところ運営状況が変則的になっており営業時間が11:30~13:30のたった二時間となってしまっているため なかなかお邪魔できなくなってしまったシルクロードガーデンのランチタイムになんとかPSを入れることができたので 行ってきました。ホテルミラコスタ駐車場到着は11:15くらい。ランチタイム開始とほぼ同時にお店に伺いました。テーブルに着くと、こちらでも復活していた紙のメニューブックがやってきて嬉しい限り。40周年のランチコースをお願いすることにしました。(加えて、夫はいつものように白いご飯を、私は二コラフィアットのグラスをお願いしました。)きょうは周囲のテーブルではランチコースを注文しているゲストが少なく、半数以上がアラカルト(おもにシーズンスペシャルの石焼炒飯など)で食事なさっていたようでしたよ。では簡単に記録を。前菜は盛り合わせです。写真上部、グラスの中身はクラゲとホッキ貝の葱和え、上にはとびっこ。その右隣は真鯛のお刺身に黒酢のソース(たれ)をあわせたもの、人参や白髪ねぎなどが添えてあります。中央は四角くカットされた鶏(阿波尾鶏)のスパイシーロースト、それに紫キャベツ?の酢漬け?下のグリーンはそら豆のソースとのこと。次がスープ。オイスターソースベースの味付けとのことでした。(こちらは夫が撮った写真なので白いご飯が写りこんでいます。)スープの具は、鶏肉、干し貝柱、干し椎茸、えのきなど。その次はメインの一品目で、固定のお料理です。「大海老のスチーム フライドガーリックソース」。海老の上にフライドガーリックやマスタードなどをのせて蒸したもので ソースには唐辛子(ラー油?)も使われているのか たいへんスパイシーでした。(お子さんとかは泣いちゃうかも…)付け合わせにはブロッコリーや豆苗。下にはクリーミーな豆乳ソースが敷いてあり、これがピリ辛を中和してくれて美味しくいただけました。メインふたつめは三種から選択。私達は「ラム肉と筍の豆鼓炒め」を選択しました。羊肉と筍の他、スナップエンドウ、パプリカなども使われていました。私達が羊肉好きなせいかもしれませんが、これ 美味しかったですよ~豆鼓(トウチ―)風味なので味がしっかりしていて、夫によれば「白いご飯のおかずとしてもぴったり」だったそうです。これだけ味が強ければ、羊肉が苦手な方でも召し上がれるのではないかなー と思いました。お料理の最後、麺か米かの選択は「米」に。今回はスープかけ炒飯とのこと。炒飯の具は、アサリ、菜の花、たまご、しめじなど。少なく見えますが、私にとってはちょうどよく 食べきれる量で良かったです。私は別添えのスープを全部かけて、さらさらとお茶漬けのように食べました。デザートはプレートの方にしました。(ちなみに今月の杏仁豆腐は「さくらんぼ」だそう。)40周年のロゴマークと フルーツや三角形のマレーシア風おはぎで作られたドリームガーランドがあしらわれていました。透明な器の中は苺杏仁風味の葛豆腐。杏仁豆腐を思い切ってやめて量の少ない通常のデザートにしたので、途中で満腹になってしまうこともなくコースの最後の最後まで楽しくいただくことができてとても良かったです。美味しかった~13:30が近づくと店内は徐々に慌ただしくなり、チャイニーズティータイムのためのテーブルセッティングがあちこちで始まってキャストさん達もたいへん忙しそうでした。ランチタイム~チャイニーズティータイムの二部制になってからずーっとこんな感じで 皆さん毎日緊張してお仕事なさってると思いますが、お店が盛況なのはきっと良いことなのでしょう。私はチャイニーズティータイムの方にお邪魔することはないとは思いますが、ランチコースがいただける時間に予約が取れたらまたぜひ伺いたいと思います。最近の土日は宿泊時以外では殆ど予約が取れなくなってしまってなかなか思い通りには行かないのですけれどね~お店を出たのは、14:00も近くなった頃でした。ホテルミラコスタの正面玄関周辺で長く続いていた外壁メンテナンスの工事も終わり、エントランスに設置されていた工事用囲いも取れて きょうの風除室には明るい光が降り注いでいました。外へ出てお色直しの済んだ建物を見上げてみると、ちょうど雲の間から青空も見えていて「ああ、いつもの風景が戻ってきたなあ」と嬉しく思いました。それからはまっすぐ駐車場へ向かい 車を発進させて舞浜を離れ、通常の日曜日の生活へと戻りました。私達が数年前までよくしていたような ごくごく普通の、日常の中でほんの数時間だけを舞浜で過ごした という一日でした。** シルクロードガーデン の 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”ランチコース **・前菜 クラゲとカナダホッキ貝の九条葱和え 真鯛の黒酢ソース 阿波尾鶏のスパイシーロースト ・スープ 鶏肉と干し貝柱のスープ ・メインディッシュ 大海老のスチーム フライドガーリックソース ・海鮮料理または肉料理(以下より一品選択) ツブ貝と季節野菜の炒め ラム肉と筍のトウチー炒め サーロインの湯引き バーベキューソース添え 季節野菜とともに(別途¥1,500加算)・麺料理または米料理 (以下より一品選択) 豚肉と菜の花のあんかけ焼きそば 浅蜊と菜の花のスープかけ炒飯・デザート(以下より一品選択) 苺と杏仁風味の葛豆腐 ココナッツミルクのマレーシア風おはぎ オレンジの香り 今月の特製杏仁豆腐(別途¥500加算) ・・・・・・・・・2023年4月10日~6月30日(5500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 4, 2023
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毎年この時期になると繰り返し書いてきたことですが、世間でいうところの大型連休=ゴールデンウィークは 我が家にとっては結婚記念日を含んだお祝い週間です。私達が結婚したころはまだ別の呼び名の祝日だった「昭和の日」の今日、思い出多きホテルミラコスタ オチェーアノのコースのテーブルをかろうじて確保することができたので、ふたりで電車に乗って出かけてきました。舞浜駅に到着したのは16:00前。リゾートゲートウェイステーションまで行ってフリー切符を購入して改札を入ると、駅の構内ではリゾートラインのキャストさん(駅員さん)がドリームガーランドを掲げてゲストを迎えていらっしゃったので思わず立ち止まって写真撮影をさせていただきました。前回ひとりで舞浜に来た時も、シーのパーク内ではこのドリームガーランドを掲げたキャストさんや「40」のロゴの入った三角形の旗を振っているキャストさんをたくさんお見かけしました。リゾート全体にこうしたサインがあふれていると なんとなく祝祭感が高まって良いですよね~その後エスカレーターでホームへ上がると、ちょうど カラフルな40周年”ドリームゴーラウンド”ライナーが駅を発って行くところでした。「40周年ライナーを見たかったな...」と夫が嘆くので、私達は次にやって来たリゾートライナーに乗り込んで東京ディズニーランドステーションで下車し、やってくる40周年ライナーを駅のホームで待ち受けることにしました。そして待つこと5分ほど。イエローラインの車体に40周年のデコレーションを施した”ドリームゴーラウンド”ライナーがやってきました。乗り込んでみると、車内にもあちこちに「40」のロゴマークやキャラクター達の姿が。この時間は車両内がとても混雑していたので写真は殆ど撮れませんでしたが、40周年をお祝いするリゾートライナーに初めて乗れたので少し嬉しかったです。ホテルミラコスタに到着したのは16:45くらいだったでしょうか。こちらのホテルの正面玄関車寄せあたりはこのひと月半ほど補修工事用の囲いが設置されて狭くなっていましたが、今日はそれも大部分が取り払われてすっきりした印象でした。まだ建物正面上部の外壁は補修作業が終了していないようで工事用の幕で覆われたままでしたけれど、混雑するゴールデンウィ―クを前に車寄せが元の状態に戻っただけでも良かったなあ と思いました。オチェーアノ店頭に伺ったのはコースのディナータイム開始時刻の10分ほど前でした。ウェイティングエリアでパーク内を眺めて少し時間を過ごした後、私達は奥のケルプの部屋(コース専用エリア)に通していただきました。ブッフェエリアを通り抜ける際にふとカウンターの上を見渡すと、東京ディズニーリゾート40周年をお祝いするデコレーションがあちこちに登場している様子でした。(こちら↓はお馴染みのパンでできたオブジェ)さて。本日案内していただけたテーブルは楕円形のテーブルのあるボックス席。席に着くと、キャストさんがメニューを持ってきてくださいました。こちらのお店でも「紙のメニュー」が無事復活です。現在提供されているのは40周年をお祝いするコースが二種類、「ディナーコース」と お皿の数が増えてアミューズやプティフールも付く「グルメディナーコース」ですが、私達は今日はお祝いのケーキも含まれるプレシャスセレブレーションセットもお願いしてあったので 普通のディナーコースの方にすることにしました。それに加えて、夫は二コラフィアットのグラスをひとつ、私はワイン4杯セット「ミラコスタカルテット」もお願いしました。諸々注文を終えると撮影専門のキャストさんがテーブルにいらっしゃって記念撮影をしてくださり、その後お祝いのシャンパンのグラスがテーブルにやってきて、キャストさんが恭しく二コラフィアットを注いでくださいました。右が夫の注文した通常の「二コラフィアット」のグラス、左が私のワインセット(ミラコスタカルテット)一杯目の「二コラフィアット」です。ワインセットは4杯でワインハーフボトル一本分くらいとのことですから、これくらいに量を調整してくださっているのですよね~――そして、当初はこんなにも続くことになるとは思いもよらなかった結婚生活に 感謝をこめてふたりで乾杯。お食事が始まりました。以下、お料理の記録… なんですけれど、きょうはなんと 前回伺った際に私達のテーブルがいつになく盛り上がった その遠因となったキャストさん(注:理由はまあいろいろなんですけど説明困難なので詳細省略)が偶然再びテーブルを担当してくださったため、終始笑ってばかりいてよく覚えていないところもいっぱいあるので、いつもよりも大雑把な記録になると思います。では まず。サーモンのマリネとたっぷりの泡醤油と桜鯛のマリネが三層に積み重なっている前菜です。一番下のサーモンマリネはラビゴットソースが合わせてあります。その上にたっぷりの泡醤油、クリームチーズを抱いた桜鯛のマリネとお祝いの花束に見立てた根菜。一番上にはイクラよりもやや小粒のサーモントラウトの卵(フィヨルドルビイという商品名らしい)やトマトなどがトッピングされていました。まわりに紙吹雪のように散らしてある黒っぽいのは「フキみそ」のチップで これがけっこうきいていて、全体的にこのお店の前菜にしては珍しく味がはっきりしていたのが印象的でした。40周年の祝祭感あふれる、この一皿だけでいくらでもお祝いのシャンパーニュがいただけそうな危険な前菜でしたよ!二皿目の温前菜。オマール海老をのせた帆立貝のすり身にキャベツのクリーミーなソース(エミュルション)。キャベツのソースには海老のバターオイルが散らしてあります。写真ではよくわかりませんが仕上げには全体にスダチのすりおろしもふりかけてあって その緑色が美しかったです。(この二品目に合わせて出してくださったミラコスタカルテットの白ワインがとてもフレッシュな爽やかな味わいでお水のようにスーッといただけてしまいました。名前は↓にメモを残します。)三品目のお魚。メバルのポワレとハマグリにお野菜。手前に立派な大粒の蛤の身がごろんと盛られていてびっくり。その下に見えるグリーンのはグリーンピースのニョッキです。メバルのポワレは下に筍とアーティチョークの煮込み(バリグール)を敷き、上にはキュウリやミニトマトに生ハムやハーブやレモンを加えたサラダをのせてあり、サフランで色付けしたブールブランソースが添えてありました。様々な食感や味が複雑に組み合わさっていて、ひと口いただくごとに「おいしい...」という言葉が漏れてしまう、そんな素晴らしいお皿でした。見た目の色のバランスも綺麗ですよね。お肉は牛フィレのローストにアスパラガス、ポルチーニのグラタン仕立て。牛フィレのソースはエシャレットや白ワインで作られたベルシーソース、それにゴルゴンゾーラチーズを少し添えてありました。お肉の上の四角いのがポルチーニ茸のグラタンで、上にはゴボウのフリットがのせてありました。真ん中のはゴボウのペースト状のソース(だったかな?)。合わせて提供された4杯目の赤ワインが土や木の良い香りがして?(たぶん樽の香りだと思います)よく耕された黒い土の畑が思い浮かぶような深い味わいで、ゴボウやゴルゴンゾーラチーズがたいへん美味しく感じられました。 本日のワインセット「ミラコスタカルテット」: (スパークリング)ニコラ・フィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット (白)グレコディトゥフォ・フェウディ・ディ・サングレゴリオ (白)クズマーノ・ヤレ・シャルドネ (赤)レ・マッキオーレ・ボルゲリ・ロッソデザートの前には、プレシャスセレブレーションセットのケーキが登場。来年の三月まではこの「40周年バージョン」だそうです。色合いも温かみのある40周年カラーです。全体がムースになっているので口当たりが軽くて 人数が少なくてもコース料理の後でもじゅうぶんおいしくいただけるケーキだと思いますよ。コースの方のデザートも40周年をお祝いしていました。半冷凍のチェリーとルビーチョコレートのムースとフルーツ。散らしてある色とりどりの水玉のソースは、カラフルなガーランドをイメージしているそうです。お皿にはシンデレラ城のシルエットも描かれています。真上から見るとよくわかるかな?お城をあしらったデザインの40周年のロゴマークみたいにも見えますね~私達が食事を終える頃 時刻は19:20になり、パーク内ハーバーでは強風の中「ビリーヴ!」が始まりました。(それに先駆けて18時台以降にコースエリアに入店していらした皆さんはいち早くお店のテラスに誘導されていらしたようでした。コースの皆さんが鑑賞場所に落ち着いたあと、続いてブッフェエリアの皆さんがテラスに案内されたようです。)きょうの舞浜は一時的に「京葉線が止まるかも」と思うほどの強風だったので、キャストさん達も本日のビリーヴ!は中止になってしまうのでは?…と心配されていたようですが、無事にスタートできてホッとしていらしたのではないでしょうか。(店内の席にいて察するところ 花火の演出を省略するなど少々の内容変更はあったようでしたが。)その後、ショー開催中のためひと気がなくなったブッフェエリアに行ってカウンターの上のデコレーションなどを撮影させていただき、記念品や写真を受け取り、今夜もまたキャストさんのこぼれるような笑顔と屈託のない笑い声に見送られながら私達はお店を出ました。楽しい夜でした。今年もこの節目に馴染み深いこの場所を訪れて、長く続いたふたりの生活をあらためて振り返ることができただけでなく大変美味しい料理とワイン(とたくさんの笑い声)でその日を祝うことができて、私はとてもとてもとても嬉しかったです。一見変わり映えしない同じことの繰り返しでも、どこかでやめてしまっていたらこうしてこの場所で新しい喜びや楽しみに次々と出会うことはできなかったのですからね~ふたりで過ごした数十年の月日だけでなく、移りゆく 変わりゆくオチェーアノの二十年余をも振り返りつつ語りつつ、私達は強風の舞浜をあとにして 電車に揺られて家に帰ったのでした。※こちらはロビーで40周年を祝うミッキー※ホテルミラコスタ正面玄関(19:40頃)車寄せ部分の工事は終了し、美しい外観が戻りつつあるようでした** オチェーアノ の 東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”ディナーコース **・桜鯛のマリネと泡醤油 根菜のラヴィオリ仕立て・オマール海老と帆立貝のムース キャベツのエミュルション・メバルのポワレと蛤 サフラン香るブールブランソース アーティチョークとタケノコのバリグール・牛フィレ肉のロースト ベルシーソース ポルチーニ茸のグラタンとアスパラガス・グリオットチェリーのセミフレッド ルビーチョコレートムース・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2023年4月10日~6月30日(12500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 29, 2023
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「東京ディズニーリゾート40周年」のイベントが始まっている舞浜に、ちょっとお昼を食べにひとりで出かけてきました。お邪魔したのは、数日前に予約サイトで偶然「空き」を見つけた ホテルミラコスタ、ベッラヴィスタ・ラウンジです。予約できたのは店内でも後方の 窓際からはずーっと離れた席でしたけれど、よく知るお店がランチコース営業をやめてしまって以来 平日の舞浜から遠ざかり気味の私にとっては、お昼時にコーススタイルでお食事ができるだけでもうこの上なく嬉しいことなのです。電車に乗って舞浜駅に到着したのは13:00少し前頃でした。ほんの数か月の間に世界の状況はまたまた目まぐるしく変化したらしく、今日この時間の舞浜駅前あたりには外国からいらした?と思われる大勢のゲストの姿が見受けられ 驚くほどでした。隣接のリゾートゲートウェイステーションまで歩いて乗り換えたディズニーリゾートラインの車内は平日昼間とあってとても人が少なかったのですが、こちらもまた途中駅で楽し気に乗り込んでくるのは外国からのお客様ばかり。いろいろな条件が重なった結果、東京ディズニーリゾートに世界中からこうしてたくさんのゲストが戻ってきているのを目にして、思わず顔がほころびそうになりましたよ。私がリゾートライナーに乗車している間に 車内には「40周年を祝ってパーク駐車場に作られたコーンアートが車窓から眺められる」という旨のアナウンスが二度流れ、二回目のディズニーシーパーキング通過時には私も「40」の文字をしっかり見ることができました。東京ディズニーシーステーションに降り立ったのは13:15くらい。少し前までメンテナンス工事用の幕で覆われていて外を眺めることが難しかった駅のホームもすっかり元の状態に戻っていて、ディズニーシーパークの美しい景色を望むこともできました。連絡通路を渡ってミラコスタの正面玄関を入りロビーに足を踏み入れると、あちこちにリゾート40周年を祝うデコレーションがさりげなく施されているのに私は気づきました。かつてのクリスマスシーズンには天使たちも翼を休めにきていた灯りのそばには、キャラクター達が描かれた小さなタペストリー。ホテルの雰囲気を壊さないように控えめに...ということなのでしょうか、こんな奥ゆかしさ、私は嫌いではありませんよ~ロビーの隅のスーベニアメダルコーナーで40周年のデザインのスーベニアメダルを作成し、ミッキランジェロギフトを覗き。少し予約時刻には早いのだけれど行ってみようか とベッラヴィスタラウンジの店頭に行って名前を告げると、既に準備はできているのでご案内しますよ とのお言葉が返ってきたので、そのまま本日の昼食のテーブルに通していただきました。席に着くと、「メニューはようやく紙のものが復活いたしまして...」とキャストさんが懐かしいメニューブックを二冊(飲み物のとお料理の)開いて持ってきてくださったので、私は嬉しくなってパチパチパチ…と小さく拍手をしてしまいましたよー!さて。ただいまのこちらのお店のランチタイムに提供されているのはアレルギーに配慮したメニューの他はコースが二種類、いつもの ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース と リゾート40周年のスペシャルコース となっています。実は来月初めに夫と二人でお邪魔する予定もあるので40周年のコースはその時のためにとっておくことにして、今日のところはベッラヴィスタラウンジ・ランチコースをいただくことに決め スパークリングワイン「ベッラヴィスタ」のグラスもお願いして私はお食事を始めました。ベッラヴィスタの後、コース料理の先頭をきって私の前にやってきたのは前菜。真ん中のサイコロ状のものが鴨のコンフィ、その手前の黄色いのはマスタードソース。一番右側のコーヒーアイスクリームみたいに見えるのがレバーのムース、マルメラータというジャム状のオレンジソースやカリフラワーが添えてあります。ベッラヴィスタラウンジ・ランチコースの前菜らしい、ちょっとパンもいただいてしまいたくなるような内容で、楽しくいただくことができました。二品目は、今期はパスタではなくリゾット。桜海老とアンチョビのリゾット です。私はリゾット大好きなので、ありがたく美味しくいただきました。桜海老とアンチョビの他、トマト、きのこ(エリンギかな?)、キャベツなどのお野菜もたっぷり。散らしてあるのはイタリアンパセリなのかな?桜海老の風味が強く、あまりアンチョビは感じなかったです。メインはポークかお魚かの選択でしたが、お魚のヴァポーレの方にしました。このお魚料理は、40周年のスペシャルコースのメインのお魚料理と同じものだそうです。「本日の魚のヴァポーレ、ズッキーニハーブソース」。お魚の種類は日によって違うそうですが、今日はアイナメでした。「ヴァポーレ」は蒸し煮のような感じのお料理です。蒸した柔らかなアイナメの上にはズッキーニや日本伝統のエディブルフラワーの菊の花びら、周りにはナッツが散らしてあって 爽やかであっさりしたソースの良いアクセントになっていました。最後のデザートは、ベッラヴィスタラウンジ・ランチコースのデザートとしては定番の ティラミスとジェラートの盛り合わせ。ジェラートはハイビスカス風味とのことでした。テーブルに案内していただいてから約一時間半。ベッラヴィスタラウンジ全体を見渡せるお店の片隅で天井に広がる葡萄棚を見上げたり あちこちで時折繰り広げられる微笑ましい小さなドラマを眺めたりしながら、久しぶりにひとりで自分のペースでいただいたコース料理はとてもとても美味しく、ゆったりと楽しい時間を過ごすことができました。やっぱり私は「テーブルの上に順番にお料理が運ばれてくる」という形のお食事が好きなんだなあ と痛感しました。突然の運営方法変更から三年が過ぎ、ホテルミラコスタとディズニーシーのパーク内を合わせても 昼食時間帯にコーススタイルでお料理を提供してくださるお店は三つか四つか… それくらいになってしまいました。もちろん、わざわざ舞浜を訪れなくたって自宅から歩いて行ける範囲にもコース料理を提供してくださる素敵なお店はいくつもありますけれど。舞浜は、東京ディズニーシーは、ホテルミラコスタは、私にとってはやはり他に代わるところのない特別な場所なのです。だからこれからも私は「予約困難」というハードルをなんとか乗り越えて、この場所のレストランに足を運び続けることでしょう。そんなこと、いったいいつまで続けられるのか…私自身にもまったく見当がつきませんけれど ね! !!** ベッラヴィスタ・ラウンジ の「ベッラヴィスタ・ラウンジ」ランチコース **・鴨のコンフィ レバームース オレンジのマルメラータ・桜海老とアンチョヴィのリゾット・本日の魚のヴァポーレ ズッキーニ・ハーブソース または ポークのアッローストとセージ香るニョッキ タレッジョのソース・ティラミス ストロベリーとハイビスカスのジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2023年4月10日~6月30日(5000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 18, 2023
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電車利用:一人11:30頃 舞浜駅着 リゾートラインへ12:00 ディズニーシー入園 「レッツ・セレブレイト・ウィズ・カラー」12:30頃 「S.S.コロンビア・ダイニングルーム」へ 東京ディズニーリゾート40周年スペシャルランチセット (一品目は前菜、メインは魚介に) グラスワインセット(スパークリング&白) スーベニアワインメダル13:50~ レールウェイ、スチーマーライン、 スーベニアメダル作成など16:00前 ディズニーシー退園** S.S.コロンビア・ダイニングルーム の 「東京ディズニーリゾート40周年 “ドリームゴーラウンド”スペシャルメニュー」 スペシャルランチセット **■前菜またはスープ ・チキンと鶏レバーのムース ライムのフォームとラズベリーソース エディブルフラワーとアーモンドを添えて または ・ソーセージとチキンのベジタブルスープ■メインディッシュ(以下より選択) ・ローストビーフ(120g)、モリーユ茸のソース ・ローストビーフ(240g)、モリーユ茸のソース ・サーモンの桜海老クルート焼きとオマール海老のオーブン焼き、 シュリンプのパートブリック包み添え ・ローストビーフとオマール海老のオーブン焼き、シュリンプのパートブリック包み添え ■パン■バニラマスカルポーネクリームとピーチのヴェリーヌ、チーズケーキ ・・・・・・・・・2023年4月10日~10月31日(6200~7800)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
April 11, 2023
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シルクロードガーデンで昼食の予定があったため、ふたりで舞浜まで車で出かけました。ホテルミラコスタ駐車場に到着したのは11:00頃。食事の前に、まだ開花はしていないだろうと思いつつ、ディズニーシーのピクニックエリアの大島桜の様子をちょっとだけ見に行ってみました。どの枝にも蕾はたくさんついていて、かなりふくらんでいるものの はっきり「開いている」といえるような花は殆ど見当たらず。午後になって陽が当たり始めたらもう少し花が開くかもしれないので、食事の後でまた見に来ることにして ホテルミラコスタに入館しました。ロビーからパーク入口へと続く階段を途中まで降りてみると、先日まで踊り場の窓際の床にあった「立ち入り禁止エリア表示(黄色と黒の斜線)」がきれいにはがされて無くなっていました。こうして少しずつ少しずつ、気がつかないくらいゆっくりと、いろいろなことが元に戻っていくのかもしれませんね。ランチタイム開始の11:30になったので シルクロードガーデンへ。(ダイニングエリア案内前の「手指のアルコール消毒」は変わらず行われていました。)ただいまこちらのお店のランチタイムに提供されているシーズンスペシャルのコースは、「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ エグゼクティブシェフ監修 スペシャルランチコース “カントニーズ・フィースト”」…という 口に出す前に思わず咳払いしたくなるような長い名称のコース一種類のみなので、そちらを注文。(それにプラス、夫は白いご飯を、私は二コラフィアットのグラスをお願いしました。)以下 簡単に記録です。前菜その1。サーモンマリネ、ローストチキン、蒸し鶏の盛り合わせです。左上のがサーモンのお刺身を軽くマリネしたもので ソースは二種、器の中のが胡麻みそとラー油のソースで下のが豆鼓(トウチ―)ソースです。お刺身をピリ辛の中国風ソースで食べるのもアリだな~美味しいな~と素直に思いました。上の小さいのは皮パリパリのチキンで、表面にオリーブオイルが塗ってありました。上の右のは蒸し鶏で、分葱と生姜のソースでいただきます。すべてが文句なく美味しかったです。前菜その2。蟹肉の茶碗蒸しとカダイフ巻き焼き。茶碗蒸しには蟹肉の他、大根や蕪なども入っていました。カダイフ巻きの中身は蟹肉とマッシュポテトです。メインは帆立貝柱とアオリイカ。真ん中が帆立貝柱の葱生姜蒸しにナンプラーのソース、ブロッコリー二も添えてあります。上のは揚げたアオリイカと根菜にスパイスソルト添え。海鮮or肉料理はやまゆりポークの香り揚げにしました。香り揚げはカレー風味でした。甘酢ソースにはパプリカ、トマト、ズッキーニ、ネギなど野菜がたっぷり使われていました。麺or米は麺に。見た目がイタリアンみたいですが、海鮮と野菜の和えそばです。下に敷かれているグリーンのソースはネギときゅうりのソース、具材は白身魚、海老、いかなど。上に桜エビの醤(ジャン)がトッピングしてあって、すべてを混ぜて食べます。具材が多くてびっくりしましたが、とても美味しかったです。見た目どおり「春の味」がしました。デザートは、私は季節の杏仁豆腐に。今月は「柑橘」で、ブラッドオレンジの杏仁豆腐と普通の杏仁豆腐の盛り合わせにオレンジジュースのソースでした。トッピングは金柑と二種のグレープフルーツ。夫のはサツマイモのお汁粉と小さなタルトの盛り合わせ。サツマイモのお汁粉はタピオカ入り、タルトはココナツとオレンジ入りで 両方ともとても美味しかったとのことでした。今日はコースの進み方がなんだかとてもゆっくりで、食事が終わったのは14:00近くなったころでした。お店を出た後 再度ディズニーシーのピクニックエリアに行ってみると、南側の日当たりの良い場所ではしっかり開いている花もいくつか見つけることができるようになっていました。ひとつの枝に一輪、二輪、咲いているかどうか… といった感じなので、まだ気象庁基準での「開花」とは言えないかもしれませんが。きっと一週間後には満開に近くなるのではないでしょうかね~** シルクロードガーデン の 東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ エグゼクティブシェフ監修スペシャルランチコース “カントニーズ・フィースト” **前菜・クリスピーチキンと蒸し鶏の分葱ソース サーモンの五香粉マリネ トウチーとスパイシー胡麻味噌・蟹肉餡の茶碗蒸し 蟹肉のカダイフ焼きを添えて メインディッシュ・帆立貝の葱生姜蒸し アオリイカのスパイスソルト海鮮料理または肉料理(以下より一品選択)・海老と鯛と季節野菜の炒め・やまゆりポークロースの香り揚げ 野菜入り甘酢ソース・国産牛サーロインのステーキ 野菜入りオイスターソース(別途1500円加算)麺料理または米料理(以下より一品選択)・牛肉煮込みあんかけ炒飯・海鮮と野菜の和えそば 桜海老醤デザート(以下より一品選択)・タピオカとうずら豆入りサツマ芋のお汁粉 オレンジとココナッツクリームのタルト・今月の特製杏仁豆腐(別途500円加算) ・・・・・・・2023年1月10日~3月31日(5500)
March 12, 2023
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オチェーアノで夫の誕生日を祝うため、ディナーコースの早い時間帯に出かけてきました。JR舞浜駅に到着したのは まだ明るい16:00前頃。ディズニーリゾートラインに乗り換えて私達はホテルミラコスタへと向かいました。お約束の時間にはあまりに早すぎるだろうということで、途中 建設中のファンタジースプリングスホテルの様子を眺められるベイサイドステーションでちょっと下車。来年の春に開業予定の「東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル」はリゾートラインの車窓からも良く見えますが、現在は建物外部はほぼ完成して 植栽や外構などホテル全体の外観を整える段階にきているように見受けられます。ベイサイドステーション構内の大きな窓からは、ホテルの正面玄関車寄せへと続くスロープや 駅とホテルをつなぐ通路や 建物のパーク側の面にある天井の高いガラス張りのエリア(ロビーラウンジかレストランのような感じ)などが見えて、いろいろと想像が膨らみましたよ。ディズニーシーステーションに着いて連絡通路を通り、ホテルミラコスタに入館したのは16:40少し前でした。この時間のホテルロビーはチェックインするゲストの波も落ち着いたタイミングだったのか 土曜にしては人が少なく不思議なほど静かでした。きょうはお天気が良いので 日没近くなったこの時間帯でも階段踊り場の窓からはまだまだ光が降り注ぎ、ひと気のないロビーが暖かな色あいに染まってとても美しく感じられました。少し早いけれど行くところも無いし... と、オチェーアノ店頭に伺ったのは16:50くらいだったでしょうか。ウェイティングエリアの窓から暮れゆくディズニーシーのパーク内を眺めつつ、私達はダイニングエリアへの案内を待ちました。奥に位置するコース用の「ケルプ」の部屋に案内されたのは ディナータイムの開始時刻ほぼぴったりだったと思います。席に着くと 目の前にはお店のテラス越しに夕陽を浴びるプロメテウス火山が見えていました。(一番最初の写真です。)キャストさんも「外がまだ明るいので、こちらの席からなら日没までの間パークの景色をお楽しみいただけると思います」とおっしゃっていましたが、ここオチェーアノのコースルームから明るい時間にプロメテウス火山の姿を見ることができたのは本当に久しぶりのことです。誰も予期していなかったこの数年間のいろいろなできごとを経て 私が大好きでひとりでも頻繁に訪れていた「オチェーアノのランチコース」はホテルミラコスタのレストラン一覧から消えてしまったので、もうこの光景を見ることは難しいだろうと思っていました。でも、ディナーの早い時間にお邪魔すれば こんな幸運に出会うこともあるのですね。以前 同じようにこの景色を眺めながら、ひとりで あるいは夫とふたりで楽しんだ何十回ものランチコースのテーブルのことを思い出し、その時どきにそれぞれサービスしてくださったキャストさんのお顔や交わした会話が思い出されて、私はなんだか胸がいっぱいになって 泣きそうになってしまいましたよー変わらない、 世界が変わっても このお店の営業形態が変わっても 私自身が変わっても、この場所から眺められるこの景色は変わらないまま 以前の面影をとどめているのですよね。さて。お祝いのプレシャスセレブレーションセットをお願いしてあったので お食事の前にはまず恒例の写真撮影タイムがありました。その後 きょうはふたりとも”ダッフィー&フレンズ”グルメディナーコースを注文し、このところ諸事情でアルコールは控え気味だった夫も今日は「乾杯したい」とのことで特別にシャンパーニュ(二コラフィアット)のグラスを注文し、私の方はコースに合わせてワインを楽しみたかったのでミラコスタカルテットをお願いしてお食事がスタートしました。以下、いつものようにお料理を記録しておきたいところですが。今日はとにかくここに来られたこと自体がまず嬉しくて、懐かしい景色が見られたことも嬉しくて、あまりに楽しくておしゃべりばっかりしていてお料理の写真すら撮ることを忘れたりしたので、記録のほうは簡単にしておきたいと思います。最初はダッフィーのお友達「クッキーアン」をイメージした黄色のアミューズ。(今回のコースは全てのお皿がダッフィーのお友達をイメージしたものだそうです。)左側はドライフルーツとチョリソーのマドレーヌ。右は帆立のムースにズワイガニとキャビアをのせたもの。冷たい前菜はなんだか緑が目につくと思ったら、カメの「オルメル」イメージとのこと。上と左のはブリのマリネにクリームチーズとデコポンを合わせたもの。(たいへん美味しかったです!)右は「オルメル」がハワイ出身?だということで「ちょっとガーリックシュリンプ風」にした天使の海老。ソースはシェリービネグレットと柑橘のソース、カメの甲羅のようなまあるい緑の葉菜は「ナスタチウム」という名前だとか。温かい前菜は見ての通り「シェリーメイ」イメージ。ホロホロ鳥ロールがビーツで色付けした桃色のソースに浮かんでいます。次にステラ・ルーをイメージしたお魚料理が出てきてこれがとっても美味しかったのですが、撮影する前にお皿に手を付けてしまったので写真は無しです。「マトウダイのポワレ・ブールブランソース」とメニューにはありますが、ソースの色がブラン(白)ではなくバタフライピーで色付けした綺麗なラベンダー色で、ステラルーの長いお耳を思わせるようにお皿の上にうまく配置されていて笑ってしまったほどでした。(こちらのコースが提供されている4月9日までならオフィシャルホームページで写真がみられると思います。)選択できる肉料理はもちろん「羊」の方にしました。ジェラトーニをイメージしているそうです。そういわれてみると、お皿がなんだか絵の具のパレットみたいに見えてきます。左上の細長いのが仔羊肉の香草パン粉焼き。その上の丸いタルト型にはナヴァランという羊と野菜を煮込んだものが入っていて、絵の具に見立てたスポイト(ブロッコリーピュレ入り)がさしてありました。真ん中にはピクルスとグリーンカレーを合わせたソースが添えてあります。デザートの前にはプレシャスセレブレーションセットのケーキがテーブルにやってきて、キャストさんに夫の誕生日をお祝いしていただきました。(ありがとうございました。)プレートのデザートも登場。ダッフィーですね。ダッフィーの帽子はリンゴのムース、両脇の茶色いお耳はキャラメルアイスクリームでできています。そしてコースの締めくくりはプティフール。「おなかいっぱいだ~」とでもいうような、満足してご機嫌な表情のダッフィーが添えられています。お皿は左から紅茶のロールケーキ、タルト、ビターチョコレートマカロンの盛り合わせ。器の中はコーヒーシロップ入りのミルクプリン。今回のコース、ダッフィーとそのお友達にまつわるお料理を考案して作り上げるのもたいへんな作業だったと思いますが、その意図をゲストに紹介してくださるサービス担当のキャストさん達も 説明するために覚えることや学ぶことがたくさんあってきっとご苦労されたと思います。でも、そんな皆さんがいてくださるおかげで私達はいつも 他の場所では過ごすことのできない特別な食事の時間を過ごすことができるのですよね。今日もとても美味しく楽しかったです。無事に今年も夫の誕生日をこの場所で祝うことができてほんとうに良かった。感謝しています。テーブルに届いた写真と記念品を携えて私達がお店を出たのは、既にパーク内でビリーヴ!が始まっていた19:45頃でした。店内は殆どすべてのゲストがテラスに出てしまった後だったのでとても静かで、キャストさん達もピークに達した緊張が少し解けてきた頃で しっかりご挨拶をすることができて嬉しかったです。遅い時間帯にしか設定がなくなり、最近ではパーク内ショースケジュールの影響もうけてなかなかお邪魔することも叶わなくなってしまったオチェーアノのコース。私達に良い運が巡ってきてまた来られる時が来たら、きっとスキップしながら私はここへ来るでしょう。(?? ?)その時まで、今夜のことも含めて過去を懐かしくふり返りつつ 過ごそうと思っています。※テーブルに届いた写真※ブッフェカウンターの上に並んでいた「お友達」※帰り際のロビーはショー開催中のためか誰もいませんでした*ミラコスタセレクション(グラスワインセット)「ミラコスタカルテット」 本日の内容*・ニコラ・フィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット(シャンパーニュ) ・イエルマン・ピノ・グリージョ(白)・プイィ・フュイッセ・ルイ・ジャド(白)・コッリ・オリエンターリ・デル・フリウーリ・メルロー(赤)(6000)** オチェーアノ の “ダッフィー&フレンズ” グルメディナーコース **・帆立貝のムース ズワイ蟹・鰤のマリネと天使の海老 シトラスヴィネグレット・ホロホロ鳥のバロティーヌ 菊芋とビーツのヴルーテ・的鯛のポワレ ブールブランソース・仔羊肉の香草パン粉焼き グリーンソース または 和牛サーロインのロースト 赤ワイン・コーヒーソース・バニラとリンゴのムース キャラメルアイス・プティ・フール・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・2023年1月10日~4月9日 (15000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
February 18, 2023
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ホテルミラコスタ、ベッラヴィスタラウンジでお昼をいただいてきました。このところ本当に予約(オンラインでのPS登録)をすることが難しくなってしまったこちらのお店ですが、諸事情で昨夜はアンバサダーホテル泊だったため その宿泊特典で少し前に運よく席を確保できていました。アンバサダーホテル駐車場からディズニーシーのパーク駐車場に車を移動して ホテルミラコスタに入館したのは13:30前頃。すぐにベッラヴィスタラウンジへ伺うと、ディズニーシーのパークを見渡すことのできるテーブルに案内してくださいました。このお店の窓辺のテーブルは冬の午後は低い角度で太陽の光が差し込むため 大きな窓のシェードは下げられた状態になっていましたが、それでも 今日も文句なく素晴らしい お店の名前通りの美しい眺めです。現在こちらのお店のランチタイムに提供されているコースは二種類、お馴染みのベッラヴィスタラウンジ・ランチコースと スペシャルの”メディテレーニアン・ヴォヤッジ”ランチコース「中央イタリア」 ですが、実は近日中に再度来られることが決まっているのでスペシャルはその時まで取っておくことにして、本日はふたりとも ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース の方にすることにしました。そして私だけ フランチャコルタ「ベッラヴィスタ」のグラスをお願いしました。以下、簡単に本日の昼食の記録です。開けたてのボトルからベッラヴィスタをグラスに注いでいただき 香りを楽しんでいると、まずテーブルに前菜がやってきました。ポークパテや生ハムなどお肉をたっぷり盛り込んだ ボリュームのあるサラダです。ポークパテに添えてある赤いのは この一年くらいホテルミラコスタのレストランでよくお見かけするペッパードロップ(辛くない唐辛子)、白い水玉のようなソースはレフォール(西洋わさび)のクレマ。アンディーブと生ハムのサラダには芽キャベツやセロリや蕪なども入っていて、上にはペコリーノチーズが散らしてありました。パスタはごく短いペンネ。具はつぶ貝のコンフィとブロッコリーなど。魚介だしを使ったアーリオオーリオベースのショートパスタで、上にはカラスミとオリーブオイルで炒めたパン粉がふりかけてありました。。貝の旨味が移ったソースを最後までいただくためにパンが大活躍でしたよ。メインは魚か鴨の選択でしたが、ふたりとも魚にしました。「本日の魚のインパデッラ 海老とムール貝 サフラン香るブロテッド」。ちなみに、スペシャルのコースのお魚料理もこれと同じ内容だそうです。お魚は今日は金目鯛とイトヨリダイの相盛りで インパデッラの下にはキャベツが隠れていました。エビ、ムール貝の他には菜の花やカリフラワー、蕪、アーティチョークのフライも入っていました。ブロテッドとは魚介を煮込んだイタリア郷土料理のことだそうで、サフラン風味のスープがとにかく美味しかったです。一滴も残したくなくて、こちらのお料理でもパンが大活躍しました。デザートはティラミスとジェラート。ジェラートはヨーグルトとブルーベリーで、果実の入ったソースも添えてありました。私達がデザートタイムにさしかかる頃、メディテレーニアンハーバー水上では水上グリーティングが始まりました。「ミニー、ウィーラブユー!」という「ミニーにみんなから愛を贈る」という趣向の短いグリーティングですが、これが15:00から開催されることを私達はすっかり忘れていたので音楽が始まった時は少々焦りましたよ!ベッラヴィスタラウンジの窓辺からは逆光になるうえ遠いので写真は上手く撮ることはできませんでしたが、可愛らしい歌はしっかり聞くことができました。グリーティング終盤で、皆からの愛に応えてミニーマウスが「…ここでみんなといるわたしはラッキーガール」と歌う場面があるのですが、それをきいていた私は ふと「あら!今の私と同じ心境だわ!」と思ってしまいました。だって、なかなか足を踏み入れることができないベッラヴィスタラウンジにやってくることができて 大好きなメディテレーニアンハーバーとプロメテウス火山を眺めながら夫と二人で食事をすることができて 身も心も充たすことができて。こんなに素敵な時間をここで過ごせるなんて私はミニーさんに負けず劣らずラッキーだわ~ と思い至り、 神様だか何様だかよくわからないけれど本当にありがとうございます と、何かに感謝せずにはいられない気持ちに今日もまた なってしまったのでした。食事を終えてお店を出たのは15:30前だったと思います。その後私達はあまり寄り道もせずパーク駐車場に停めた車に戻り、帰路に着きました。昨日から今日にかけての二日間、思いがけず 美しいディズニーシーの姿を夜に昼にと間近に見る機会を与えられ、自らの幸運をかみしめての帰り道でした。* ベッラヴィスタラウンジ の “ベッラヴィスタラウンジ”ランチコース4月9日までのメニュー *・ポークのパテ 黒胡椒風味のクランブル 生ハムとアンディーヴのインサラータ・彩り野菜とツブ貝のパスタ カラスミ・本日の魚のインパデッラ 海老とムール貝 サフラン香るブロテッド または 鴨むね肉のアッロースト キノコのトリフォラーティ 洋梨と無花果のマルメラータ・ティラミス ブルーベリーとヨーグルトのジェラート・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2023年1月10日~4月9日◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 22, 2023
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車利用でアンバサダーホテル泊8:30~21:00 ディズニーシーパーク、ホテルミラコスタなど
January 21, 2023
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きょうは年が改まって最初の東京ディズニーリゾート、夫と二人 オチェーアノのブッフェで「新年会」です。諸事情でこのところアルコールとは縁遠かった夫も、 新年会なら乾杯ぐらいしちゃうかも!… とのことだったので、今日は車ではなくふたりで電車に乗って舞浜に向かうことにしました。JR舞浜駅で下車してリゾートラインのリゾートゲートウェイステーションに向かい、まず最初にしたことは 駅の券売機でお正月デザインのフリーきっぷを購入すること。デザインは二種類あったので、夫と私 別々のものを購入してみました。車両に乗り込んでからは 夫は久しぶりのリゾートラインに少々はしゃぎ気味で、車窓を眺めては あっ富士山だ!!新しいホテルだ! …と あちこちにカメラを向けてさかんに写真を撮っていました。(途中の駅で乗り込んできた外国の小さなお子さんたちの方がよっぽどお行儀がよく、ちょっと恥ずかしくなりましたよ~)東京ディズニーシーステーションのホームに降り立ったのは10:55くらいだったでしょうか。降車ホームにあるパークに面したデッキは今日は工事中で出ることができなかったので、ホームの大きな窓からガラス越しにパーク内ディズニーシープラザを眺めました。遠くてよくわかりませんでしたけれど、ミラコスタ通り入り口の両脇には今年も無事 門松がお目見えしているようでした。連絡通路を通ってホテルミラコスタに入館したのは11:00過ぎ、オチェーアノ店頭へ行ったのはそれから少し経ってからでした。きょうはランチオープンの時間にPSをお願いしてあったので キャストさんは快くウェイティングエリアに通してくださいましたよ。ダイニングエリアへの案内が始まったのは今日は少し早くて11:20前くらいでした。入口からほど近い窓際の席に着くと 飲み物の注文をききにキャストさんがテーブルまでいらっしゃったので、乾杯したいと考えていた私達はワインリストを見せてほしいとお願いしました。そして数分後ワインリスト(現在は冊子ではなく一覧表をプリントしたもの)を手に戻っていらしたキャストさんがおっしゃるには、「本日はこの後11:30からパーク内で行われる水上グリーティングをテラスからご覧いただけますがお飲み物のオーダーはテラスから戻られた後でうかがいましょうか?」とのこと。え? テラスに出られるの??ええ! どうぞどうぞ もう扉開けてますのでご自由に……とのことでしたので、私達はとりあえずテラスに出てみることにしました。手前の「シェル」の部屋のテラスです。見渡すディズニーシー、メディテレーニアンハーバーは晴れやかな青空のいいお天気です。この時、時刻は11:27くらい。テラスには私達の他に一組のゲストがいらっしゃるだけでした。そして11:30。和楽器の音と共に始まった2023年のニューイヤーズ・グリーティング。「2023」とデコレーションされた大きな船はハーバー水際をゆっくりと回り、ザンビーニブラザーズリストランテ前、ピアッツァトポリーノ正面、リドアイル前の三か所で停止し、和服姿のキャラクター達はハーバーを囲むゲストに丁寧に新年のご挨拶をしてくれました。ご挨拶の後 船はもう一度大きく水際を一周してハーバーから去っていきましたが、この時に流れた曲が かつて東京ディズニーリゾートのカウントダウンでも使われたことのある、映画「Wiz」の中の曲「A Brand New Day」で、これが予期せず私の心を強く動かしました。ほんとうに。何にも脅かされることなく新しい明日のことだけ考えて生きていける そんな素晴らしい一年に今年こそなるといいのに。あなたにとっても わたしにとっても、世界中のみんなにとって2023年が希望に満ちた良い年になりますように と、祈らずにはいられませんでしたよ。そういえばここ何年か、私はお正月のグリーティングの様子をガラス越しにしか眺めておらず、その「音」までしっかりきくことができたのはおそらく三年ぶりくらいです。パーク内に流れる音やショーの音楽は東京ディズニーリゾートには欠かせないものですが、そんなものもひっくるめての生(ナマ)のパークの素晴らしさを たった15分弱の水上グリーティングで私はあらためて実感してしまい、「来年のお正月は久しぶりにパーク内を訪れてみようかしら...」と思ってしまうほどでしたよ~ダイニングエリアのテーブルに戻ってからは、キャストさんにシャンパーニュのハーフボトルをお願いして ブッフェカウンターからそれに合いそうなお料理をまず取ってきて、私達は2023年の新年会を始めました。その後はゆっくりお料理を堪能し、コーヒーを追加で注文してデザートもいただいて 新年の明るい陽射しまぶしいオチェーアノの窓際でのんびりと過ごしました。今年のお正月のブッフェには和食をイメージさせるものがあまりなく、やや「日本のお正月」感に欠ける感じもしましたが、ここはメディテレーニアンハーバー ポルトパラディーゾの港町ですからね~ここならではのお正月と思えば、これもまた然り。私達にとっての 佳い舞浜初めとなりました。楽しかったです。食事を終えてホテルミラコスタを離れ、東京ディズニーシーステーションからリゾートラインに乗り込んだのは14:00前頃でした。たまたま乗車したのが「リーナ・ベル」ライナーだったので、きょうはフリーきっぷで乗車していた私達はリゾート内を少々ぐるぐるしてからリゾートゲートウェイステーションで降り、ボン・ヴォヤージュに立ち寄ってお買い物をし(今日もまだボンヴォヤージュにはお菓子や食品類が殆ど置かれていませんでした)、15:00頃には帰路に着きました。この世界にとって 私達にとって、今年がどんな年になっていくのかはまったく見当もつきませんけれど、前向きでいられるようにだけは心がけたいものだなあ と心から思わせてくれた、清々しい年の初めの舞浜でした。(おまけ:本日乗った 車内に「リーナ・ベル」のデザインが施されたリゾートライナー)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
January 4, 2023
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(…前夜から続く)目を覚ましたのは7:30過ぎ頃でした。こちらのホテル宿泊時としては珍しいことに 昨夜はミッキーさんにモーニングコールをお願いしておくこともしないまま眠ってしまったので、今朝は自前のアラーム音での起床です。とりあえず外の様子を とレースのカーテンを開けてみると、アンバサダーホテルとイクスピアリの建物の間を つつつー… っとリゾートラインが走り抜けていくのが見えました。今日の私達は このあとはお昼にミラコスタへ行って食事して帰宅する というのが主な予定なのですが。その前にもうひとつ、軽い朝食のために予約してあったチックタックダイナーのブレッドセレクションを夫に取りに行ってもらわないとな…そんなふうにぼんやり思っていたら、今朝の夫は自分でセットしたアラームで起床予定時刻にちゃんと起き 恒例の朝風呂も順調に済ませて パンの受け取り時刻の5分ほど前には部屋を出ていきました。(やはり早く床に就くと翌朝の目覚め方が違いますね~)受け取り場所が以前と変わっていてちょっと迷っちゃったー! と言いつつ、夫が部屋に戻ってきたのはそれから15分後。持ち帰ったブレッドセレクションの中身は、以前に利用した時と全く同じでした。(これで一人分です。)私達はこのパンを全て半分ずつに分けて、コーヒーと共にいただいて朝食にしました。その後は ちょっと部屋を離れてホテル内やクロックタワープラザをお散歩しに出かけました。この時期のお約束、ロビーの大階段(グランドステアケース)のクリスマスツリーの前で記念撮影したり…結婚式の際に新郎新婦がキャラクターと一緒に宣誓書?にサインしたり記念写真を撮ったりしているガゼボに行ってみたり…(朝ならまだ結婚式には使用していないのでこの場所も入れますものね。)部屋に戻った後はふたりで宿泊記念の写真を撮影して荷物を整え、11:30過ぎにはテレビ画面で明細を確認してエクスプレスチェックアウトの手続きをし 駐車場から車を出していったん舞浜を離れました。私達が再び東京ディズニーリゾートに舞い戻ったのはそれから約二時間後。車はミラコスタの駐車場ではなく、アンバサダーホテルで受け取っていたパーク駐車場の無料券を利用してディズニーシーの駐車場に停めました。キャストさんの案内してくださった駐車場所は幸運にもディズニーシーのパークエントランス・ノースに下りるエスカレーターにとても近い場所だったので、ミラコスタの立体駐車場に停めた時とそんなに変わらない距離感でホテルロビーまで行くことができました。(ホテルミラコスタのクリスマスツリーも今年はきょうで見納めかな~)さてさて、今日のお昼にお邪魔するのは「ベッラヴィスタ・ラウンジ」です。ほぼ予約時刻ぴったりに店頭に行くと、すぐにテーブルまで案内していただけました。席に着いて、まずは私だけベッラヴィスタのグラスをお願いし、お料理の方はふたりとも「ディズニークリスマス・ランチコース」に。メインは夫は牛フィレ、私はお魚にしました。クリスマスのお料理、こちらベッラヴィスタラウンジはどんな感じなのかな~? と、スマートフォンのメニューの文言を眺めながら楽しみに待ちました。そして まずテーブルにやってきた前菜。鴨リエットのクレープロールが添えられた クリスマス準備中のお庭のような森の中のようなサラダのお皿です。サラダにはマグロのお刺身とカラスミのトッピング、それに柑橘のドレッシングと泡醤油、西洋わさびを加えたサワークリームのソースが添えてあり、いろいろな風味を楽しむことができます。右側の鴨リエットのクレープロールはクリスマスツリーを切り出したあとの切り株を表現したとのことで、ピンクペッパーとバルサミコのソースが添えられていました。ベッラヴィスタにとってもよく合って味ももちろん素晴らしかったのですが、見た目が本当に美しく、じーっと見ているとカラスミやマグロもなんだか森の中に落ちている「木の皮」のようにも思えてきて、一品目からクリスマス気分にしてくれるなんてすごいなあ と思ってしまいましたよ。二品目のパスタは、アーリオオーリオがベースの イタリアンソーセージ入りトリュフソースのキタッラ。緑色に見えるのは蕪の葉とパセリ、上にパルメザンチーズのフォームがかかっていて、草っ原に降り積もった雪が少し溶けたみたいな見た目です。たっぷりのイタリアンソーセージも雪原に転がる小さな雪玉みたいに見えませんか?「キタッラ」は断面が四角い手打ちのロングパスタで、ソースの絡みが良いのが特徴だそうです。(お蕎麦みたいな感じかな?)次がメインです。まず私の方のお魚料理。お魚(きょうはイトヨリダイでした)のインパデッラと海老やイイダコのスープ仕立て。こういうお料理、大好きです。毎日食べたいほどです。白ワインやオリーブオイルを加えた魚介のスープにエビ タコ 白身魚の他、イタリアンポテト、ナス、セミドライっぽいトマト、芽キャベツなどと野菜もたっぷり。添えてあるバゲットがとても優秀で お皿に残ったスープを全部きれいに吸ってくれて、何も残さず全て美味しくいただくことができました。(夫が 旨そうだなあ… それ、旨そうだなあ… と さかんに言っていましたが、美味しかったので一滴も分けてあげませんでした。)夫のは牛フィレのグリリアータです。こちらもすっごく美味しそうだと思うけど?ソースとかぶってしまってよくわかりませんが、左上がグリルした牛フィレ。右下の付け合わせのお野菜が積み重ねられた小さなクリスマスプレゼントの箱のようです。丸い薄黄色のソースは少しシナモンのような香りがしたとのこと。(夫談)右側の白い粉のようなのは卵白の結晶だそうです。(夫のお料理の説明はあまりよくきいていませんでした。すみません。)最後、デザートはラズベリーのムース。ラズベリームースの下にはピスタチオのケーキ、上にはりんご酒を使ったソルベ。ムースの中にはラズベリーのジャムが入っていました。イチゴやラズベリー、カラントなどの赤いフルーツが綺麗です。15:15からパーク内で行われる「ディズニー・クリスマス・グリーティング」も 窓越しですが楽しむことができました。食事を終え、窓際のテーブルを離れたのは15:30過ぎ頃のことでした。最後にクリスマスツリーの前でキャストさんに写真を撮影していただいて、私達はお店を出ました。(下にちゃんとプレゼントも置いてあります。)考えてみたら、今年のクリスマスシーズンはホテルミラコスタのすべてのレストランでスペシャルメニューをいただくことができてしまいました。最近はどういうわけだか以前よりもかなり予約困難な状況になっているので、どちらのお店もたまたま予約が取れて運が良かったとしか言いようがありません。ホテルミラコスタのクリスマスツリーにいる天使たちに感謝したいと思います。ホテルの正面玄関を出てパーク駐車場にとめた車に戻り 私達が舞浜を離れたのはまだ空も明るい16:00前のことでした。大好きな大好きな 大好きな東京ディズニーシーのクリスマス。この季節が終わってしまうのはとても寂しいけれど。今年見た たくさんの美しい光景の記憶を胸に、また来年この時期がやってくるのを楽しみに待ち続ける、そんな日々が明日から再び始まります。(おわり)* ベッラヴィスタ・ラウンジ の “ディズニー・クリスマス” ランチコース *・鮪とカラスミのインサラータ シトラスヴィネグレット 鴨のリエットとクレスペッレのロール仕立て・キタッラ イタリアンソーセージ トリュフソース パルメザンのエスプーマ・本日の魚のインパデッラ 海老とイイダコ ズッパ・ディ・ペッシェ または 牛フィレ肉のグリリアータ ビーフのジュとハーブオイル 根菜とマスタードクレマ・ラズベリームースとピスタチオケーキ リンゴソルベ・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・・・・2022年11月1日~12月25日(6500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 11, 2022
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(…その2から続く)今年のクリスマスシーズンもやはり ディズニーシーのアメリカンウォーターフロント ホレイショスクウェアには大きなクリスマスツリーの姿が無いので、ハドソンリバーブリッジから眺めたニューヨーク方面の景色はやや寂しいような気もしました。が、そのお馴染みのクリスマス夜景スポットがないおかげなのかこの時間のハドソンリバーブリッジは人通りがたいへん少なく、見下ろすニューヨーク地区の波止場やSSコロンビア号周辺もしーんと静まり返っていて、橋の上から夜景を眺めてふたりでのんびり過ごすにはもってこいでした。ツリーの形のイルミネーションが施された赤い橋の上で立ち止まっては写真を撮り、また立ち止まっては写真を撮り…を繰り返したのち、私達がハドソンリバーブリッジを渡り切ってニューヨークに到着したのは19:00になる少し前でした。「ビリーヴ!」の開催時間まではもう一時間を切っています。―― どうする? 今からポンテヴェッキオまで行ってみる?―― 先月来た時よりはショー待ちの状況も落ち着いているみたいだし、贅沢を言わなければそれなりの鑑賞場所ならまだみつかるかもよ?そんなこともふたりで話したりしましたが、結局私達はクリスマスシーズンの夜を静かに楽しむことを選択。SSコロンビア号の一番上のデッキに上がって、夜のパークを見渡してみることにしました。階段を上ってSSコロンビア・ダイニングルームの前を通り過ぎ 左手に伸びる廊下の先の船首部分に出てみると、そこには数組のゲストの方々がいらっしゃって 思い思いに写真を撮りあったり景色を眺めて談笑したりして過ごしていらっしゃるようでした。甲板の縁まで行って見下ろすと 光輝く夜のディズニーシーの美しいことといったら!!ハドソンリバーブリッジや波止場のイルミネーションが水面に反射してまぶしいほど。正面のポンテヴェッキオの向こうには 既にあの変わった形の機材が設置されている様子も見てとれ、左の端には遠く葛西の観覧車までが頭をのぞかせていました。もうこのまま ここにしばらく居ることにしよう。19:40から橋の向こうで行われる「ビリーヴ!」も、始まれば何か様子くらいなら感じられるかもしれないし。私達がそう決めたのは19:15くらいのこと。同じように考えてデッキの隅にとどまっていると思われる方は、まだ数人のように見えました。それでも、「ビリーブ!」が始まった19:40過ぎには、SSコロンビア号のデッキの縁にはそこそこの数のゲストが集まってきていたようでした。風向きのせいもあったのかショーの音楽やセリフなどはとてもよく聞こえてきたので、遠かったり障害物(ポンテヴェッキオ)があったりして見えない部分は多いものの「今ハーバーで何が起こっているか」については非常によく感じ取ることができました。何よりも、約30分間花火や照明で華やかに彩られて 普段よりもいっそう魅力的に変貌するメディテレーニアンハーバーの姿を眺めていられることが このパークを大切に思う者としてはとても幸せなことに感じられましたよ。大きな船から地上に下りると、時刻は20:20になっていました。さっきまで長い行列ができていた波止場の桟橋の店ももう閉店したあとで、周囲には人影すらありません。私達はそれから、レストラン櫻の脇を抜けてハドソンリバー沿いの景色を眺め…レールウェイの高架下から小さな階段を上ってポンテヴェッキオの上に出ました。(クリスマスシーズンに限らずここから眺められるこの景色は素敵ですよね)20:40からの花火「スターブライト・クリスマス」を橋の上で観よう と思ってのことだったのですが、なんだか遠い気がしたのでやっぱり対岸のザンビーニブラザーズリストランテ前まで行くことにして、フォートレス前経由でそちらに向かうことにしました。ザンビーニブラザーズリストランテ前の坂道、お花畑の柵沿いの場所にたどり着いたのは花火が始まる直前だったと思います。ハーバー水域を背にして空を見上げているとまもなく キラキラと星の瞬くような音があたりに聞こえてきて、サンタクロースの笑い声が天から降ってきて 花火「スターブライト・クリスマス」が始まりました。短くて小さくて、ささやかだけれど楽しい。心を尽くした贈り物のような可愛らしい花火でした。観られてよかった と思いました。花火終了後は、なぜか夫が「最後にエレクトリックレールウェイに乗ってから帰りたいー!!」と子供のようなことを言い出したので、火山を通り抜けてポートディスカバリーステーションへと向かいました。駅に着いたのは20:55近くなった頃で、この時の待ち時間は10分。私達が乗車待ち列の最後尾に並んで数分後には、エレクトリックレールウェイのポートディスカバリーステーションは本日の営業を終了し、改札に続く入り口には鎖がかけられました。夜景を眺めながら電車に揺られ、ニューヨーク地区のアメリカンウォーターフロントステーションに到着したのは21:00を少し過ぎた頃でした。私達はウォーターフロントパークでクリスマスツリーを少しだけ眺め…ブロードウェイへ。ハーバーに向かって通りを上りきったところで マクダックス・デパートメントステーションのショーウィンドウを覗きました。ミニーさんの登場している可愛いクリスマスデコレーション。お店入口両脇のクリスマスツリーもとってもきれいでした。それからは、閉園時刻が過ぎたことを知らせるアナウンスに急かされるように、ハーバー沿いの坂を下ってピアッツアトポリーノへ。エンポーリオ前に並んだクリスマスツリーも灯りが点って美しい。ミラコスタ通りを抜けて、最後に振り返って今年のクリスマスシーズンにさようならを。ミラコスタ通りからディズニーシープラザにかけての場所には、この時間になってもまだまだ多くのゲストがあふれていました。でも、私達のディズニーシー・パークの中で過ごすクリスマスは 今年はこの時間をもって終わりです。今年もなんとか無事に楽しむことができてほんとうに良かった~ 楽しかった~ という気持ちのまま、私達はキャストさんに見送られてゲートを出ました。21:30過ぎのことでした。アンバサダーホテル行きのリゾートクルーザー乗り場にはこの時間「とてもじゃないけど一台では乗り切れないんじゃないのー?」というような長い列ができていました。(いや、ぎゅうぎゅうに詰め込めばたぶん乗れないことはないと思いますけれど。)その列を見て、短時間のお昼寝が功を奏してこの時間になっても元気だった夫が「よし!歩こう!」というので、私達は今夜はバスに乗らずに歩いてホテルまで帰ることに決めました。信号を二度渡り 数分歩いてアンバサダーホテルの敷地内に入ると、ブルーの光に彩られたホテル玄関車寄せが見えてきました。わあ~ きれい~…アンバサダーホテルのこのクリスマスイルミネーションには本当に うっとりしちゃいます。きょうは結構歩いたので一刻も早く部屋に戻りたい気持ちもあったはずなのですが、この光景を目にしたらそんなことも忘れてしまいますよね~ここで写真を撮ることにずいぶんたくさんの時間を費やした末、ようやく部屋に帰り着いた時には時刻は22:20過ぎになっていました。はぁぁ~~ おやすみなさい~今日はじゅうぶん過ぎるくらい遊んだよ~クリスマスの夜の景色もいっぱい見られたし、なんてったってアトラクションに4つも(!!)行ったんだからねっ!明日はパークに行く予定もないので今夜は心置きなく眠れます。楽しかった今日のことだけ思い出しながら、あとはなんにも考えないで休むことにしましょう。おやすみなさい。(翌日につづく)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 10, 2022
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(…その1から続く)ところで、今日の私達。エントリーが必要なショーやエンターテイメントの抽選にはこの時点までに殆どチャレンジし終わり、そのすべてで本日もお席を用意していただけないことが決定していました。なのでオチェーアノでの昼食を終えた後は「パーク内のイルミネーションが輝き始める時間までもうやることがな~い」ような感じになっていましたので、再入園していくつかのショップを巡った後は(ちょっと時間は早かったのですが)アンバサダーホテルへ向かい、チェックインをしてしまうことにしました。で、ディズニーシーのバスターミナルからリゾートクルーザーに乗って、アンバサダーホテルに戻ったのは14:30前頃。駐車場の車から荷物を下ろし、チェックイン開始時刻までロビーで少し待った後 手続きをして、本日宿泊することになった部屋にたどり着いたのは15:00になる前のことでした。お部屋はダブルベッドが一台の、こちらのホテルで一番コンパクトなタイプのスタンダードルーム。窓からはイクスピアリとの間にある広場「クロックタワープラザ」が見えました。窓の真下はホテル内「ハイピリオンラウンジ」の屋外席。リゾート感たっぷりのパラソルがきれいに並んでいました。部屋に着いて安心した夫は荷物を解く間もなくベッドにごろんと横になると「ちょっと休む」と言っていつの間にか眠ってしまっていました。確かに、今日は12月にしてはずいぶんと暖かくて パーク内を歩いて回って少し汗もかいたほど。意外と消耗したような気もするので、夜景を楽しめる時間になるまで私も夫と同様ゆっくり身体を休めておくことにしました。「念のため」とセットしておいたアラームの小さな音で私が我に返ったのは まもなく16:30になろうか という頃でした。レースのカーテンを開けて窓の外を見てみると。舞浜はちょうど日没の時間を迎え、クロックタワープラザの木々には金色の明かりが灯り始めていました。それからは どんどん暗くなっていく外の様子を気にしながら私は身支度を整えてパークに出かける準備をし、夫に声をかけて目を覚ますよう促しました。ご機嫌よくお昼寝からお目覚めの夫と共にホテル1階に下りたのは17:00頃。ホテル前のクリスマスイルミネーションも既に点灯し、このとおり。美しいブルーの光をゆっくり愛でている間もなく やってきたリゾートクルーザーに乗り込んでディズニーシーのエントランスに到着し、パークに再入園したのはもうすっかり陽が落ちた17:15頃でした。さて。今夜の私達の第一の目的は、ディズニーシーのクリスマス夜景を眺めること。クリスマスの夜景 といっても、今年は奥地には殆どクリスマスに特化したデコレーションが無いので おもにメディテレーニアンハーバーとアメリカンウォーターフロントの夜の風景を訪ねて歩こうと思っていたのでした。なので、ミラコスタ通りを抜けた後は左手に進んでアメリカンウォーターフロント方面かヴェネツィア方面に進めば良かったのですが...ここで私達は、前回来た時には夕方以降のザンビーニブラザーズリストランテの周辺や火山の麓のフォートレスなどの様子(『ビリーヴ!』待ちの状況など)を全然見に行ってないなー ということを思い出したのです。で、今夜はちょっとその様子を見に行ってみよう と、私達は右手のカフェポルトフィーノ側へと進んでみることにしました。時刻は17:30少し前ですから「ビリーヴ!」まであと約二時間 となったこのタイミング、ピアッツァトポリーノからイルポスティーノステーショナリーの前あたりまで歩いていくと、一帯の水際にはロープが張られているのみでゲストが殆ど歩いていないというちょっと不思議な状況でした。(歩きやすくて助かりましたけれど。)聞けばこのあたりの場所は 水際から順にバケーションパッケージ購入者→プレミアアクセス購入者のための有料席に指定されているとのこと。(まだエリアにゲストを案内する前だったようです。)ふーん へえ~ と思いつつさらに歩くと、その先のザンビーニブラザーズ・リストランテ前の階段にはびっちりゲストが座っていて通行止めになっていました。キャストさんによれば「この階段から上は自由にショーをご覧いただける場所」とのことで、階段からソアリンの先あたりまでの段差があって視界に障害物が少なそうな場所は悉く「場所取り」がされていました。(17:30過ぎ。)ならば、火山の麓、ホテルミラコスタを正面に見る場所はどうか? というと、こちらの方も既に四重五重にシートが敷かれて大勢のゲストが鑑賞場所を確保していらっしゃいました。(ここは立ち見になるはずなのだけど、後方のかたは見えるのかな~ とちょっと心配になりましたよ。)さらに フォートレスへ行ってみると、要塞の入口にはキャストさんがいらっしゃって「こちらの施設内にはまもなくバケーションパッケージの方をご案内する専用のエリアが設けられますので、フォートレスの中で自由に鑑賞できる場所をお探しの場合はお近くのゲストにご確認ください」と教えてくださいました。この時間ならまだ ショー中は「バケーションパッケージ専用」となる場所に行って景色を眺めることもできる とのお話でしたので、私達は 今後の参考のために とちょっとその鑑賞席まで行ってみることにし、階段を上りました。そして、たどり着いたフォートレスの上から眺められたのはこんな景色。...そりゃあここを「バケーションパッケージ専用鑑賞エリア」にするよなあ(しかも一部の高額なパッケージ専用)… と誰もが思うであろう、納得の眺めでした。(ここから眺める景色が素晴らしいことはじゅうぶん承知していましたが、あらためて確認してしまいました。)その後私達はフォートレスからポンテヴェッキオの下に続く ずーっと以前は段々畑だったエリア(ここもハーバーショーでは自由に鑑賞できる場所となるので既に大変な混雑でした)を通り抜け、ハドソンリバー沿いの美しい静かな小径を抜けて ようやく今夜の目的地アメリカンウォーターフロント、ケープコッドへと出ることができました。時刻は18:00。人気のクリスマスツリーの周りには若干の人だかりがあるものの、多くのゲストがショーに備えてハーバーに吸い寄せられているせいもあって アメリカ東海岸の小さな漁村ケープコッドのクリスマスの夜はのんびりとしたもので、意外と静かでした。イルミネーションがびっくりするほど質素だった昨年よりはやや灯りも増え、この村のクリスマスも以前の雰囲気を取り戻しつつあるようにも感じられましたよ。灯台のたつ高台にのぼって見下ろしてみても、今年は建物外壁にも明かりが灯されて昨年よりは村全体がずいぶん明るいのがわかりました。私達はこの村に30分以上も留まって 灯りを眺め尽くしました。あたたかな光に満ちたこの場所を離れることにしたのは18:40頃。スチーマーラインの乗り場脇の緩やかな坂を上る途中で振り返って 今一度ケープコッドのクリスマスを眺めて。ニューヨークの港へと続く赤い橋 ハドソンリバーブリッジに差し掛かったのは18:45くらいのことでした。(その3 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 10, 2022
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きょうは夫と二人、今年のクリスマスシーズン2回目となる「ディズニーシーのパークにお出かけ」です。前回11月の時は昼間のクリスマス風景を訪ねてパーク内を歩きましたが、今回の目的は主に夜の美しい風景。暗くなってからのディズニーシーを夜景を求めて心置きなくお散歩したかったので、帰宅時間を気にせず舞浜に居られるように宿も確保しました。というわけで。今回はちょっとのんびり家を出発した結果 首都高渋滞に巻き込まれて舞浜到着は前回よりも一時間半ほども遅くなって8:30。今朝はパーク駐車場ではなくアンバサダーホテル地下駐車場に車をとめた私達は、荷物を車に残したままパークに向かうことにしました。シンボルカラーのブルーのクリスマスデコレーションに彩られたロビーを通り抜け、ホテルの前からリゾートクルーザーに乗りこんでディズニーシーのバスターミナルに到着したのは8:55くらい。パークの開園から40分が経過したころでした。(公式には9:00開園となっていますが、きょうも予定を繰り上げて8:15にオープンしたようでした。)この時間のパークエントランスは敷地いっぱいにゲストがあふれていて混沌とした状態で、入場待ち列最後尾についた私達が保安検査を経て入園するまでにはそれから30分以上がかかりました。(余談ですが... 9:00前頃にはエントランス一帯に、現在パーク内で唯一菓子食品類を扱っているショップ「バレンティーナズ・スウィート」入店のためのスタンバイパスの発行が終了した とのアナウンスがありましたので、入園できるまでの間に私達は東京ディズニーリゾートアプリの公式ショッピングサイトを開いてパーク入園者限定のお菓子類をポンポンと「カート」に放り込み、入園ゲート通過直後すぐ購入手続きをしてお菓子の買い物を済ませました。)ゲートを入り、ミラコスタ通りにさしかかったのは9:40過ぎ頃。開園から既に一時間半が経過し、ミラコスタ通りからピアッツァトポリーノにかけてはゲストはそこそこ多いものの落ち着いた様子でした。きょうは早めの昼食をオチェーアノのブッフェでいただく以外は何の予定もない私達は、スチーマーラインにでも乗って水上へ出よう と まずはザンビーニブラザーズ・リストランテ方向へ歩いて船の乗り場へ。(何せ11月に来た時はアトラクションにひとつも行かなかったものですから、今日は昼食前にアトラクションにひとつふたつ行っておこうと思いまして...) 前回来た時は新しい夜のショー「ビリーヴ!」が始まった直後でしたので、このあたりのハーバーの水際に近い場所には有料エリアへの入場に備えて朝から待機しているゲストの姿が多数あってびっくりしましたけれど、今朝はそんなゲストの数も少なめで(あるいは待機場所がもっと目立たない場所へと変更になったのかもしれませんが) 「一か月たってゲストの『一刻も早く新ショー観たい熱』もちょっと落ち着いたのかな」って思いましたよ~ほぼ待ち無しでスチーマーラインの座席に案内され、メディテレーニアンハーバーを出発して奥地ロストリバーデルタに降り立ったのは9:55くらいでした。それから私達は、橋を渡ってインディージョーンズ前~レイジングスピリッツ前経由でアラビアンコーストへ。10分待ちだった「ジャスミンのフライングカーペット」へ行きました。「私の好きなディズニーシーのアトラクション・ベスト5」に確実にランクインしてくるであろうアトラクションです。どうしてそんなに好きなのか というと、これに乗って空を飛んでいる時に眺められる景色が素晴らしいからです。乗っている最中の写真撮影は禁止されているのでお見せすることはできませんが、アトラクションの前に立って眺められる景色はこんな↓感じ。この景色をもっと高いところから眺められるのですから、プロメテウス火山大好きな私には もう たまりません。カーペットが舞い上がった途端にいつも顔が笑ってしまうんですよ~その後はアグラバーの街並みを抜けて宮殿前の噴水のある広場に出てみましたが、今日この時間のアラビアンコーストはとっても人が少なかったです。(10:15くらい。)皆さんやはりパークオープンから1~2時間という早い時間帯はソアリンやトイストーリーマニアなどの規模の大きな人気アトラクションの方にいらしているのでしょうか。もしくは夜のショーの場所確保に専念なさっているのかな~?入園前のエントランスの状況から想像すると今日はものすごーく混んでいるように思われたのに、「あのたくさんのゲストの皆さんはどこへ行ってしまわれたのかなー??」 って思っちゃうくらいでしたよー四角い広場をのんびり散策した後は階段を上ってマーメイドラグーン方面へ向かいました。いったんトリトンズキングダムの中に入り、12月のスーベニアメダルを作成するためにスリーピーホエールショップに立ち寄り、すぐに外に出て こちらも「私の好きなアトラクション・ベスト5」に確実にランクインする「スカットルのスクーター」へ。ごく小さなアトラクションなのに なんとこの時間は「15分待ち」となっていたので びっくりしてしまいました。(でも、私と同じようにこの小さなアトラクションに 乗りたい! と思っている方がこんなにたくさんいらっしゃるんだー と思うとなんかちょっと嬉しかったです。)可愛いけど結構スピードの速いヤドカリに乗ってくるくる回った後は、時刻が11:00近くなっていたのでアトラクション巡り(?)を切り上げてホテルミラコスタへ向かうことにしました。ホテル&パーク・ゲートウェイからミラコスタに入館したのは11:10くらいでした。ロビーで少し時間を過ごした後 オチェーアノの店頭で名前を告げて店内ウェイティングエリアへ。間もなくランチタイムスタートとなり、ダイニングエリアへ案内していただくことができました。(本日はシェルの部屋でした。)テーブルまで案内してくださったキャストさんによれば、11:45からハーバー水上で行われるクリスマスグリーティングのために今日はお店のテラスを開放するとのこと。(今後は夜の「ビリーヴ!」だけでなくお昼のショーやグリーティングの際もテラスを開放することもあるそうです。)あら これは喜ばしいこと!このお店のテラスに出られるなんていつぶりかしら!なんだかとても嬉しくなってしまった夫と私は、冷たいお料理を取って飲み物の注文を終えた後は しばしブッフェカウンターの上にいるリルリンリンなどのデコレーションをカメラに収めて過ごしました。私達のテーブルのすぐそばにあったテラスへの扉が開いたのは11:40前頃でした。何年ぶりかで出たシェルの部屋のテラス。(いわゆるブッフェ側のテラスです。)目の前に広がるのはホテル前の広場ピアッツァトポリーノと メディテレーニアンハーバーの水域です。そのハーバー水域側の突端まで行って、私はグリーティングが始まるのを待ちました。本日この時間のオチェーアノは昼食時間帯に入ったばかりでまだゲストが少なく、テラスに出ていらっしゃる方もそんなに多くなくて 土曜日にしてはずいぶんと長閑でしたよ。そして11:45、ハーバーには鐘の音が鳴り響き、サンタクロースの乗る「そり」の鈴の音とともにグリーティングがスタート。なんて懐かしい光景でしょうか。オチェーアノのテラスから眺める きらきら光るメディテレーニアンハーバーの水面(みなも)と、水上を滑っていく大きな船。クリスマスグリーティングの楽しさもさることながら オチェーアノのテラスの無事を確認できたことが心の底から嬉しくて、またほんの少しだけ失った時間を取り戻せたような気がして。私はグリーティングが終了してからもしばらく 冬の柔らかい陽射しが降り注ぐテラスにとどまり、しっかりとその様子を目に焼き付けてから室内に戻りました。(コース側のテラスからに比べたら こちらブッフェ側のテラスからパーク内を眺めた回数は少ないのですが、その時どきの小さなできごとやキャストさんと交わした会話などをしみじみと懐かしく思い出しましたよ。) テーブルに戻ってからは 冷たい前菜や温かいお料理をスパークリングワインと共に楽しみ、今回はデザートもコーヒーとともにしっかりいただくことができました。そうして時刻が13:30になろうとする頃、私達は席を立ってお店を出ました。空腹を満たすだけでなく心までもがじゅうぶんに充たされた オチェーアノで過ごした二時間でした。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
December 10, 2022
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本降りの雨の午後、車でホテルミラコスタに出かけてオチェーアノにお邪魔してきました。ディナーコースの早めの時間帯です。オチェーアノのコース料理がランチタイムにも提供されていた2021年の1月までは、このお店のシーズンごとのお料理をとても楽しみにしていた私はメニュー内容が変わるごとに可能な限り時間を作って伺うようにしていました。が、コースも「ディナーのみ」と限られてしまうと 帰宅が夜遅くなってしまうこともあってなかなか気軽に食べに行くこともできなくなりました。そんな中、きょうは夫と二人 なんと半年以上ぶりの「オチェーアノ コース(ディナー)」です。空は久しぶりの雨模様でしたが私の心は舞浜に着く前から晴れやかで、スキップしてしまいそうなくらい嬉しくて嬉しくてたまらなかったです。お天気が悪いこともあり、私達がホテルミラコスタに到着した17:00前頃にはあたりはもう真っ暗でした。ロビーに足を踏み入れると 今年もクラシカルなクリスマスツリーが階段の両脇に立ち、私達ゲストを迎えてくれていました。クリスマスデザインに変わっていたホテルのスーベニアメダルを作成してからオチェーアノ店頭に行ったのはコースのディナータイム開始直後。ウェイティングエリアはゲストが少なく、落ち着いた様子でした。入り口付近には 毎年お馴染み 海の底をイメージしたオーナメントが印象的なクリスマスツリーが飾られていました。お隣のお店シルクロードガーデンをちらっと覗くと、こちらのお店の入口にも毎年恒例の中国風のツリーが。どちらのお店にも、今年のクリスマス ここに在るべきものがちゃーんとあったので、私はとても安心しましたよ。さてところでその後すぐに案内していただけたコースのダイニングエリア、今日この時間は埋まっているテーブルが非常に少なく、たいへん静かでした。オチェーアノのディナーコースは現在提供しているコースは一種類、クリスマスのスペシャルメニュー「シルバーノエル」のみなので、私達はメインの選択を鴨にしていただくことにし、私のみワインのセット「カルテット」もお願いして お食事がスタートしました。まずはミラコスタカルテットの一杯目、シャンパーニュ 二コラフィアットがテーブルにやってきました。(このあとお料理に合わせて →白→白→赤 と続きます。詳しくは最後↓にメモを残しておきます。)その後やってきたのはアミューズブーシュ。左はごく小さな甘みの無いマドレーヌ、右はホロホロ鳥の肉と白レバーのパテ。真四角の小さなパテの上にはマスカルポーネチーズと何かハーブのようなもの(聞いたのですが忘れてしまいました)がのっていたのですが、見た目がプレゼントの箱のようで可愛らしかったです。そして、まず冷たい前菜。手前と右の赤い四角いのはマグロのコンフィ、上にはキャヴィア。上の左のピンクのは百合根とズワイ蟹のリエット仕立てで、中にドライフルーツやナッツが仕込まれ 上にはりんごのシール(薄いゼリー状のもの)がのせてあります。手前の黄色いソースはクミンを加えた人参ソース、写真ではよくわかりませんが向こう側にはグリーンのほうれん草ソースも添えてあります。使っている素材も彩りもいかにも「クリスマス」な、手が込んでいて贅沢なシャンパーニュによく合う前菜でした。次は温かい前菜です。オマール海老や白身魚、きのこをすり身にしたものをほうれん草を練りこんだ生地で包んだラヴィオリ仕立てのお皿。下の朱色のはアメリケーヌソース、上にはレモンバーベナなどハーブの香るフォーム、ラヴィオリの下にはアンディーブも隠れていました。ここで提供されたワインがハーブ香のするソアーヴェクラシコで このお料理に大変よく合いました。(キャストさんのおっしゃる通りでした。)お魚のお皿はヒラメ。つぶ貝の温かいサラダが付け合わせです。写真の上の長方形のが 軽くポシェした(煮た)ヒラメに赤柚子胡椒のクラストをのせて焼いたもの。ソースはケッパーなどを刻んだ酸味のあるレモンバターソース(グルノーブルソース)、それに柚子のペースト(すぐ左)と手前にアンチョビのエスプーマが添えてありました。つぶ貝と極小パスタのサラダ(右の真ん中)も旨味があって美味しいです。ソースやペーストの量を調整しつつヒラメを少しずついただくことができるという楽しいお皿でした。お肉はふたりともクリスマスらしく「鴨」に。鴨のローストです。ハチミツやシナモンを表面に塗ってローストした鴨は味がとてもまろやかで柔らか。ソースはフランス産の赤ワインと黒スグリで作ったソースです。付け合わせには芽キャベツなどの野菜とセロリのピュレ、それに鴨のラグーをビーツの薄切りで巻いたもの(下には小さなパイ)。デザートはチョコレートスフレ。チョコレートスフレに添えられているのはクッキーとビターチョコレートソース、カラメルソース、シナモンのエスプーマ、それにキャラメリゼしたクルミとナッツ。クリスマスらしく「切り株」をイメージしたのお皿なのでしょうかね~「Festive Winter」のロゴにはクリスマスの妖精「リルリンリン」も隠れていましたよ。私達がデザートタイムに入るあたりで 周囲の空いていたテーブルには続々とゲストが着席し始め、それまでとっても静かだったダイニングエリアは急に賑やかになりました。時刻を確認するとお食事開始からとうに2時間を過ぎていたので焦っていると(注:お店の公式サイトに時間の制限がある旨が記載してありますのでね~) キャストさんから「2時間過ぎていますが、テーブルはこのままご利用いただけますのでごゆっくりお楽しみください(人数制限があるので早い時刻からのお客様はショー開催時のテラスへのご案内はできないけれど)」とのお話がありました。そして、デザートのプレートにに加えてテーブルにはプティフールが。二人分がこんな感じでやってきました。グラスに入った白いのはレアチーズケーキ。ガラスのお皿の上の3種は、グリーンは抹茶のビスキュイ、小さなタルトはピスタチオとイチゴ、縦に置かれている丸いのはキャラメルサンド。どれも小さいけれどしっかりした内容で、お食事の後のコーヒーやお茶を楽しくいただけるように工夫されていました。食事を終えた後もキャストさんのお言葉に甘えてコーヒーをお代わりしながらゆっくり過ごし、そろそろ席を立とうか とふたりで身支度していたところ、19:00過ぎて着席した周りのテーブルの皆さんのもとをキャストさん達が回り、本日のパークのショーは悪天候のために中止になった旨を告げ始めました。キャストさんの説明によれば 外は本降りの雨に加えて風もかなり強く吹いているとのこと。中止のお知らせが開始直前のタイミングだったので大変驚きましたが、新しい夜のショーはまだ始まったばかり。パークにしてもホテルにしても、この新しいショーへの対応はまだまだ試行錯誤中なのだろうなあ と私は思いましたよ~お店を出る前には、ブッフェのカウンターの上の楽しいデコレーションもカメラに収めることができました。(不思議なことに、この時間ブッフェの部屋の方はゲストがあまり多くなくて、カウンター周りにもお料理を取っていらっしゃる方が殆どいらっしゃらなかったです。なぜ?? ? )駐車場の車に戻り、舞浜をあとにしたのは20:00頃でした。雨はあいかわらず降り続いていて空には星もなく、ほんとうにしばらくぶりの酷いお天気の夜でしたけれど、私の心は舞浜にやって来た時以上に明るく弾んでいました。あー 楽しかった~ あー 楽しかった~ 口を開けばそんな言葉しか出てこない 不思議な不思議な帰り道でした。 (ロビーのツリーには今年も天使がいました)* オチェーアノ ワインセット「ミラコスタカルテット」(4杯セット) * 2022年11月1日~12月16日の内容・ニコラ・フィアット・レゼルヴ・エクスクルーシヴ・ブリュット・ジーニ・ソアヴェ・クラシコ・クズマーノ・ヤレ・シャルドネ ・オー・メドック・ド・ジスクール(6000)* オチェーアノ の “ディズニー・クリスマス”スペシャルディナー シルバーノエル *・ホロホロ鳥のパテ・ズワイ蟹と百合根のリエット仕立て 鮪のコンフィとラヴィゴットソース・レモンバーベナ香るオマール海老のラヴィオリ・平目の赤柚子こしょうクラスト 柚子ペーストとグルノーブルソース・鴨むね肉のロースト バニュルスとレッドカラントのソース または 和牛サーロインのロースト トリュフ レフォールのコンディメント・チョコレートのスフレ・グラス バニラとシナモンのエスプーマ・プティ・フール・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・2022年11月1日~12月25日(15000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 23, 2022
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(…その2から続く)ヴェネツィア地区のリストランテ・ディ・カナレットを出て お店の前の階段をトントンと上ると、そこはなぜかニューヨーク地区のブロードウェイやマクダックスプラザ。メディテレーニアンハーバーを見渡しているような風情のコロンブスの像が立っているあたりは、ディズニーシーのパークのふたつのエリアが隣り合う場所 一日を通して人通りの多い賑やかな場所です。日が暮れてクリスマスの灯りが輝き始めたこのあたりは きょうこの時間も多くのゲストが行き交っていました。夜になっていっそう美しいマクダックス・デパートメントをカメラに収めてからふと周りを見回すと、このあたりの舗道上の少し高くなっている縁石部分やコロンブス像周りのベンチなどにはどこも ハーバーの水域に向かって立って じーっと動かないゲストの姿が多数。―― えー? どういうこと~? …この人達、まさかここで「ビリーヴ!」を観ようと思ってこの時間から待っているっていうの~??ショー開始二時間半前のこのタイミングでこんな場所にまでこれだけの数のゲストが定着しているということは、自由にショーを観られるような(有料席でも当選席でもない)場所はもうハーバー周りには殆ど無い ってことじゃないのー??なんとなくそう感じた私達はポンテヴェッキオ後方のデッキや坂周辺などを少し歩いてみましたが、ショーが行われる水域がラクに見えそうな場所は 最前列に当たる場所のみならず その後ろに二重にも三重にもシートを敷いてゲストが待機しているところが多く、路面の通行にも既に支障が出ているという状況。今日は「ビリーヴ!」は二の次 と考えてシーに来た私達ですが、二時間半前にしてこんな状況ではショー開催中にはメディテレーニアンハーバーのエリア内に留まることさえ難しいかもしれません。(ショーが始まったら鑑賞場所以外の路上に立ち止まることはできないので。)これはー とりあえずどこでもいいから居場所を確保しないと、アメリカンウォーターフロントから照明を眺めて音楽だけ聴くことになるだろうなあ...私達はハーバー向こうの対岸を眺め、ザンビーニブラザーズ・リストランテ前階段からソアリン周辺の場所ならまだどこか鑑賞できる場所があるかも... とも考えましたが、歩いて対岸にたどり着くころにはもうそんな場所も埋まってしまっているだろう と思い直し、こちらアメリカンウォーターフロント側でなんとかショーの様子だけでも把握できそうな鑑賞場所を探すことにしました。で、数分後(17:15くらい)見つけたのは、お昼のハーバーグリーティングの際に咄嗟に下りた階段の先の リドアイルの裏にあたる狭くて細長い出島のような広場内の一角、二人がかろうじて腰をおろして待てそうなスペースでした。(ショーが始まったら立ち見になる場所です。)ここはちょっと奥まっているので一度場所を確保したら出入りが難しいような場所ですし、橋の上や坂沿いに比べたら低い場所なので 見通しが悪そう と避けられて、まだ残っていたのかもしれません。なんにせよ、今日は私は「ビリーヴ!」については「どんなショーなのか雰囲気がわかればいい」くらいの気持ちで来ていたので 場所確保ができただけで満足でした。それから二時間以上、夫と私は交代で一度ずつ出かけたきりで あとはじーっと動かずにショーを待ちました。(…というか、周りが混雑しすぎていて出かけることさえも憚られたという方が正しいです。)18:30を過ぎた頃からは、真っ暗なハーバーの水上には様々な機材が登場してきました。(どれも、船というより「機材」「装置」といった呼び方がふさわしいような外観でした。)19:00頃には、ハーバーの中央に陣取っていた何とも奇妙な形の大きな装置がぐいーんと動いて伸び こんな↓↓形になりました。なんじゃこりゃ。中から小さな宇宙人がぞろぞろ出てきそうな感じ。今までの水上ショーでは見たことがないような ハーバーの景観にはちょっと馴染まない形だな~ なーんて私は思っちゃいましたよーそして、19:40。事前に内容について何の情報も得ず 公式サイトの予告動画すら見ずに来た私は、ハーバーを囲む大勢のゲストの皆さんと一緒に 未知のショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」を観ました。私達のいた場所は決して条件の良い鑑賞場所ではないように思われましたが、ショーが始まってみると右手はホテルミラコスタの建物まで眺めることができ 左手はプロメテウス火山まで視界に入る という、ショー全体を把握するにはまあまあ良い場所でした。ショー中では水上にたくさんの台船が登場するだけでなく プロメテウス火山にもホテルミラコスタの建物壁にも映像の投影がなされるので、どこを見ていたら一番いいのかよくわからずキョロキョロしてしまいましたけれど。キャラクター達は映像だけでなく船に乗っても登場していたようですが、夜なので遠くからでは認識するのは難しいです。(事前にお目当てのキャラクターの登場場面や乗っている船の位置などを入念に下調べしておけば、見つけられるかもしれません。)レーザー光線やサーチライトなど様々な照明の演出があり、花火も炎も噴水もあり、プロジェクションマッピングやディズニーアニメーションのシーンなど様々な種類の映像投影がふんだんにあり。とにかく今までディズニーシーの夜を彩ってきたエンターテイメントのありとあらゆる要素が目の前に次から次へと登場してきます。ほんとうに目が回りそうでした。そして個人的には。どちらかといえばディズニーキャラクターにも古典以外のディズニーアニメーション作品にも疎い私は、ショーのあらゆる場面で聞こえてくる日本語のセリフに終始振り回され これは何のお話の何のシーン? あれは誰ー? これはどういうことなのー?? …と少し戸惑いつつ 頭の中で展開を理解しようと努力しているうちにショーがフィナーレを迎えてしまった といった感じでした。なので終わった時には、心を動かされた というよりは いったいこれは何だったんだ... と、頭の中に「?」マークがいっぱい飛んでいるような感じになってしまっていました。ですが周りでは 凄かったね~ きれいだったね~ と漠然とした驚きを口にしている方が多い一方、 ○○の○○のシーンが良かった とか 好きなキャラクターが出てきて嬉しかった 泣いた とか、ご自分の細かい感動ポイントを興奮して熱く語りあうディズニーアニメーションに造詣が深いと思われるゲストの方々も多く、このショーの満足度はほんとうに人それぞれ、「各々が期待したものが得られたかどうか」で大きく変わってくるのだろうなー と私は強く感じました。ショーに登場するアニメーションが1983年の東京ディズニーリゾート誕生後に世に出たものが多く、2024年度にディズニーシーに新しくできるエリアに関係した作品も多いことを考えると、この「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」は当分の間はこの場所で上演され続けることでしょう。鑑賞席が抽選制をとっていても有料席が多くを占めていても、この先何年かの間 何度もシーに来るうちに、私にも様々な場所からこのショーを鑑賞するチャンスは巡ってくるだろうなと思います。次回私がこの「内容が盛りだくさん過ぎる」ショーを観る時は(もしも観られるチャンスがやって来た時は)、そのとき与えられた鑑賞場所から見えるもの、もしくは 自分がこれだけは見たいと思うもの に注力して ポイントを絞って楽しみたいものだなあ と思いました。それほどに 私にとって「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」は、「自分の感覚の処理能力を完全に超えてしまっているショー」だというのが素直な感想であり第一印象でした。ショーが終わって混みあう狭い出島から脱出すると、時刻は20:20くらい。クリスマスのディズニーシーで過ごせる残り少い時間を私達は夜の景色を眺めて過ごすことにし、アメリカンウォーターフロント方面へと向かいました。人の少ないウォーターフロントパークで戻って来た小さなクリスマスツリーを眺め。こちらもやはり戻って来たブロードウェイの上の輝くデコレーションを見上げながら20:40からの花火に備えてハーバーに戻ろうとすると、途中で今夜の花火の中止を知らせるアナウンスが聞こえました。なので私達はそのままブロードウェイを上りきっていったんハーバーに出て、緩やかな坂を下ってピアッツァトポリーノまで歩き、帰りに向かうことにしました。後ろ髪ひかれる思いでミラコスタ通りをくぐりぬけ、光り輝くクリスマスのディズニーシーのパークをあとにしたのは20:50頃でした。駐車場の車を発進させたのはパークが閉園時間を迎える数分前でしたけれど、さすがクリスマスシーズンのディズニーシー駐車場、立体駐車場を退出してリゾート内道路に入るまでには相当な時間がかかりました。混雑するリゾート内の一般道路を抜けて舞浜入口から首都高にのったところで、夫がふと言いました。「僕ら、きょう一個もアトラクションに行ってない。」そういわれてみればそうでした。でもね。私達のディズニーシー、クリスマスシーズンはいつもそんなものでした。パークでの過ごし方にもいつもの調子が少しずつ戻ってきているということです。――おかえり! いろいろなもの、この世界によくおかえりくださいましたね~しみじみとそう思いながら、私は家に帰ったのでした。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 12, 2022
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(…その1から続く)「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」が終了し、シアターの外に出たのは11:55くらいでした。12:00からはメディテレーニアンハーバー水上でクリスマス・グリーティングが行われることを識っていたので、 タイミング的に今から行っても遠くから眺めるくらいしかできないだろうなあ... と思いつつもとりあえずハーバー方面に向かうと、案の定 ポンテヴェッキオからリドアイル入り口付近にかけてはゲストで埋め尽くされ キャストさん達が「立ち止まらないでくださーい」と案内している という、いつもの光景が繰り広げられていました。リドアイルはさすがにもう入場を締め切っていたようでしたが、ポンテヴェッキオからリドアイルの後方へと階段を降りた場所ならばまだ入れそうでしたので、私達はそちらへ行ってみることにしました。と 階段の途中の手すり沿いに空きを見つけたのでそこで立ち止まると、まもなくお馴染みのクリスマスの音楽がハーバーに流れ始めました。そして、キャラクター達をのせた船が水上に滑り出してきて、グリーティングがスタート。見え方はこんな感じで↓ 決してよく見えたわけではありませんでしたが、本当に直前に来たのにクリスマスカラーの衣装のミッキーやミニーの姿を拝めたのですから大満足です。サンタクロースも同乗しているこの大きな船は、グリーティングの途中では音楽に乗って「そり」にも変身し、キャラクター達はトナカイダンスも披露してくれましたよ。15分にも満たない、ショーとは決して呼べないあくまでグリーティングと銘打ったごく短い時間でしたが、鮮やかな色彩と心弾む音楽にたくさん触れることができて 一気に気持ちが「クリスマス!」になりました。楽しかったです。船を見送った後は、パークの奥のエリアの様子も見たいと思い ポンテヴェッキオを歩いて渡ってロストリバーデルタへ。が、今年も奥地ロストリバーデルタにはクリスマスのデコレーションらしいものは見当たらず、このエリアで唯一の「クリスマスらしい」と言えるものが 座席抽選に外れてしまったショー「クリスマスタイム・ウィズ・ユー」の看板だったのがなんとも皮肉で笑っちゃいましたよ~結局こちらのエリアではショップ「ロストリバー・アウトフィッター」に立ち寄って「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」デザインのスーベニアメダルを作成したのみで終わり、私達はお隣のマーメイドラグーンへと向かいました。が、たどり着いたマーメイドラグーンも今年はクリスマスはおあずけのようで、特にこれといったクリスマスらしいものは見つけることができなかったので スリーピーホエール・ショップで今月11月のメダルを作成した後はハーバー方面に戻ることにしました。火山の中を抜けて メディテレーニアンハーバーに出たところで 時刻は13:15。約一時間ほど歩きっぱなしだったので 水分補給もせねば と、 私達はここでザンビーニブラザーズ・リストランテの裏手のテラスへ行ってドリンク休憩をしました。その後はショップを巡ってハーバーを歩き、それぞれのお店のクリスマスデコレーションをカメラに収めて時間を過ごしました。こちらはイル・ポスティーノ・ステーショナリー。ベッラ・ミンニ・コレクション。さすがミニーの名を冠したお店。クリスマスデコレーションもかわいいですよね。カフェ・ポルトフィーノのテラス前には広場の街灯とは少し違ったデザインのバナーもありました。キャラクターのバナーは広場の物とイラストは同じみたいですが形が少しだけ違うようです。この時間帯のピアッツァトポリーノはゲストが比較的少なかったので、朝は混雑していてゆっくり見ることができなかったデコレーションも心置きなく眺めることができました。エンポーリオの前の可愛いクリスマスツリーも復活していてうれしい限りです。ミラコスタ通りの中のツリーも今一度。本日2回目 15:00からのクリスマス・グリーティングはリドアイル内に入って後方の段差のある部分で観ました。今回はさきほどとは違い、開始30分前から鑑賞場所を確保したのでストレスなくよく見ることができました。(リドアイル内は本日は全て立ち見でした。)グリーティングの最後、船はリドアイル前の水際ギリギリのところまでやってきました。ミッキーもミニーも サンタクロースも、リドアイル内にいたみんなや その後ろ遠くのポンテヴェッキオにいるゲストにまでいっしょうけんめい手を振ってくれました。その後 大きな船はゆっくりと名残惜しそうにハーバーの水上から去っていきました。今年のディズニーシーのクリスマスは「誰でも見ることのできるクリスマスのエンターテイメント」はこのグリーティングのみですから、2回とも見ることができて幸運だったな~ と思いましたよ。グリーティング終了後は プライオリティーシーティングを入れていた「リストランテ・ディ・カナレット」へ向かいました。かなり遅めの昼ご飯であり、かなり早めの夕ご飯でもあり...(パーク内のレストランの事前PSは最近なぜかとても取りにくいので、希望の時間にならないのはまあしょうがないです。)申し込んだ時間と名前を告げ、屋外の席のみを希望したのでお店前や店内のウェイティングエリアで案内まで20分弱待った後、店内を抜けた奥にある屋根のない部分の中庭のテーブルに案内していただくことができました。この場所のテーブルは以前にも何度か利用したことがあります。が、今日は以前と少し様子が違っていて、カウンター席のように運河に向かって二人並んで座れるようにテーブルと椅子が配置されていました。時節柄 対面して食事をする場面をなるべく作らないように という配慮なのかもしれませんね。私達はこの場所で、アンティパストやピッツァやパスタなどを少しずつ何度にも分けて五月雨式に注文し、私はスパークリングワインもいただいて、日暮れ前から日が沈む頃までの一時間半ほどを過ごしました。そして、キャストさんによってテーブルに小さな灯りが届けられ、中庭の上に吊り下がる電燈に灯がともる頃、席を立ってお店を出ました。時刻は17:00。新しい夜のハーバーショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」がメディテレーニアンハーバー水上で始まるまで あと2時間と40分 となった頃でした。 (その3 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 12, 2022
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舞浜の地に、クリスマスの季節がやっと やっと やってきました。私はこの時期のディズニーシーが一年中で一番好きです。熱心なパークファンの皆さんの間ではこの数日というもの きのう11月11日に正式にスタートしたばかりのディズニーシーの新しい夜のショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」の話題で持ち切りのようですが、私としては それよりもまずは無事迎えることのできた今年のクリスマスを祝いたい と考えて、イベント開始後初の週末となる今日 夫と共に早速パークに駆け付けました。 ディズニーシーの立体駐車場入口付近に到着したのは7:10頃。現在のパークは未だに当日券の一般販売をしておらず入場者数をある程度制限しているのですけれど、それでもクリスマスイベントと「ビリーヴ!」の開始が重なった初の週末 パークを目指してリゾート内にやってきた車は結構多いようで、私達の車がトールゲートを通過しキャストさんの誘導に従って3階のサウス側区画に駐車を完了するまでにはそれから15分ほどを要しました。エスカレーターで地上に下りると、パークエントランス・サウスには既にものすごい数のゲストがあふれていて、入園待ち列はあと10分もすれば敷地の一番後ろまで到達してしまいそうに見えました。このとき時刻はだいたい7:30過ぎ頃。列の最後尾に着くと腰をおろす間もなく 周辺にいらしたキャストさんから まもなく列が大きく前に移動する という予告アナウンスがあり、続けて 今日の開園時刻は45分繰り上がって8:15になる というお知らせがありました。その後、前方のチケットブース屋根下では保安検査場がオープンして 7:55くらいには検査が始まったらしく、私達の並んでいた待ち列は少しずつ前へと動き出しました。今日はのんびりモードの私達は舞浜到着が比較的(私達にしては)遅かったため パークの開園時刻前に保安検査を通過することはできず、入園ゲートを入ることができたのは8:30過ぎ頃でした。開園時刻から15分ほどが経ち、クリスマスツリーが両脇に立つミラコスタ通り入口あたりも 既に異様な喧騒は過ぎ去り落ち着いた様子。特に急いでどこかへ向かう予定もありませんでしたし、ツリーの前ではちょっと立ち止まって キャストさんに記念撮影をしていただいちゃいましたよ~そして お馴染みのクリスマスデコレーションを見上げながらミラコスタ通りの中に足を踏み入れると。「ディズニーシーのクリスマスと言えば街角のツリー」だというのに 昨年はどこを探しても見当たらなかった小さなクリスマスツリーが、今年はあちらにもこちらにも 柱に沿うようにしていっぱい置かれていました。この場所で このクラシカルなクリスマスツリーたちに出会えるのも二年ぶり。―― おかえり! ディズニーシーのクリスマス!私は泣きそうになっちゃいましたよーメディテレーニアンハーバーに出てクリスマスの音楽が流れる空を眺め渡し 視線をピアッツァトポリーノに戻すと、そこにはクリスマスらしいデコレーションを施された街灯が。このイベントバナーも、昨年のクリスマスシーズンには姿を消していたものです。―― 昨年のディズニーシーのクリスマスは毎年恒例だったさまざまなデコレーションが軒並み省略されていてずいぶんとひっそりしていたけれど、今年のクリスマスはいろいろなものが戻って来てるんだなあ...少しずつ少しずつディズニーシーが以前の姿を取り戻していっているのを目にして 私はなんだかじんわりと嬉しくなりました。さて ところで。昨日から正式に始まった新しいハーバーショー「ビリーヴ!」では、ハーバー水域を囲む鑑賞場所のうちミラコスタ側のエリアの多くが バケーションパッケージやプレミアアクセスなどの「有料席」やエントリー(抽選)による「当選席」に指定されているためか、今朝は開園直後から広場でショー待ちを決め込むゲストの姿もなく ハーバー周辺はぱっと見たところとても静かで平和な様子でした。今まで 新しいショーの開始直後には決まって早朝から大そうな人垣ができていたピアッツァトポリーノからアメリカンウォーターフロントに至る坂道沿いにも 今朝は待っているゲストはひとりもいません。朝一番から夜に備えてショーの場所取りをしよう という熱意あふれるゲストの皆さんは今回はどうやら、この坂を上りきった先のポンテヴェッキオの橋上に集中していらっしゃるようでした。(確かに、これだけ有料の鑑賞場所や抽選対象の場所が設けられてしまったら、残っている「自由に観られる場所」はポンテヴェッキオの上かリドアイルの裏か 火山の麓かザンビーニ前階段くらいしかありませんものね。)が、今日は「ビリーヴ!」鑑賞よりもディズニーシーのクリスマスに浸ることを何よりも優先したい私達は 坂を上りきった後はポンテヴェッキオ方面には目もくれず、通りの上にデコレーションが復活していたブロードウェイと例年通りに美しいマクダックスプラザを少しだけ眺め...ウォーターストリートを下ってウォーターフロントパークを目指しました。通りの上を横切るように走るエレクトリックレールウェイの高架下には、ニューヨークのクリスマスホリデーを楽しむダッフィー&フレンズのポスター風の看板が飾られていました。このお馴染みのデコレーションも 確か昨年は省略されてしまっていたはず。戻ってきてくれて嬉しい限りです。新しいお友達の「リーナベルちゃん」も 可愛らしいコート姿でしっかり登場していましたよ。ダッフィー&フレンズだけでなくミッキー&フレンズの大きな看板も 今年はちゃんとありました。昨年は殆どデコレーションの無かったウォーターフロントパークにも、クリスマスツリーが戻ってきていました。公園内の街灯にはクリスマスのバナーも見つけることができました。残念ながら、公園の隣のホレイショスクウェア SSコロンビア号前の大きなツリーは今年もありませんでしたけれど、ほんとうに何もなかった昨年のことを思えば マクダックスプラザからウォーターフロントパークにかけてのエリアにこれだけクリスマスらしさが戻ってきてくれただけで もうじゅうぶんありがたい と私は思いましたよ。 ニューヨーク地区のクリスマスを確認(?)し終わったところで、時刻はまだ8:55。次に私達が向かったのは ケープコッドでした。赤いハドソンリバーブリッジを渡って漁村に到着すると、こちらの村は相変らずの長閑でのんびりとしたクリスマス。混雑を避けて朝一番にやってきたのでゲストの姿もまだ少なく、素朴なクリスマスの風景を思う存分楽しむことができました。家々の前には昨年に続いてクリスマスツリーは飾られていませんでしたが、ミッキー像の後ろのクリスマスツリーはちゃんとありました。村じゅうにひとつもクリスマスツリーが無かったら プレゼントを置いておく場所がなくてみんな困っちゃいますものね~そして、玄関先にツリーは無くても どこのお宅にもお店にもドアや窓にはリースが飾られ...街灯にも建物にも綺麗にクリスマスデコレーションが施されていました。この下でキスをすると幸せがやってくるという特別なヤドリギも昨年までと変わらず同じ場所にあったのでホッとしましたよ。ケープコッドのクリスマスの無事を確認した後は 朝食をとるため再びニューヨーク地区へ戻りました。ホレイショスクウェアに戻り着いたのは9:25くらい。お目当ては「ドックサイドダイナー」のスーベニアランチケース付きセットだったのですが、まだ開店前(本日は9:30オープンでした)だったので少々お店の前で待ち、オープンと同時にほぼ一番乗りで入店し タワーオブテラー側のダイニングエリアで朝ご飯をいただきました。「シェフのおすすめメニュー」に付けられるクリスマスのランチケースも無事購入できました。(余談ですが、夫はおすすめメニューではなく「ベーコンエッグバーガー グラタン仕立て」をいただいたのですが、たいへん美味しかったそうです。)朝食をとりながらショーなどのエンターテイメントの抽選にもチャレンジしてみました。その結果 全てでお席の用意をしていただけなかったので、朝食後は先着順で入れる「ビッグバンドビート」の初回に行くことにして10:15頃お店を出ました。ブロードウェイミュージックシアターの前へと行ってみると、ビッグバンドビート初回(11:30の回)への入場を待つゲストの列は既に二回折り返して三列目に入っていました。入場開始は開演40分前の10:50頃を予定しているとのことでしたので、私はこの間を利用して少しだけ列を離れ、クリスマスデザインのスーベニアメダルを探して作成してくることにしました。ブロードウェイの上に戻って来たクリスマスデコレーションを見上げつつハーバーへ出て。坂を下ってヴィラ・ドナルド・ホームショップへ行くと。このお店にクリスマスのメダルがありました。イベントのメダルはこのお店に配置されることが多いのでまずここへ来てみたのですけれど、一軒目で見つけることができて良かったです。少しでも早くブロードウェイミュージックシアター前に戻った方が良いですからね~帰りはヴェネツィアを回って、運河にかかる橋の上の街灯のデコレーションもしっかり眺めてきました。以前とは少し違った「ヴェネツィア風味は抑え気味」の飾りでしたけれど、ディズニーシーによく似合っていて素敵でした。私が待ち列に戻った後、シアターは予定通りに開場して私達も11:00過ぎには会場内に入ることができました。入場順としては決して早い方ではなかったので 私達がロビーを通過するタイミングではキャストさんは「一階前方ブロックは中央寄りには空席はありません 二階席もご利用ください」と盛んに案内してくださっていましたが、今日の私達はなるべくステージの近くでショーを楽しみたい気分だったので前方ブロックの端の方に残っていた席を選択することにしました。かつてこちらのシアターでは 毎年この時期になると内容を「クリスマスバージョン」に衣替えして、大変華やかで言葉では語りつくせないような素晴らしいショーを見せてくれたものです。――あの頃のように手放しでクリスマスを祝える 楽しいショーがまたこのシアターに戻ってくることがあるのかしら…一瞬だけ頭のすみをそんな思いがよぎって、私はつい感傷的になりそうでした。が、そんな思いも 幕が上がったあとは目の前の出演者の皆さんのパフォーマンスに圧倒されてどこかへ吹っ飛んで行ってしまいました。まだまだ様々な制約がある中で 精一杯心を尽くして毎日上演されるショー。今日もただただ楽しかったです。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 12, 2022
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今年は週の真ん中にぽつんと出現した「文化の日」の休日。舞浜までドライブしつつ、ホテルミラコスタ シルクロードガーデンで昼食をとってきました。ホテル駐車場に到着したのは13:30頃。ちょうど「ハロウィーン」と「クリスマス」という二大イベントの狭間に当たっているせいもあってか今日の駐車場の混み具合はとても緩やかで、すぐに平面部分に空きを見つけることができました。宴会場側のエントランスからホテルに入館して長い廊下を経てロビーまで行き ディズニーシーを眺められる階段の上に立ってみると、パーク内の方もきょうは休日にしてはゲストが少ないように感じられました。でも、目を凝らしてよーく窓の外を見てみると...パーク内の街灯には昨年は無かったクリスマスのバナーが設置されているのがわかりました。ディズニーシーのクリスマスイベントは11月の8日からのスタートですが、この調子で行くと… 今年のクリスマスは飾りつけなど昨年よりも増えるのかな~ちょっと期待してもいいのかなー?? などと ついつい思ってしまいましたよーその後、お約束していた時間ほぼぴったりにシルクロードガーデン店頭に伺いました。正式なクリスマスシーズンはまだ始まっていないのでシルクロードガーデンには(オチェーアノのウェイティングエリアにも)クリスマスツリーは登場していない様子でしたけれど、お料理の方は既に「クリスマスメニュー」の提供が始まっていましたので、私達はふたりともクリスマスのランチコースをお願いすることにしました。アルコールのグラスセット「シルクロードジャーニー」は今期はシャンパーニュ、白、オリジナルカクテルの三杯とのことで、こーんな↓↓素敵なご案内も用意されるようになっていましたよ~このフランスからイスラエルを経て中国へと旅するシルクロードジャーニーにはたいへん惹かれたのですが、今日のところは私はシャンパーニュ(二コラフィアット)一杯だけにしておくことにしました。そして夫はお酒ではなくいつものように白いご飯を追加し、シルクロードガーデンでの昼食がスタート。以下、簡単にお食事内容の記録です。まずは前菜の盛り合わせ。グラスの中身は アナゴのフリッターと牛蒡やお芋や大根などの根菜類、底にマッシュポテトを敷いて上にはガーリックや七味やココナッツやスパイシーソルトで風味付けしたカリカリのパン粉をまぶしてあります。添えてあるのは紫色のチコリのような野菜(ラディッキオと呼ぶらしいです)や辛くない唐辛子ペッパードロップなど。右側は「クリスマスらしく」ということでしょうか、鴨肉のローストにグリーンサラダとポテトサラダ添え。手前のソースは赤いのがチリソース 緑が分葱のソース。お皿全体がさりげなくクリスマスカラーに彩られていて楽しく、美味しくいただけました。気分が盛り上がりそうな最初の一皿だと思いました。次はスープ。雪のように白いスープにたっぷり蕪と蟹肉が入っています。赤いのはクラッシュしたピンクペッパー、緑の葉物は最初「三つ葉?」と思いましたが香菜(パクチー)で、ともに淡白なスープの良いアクセントになっていました。この後のお料理は、今回は魚介料理と肉料理をそれぞれ一種類ずつ選択できるようになっています。魚介料理は「海老マヨ&帆立葱生姜蒸し」か「真鯛季節野菜炒め」からの選択とのことで 大いに迷いましたが、 海老のチリマヨネーズ風味と帆立貝柱の葱生姜蒸し の方にしました。左側の海老はチリ風味の卵たっぷりなタルタルソースのようなものが合わせてあり、エビマヨと呼ぶのは申し訳ないような贅沢な仕上がりでした。右の帆立貝柱は軽くソテーし葱生姜ソースを合わせて蒸したとのこと。真ん中の緑色のはほうれん草で色付けした焼売の皮の素揚げだそうです。肉料理は「牛ロース炒め」と「やまゆりポーク唐揚げ」が用意されていましたが、 牛ロース肉のバルサミコソース炒め の方を選びました。上には三色のピーマン、周りには百合根。バルサミコソースは酸味があまりなくて甘みが深い印象でした。見た感じお肉がけっこう大きく ごろんごろん とした感じで、ひと口ではとてもとても食べられなさそうだったので「ナイフとフォークが要るかな?」と思ったのですが、非常に柔らかくてお箸だけでいただくことができてしまいましたよ~お料理の最後は、今回は選択ではなく「焼きそば」指定で、しかも「あんかけ」タイプではなく炒めて仕上げた焼きそばでした。「大山鶏と野菜の焼きそば」です。メインの具材が鶏肉なのはやはり クリスマスだから なんでしょうかね~大き目サイズの大山鶏の存在感が圧倒的でした。(とても美味しい鶏肉でした。)野菜は(日によって違ってくるかもしれませんが)きょうは、もやし、人参、黄にら(?)、豆苗(?)、タマネギ… などが確認できました。デザートは、今日はふたりともプレートの方にしました。(杏仁豆腐は「柿」でした。)真っ白な淡雪のようなものはココナッツ風味ヨーグルトをメレンゲ状にして固めたもの。口当たりがとても良かったです。添えてあるのはフレッシュフルーツと蓮根餅、薄焼きクッキーの後ろには胡麻餡の入った揚げ団子が隠れていました。個人的には、クッキーに記された「Fetive Winter」の文字が待ちわびていた季節の到来をしみじみと感じさせてくれて たいへん嬉しかったです。今年も舞浜でクリスマスを祝うことができるなんて ね。たまたま人手が少ないタイミングだったのか、何かの手違いでもあったのか、今日のシルクロードガーデンはとてもコースの進み方がゆっくりで、私達が食事を終えた時には時刻は16:00を過ぎていました。(テーブル担当のキャストさんはお料理の出るタイミングが遅いことを申し訳なさそうに何度も何度もお詫びしてくださいましたが、私達は今日は食事の後に特に予定もなく のんびりしに来ただけだったのでちょうどよいくらいでしたよー)ミラコスタ駐車場を出て 舞浜を離れる前に少しだけ立ち寄ったアンバサダーホテルのロビーはこの時間チェックインを待つ大勢のゲストでたいへん賑わっていて、私は時間が数年巻き戻ったような錯覚に陥りました。小さなお子さんが 大好きなキャラクターモチーフを見つけて「ミッキー!」と呼ぶ可愛い声や あちこちであがる幼い笑い声。…ああ アンバサダーホテルってこういう場所だったんだよな~ と、私は胸の奥でお砂糖がとろけるような甘く温かな幸せな気持ちになりました。この場所が、この先もずっとこんなだったらいいなあ...その後、すぐそばの舞浜入口から首都高速道路にのって 私達は家に帰りました。もうすぐ始まるパークのクリスマスが待ち遠しく感じられた休日でした。(本日の帰路)※夕刻にレインボーブリッジを通り抜けたのは久しぶりでした** シルクロードガーデン の “ディズニー・クリスマス” ランチコース **・穴子と根菜のスパイシーソルト 鴨肉のロースト 分葱ソース・蟹肉と蕪のスープ・海老のチリマヨネーズ風味と帆立貝の葱生姜蒸し または 真鯛と季節野菜の炒め・牛ロース肉のバルサミコソース炒め または やまゆりポークの唐揚げ 宮廷ソース・大山鶏と野菜の焼きそば・ココナッツヨーグルトのメレンゲ仕立て 胡麻餡入りカダイフ揚げ団子 蓮根餅 または 今月の特製杏仁豆腐 (別途¥500加算) ・・・・・・・2022年11月3日~12月25日(5500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
November 3, 2022
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夫と二人、ホテルミラコスタ ベッラヴィスタ・ラウンジにお昼を食べに出かけました。ベッラヴィスタラウンジでは現在、ダッフィーの新しいお友達「リーナ・ベル」に因んだコースを絶賛提供中ですが、今日の私達の目的はメインに「仔羊」の用意があるというもう一つのランチコース。以前はランチ、ディナーを問わずコースでは盛んに羊肉を提供していたホテルミラコスタのレストランでも ここ最近はメニューに仔羊を見かけることが本当に少なくなったので、この機会を逃すわけにはいきません。(先日ひとりで伺った際の”ウェルカム、リーナ・ベル!”ランチコース の記録はこちらから。)ホテルに車で到着したのは11:30少し前ごろ。久しぶりに平面駐車場満車の憂き目に遭い 立体駐車場の2階に車をとめ、そのまま少し急いでベッラヴィスタラウンジに向かいました。予約できていたのは窓際から離れた3~4列目の席でしたので景色に関しては全く期待していませんでしたが、キャストさんが案内してくださったソファー席からはテーブルとテーブルの合間からプロメテウス火山の姿も見ることができて嬉しかったです。さて 本日は、夫の方も当然 仔羊のある「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」をいただくもの... と思いこんで私はここにやってきたのですが、店内カウンター上のリーナベルのデコレーションを眺めつつ席までたどり着いたせいか、ソファーに座った途端 夫は、「僕もひとつ リーナベルのコースなど食べてみてもいいかな~ なんて思えてきた!」 とか急に言い始め、メニューを一から眺め直しておおいに迷うという始末。が やはり以前からホテルミラコスタの仔羊料理を心底愛する夫、結局は大好物を諦められず、今日はふたりともベッラヴィスタラウンジ・ランチコースをメインを仔羊にしてお願いすることとなりました。そして私は調子に乗ってワインセットのトリオもお願いすることに。本日のトリオは スパークリング(ベッラヴィスタ・キュヴェ・ブリュット)、白(ソアヴェ・クラシコ・モンテ・グランデ・プラ)、赤(ロエロ・リゼルヴァ・ヴァルマッジョーレ) の三杯とのことでした。(夫は残念ながら今日もサンペレグリノです。) ようやく注文を終えて一息つくと、店内にかすかに聞き覚えのある音楽が流れ始めました。子ギツネか? いや仔羊か? と熱い論争を繰り広げていたのですっかり忘れていましたが、パーク内のハーバーでは11:50から「ディズニー・ハロウィーン・グリーティング」が予定されており、それがスタートしたのでした。(今日は後方席だったので水上エンターテイメントの時間は全く気にしていなかったのです。)ソファー席なので見えないだろうと思っていたのですが 意外にもまあまあ見えて、ハロウィーン仕様のキャラクター達を確認することができてしまいました。そして、ハーバーから船が去っていくタイミングでグラスの準備も整い お食事がスタート。スパークリングワインが注がれた後、まずテーブルにやって来たのは彩り美しい前菜。スモークサーモンのサラダ仕立てにかぼちゃとサワークリームのピュレ。ソースは白いのがレフォール(ホースラディッシュ)、黒っぽいのがグリーンオリーブです。前菜としては定番ともいえる内容ですが、色合いからも素材からも控えめながらハロウィーン感が漂っていて楽しく、美味しくいただけました。そして何より、スパークリングワインにぴったりなのが嬉しかったです。二品目はパスタ。本日はショートパスタ、彩り野菜のオレキエッテです。使われている野菜は日によって違うとのことですが、きょうは ラディッシュ、ミニトマト、貝割菜?、マコモダケ など。魚介の出汁がきいたたっぷりのソースで和えてあり、鮪のコンフィとバジルのサルサが添えられていてしっかりとした味でした。夫が「これは酒のつまみだな~」と恨めしそうに言っていましたよ!そしてメインの仔羊。ローストとポルペッティ(肉団子)です。手前のローストは仔羊の肉に脂身を巻き付けて形を整えているのですが、その際に間にセージを挟んであるとのこと。なので香りが立っていて、下に敷かれたタマネギのピュレや添えられた仔羊のジュとともにいただくととても美味しかったです。ポルペッティの方は銀杏やキノコも添えられていて秋らしく、刻んだペコリーノチーズの塩味がきいていました。ちょっとだけ添えられているイエローチリのパウダーもいいアクセントで、大満足の一皿でしたよ。最後のデザートはティラミスと洋梨のソルベ。シンプルなデザートですが、加えられているミントや柑橘の香りも楽しめてとても良かったです。食事の途中、窓の外のパーク内では一時けっこうな雨が降りました。少し腰を浮かして眺め渡すと、ハーバーの水面に雨粒が跳ねる様子がわかるくらいの強い雨で ぎょっとしましたが、すぐにやんだようでホッとしましたよ。食事を終えてお茶も飲み終わり、時刻は13:30過ぎ。テーブルで会計を済ませて立ち上がり、ゲストが少なくなった店内の中ほどから大きな窓越しに火山とメディテレーニアンハーバーをもう一度よく眺めて、私達はお店を出ました。その後はミッキランジェロギフトに立ち寄り、14:00前にはホテル駐車場を出て舞浜を離れました。きょうもまた、短時間ながらも楽しい舞浜でのひとときを過ごすことができました。ありがとうございました。※ソファー席から実際に眺めることができた景色はこんな感じ(夫の座り位置より)※カウンター上のリーナベル&ダッフィー※立体駐車場二階から眺めたホテルミラコスタ** ベッラヴィスタ・ラウンジ の 「ベッラヴィスタ・ラウンジ・ランチコース」 **・スモークサーモンのインサラータ オリーヴピュレ ホースラディッシュのクレマ・本日のパスタ 鮪のコンフィと彩り野菜 バジルサルサ・真鯛、海老、アサリと野菜のコンポスタ オレガノ香るオニオンピュレ または 仔羊肉のアッロースト ポレンタ ラムのポルペッティ 茸 ペコリーノ・ティラミス 洋梨のソルベ・コーヒー または 紅茶 ・・・・・2022年9月8日~10月31日(5000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
October 10, 2022
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世間は敬老の日をからめた秋の三連休だというのに、ゆっくり進む大きな台風のせいでこのところお天気は大荒れです。とはいえ、私達の住む首都圏は昨日までは特に顕著な影響もなく、今朝も曇りがちではあるものの雨は降っていなかったので 昼食をとるべく予定通り車で舞浜へと出かけました。ところが、途中でとんでもない かつて経験したことのないような大雨に見舞われました。降り出した時はちょうど首都高速道路走行中で「夕立のような降り方だからすぐに雨雲を抜けるだろう」と思っていたのですが、みるみるうちに前方が確認できないくらいの豪雨になり しかも まるで雨雲が私達の車の上をついてきているかのようにいつまで経っても降りやまず、運転する夫も助手席の私も久しぶりに少々緊張しました。が、慎重にいつもの倍くらいの時間をかけて舞浜にたどり着くと、なんとリゾート上空は雲が薄く晴れ間も見えるほど。いったいあの尋常でない大雨はなんだったんだろう? ??―― と思いつつ私達はホテルミラコスタの駐車場ゲートを入りました。宴会場側のエントランスから廊下を抜けてホテルロビーに足を踏み入れたのは13:40くらいでした。私達が首都高上で大雨に遭遇していたころはシーのパークもやはり悪天候だったのでしょうか、この時間のロビーはチェックインの時間までにはあと一時間以上あるというのに まれにみる「大混雑」の様相を呈していました。待つこともなくテーブルまで案内していただいた後でシルクロードガーデンのキャストさんにお話を伺うと、午前中から舞浜には雷が鳴り響き 一時はホテルミラコスタも含めディズニーシー一帯は停電もしたとのこと。その影響でパーク内ではまだアトラクションもショー施設も運営見合わせが続いているらしい と聞き、そのせいでホテルのロビーも混雑しているんだな~ と 私は納得したのでした。さて そんな悪天候の今日ですが、いつもと変わらず落ち着いた雰囲気のここシルクロードガーデン。こちらのお店のランチタイムでただ今提供されているのは、コースはお馴染み「ジャーニー・スルー・チャイナ」のコースのみなので、私達はそちらをお願いすることにしました。今期のテーマは「四川」とのことでしたので、夫は白いご飯も追加で注文してのお食事開始となりました。以下、簡単に記録です。最初の前菜は四種盛り合わせです。足つきグラスの中身はスズキのお刺身を雪菜の漬物で和えたもの、上にサラダ風のお野菜と「とびっこ」が添えてありました。右の小さな生春巻の中身は海老とマンゴー、ソースはマンゴーチリソース。下は北京ダックならぬ「四川ダック」で、スモークされた鴨は皮だけでなくお肉もついています。左の(グラスの足元にある)丸い小さなものは山椒風味のチャーシュータルトとのこと。いつものことながらここでスパークリングワインが欲しくなりましたが、きょうはグッと我慢しましたよ!次の「スープか点心」は、なんとなく点心二種を選びました。内容は日によって違うかもしれませんが、今日はこの↑二種でした。左が皮にセロリを使った翡翠ギョウザ、右は海老入り焼売。普通にとっても美味しかったです。(もっと食べたいと思うくらい。)次はメイン料理のやまゆりポークのソテー。手前に花びらのように散らしてあるのはタマネギです。(甘くてとても美味しかったです。)ソースは黒酢ソース、「郫県(ピーシェン)豆板醤」という発酵時間が長くてとても旨味のある豆板醤が添えてあり これが豚肉にとってもよく合いました。もうひとつの四種類から選択できるお料理は「鯛と茄子のスパイシー醤油炒め」にしました。使われているのは鯛と茄子の他、ピーマンやパプリカ、それに「ペッパードロップ」と呼ばれる小さな雫形をした辛くない唐辛子(色が真っ赤なのに!)など でした。見た目通りのたいへんピリ辛なお料理だったので、夫は白いご飯がすすんだようでしたよ。炒飯か麺か は、今回はジャージャン麺の方にしました。鶏肉と山珍菜入りジャージャン麺 とのこと。肉みそには山珍菜(どうやら山クラゲの漬物のことをさすようです)と鶏肉の他、細かく砕いたカシューナッツなども入っていて香ばしく、上にたっぷり香菜(パクチー)がのっていて爽やかな香りも楽しめました。デザートは「今月の杏仁豆腐は葡萄です」とのご案内をいただいたので、そちらに。シャインマスカットと巨峰が使われているとのことでした。こちらのお店でコースをいただくと私はデザート前までで満腹になってしまうことが多いので、今日は予め「麺」を夫に半分くらい食べてもらっていました。なのできょうはこの杏仁豆腐も最後まで楽しく美味しく完食することができましたよ!大満足してシルクロードガーデンを出たのは15:50くらいのことでした。帰る前にスーベニアメダルのあるコーナーを覗くとハロウィーンのデザインが登場していたので 作成してからホテルを出ました。帰りに通ったレインボーブリッジの上からは、立ち並ぶ都心の高層ビル群の向こう 西の空にかかる巨大な黒い雨雲が見えました。それは映画の中でしか見たことのないような、現実とは思えないような景色でした。僕ら、さっきあんな雲の下を通ったんだね…夫のそんなつぶやきをきいて、無事に舞浜まで行って帰れることのありがたさをいつものことながら実感した一日でした。《ホテルミラコスタのスーベニアメダル》ロビーの目立たない場所に機械の置かれているコーナーがあります6種類のうち2種類がハロウィーンのデザインに換わっていました** シルクロードガーデン の “ジャーニー・スルー・チャイナ”ランチコース~四川~ **・前菜 叉焼と有馬山椒のタルト 四川風スモークダック 白身魚の雪菜和え・スープ&点心(以下より一品選択) 豆腐と野菜の辛酸味スープ 揚げ海老雲呑 胡麻だれ添え 点心二種・メインディッシュ やまゆりポークロース肉のソテー 黒酢と郫県豆板醤とともに・海鮮料理&肉料理(以下より一品選択) 鯛と茄子のスパイシー醤油炒め 海老と野菜の四川山椒塩炒め 蟹と帆立貝のチリソース(別途¥1500) 阿波尾鶏の胡麻揚げ 檸檬ソース・麺料理&米料理(以下より一品選択) 鶏肉と山珍菜入りジャージャン麺 鶏肉と山珍菜入り炒飯・デザート(以下より一品選択) 生姜風味ミルクプリンと紫芋のマーラーカオ 今月の特製杏仁豆腐(別途¥500) ・・・・・・・2022年9月4日~10月31日(5500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 18, 2022
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ベッラヴィスタ・ラウンジまで食事をしに出かけました。せっかく確保することのできた前方席ですが、残念ながら夫はお休みを取ることができなかったので今日は私ひとりです。電車を乗り継いで舞浜駅に到着したのは12:30を過ぎたころでした。リゾートゲートウェイステーションまで歩き ディズニーシー開園21周年記念デザインのフリー切符を購入してホームに上がり、やってきたリゾートライナーに乗り込むと なんだかいつもと様子がちょっと違います。昨日の9月7日から東京ディズニーシーに登場したという、ダッフィーの新しいお友達のキツネの子「リーナ・ベル」にちなんだ装飾が車内のあちこちに施されていたのでした。慌ててリゾートラインの公式サイトをチェックしてみると、この特別な車両は一日中いつでも運行しているというわけではなく、今日はこのあと15:00前には車庫に入ってしまうとのことでした。(2~3日先までの運行予定時間帯が公式サイトで公表されています。)これは遭遇できてラッキー!…なんじゃないのー…??まったく運行しない日もあるようですし もう一度乗るチャンスがあるかどうかもわからないので、車内を移動しつつ少しだけ写真を撮らせていただきましたよ~「リーナ・ベル」ライナーに乗ってリゾート内を何周かした後、最終的にディズニーシーステーションで下車したのは13:15くらいでした。連絡通路を歩いてホテルミラコスタへ向かい、ミッキランジェロギフトを覗いたあとベッラヴィスタラウンジ店頭へ行くと、すぐにテーブルまで案内していただけました。昨日からメニューが新しくなったというベッラヴィスタラウンジ。ただ今ランチタイムに提供されているコースは二種類、お馴染みのベッラヴィスタラウンジ・ランチコースと、もう一種類は “ウェルカム、リーナ・ベル!”ランチコース というダッフィーの新しいお友達に因んだ名前のスペシャルなメニューがこちらのお店にも登場していました。ベッラヴィスタラウンジ・ランチコースの今期のメニューにはメインに子羊があったのでたいへん迷いましたが、ここはひとつ リーナ・ベル行ってみるか~ と お料理の方はスペシャルコースにし、ベッラヴィスタのグラスもお願いすることにしました。以下、簡単に “ウェルカム、リーナ・ベル!”ランチコース の記録です。まず最初にテーブルにやってきたのは、「リーナ・ベルとダッフィーが森の中で出会ったシーンを表現した」という前菜。説明するまでもないと思いますが、左のピンクのがハムと生ハムのムースで作られたリーナ・ベルで 右の茶色いのがモッツァレラチーズで作られたダッフィーです。お皿の上には二人の出会いのエピソードに欠かせないブルーの蝶々と虫メガネも表現されています。ハムのムースの上の白いのはレフォール(西洋わさび)のムース(これが有ると無いとではたぶん風味が大違いになったと思います)、周りの綺麗な青い粒はブルーキュラソーで色付けしたバルサミコでできていてリーナ・ベルの瞳を表現しているそうです。モッツァレラダッフィーの方は 耳のように見える部分はバルサミコのフォーム、アーモンド(?)やニンニクのオイルで風味付けしたパン粉がまぶしてあっていかにもダッフィーらしいふわふわ感を感じさせます。上の「森」の中にはポークとクルミのパテで作られた切り株がころがっていたり、そばに散らばっているナッツは土を表現しているのでしょうかね~ 見た目が可愛いすぎるので「味の方は平凡だろう」と軽くみたりしたら大間違いの前菜で、一皿に幾種類もの旨味がのっているだけでなく酸味や苦味の刺激もしっかり加わっていて本格的な味でした。また、実は私はリーナ・ベル登場の物語については全く知らないままお店に伺ったのですが、この前菜の説明の際にキャストさんがお料理と絡めてじょうずにお話しくださったので、このキツネの子が登場した経緯についてもよーく理解できて食事をするにあたっての新しい楽しみの一つにもなりました。ずーっと以前 パーク内のリストランテ・ディ・カナレットで「レディ&トランプ」の物語に因んだコースが出されたことがあったのですが、その際の「キャストさんが語るディズニーの物語と共に提供される料理」という趣向をちょっと思い出しましたよー次のパスタは、メニューにはイワシとフェンネルのシチリア風リングイネとあったのでどんな感じかと思っていたら、サフランの黄色が印象的な こんなパスタでした。ソースはレーズンや松の実などの木の実を使ったサフラン風味のオイルソース、上にイワシとフェンネル、仕上げにはオリーブオイルで揚げたパン粉を散らしてあります。キャストさんは「お客様によって好みが分かれるのでは?」と心配なさっているようでしたが、青魚大好きな上に甘みと塩辛さが入り混じった複雑な味も好きな私は とっても美味しく楽しくいただくことができましたよ。あとから調べたところによると、もともとイワシと大量のフェンネルとアンチョビとレーズンを使うサフラン風味のパスタはシチリア地方の郷土料理だそうで、今回のパスタはその原型に近い形での提供だったみたいです。同じイタリア料理でも本当に地方によって表情が違うのですね~(どこの国の料理でもきっとそうなのだろうと思いますけれど。)メインは魚介と牛フィレの二択ですが、これもさんざん迷ってお肉にしました。(今回もスペシャルコースのお魚料理とベッラ…コースのお魚料理は同じ内容だそうなので。)牛フィレのステーキ、ソースはビーフのジュにコーヒーパウダーなどを足して深みを出したもの。周りの黄色いソースはパンプキンピュレ、左の小さなのはマスタードに赤ワインを馴染ませてある「ヴァイオレットマスタード」と呼ばれるものだそうです。付け合わせはブロッコリとクリーム色のはマコモダケ(添えてある赤紫色のはアマランサスの花)、それに茄子とトマトのグラタン風(グラティナート)。そして最後のデザートには リーナ・ベルの大きな「しっぽ」が登場です。この「しっぽ」はラズベリー風味のメレンゲでできているとのこと。土台部分はルバーブのコンポートの上にブラマンジェをのせています。ルバーブはジャムやジュースやソースでいただいたことは何度もありますが、粉砕してなくて形あるルバーブそのものがコンポートになっているのを食べたのは私は初めてです。今回、デザートではリーナ・ベルのこの「色」を出すためにきっと様々な野菜や果物を試されたのだろうと思いますが、ありきたりな果物ではなくルバーブを使ったところが「探求心が強い」とされているリーナ・ベルのキャラクターを彷彿とさせて面白いなーと思っちゃいましたよ~全体的に、今回は かわいいけどひとクセある 見た目の印象で油断するとガツンと来る みたいな(??)内容のコースだったように思います。いつもホテルミラコスタのレストランに来ると痛感させられることですが、その時その時のイベントやテーマにちゃーんと沿っていてさらに季節感もあって 食べてもきちんと美味しくて見た目も楽しい、そんなお料理を絶え間なく生み出せる調理部門のスタッフの皆さんは本当に素晴らしいですよね~これからも期待せずにはいられません。そして、そのお料理を私達のテーブルまで届けて紹介してくださるサービスのキャストさんにもとっても感謝しています。どうもありがとうございました。食事を終え、お店を出たのは15:00過ぎくらいだったでしょうか。ホテルを出た後は 今度はごくごく普通の車両のリゾートラインに乗って、私はまっすぐ家に帰りました。次はぜひ子羊をいただきに、夫とともにまたベッラヴィスタラウンジにも伺えたらいいなー(テーブル確保できたらね!) と思っています。おまけ:リゾートラインに乗り込んだ時 びっくりして思わず撮っちゃった一枚。** ベッラヴィスタラウンジ の “ウェルカム、リーナ・ベル!”ランチコース **・生ハムとハムのムース ポークと胡桃のパテ モッツァレッラとバルサミコフォーム・リングイネ イワシとフェンネル シチリア風・真鯛、海老、アサリと野菜のコンポスタ オレガノ香るオニオンピュレ または 牛フィレ肉のビステッカ パンプキンピュレ ヴァイオレットマスタード 茄子とトマトのグラティナート仕立て・ヨーグルトのブラン・マンジェ ルバーブコンポート ザクロアイス・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・2022年9月8日~10月31日(6500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 9, 2022
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(…その1から続く)ピアッツァ・トポリーノの端にあるホテル&パーク・ゲートウェイからホテルミラコスタに入館したのは 11:30になる少し前でした。ここホテルミラコスタも営業を開始したのは東京ディズニーシーと同じ2001年の9月4日ですから、今日が21歳のお誕生日です。(21歳 なんて、人間で考えたらもうちゃんとした大人ですよね。そんなに時間が経ったなんて本当にびっくりしちゃいます。)PS(プライオリティーシーティング)をお願いしていた時間になってしまいそうだったので、ロビーで感慨にふける間もなく急いでオチェーアノの店頭へ。ホテルミラコスタのレストランの中でこの21年間に私達が一番頻繁に訪れたのは おそらくこのお店の一番奥にあるコース提供エリアになると思いますが、その最も思い出深い「オチェーアノ・コース」は2022年3月末をもって正式にランチタイム営業をやめてしまったので 今日はブッフェでの利用です。名前を告げて入ったウェイティングエリアはいつもとさほど変わりない様子で、ピアッツァトポリーノに面した窓からはたっぷりの陽ざしが降り注いでいました。すぐにダイニングエリアへと案内され、きょうは一番手前の 天井のデザインが印象的なシェルの部屋へ。こちらのブッフェのお料理はパーク内イベントに先駆けて既にハロウィーン仕様になっていて、カウンターの上にも様々なハロウィーンのデコレーションが登場していましたよ。さっそくブッフェカウンターから取り分けてきた前菜類と共に私だけスパークリングワインのグラスを追加でお願いして 私達はふたりだけの開園開業記念日のお祝いを勝手に始めました。窓から見えるテラス越しにパークの気配も感じつつ、楽しいお昼ごはんになりました。食事を終えてお店を出たのは13:30を過ぎた頃でした。ロビーの階段踊り場から外を見るとパークの青空には真夏のような白い雲が浮かんでいて、いかにも暑そう。二時間ちょっとホテル内にいて快適な環境にすっかり慣れてしまった私は一瞬 もうずーっとホテル内にいようよ… と思ってしまったのですが、いやいやまだまだ21周年のスーベニアメダルも見つけていないのだから と意を決してホテル&パーク・ゲートウェイへと続く階段を下りました。再入園後は、しばらくミラコスタ通りにあるいくつかのショップで時間を過ごしてから、「21周年グッズのデザインのテーマにもなっているアラビアンコーストまで行ってみよう!」と考え、歩く距離を短くするために奥地行きのスチーマーラインに乗ろうと船着き場へと向かいました。そして途中で「イル・ポスティーノ・ステーショナリー」を覗くと、「21」のロゴとアラビア風ミッキーがデザインされたスーベニアメダルを思いがけず見つけてしまったのですぐに作成。テーマがアラビアンコーストなのでもっとアラビアに近いショップにあるのかと思っていたのに、こんなところにあるとは盲点でした。もうあとはマーメイドラグーンへ行って今月「9月」のメダルを作ればいいだけだわ~ と急激に足取りは軽くはなりましたが、やはり暑い…しょうがないですよね 14:00過ぎだもの…幸いにもロストリバーデルタ行きのスチーマーラインはこの時間殆ど待ち無しで 私達は船着き場にとまっていた船にそのまま乗り込むことができ、すぐに水上へ出ることができました。(気温は高かったですが、風が気持ち良かったです。)ロストリバーデルタに到着してからは、念のため「ロストリバー・アウトフィッター」でスーベニアメダルマシーンを確認。その後 橋を渡ってアラビアンコーストに向かいました。ディズニーシー21周年のテーマに敬意を払ってたどり着いたアラビアンコーストでは、歩いて暑くなってしまったので「サルタンズ・オアシス」でまず休憩。サルタンズサンデーを購入して木陰のパラソル下で涼んだ後、「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」と「ジャスミンのフライングカーペット」に行きました。(ともに待ち時間は5分ほどでした。今日はゲストが少ないことを実感しました。)それからお隣のマーメイドラグーンへ。月替わりデザインのスーベニアメダルのある「スリーピーホエール・ショップ」へ行くと、お目当ての9月のメダルの隣になんと「21」のロゴ入りデザインのメダルが並んでいました。「さっきイルポスティーノで作ったよ? 同じもの??」と思いつつ よーく確認すると、こちらはミッキーではなくアラビア風のミニーがデザインされていたので、月替わりメダルに加えてこちらも作成しました。さてさて メダル探しも一段落したところで、時刻は15:40。暑い中を歩き回ってかなり消耗してしまったので、私達はいったんパークを出て駐車場の車に戻って少し身体を休ませることにしました。火山の中の「ノーチラスギフト」やウォーターストリート沿いの「スチームボートミッキーズ」に立ち寄ってスーベニアメダルマシーンを確認してから(「21」デザインのメダルが他にもあるかもしれないと思ったので…)ミラコスタ通りを経て、パークゲートを出ることができたのは16:00過ぎでした。戻り着いた駐車場の車の中で、今朝から食事や水分補給時以外は身に着け続けていたマスクを私はようやく完全に外して、しばし目を閉じて休みました。身体をじゅうぶん冷やして少し元気になり、立体駐車場から再びシーのエントランス・サウスに下りてパークに再入園したのは17:00過ぎでした。あたりに流れる音楽は もう夜バージョン(「アクアスフィア・プラザ~ナイト」)に切り替わっていました。陽も傾いて気温も下がってきて、昼間に比べたらこの時間のパークはやや過ごしやすくなったようにも感じられました。――私は今日はもう行きたいところは全部行ったし 残るやりたいことと言えば「花火が実施されれば観たい」ってことくらいかな~私がそんなふうにつぶやくと、夫は 待ってました と言わんばかりに「ボクは朝からずーっとゴンドラに乗りたかった! まだ乗ってないから乗りたい!」と主張。なのでヴェネツィアンゴンドラの乗り場に向かってみると、昼間はガラガラだった乗り場にはゲストがぎっしり。30分以上の待ち時間が発生していました。まあゴンドラは乗っている間はいくら暑くても日傘をさすこともできませんし、「日差しの強い時間帯は避けて夕方になったら乗ろう」ってこの時期なら誰もが考えるでしょうから、無理もありませんよね。おとなしく列に35分ほど並んで 順番がやってくるのを待ちましたよー並び始めたころにはまだ明るかったパーク内は、私達がゴンドラに乗り込む時には日没近くになっていました。ヴェネツィアの運河から広いメディテレーニアンハーバー水域に漕ぎ出すと ホテルミラコスタの建物には少しずつ明かりが灯り始めていて、とっても美しかったです。ゴンドラを降りてからは、夫が様子を見たいというのでケープコッドへ。アーントペグズ・ヴィレッジストアに行ってスーベニアメダルマシーンをチェックし、野菜畑を眺めました。その後は、夫が まだ一度もちゃんと観ていない「ジャンボリミッキー!」なるものをみてみたい と言うので(朝方に座席抽選した時は外れました)、会場外から眺めてみよう と ドックサイドステージに行ってみることにしました。で、ハドソンリバーブリッジを渡ってSSコロンビア号を目指し、ドックサイドステージ前にたどり着くと 時刻は18:40くらい。キャストさんに会場外の鑑賞可能な場所をきいて、まだ空いていた白い柵沿いの立ち見の場所から19:15開演のショーを眺めることにしました。子供向けのダンスプログラムだという公式サイトの情報くらいしか予備知識がないまま観た「ジャンボリミッキー!」は、その予備知識だけでじゅうぶん説明が足りるようなシンプルなエンターテイメントでしたが、MCを務めるお姉さん&お兄さんの溌溂とした明るさがとてもまぶしく キャラクター達も底抜けに元気よく、舞浜のパークの原点を見ているかのようでした。子供向けという割にはちょっと難しすぎない?と思うようなへんてこりんなダンスもただ眺めている分にはとっても楽しくて可笑しくて、きっと誰でも思わず笑っちゃうんじゃないかと思います。朝一番にビッグバンドビートを観た時も「出演者の皆さんすごい!キャラクター達すごい!」と感心しましたが、ジャンボリミッキーも(種類は違うけれど)ステージ上から伝わってくる気迫は負けてないんじゃないでしょうか。お姉さんもお兄さんも、キャラクター達も、「すごいなあ!」と素直に思ってしまいましたよ~ショーが終わって、時刻は19:30。花火の時間まであと一時間あるので どこか屋外テラスのあるお店でお茶休憩したい と考えて「ニューヨーク・デリ」に向かいましたが、なんと既に本日の営業は終了していました。なのでアプリで各店の営業時間を確認して、まだ開いていて空いていそうなメディテレーニアンハーバーの「ザンビーニブラザーズ・リストランテ」に行くことにしました。アメリカンウォーターフロントからは少し遠いですが、ザンビーニ…周辺なら花火の鑑賞にも良い場所ですからね~ザンビーニ…に着き、ビールでも飲みたいところをぐっと我慢して夫と同じコーラにして(コーラなんて数年ぶりに飲みましたよー!)、お店2階の裏手のテラス席に落ち着いたのは20:00も近くなった頃でした。私達が座ったテラスの一番端の席からは、ライトアップされた「ソアリン・ファンタスティックフライト」の建物が植栽越しに綺麗に見えていました。この時のソアリンの待ち時間は「50分」。花火を諦めて今すぐ列にならべば、閉園時刻までになんとか乗ることもできそうな待ち時間です。私が「ソアリン」を結構気にいっていると思っている夫は「乗らなくてもいいの?」と聞きました。――いいの 私はもういっぱい乗ったから。私がまた乗るくらいなら、その分ぜひ他の人に乗ってほしい。そう。私はもっとたくさんの人に、私よりも未来のある若い人たちに、「ソアリン」を体験してもらいたいと思っているのです。なぜなら。これを体験したらきっと誰もが心底驚き 感心すると思うから。こんなアトラクションを産み出した人間の発想力、開発し実現した科学技術力、完成させた忍耐力、問題解決能力。人類の叡智を結集したようなこのアトラクションの存在に 心を動かされない人はいないと思うから。そして体験した後にはきっと、この世界の行く末に誰もが希望を持てると思うから。こんなに素晴らしいものを作り出せる力(ちから)を持っているのだから 人間は必ずや今の苦境を乗り越えられる、疫病の広がりも国家間の争いも ひょっとしたら自然災害だってきっと何らかの解決策を導き出せるんじゃないか と。思えばそれは、ソアリンに限ったことではありません。ディズニーシーのパークの 火山も水辺も街もある壮大なこの造り。ホテルや劇場、豪華客船や神殿、橋や博物館や宮殿などの巨大な建造物。これらだってみんな想像力と科学技術の力を駆使して膨大な人力を投入して人間が完成させたものなのだから。こんな場所を作ることが現代の人間はできるのだから 悲観することはない、世界は今 酷い状況だけど 人間の力をもってすればきっとなんとかなる。――ディズニーシーに来て パークを見渡して、多くの人がそう思ってくれたらいいのに。もっともっとたくさんの人が 未来に対する希望を抱けるようになりますように。開園記念日の今日この場所にやってきて 一日が終わるころ、パークを見渡せる丘の上で私が思ったのは そんなことでした。開催の可否をずっと心配していた20:30の花火「ディズニー・ライト・ザ・ナイト」は、幸運なことに今夜はちゃーんとあがってくれました。始まる直前にザンビーニブラザーズ・リストランテのテラスを離れて、お店横の花壇のところで 私達はソアリンの上に上がる大きな花火を眺めました。(花火を観ることができたの 何か月ぶりだろう。)駐車場に戻り 車を発進させたのは、閉園時刻まであと5分ほどを残した頃でした。暑いのに、特別な日だから と頑張ってここへ来て、その割には特にいつもと変わり映えしない一日だったけれど。――疲れたはずなのに、なーんか朝よりも元気になったような気がするのよね~それはきっと この場所に足を運ぶたびに知らず知らずのうちに私の心の中にも芽生える、ささやかだけれど確実な「希望」のせいなのかもしれませんよね。(おしまい)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 4, 2022
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東京ディズニーシーのパークが開園してからちょうど21年となる9月4日の朝。今日の一日をディズニーシーで過ごそうと思いついた私達は車で舞浜にやってきました。当初の予定では今日は、シーとミラコスタの21歳のお誕生日を祝うために私達にとっての特別な場所であるオチェーアノにお邪魔して昼食をとり、レストランやロビーの窓からただパーク内の様子を眺めて「もう21年も経ったんだね~」と確認し納得してすぐに帰ってくるつもりでした。が、せっかく今年は開園記念日が休日と重なるのだから「パーク内で何もしなくてもいいからちょっと入園して9月4日のディズニーシーをお散歩しようよ」ということになり、急遽オンラインでチケットを購入してやってきたというわけです。ホテル宿泊の手配もしないで 中高年の私達が残暑厳しい舞浜のパークで果たして無事一日過ごせるのか…?少々不安ではありましたが、まあ 万事のんびり行こうと心に決めていればきっと大丈夫でしょう。というわけで。本日の私達、首都高をおりてリゾート外周道路に入ったのはパーク開園まで(おそらく)あと一時間となる7:15くらいのことでした。ホテルではなくパークの駐車場を目指すのはたいへん久しぶりだったので、特徴ある駐車場入り口が見えてきただけで私の胸は少し高鳴りました。特に混雑もなくスムーズに料金所ゲートを通過した後 誘導されたのは立体駐車場の2階、パークのエントランスサウスに下りるエスカレーターにとても近い区画でした。いつもの私達だったら「ミラコスタに近いエントランスノースから入園したい!」とこだわってノース側に回るところでしょうが、せっかくこんなに近いところに車とめられたんだから... と 今日は素直にサウス側におり、チケットブースの屋根下に向かって幾列も作られている入園待ち列の最後尾に並ぶことにしました。時刻はこの時だいたい7:25くらいで、どの列も並んでいるのは40~50人くらいかな といったところ。開園記念日と日曜日が重なっているにしてはずいぶんと穏やかな混雑具合のように私には見受けられました。(開園記念日だからといって特に記念のセレモニーやショーがあるわけでもありませんからね~ あたりまえなのかもしれません。)7:40くらいからは 待ち列周辺のキャストさんから「本日のパーク開園時刻は45分繰り上がって8:15、保安検査の開始は7:55」というアナウンスが繰り返しなされるようになりました。7:50頃には列の先頭が保安検査の場所まで大きく動き、予告通り7:55に保安検査が始まり、私達は8:00には検査を通過して入園ゲート前のエリアに入ることができました。このタイミングで初めて ゲストに対してキャストさんから「本日で東京ディズニーシーは開園21周年をむかえます!」というアナウンスがあり、周りからは へ~ そーなんだー… というような声とともに静かな拍手が起こりました。そんな、数年前とは比べ物にならないくらいのどかなゲート前にいて私は「大きな節目だった開園5周年や10周年の記念日とは違って今日はごく普通に遊びに来た方が多いんだなー きょうは一日平和に過ごせそうだなー」と、安心しましたよ~8:15になってパークが開園すると、2分ほどで私達は入園することができました。今日は21周年記念グッズを扱うショップ「エンポーリオ」がスタンバイパスを発券するとのことでしたので私はまずそちらを取得し(この時点で「入店時刻9:25~」でした)、ディズニーシープラザでのマリタイムバンドのパフォーマンスを少し眺めてから、ミラコスタ通り入口両側に並んで立って笑顔で手を振るキャストさん達に手を振り返しながらメディテレーニアンハーバー ピアッツァトポリーノへと向かいました。ミラコスタ下のトンネルをくぐりぬけると、そこはまだ人の少ない美しい朝のパーク。記念写真を撮ろうと思ってふと見ると、プロメテウス火山の前に広がる水域にはヴェネツィアンゴンドラが一艘漕ぎ出してきていて ゴンドリエさん達が入園してくるゲストに向かって大きく手を振ってくださっていました。パーク営業時間中はヴェネツィア地区の運河を航行していて決してこんなところまでやってこないゴンドラが火山前の広ーい水域に浮かんでいるなんて いかにも開園直後らしい光景だなあー…と思ってしばらく眺めていると、さらにもう一艘ゴンドラがハーバーの中央あたりまでやってきました。そして、続いてもう一艘…すると今度は、普段は決まった航路のみを運航しているトランジットスチーマーラインの船までもが次々とハーバーに姿を現してきました。最後には五色の船とゴンドラがきれいに整列して プロメテウス火山の前に勢ぞろい。小さな船ばかりだけど集まるとけっこう壮観だなー と思っていると、やがてハーバー一帯にはスチーマーラインの汽笛が響き渡りました。まるで開園21周年記念日の朝をお祝いしているかのようでしたよ。その後 五隻のスチーマーラインは火山の前の水域を大きな輪を描くようにくるくると運航して、8:35くらいにはゴンドラと共にそれぞれの配置に着くため火山の前の水域からゆっくりと去っていきました。船たちの朝のご挨拶を最後まで眺めて、次に私達が向かった先はアメリカンウォーターフロント。スチームボートミッキーズの脇からレストラン櫻の裏に抜けて、ハドソンリバー沿いの日陰のベンチで少し休憩することにしました。もう休憩? と思われるかもしれませんが、今日は朝からお天気が良く この時すでに気温が30度くらい(あくまで推定…)あったので、高気温に弱い私には「日陰」が必要だったのです。で、本日はほぼ無計画で来ていた私達はここで初めてスケジュールを確認してショーの抽選などをし(そしてすべて見事に外し)、その結果を踏まえて一日の予定をざっと決めました。(9:25になったらエンポーリオでお買い物→行けたらビッグバンドビート初回→オチェーアノで昼食→→… 残りの時間はお散歩しつつ21周年のスーベニアメダル探しなど って いつもと同じ感じ?)このとき時刻は8:40くらいで最初の予定まではあと40分以上あったので、私達は「この21年間の思い出の場所探訪第一弾」と称して とりあえずはウォーターフロントパークへ。かつてはステージが設置され、何年にも渡って様々なショーが上演されて賑わってきたこの公園も 今朝は人影もなく静かです。この時点で本日のパーク開園時刻から30分が経っていましたが、アトラクションの稼働は正式開園時刻の9:00からとのことでしたので、入園した皆さんはこの時間はそれぞれお目当ての場所の待ち列などに並んでいらっしゃったりするのでしょう。路面から噴き出すリズミカルな噴水と戯れる子供たちの姿もまだなく、ポーズをとって写真撮影をする若い方々もいらっしゃらず、公園内には朝の清々しい香りだけが漂っていました。ここでも私達は日陰を求めて、かつてブロードウェイミュージックシアターの入場待ち列が作られていたこともある あずまや脇の曲がりくねった小径へ。…クリスマスのショーを待つ時なんか、この植栽の縁に腰掛けて何時間も並んだよね。懐かしいな。…こっちのあずまやからは「リズム・オブ・ワールド」や「クリスマスホリデー・イン・ニューヨーク」を観たこともあったよね。このあたりの場所に来て、同じように懐かしく感じる方もきっと多いことでしょうね。その後は、SSコロンビア号の甲板まで上がり(まだレストランの営業開始前なのでエレベーターは動いていませんでした)、高いところからディズニーシーの景色を眺めてみました。赤いハドソンリバーブリッジの袂、ケープコッドのスチーマーライン乗り場がただいま工事中らしく、景観としては少々残念な感じ。でも、ケープコッドの灯台や水門の先の本物の海まで眺めることができたので満足でした。(オフィシャルホテルも見えちゃってますけれどね!)気づくと時刻が9:10過ぎていたので、私達はSSコロンビア号から地上におりてアメリカンウォーターフロントからヴェネツィアを抜け、メディテレーニアンハーバーのショップ「エンポーリオ」前へと向かいました。今日この時間のエンポーリオは入口がピアッツァトポリーノ側の一か所に定められていて(出口も一か所でした)、入店する前には朝方取得したスタンバイパスをスマートフォンに表示させてキャストさんに提示することが必要でした。21周年記念グッズに関しては購入個数の制限もありましたし、そもそも本日朝一からのパーク入園者数がそんなに多くなかったようで、エンポーリオの店内は棚の前もレジもとても平和でお買い物もしやすかったです。(この後エンポーリオは 午後の比較的早い時間からスタンバイパス無しでも自由に入店できるようになっていました。)順調に会計も済ませて、エンポーリオの外に出たのは9:50頃。これくらいのタイミングなら先着順で鑑賞できるビッグバンドビートの初回(10:55)にも席を選ばなければ行けるだろう と私達は考えて、再びアメリカンウォーターフロント方面へと向かうことにしました。ブロードウェイミュージックシアター前の待ち列最後尾に到着したのは10:00前頃でした。通常とは違い 今日は列の先頭はシアター内のロビーにあるようで(熱中症対策かもしれませんね)、私達の前にどれくらいの方がいらっしゃるのかはよくわかりませんでしたが、キャストさん達の対応を見る限りでは「定員まではまだまだ余裕あり」といった感じでしたよ。会場内の客席への誘導は今日は10:15頃から少しずつ始まり、その10分後には私達も着席することができました。私達が入場した時は中央ブロックは後方までほぼ埋まっていましたが(注:バケーションパッケージ用の予約席などもあるので)、両サイドのブロックならかなり前方の座席もたくさん空いているような状況でしたので、サイドブロックの通路沿いから3~4~5席目あたり 前から5~6~7列目あたりで二人分の座席を確保することにしました。ショー開始時刻の一時間前を切るタイミングで来てこれくらいの席に座れるのなら きょうはけっこうラッキーなんじゃないかなー! って思いましたよ。ショーの方も、言うまでもなくとても素晴らしかったです。タイトルが「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート」となり ステージ上から生演奏や歌が消えて久しいですが、あとに残され 様変わりしたショー内容を自分たちだけで支えることになったキャラクター達やダンサーの皆さんの奮闘ぶりは相変わらず凄まじいほどでした。以前よりもゲストの視線がひとつところに集中しますものね~ その緊張感は如何ばかりか…と思います。ステージの上の本気のパフォーマンスに今日もただただ圧倒され続けた25分間でした。ショー終了後は、昼食時間が迫っていたために少し急いでホテルミラコスタ方面へと向かいました。途中、スーベニアメダルのデザインをチェックするためヴィラ・ドナルド…やフィガロズ…、ガッレリーア…などを覗きましたけれど 21周年のものは見当たらず。昼食後に他のショップを巡ってみよう ということになりました。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
September 4, 2022
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運よくベッラヴィスタラウンジの優先着席予約が取れていたので、夏休み中の夫と共にお昼ご飯を食べに行ってきました。車で舞浜に到着したのは12:30前頃。とりあえずイクスピアリ地下駐車場に車をとめてアンバサダーホテル内のショップ「フェスティバル・ディズニー」に行き、昨日から販売されている来年2023年のカレンダーやスケジュール帳などを購入しました。(最初はボンヴォヤージュに行こうと考えていたのですが、公式アプリを確認したら本日はこちらのお店でも扱っているようだったので、「フェスティバルディズニーなら暑い中歩かなくて済む、ありがたい!」と感謝しながら購入しに行きました。)その後ホテルミラコスタ駐車場に車を移動して、ベッラヴィスタラウンジに伺いました。東京ディズニーシー20周年のグランドフィナーレ期間に入ってからこちらのお店にお邪魔するのは、私はこれが三度目、夫は二度目となります。現在お昼の時間帯に用意されているコースは「グランドフィナーレ」のコースと「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」の2種類のみで、二人ともグランドフィナーレのコースは既にいただいたことがあります。なので 今日はベッラヴィスタラウンジ・ランチコースにしよう と思ってやってきたのですが、メニューを見てあれこれ考えているうちに 私はやっぱりグランドフィナーレのコース(魚介類の前菜やクリーミーな茄子のパスタや牛肉のメインなどなど...)の方が食べたいな~と思えてきて、今日もまたグランドフィナーレのランチコースをお願いしてしまいました。夫の方は、前回来た時さんざん迷ってグランドフィナーレのコースに決めたという経緯もあり 今日はすんなりと「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」を選択していました。というわけで、以下、夫が選択したベッラヴィスタラウンジ・ランチコースのメモです。(9月7日までの内容です。)前菜は「鴨の生ハムと鶏むね肉 マスタードソース うずら豆とインゲンのインサラータ」との表記。左側がたっぷりの鴨生ハムと付け合わせのサラダ、右のはおめかしした鶏むね肉スティック。かなりお肉の多い前菜です。鴨生ハム、美味しかったらしいですよ。パスタは夫の好きなショートパスタ、小ぶりのペンネと野菜とからすみが合わせてあります。彩り野菜は甘みの強いミニトマト、パプリカなど。散らしてある黒いのはブラックオリーブパウダーとのこと。メインはお魚かお肉かの選択ができますが、お肉が夫の大好物の豚だったのでそちらに。左は豚肉のバルサミコ煮込み、右側がポークのロースト。朱色のソースはパプリカ、ごく細かいゴーヤーが添えてあって苦みが効いていたとのこと。ローストしたポークは断面がきれいな桜色になっていて、ちょうどよい焼き上がりでとても美味しかったそうです。ちなみにメインにお魚を選択すると、グランドフィナーレ・ランチコースのお魚料理と同じものが出てくるそうです。(「”タイム・トゥ・シャイン!”グランドフィナーレ・ランチコース」のお魚料理の内容は こちらの6月の日記 にあります)最後のデザート。ティラミス(左)とイチジクのソルベ(上)、生のイチジクも添えてありました。私の方は三度目の「東京ディズニーシー20周年”タイム・トゥ・シャイン!”グランドフィナーレ・ランチコース」となるので、スパークリングワインのすすむ大好きな前菜の写真のみにしておきますね。本日もメインは牛フィレにしました。(牛フィレの写真は こちら、コースの詳しい内容は こちら の日記にあります)今日案内していただいた席からは、ハーバーに向かって右側の端、ザンビーニブラザーズリストランテ前の大階段周辺に広がるひまわり畑もなんとか眺めることができました。今年の夏の非情な暑さにも倒れずに斜面に咲き続けたひまわりも、秋の気配を感じる頃には別の花にその場所を譲ることになるでしょう。8月が終わって9月になれば、すぐにディズニーシーのパークでは「20周年」の年が終わって翌日からは新しい年が始まります。夏と共に去っていく東京ディズニーシー20周年。私にとっては、いろいろな意味で深く心に残る 忘れられない一年になったように思います。ベッラヴィスタ・ラウンジを出たのは 15:30を大きく過ぎた頃でした。私達はそれから、バンケットエリアへと続く美しい廊下を抜けてホテル駐車場へと向かい、帰路につきました。次に私がこの地に足を運ぶ時には、ディズニーシーは新しい一年を迎えていることでしょう。21年目のディズニーシーがどんな姿になっていくのか、これからもつかず離れず 自分のペースを保ちつつ見つめていきたいと思っています。** ベッラヴィスタ・ラウンジ の 「ベッラヴィスタラウンジ・ランチコース」 **・鴨の生ハムと鶏むね肉 マスタードソース うずら豆とインゲンのインサラータ・彩り野菜とカラスミのパスタ ブラックオリーヴパウダー・本日の魚のヴァポーレと帆立貝 カチュッコ仕立て 季節野菜 シュリンプオイル または ポークのアッロースト パプリカピュレ ポークのバルサミコ煮込み ヘーゼルナッツオイル・ティラミス 無花果ソルベ・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・2022年6月1日~9月7日(4500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
August 19, 2022
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(…その2から続く)エレベーターでホテル1階のロビーまで降りて ディズニーシー行きのリゾートクルーザー(シャトルバス)乗り場へ行ってみると、ちょうど前の便が出発したばかりのタイミングのようでした。(16:25過ぎ頃。)時刻表には この時間帯は「10~15分間隔で運行中」と表示されていたので、「まあ17:10からのビッグバンドビートに間に合わなくなることはないだろう」とは思いましたけれど、想像していた以上に次のバスまでの間隔が長くてちょっと焦りましたよ。「ディズニーランド行き」や「回送」のバスを数台見送ったあと ようやくやって来たリゾートクルーザーに乗り、ディズニーシーに到着したのは16:50頃でした。朝と同じような保安検査をもう一度受けて、ゲートでスタンプを確認していただいてパークに再入園し、まだまだ暑いメディテレーニアンハーバー~アメリカンウォーターフロント、ブロードウェイを歩いてブロードウェイミュージックシアターの前までたどり着いた時には 時刻は17:00になっていました。あー この劇場の中は本当に涼しい... (さっきもそう思いましたが。)私達にとって本日二回目の鑑賞となる17:10からの「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート」。抽選にチャレンジして得たこの回の座席は、さきほど13:45の回を鑑賞した席(バケーションパッケージ席)よりもやや後方列でしたが、中央ブロックの中央寄りの座席だったためステージ全体がとてもきれいに見えて いつにも増してこのバージョンのショーを満喫することができました。本当に、惜しむらくはこのステージの上にバンドの皆さんやシンガーさんの姿がないことです。でもショーがこの形になっているのは誰のせいでもなく どうしようもないことなので仕方ありません。ショー終了後、シアターの外に出て、時刻は17:40少し前。私達はここで、テーマポートのシンボルマークと「20」のロゴが入ったスーベニアメダル のこり3つを探す旅に出ることにしました。(あとになって考えてみると、このタイミングで「タワー・オブ・テラー」のアトラクション券を利用しておけばあまり歩かずに済んだのですが、スーベニアメダルの機械を置いている「ショップ」の方が「アトラクション」よりも営業終了時刻が早いので、時間切れになってしまって後悔することがないよう 先にショップを巡ってメダル探しをする選択をしました。)まだ手に入れることができていない3つのメダルは、「ポートディスカバリー」「ロストリバーデルタ」「ミステリアスアイランド」のものですが。「ミステリアスアイランド」のはテーマポート内のショップには無いことが既に判明しているし、「ポートディスカバリー」には現在スーベニアメダルマシーンを置いているショップが無いし。まずどこのお店からチェックに行こうかな~ と考え、私達はまずは一番近い「スチームボート・ミッキーズ」へ行ってみたものの、メダルマシーンはあっても求めるデザインの物は無し。次に近いのはケープコッドの「アーントペグズ・ヴィレッジストア」なんだけれども。――あそこのお店はダッフィーとそのお友達のデザインに特化しているから多分おいていないんじゃないかなあ――…などと話しながらとぼとぼとポンテヴェッキオを渡り、階段をケープコッドの方へと下りてお店に向かうと...予想に反してありました 求めるデザインのメダルが。「ポートディスカバリー」の物でした。さあ。残りは「ロストリバーデルタ」と「ミステリアスアイランド」。この時点で、私はロストリバーデルタのは「ロストリバー・アウトフィッター」、ミステリアスアイランドのはたぶん当該テーマポートから一番近い メディテレーニアンハーバーの「イルポスティーノ・ステーショナリー」にあるだろう と予想をたてました。で、次はロストリバーデルタまで歩いて、私はまっすぐ「ロストリバー・アウトフィッター」へ。(夫は念のため橋を渡って「エクスペディション・フォトアーカイブ」をチェックしに行きました。まあ公式サイトをよーく検索すれば現在は機械が置かれていないことが予めわかるのですが。)そして予想通り「ロストリバー・アウトフィッター」でロストリバーデルタのスーベニアメダルを作成することができました。その後は夫とおちあって、ロストリバーデルタの乗り場から10分待ち表示だった「トランジットスチーマーライン」に乗って ハーバー方面まで戻りました。パーク内はまだ気温が高かったけれど、水上では少しだけ風を感じることができて気持ち良かったです。夕日に染まるホテルミラコスタの建物が美しいメディテレーニアンハーバーに戻り着いたのは18:15頃でした。船から下りて上陸してみると、ザンビーニブラザーズ・リストランテ前の大階段周辺には ひまわりの花が咲き乱れていました。ひまわり畑は、最近では「美しいお花畑」以上の意味をもって語られることも多いですが、こちらは盛夏の東京ディズニーシーではお馴染みの光景です。私は普段はこんな暑い時期のパークに来ることは滅多に無く、今まではこの「ひまわり畑」はSNSなどで写真を拝見したことしかなかったので、実際に見ることができて少し感動しましたよ。(だって、ほんとうにあたり一面 黄色いひまわりで埋め尽くされているんですもの。)で、残りひとつとなったテーマポートのシンボルマーク入りのスーベニアメダルですが、予想通り「ミステリアスアイランド」の物はイルポスティーノにありました。これで私のメダル探しの旅も無事終了。公式サイトやアプリなど事前に何も調べなかったせいで きょうパークに来てから急にこんな展開になり、暑い中をなんだか無駄に歩いたような気もしますが、とにもかくにも結果オーライです。さて、ここまで来て。私達の今回の「ディズニー・ワンダフルバケーション」を利用したシーでの一日、残っている予定は19:00~20:00の時間指定の「ソアリン」と、都合の良い時間にいつでも行ってもいい とされている「タワーオブテラー」のアトラクションふたつとなりました。時刻はこの時、まだ18:20過ぎ。ソアリンに行くにはいくらなんでもまだ早すぎるだろうということで、私達は「タワーオブテラー」の方に先に行くことにしました。(…また歩くのかよ~ ディズニーシーもう一周しちゃうよ~ 暑いのにー という声が頭の中?かどこかで聞こえたような気がしますがたぶん幻だと思います。)タワーオブテラーに着いたのは18:30過ぎ頃。こちらでも通していただけたのは旧ファストパスエントランスで、待ち無しでハリソン・ハイタワー氏の「書斎」の前室まで行くことができました。その後案内された今日この時間の「業務用エレベーター」からは、落下の直前に 夕日に浮かび上がる美しいプロメテウス火山や葛西の観覧車が見えて、私の心の中では「感激」の方が「恐怖」に完全に打ち勝ちましたよ~タワーオブテラーから出ると、時刻はちょうど19:00。私達はそれからメディテレーニアンハーバーへ出て、ホテル前の広場ピアッツアトポリーノを通り抜け。ベッラ・ミンニの脇からパペリーノ通りを抜けて、本日最後の予定地「ソアリン・ファンタスティックフライト」に向かいました。「ソアリン」の入口でキャストさんにアトラクション券を提示したのは19:15くらい。この時の待ち時間はどれくらいだったのか判りませんが、こちらでもすぐに別ルートを案内してくださり、建物脇の入口から階段を下りて直接フライトミュージアムの中に入ることができました。この階段は以前ファストパスを利用した時も通った記憶がありますので、こちらでもきっと旧ファストパスエントランスを使用しているのですね。階段を下りた先はドーム型の展示室ですが、一般のゲストと合流することなく ロープの通路を通って前室の手前まで待ち無しで行くことができました。きょうも幸運なことに素晴らしい環境で空の旅を体験することができ、夢心地で地上に降り立って、博物館の建物から出たのは20:00少し前のことでした。これで私達はディズニーシーでの予定を全て消化仕切りました。予期せず盛沢山になってしまった真夏のパークでの一日も ほぼ終了です。夜食用にとテイクアウトも注文してあることだし このままホテルに帰ってしまっても良かったのですが、ちょっとお腹すいてきたー?ということで パークを出る前にごく軽く何か食べていこうという話になりました。そんなわけで、20:30がラストオーダー時刻だという「カフェ・ポルトフィーノ」に立ち寄って単品で注文したカツレツとシーフードリングイネをおつまみに、屋外テラスに席を確保してスパークリングワインで乾杯。20周年もいよいよ最終局面、私達が期間中にパーク内に来るのもきっとこれが最後だろう ということで、ワインメダルも購入しました。(水辺側テラスは混雑していたので、ちょっとだけ火山が見える広場側のテラスです。)やがてカフェポルトフィーノがメインの入口の扉を閉める頃、私達は席を立ってパークを出ました。(お疲れさまでした~)ディズニーシーのバス乗り場からアンバサダーホテル行きのリゾートクルーザーに乗り、ホテル正面玄関に帰り着いたのは21:00過ぎころでした。部屋に戻る前に、私達はまずサンセットサンドリ―に立ち寄ってアルコール類などを購入。そのあと「エンパイアグリル」に行って 受取時刻を指定してモバイルオーダーをしていた夜食を受け取りました。(テイクアウト品は作り置きではなく 受け取りに伺ってから盛り付けてくださるようです。受け取りまで店内のベンチで数分待ちましたけれど、品物は「出来たて」でした。)6階の広い部屋に戻ったのは21:15過ぎ頃。ベランダに出て下を見下ろすと、パームガーデンプールは本日の営業を既に終えたようでゲストの姿はありませんでしたが、ナイトプール用と思われる照明はまだ点灯していて美しい眺めでした。6階のベランダにいて感じる風は21:00を過ぎたというのにまだ熱風のようで、私達はしばらくこの夜景を眺めていましたが暑さに負け すぐ室内に戻りました。そして窓を閉めると カーテンを全開にして景色を眺められるようにしてから夜食をひろげました。 明日の朝はエンパイアグリルの豪華な朝食を予約しているので、それも考えてテイクアウトは「お試し」ということで 今回はちょっとだけにしました。右側は「ローストビーフ丼」、左側はサイドメニュー(メインの注文一品につき一品付けられるもので、単品での注文はできません)の「スモークサーモンと生ハムのガーデンサラダ」です。量はたぶんパークフードの丼物と同じくらいではないでしょうか。若い方がこれだけで夕食にしようとすると少ないかもしれませんが、私達くらいの年齢の者にとっての「夜食」と考えると これでじゅうぶんです。ローストビーフ丼は彩りもきれい、お肉の量も意外と多く、雑穀米を使用していて食感も楽しいし私は好きでした。(私は実は白いご飯より雑穀米が好きなので、個人的にはたいへん嬉しい内容でした。)サラダの方は紙の容器を広げてこんなふうにして食べます。パークで一日過ごすとどうしても野菜不足になりがちですから、こういったメニューは嬉しいですよね~オーダーの際に好みのドレッシングも付けられます。結構量があって しかも美味しかったですよ。(またテイクアウトを注文することがあったら ぜひまたこのサラダも付けたいです。)休む支度をして、私がベッドに入ったのは23:00を大きく過ぎた頃でした。夫は 知らない間に既にベッドに倒れこんで眠ってしまっていたようなので、そのままそーっとしておいてあげることにしました。ディズニーシーから少し離れているというだけで、やはりアンバサダーホテルの客室内にいると心静かによく眠れるものなのですねぇ~~...今夜のこのお部屋からは、プロメテウス火山もこんなに良く見えるというのにね。それでは、おやすみなさい。明日はパークには行かないけれど、初めて体験する素敵なことが まだまだ待っています。(翌日につづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇その2
July 30, 2022
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ディズニーシーの20周年を祝うイベント期間も いよいよ残すところあと一ヶ月と少しとなってしまった7月最後の土曜日、時計の針が朝8時を回る頃 私達は車で舞浜に到着しました。暑いのが大の苦手の私にしては珍しく、きょうは午前中からディズニーシーのパーク内で過ごすことになっています。猛暑の中、決死の覚悟で(?)出かけてきた一番の目的は、東京ディズニーシー20周年を記念したスペシャルなショー「シャイニング・ウィズ・ユー」を観ること。パーク内の奥地ロストリバーデルタにあるハンガーステージで9月3日まで行われているこのショーは座席抽選制を採っているため(注:6月には一時「初回のみ先着順」で鑑賞できたそうです)私は観る機会を得られずに過ごしてきましたが、公式の予約購入サイトを通して「ディズニー・ワンダフルバケーション」というバケーションパッケージを購入することができたので、そのおかげで今回ようやく鑑賞できる運びとなりました。「ディズニー・ワンダフルバケーション」は、皆さんご存じの通り 入園券やショー鑑賞券、アトラクション券などのセットをホテル宿泊予約と同時に(もしくは後で)オプションとして付けることによって 「ホテル宿泊単体の予約」を「バケーションパッケージ予約」にアップグレードできるという商品で、私達が今回購入したのは「チェックイン日のみのワンデーパスポート」にショー鑑賞券2つとアトラクション券が3つ付く期間限定のプラン。(もちろん他のプランと同様にソフトドリンク券やグッズ引換券などもついてきます。)アクシデントさえなければほぼ確実に「シャイニング・ウィズ・ユー」が観られるという大変ありがたい商品で、金額的には多少割高になるのかもしれませんが、もう残り少なくなった20周年イベント期間中 そうそう頻繁に舞浜に足を運べない私達にとっては購入しないわけにはいかないパッケージプランでした。そんなわけで私達の今回のディズニーシー。12:00の「シャイニング・ウィズ・ユー」と 13:45の「ビッグバンドビート」の鑑賞、それに「ソアリン」など設定されている中から選択した3つのアトラクションを待ち時間無しで体験できることがほぼ保証されているので、あとは自分たちの体調だけ気をつければいいということになります。猛暑の週末二日間のリゾート滞在ですが、今回はこの「ディズニー・ワンダフルバケーション」のおかげで 気候的にはたいへん厳しくても精神的にはかなり余裕を持って過ごせそうです。さて そんな事情やバケーションパッケージの商品説明はこれくらいにして、話を元に戻さなくては。舞浜に到着した私達がまず向かったのは、本日の宿泊先となる「ディズニー・アンバサダーホテル」。駐車場に入って地下に車を停めたのは8:15くらいで、ディズニーシーのパークが今日も繰り上げ開園となっているならばちょうどオープン時刻を迎えているはずの頃でした。いつもの私達なら開園時刻の一時間前には舞浜に着くところですが、今日はバケーションパッケージ利用なので(早く行って何かに並ぶ という必要がないので)いつになくのんびりです。荷物は車に残したままロビーに上がり、ホテル内ショップ「フェスティバル・ディズニー」に立ち寄ってキャストさんに引換券を渡してチケットホルダーを受け取った後、パーク行きのリゾートクルーザー(バス)乗り場に向かいました。すぐにやってきたバスに乗ってディズニーシーのパークエントランスノースに到着したのは8:30過ぎくらい。見上げた空は雲はあるけれど夏の太陽は朝から元気そのもので、ホテル駐車場を出る時スカートのポケットに入れた小さな保冷剤はすでに溶け切っていました。ホテルミラコスタの建物を右手前方に見ながらまっすぐ入園ゲートに向かってみると、ディズニーシーのパークは予想通り開園時刻を繰り上げていてこの時点で開園から既に15分が経過していたため、チケットブース屋根下の保安検査待ちの列はかなり短くなっていました。が、やはりゲストの手荷物を一つ一つチェックするのにはそれなりに時間がかかるようで、私達が検査を通過してゲートを入るまでにはそれから15分ほどがかかりました。入園した後はミラコスタ通りのショップへ行って購入を考えていたグランドフィナーレのグッズを探しましたが見当たらず。昨夜アプリで確認した時は「パーク内のみの取り扱い」と表示されていたのになあ… と思いつつキャストさんに聞いてみると リゾート内全体でお品切れになりました とのお返事でした。(後日談:数日後アプリを確認すると「販売終了」となっていました)パークに来るのが一日遅かったのね~ 残念だけどしょうがない... と気を取り直し、次に私達が向かったのはアメリカンウォーターフロント ブロードウェイのレストラン「ニューヨーク・デリ」でした。この時 時刻は8:55。本日のニューヨークデリの営業開始時刻は9:00とのことでしたが、店頭には開店を待つゲストの結構な列が既にできており、私達が並んだ時には最後尾はリストランテ・ディ・カナレット入口へと続く階段の近くまで来ていました。気温は何度まで上昇しているのかは判りませんでしたけれど 体感では湿度がものすごく高く感じられ、日傘を差していても非常に暑くて、開店時刻までの数分がとても長く感じられましたよ~9:00になって開店してからはすぐに涼しい店内レジ前まで進むことができ、15分後には20周年のグランドフィナーレデザインのスーベニアランチケース付きセットなどを購入してブロードウェイを眺められる窓辺のテーブルに着くことができました。(グランドフィナーレ関連の物をやっと手に入れることができたので嬉しかったです。)遅い朝食(かなり早い昼食?)をとりながら、ここで私達はまず公式アプリのオンラインショッピングでシー入園者限定商品などのお買い物の手続きを済ませました。そしてバケーションパッケージキットのファイルを取り出し あらためて今日のスケジュールを確認して、高気温の中たくさん歩いて移動しなくて済むように行動予定をざっと決め、空いている時間を埋めるべく屋内ショーの座席抽選に挑んだりしました。(ショーに当選すれば涼しい屋内で過ごせる時間が増えますからね~)その結果、ありがたいことに屋内ショーの座席を得ることができたので、既に保証されているショー鑑賞も合わせると、10:30 「シャイニング・ウィズ・ユー」(当選席)12:00 「シャイニング・ウィズ・ユー」(バケーションパッケージ席)13:45 「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート」(バケーションパッケージ席)17:10 「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート」(当選席) …と、ショーを鑑賞しているだけでほぼ一日が終わるようなスケジュールが出来上がってしまいました。ショー鑑賞の他に指定されているのは「19:00~20:00」のソアリンだけで、残り二つの選択したアトラクション(センター・オブ・ジ・アースとタワー・オブ・テラー)はいつ行っても待ち時間無しで案内していただけるとのことでしたので、移動の途中などに立ち寄ることにしました。「決まっている予定だけこなして、あとはドリンク券を利用してレストランでのんびりしてればいいや~ なんて思ってたのに、いろいろ当たっちゃったから忙しい一日になっちゃうね!」ショーの座席当選に浮かれて そんなバチ当たりなことを言う夫をたしなめつつ、ニューヨーク・デリを出たのは9:55くらいのことでした。ポンテヴェッキオを歩いて渡り、当選した「シャイニング・ウィズ・ユー」10:30の回を目指してハンガーステージ前に着いたのは10:05頃。開場時刻が過ぎていたのですぐに中へ入ることができ、指定されたサイドブロック通路寄り前方の席に座ると ステージがあまりに近いので私達はびっくり。着席の記念に撮影を と思ったのですが、キャストさんによればこのショー会場は「ショー上演中以外も記念撮影を含め全ての撮影はご遠慮いただいております」とのことでした。ずーっと「観てみたい」と思い続けてきたショーなので心を平らに真っ白にして臨みたいところでしたが、ニューヨークデリからここまで歩いただけで少々消耗していたので、開演までの時間はただひたすら身体を冷やし、静かに休むことに徹しました。そうして迎えた10:30の「シャイニング・ウィズ・ユー」。初めて観るディズニーシー20周年記念のショーは、開園以来長くディズニーシーのことを想い続けてきた者にとっては オープニングから最後まで「とても冷静ではいられない」シーンの連続でした。「ショー」と名乗ってはいるけれど、どちらかといえば「思い出の映像上映」に音楽(生歌)とMCとキャラクター達の出演が花を添えている といった感じの出し物で、私自身はステージ奥のスクリーンに次々と映し出される東京ディズニーシーの記録映像にばかり目が行ってしまって、すぐ目の前にミッキーやミニーが登場してきたことさえしばらく気づかないほどでした。何よりも、スクリーンに映し出される映像には さすが公式撮影だけあって貴重なアングルで撮られたものが多く使われており、夫なんかは「この映像を編集した人、楽しかっただろうなあ」「この映像の素材が欲しいなあ 販売してくれないかなあ」と、ショーのあいだ中そんなことばっかり言っていましたよ~(私の方はと言えば、「この際キャラクター達の出演も無しでもいいから どこか自由に出入りできる広い会場で一日中エンドレスでやってくれたらいいのになあ... そうしたら私、他のアトラクションにもショーにも行かなくていいから一日中これを観て過ごすのになあ…」などとずーっと思っていました。)逆に考えれば初めてディズニーシーにいらした方々やパークにそんなに思い入れのない方にとっては「これ何?」「全然知らない 興味ない」という音楽や映像も多いでしょうし、ミッキー達キャラクターも登場はするものの特に華麗なダンスや楽しいお芝居を繰り広げるわけではありませんからやや満足度が低い と感じられる向きもあるかもしれません。が、少なくとも私にはこのショー内容は シーのパークを20年間ずっと見守ってきたゲストに対してのパークからのある種のお返しのプレゼント のように感じられ、「顔は笑顔なのに終始なぜか涙が止まらない」という不思議な体験をした25分間となりました。東京ディズニーシーの20周年イベントが終了してしまう前にここへ来られて、このショーが観られて、本当に良かったです。もう心残りはありません。ステージ近くの席にいたので退場には時間がかかり、ハンガーステージの外に出られた時には時刻は11:00になっていました。次の「12:00」の回はバケーションパッケージの指定席で再び鑑賞できることが決まっていたので、それまでの間は…パッケージキットについていた引換券を出してポップコーンケースを受け取り(ハンガーステージ横のポップコーンワゴン)→マーメイドラグーンまで歩いて「7月」のスーベニアメダルを作成(初めて見た「20」マークとマーメイドラグーンのポートのシンボルマーク入りメダルもあったのでそちらも作成)→「セバスチャンのカリプソキッチン」でドリンク券を提示してドリンクをいただき休憩→ロストリバーデルタまで歩いて戻り「ミゲルズ・エルドラドキャンティーナ」で休憩(ドリンク券利用)…という感じで、なるべくエネルギーを使わないようにして過ごしました。ミゲルズでは階下のエリアに行って 川沿いの屋外テラスに一瞬出てみましたが。水辺の日陰の席にいても とてもとても耐えられない暑さだったので即退散して屋内の席に移りました。その後、11:45くらいにお店を出て、すぐお隣のハンガーステージに向かいました。私達にとって本日二回目となる12:00の「シャイニング・ウィズ・ユー」、バケーションパッケージの指定席は場内後方ながらも中央ブロックのほぼ真ん中で、ステージ全体が大変よく見渡せる非常に良い席でした。さきほど10:30の回を鑑賞した際はあまりにステージやスクリーンが近くて心の準備も整わないままショーに没入してしまいましたが、二回目はやや冷静になってきちんと観ることができたように思います。今度はミッキー達キャラクターの姿も最初からちゃんと認識できましたし、MCシンガーさん達のセリフも歌も映像にしっかりリンクしていることがよくわかりました。みんなの大好きな(「私の大好きな」では残念ながらありませんでしたが)あのショーもこのアトモスフィアも網羅されているし、いわゆる「美味しい場面」はきっちり押さえられているし、なかなかうまくまとまっているなあ と感心しましたよ~そして、バケーションパッケージ用の座席で観たこの回は、近くに座っていらした方々の盛り上がりぶりが尋常ではありませんでした。私達の周囲数列の席はおそらく全員がバケーションパッケージ利用ゲストだったのでしょうが、参加ダンスのコーナーではみんな立ち上がらんばかりの勢いで 会場内の中央が揺れている?と感じられるほどでした。私と同じような熱量をもって今日ここに来るために時間をかけ手間をかけた人がこんなにいるんだー と思ったら、なんだか同志に出会ったような少し嬉しいような気持ちにもなりましたよ。ショー終了後 外に出て、時刻は12:25。次の予定は「13:45 ビッグバンドビート(バケーションパッケージ席)」です。一時間以上あるのでこの合間に選択していたアトラクション「センター・オブ・ジ・アース」に行くことにしようと、私達はミステリアスアイランドに向かいました。アトラクションに行く前には、営業を再開したばかりのショップ「ノーチラス・ギフト」に立ち寄ってスーベニアメダルマシーンのデザインをチェックしました。(さきほどマーメイドラグーンでテーマポートマークと「20」ロゴの入ったメダルを見つけたので、他のポートにも同じようなテーマポートマーク入りのメダルが登場しているのでは? と思ったからです。各テーマポートのマークはこちらの日記の写真にちょっと映っています。)と、ノーチラスギフトにはメダルマシーンはありましたが求めるデザインの物はなかったので、ミステリアスアイランドのメダルはいったいどこにあるのかな~ とふと私は考えこんでしまい、「きょうはのんびり過ごすはずだったのに、炎天下のパーク内でやるべきことがひとつ増えちゃったぞ! これは大変だ―!」と ここで覚悟を決めるに至りましたよ。センター・オブ・ジ・アース入り口に着いてアトラクション券をキャストさんに提示すると、券に検札のための穴をあけてくださった後、並んでいる皆さんとは別の列(以前のファストパスエントランスだと思われます)に案内されました。待ち時間は「40分」と表示されていたように思いますが、私達の待ち時間は10分弱ほどで済みました。(乗り場手前のエレベーターのところで一般のゲストと合流しました。)アトラクションから出ると時刻は13:00。私達はそれからハーバー方向へと火山のトンネルをくぐり、レストラン「マゼランズ」の前を通ってポンテヴェッキオ経由でアメリカンウォーターフロント方面へと向かいました。13:45からの「ビッグバンドビート」に行くにはまだ早いので、ブロードウェイに行く前にちょっと寄り道することにし、坂をさらに下って 夫は「ゴンドリエスナック」でドリンク休憩。その間に私はメダルマシーンのあるショップ「ヴィラ・ドナルド・ホームショップ」を覗きに行きました。すると、ありましたありました、探していたテーマポートのマーク入りのメダルが。しかし。ここは一応エリア(テーマポート)的には「メディテレーニアンハーバー」だというのに そこにあったのは「アメリカンウォーターフロント」のメダル。――じゃあメディテレーニアンハーバーのメダルはどこ? というか、ミステリアスアイランドのメダルはどこにあるのー?――と、ますます謎は深まるものの、何せ暑いし。メダル探しは陽が沈んでからにしよう と思い切り、私は夫と一緒にブロードウェイミュージックシアターに向かうことにしました。坂を上ってコロンブス像の脇を左手に進むと、舗道上の木陰にはゲストに注意を促すこんなボードを掲げて、キャストさんが立っていらっしゃいました。いやいやキャストさん、あなたもどうか水分とってくださいねー と、思わず声をかけそうになっちゃいましたよ~ブロードウェイミュージックシアター前に着いたのは13:20頃。既に開場していたので、劇場内に入ってまっすぐ指定されている席へ。(あー 涼しい~ )中央ブロックの端っこ、まあまあ前方のステージに近い席でした。(こちらの劇場は、ショー上演中以外は写真撮影をしてもOKとのことです。)劇場内の快適なお手洗いを利用して身を整え ゆったりした座席で水分を補給して休んで、落ち着いたところで鑑賞することのできた ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート は、生の演奏や歌はいまだに復活していないけれど それでもやはり手放しで楽しいショーでした。こんな厳しい状況下だというのに 素敵なショーをずっと上演し続けてくださって、ほんとうにありがとう。ショーが終了すると、時刻は14:10過ぎ。次に決まっている予定は17:10のビッグバンドビート(当選席)なので、私達はここで一旦シーのパークを離れてアンバサダーホテルにチェックインすることにし、パークエントランス方面へ向かうことにしました。パークを出る前に念のため…と、ミラコスタ通りを抜けるついでにメダルマシーンのある「フィガロズ・クロージア―」をチェックすると、「ガッレリーア・ディズニー」側のマシーンになんと!アラビアンコーストのメダルを発見しました。――なんでここにアラビアンコースト?? メディテレーニアンハーバーのメダルはぁ~??――一瞬そう思いましたが、このお店には反対側にもう一台メダルマシーンがあるのを思い出し 行ってみると、そちらの機械の方にメディテレーニアンハーバーのメダルが入っているのを見つけました。これで7つのテーマポートのうち4つが集まりました。残すところあと3つ!…となったところで、私達は手の甲に再入園のためのスタンプを押していただき、シーのゲートを出ました。14:20過ぎのことでした。リゾートクルーザーに乗ってアンバサダーホテルに帰り着くと、時刻は14:30。朝一番に立ち寄った「フェスティバルディズニー」に再度立ち寄って今度はグッズを引き換え、お隣の「サンセットサンドリ―」で少々お買い物をし、駐車場から荷物を引っ張ってきて、チェックインカウンターに並んだ時には、時刻は14:40になっていました。やがて10分ほどするとチェックインの順番が回ってきて、夫がひとりで手続きをしたところ 何やらホテル側の客室のやりくりの都合で本日予約していたのとは違う部屋に入ってほしいとの申し出がキャストさんからあったとのこと。予約していた部屋よりも狭くなるわけではないらしいから申し出を受けたからね~ という夫の事後説明を聞きながらエレベーターに乗り、6階のエレベーターホールからほど近い部屋のドアを開けたのは 15:05くらいのことでした。(その2 に つづく・・・)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 30, 2022
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今日もまた とんでもなく暑い関東一円。そんな三連休最終日、私達は昼食のため ホテルミラコスタ「シルクロードガーデン」を訪れました。車で舞浜に到着したのは11:20過ぎくらい、ホテルミラコスタ駐車場平面部分に車を停めてシルクロードガーデン店頭に伺ったのは11:40過ぎくらいだったかな と思います。ここ数週間 異常に忙しかった仕事が昨夜やっと一段落した夫は、案内されたボックス席に着くとほんとうにほんとうにホッとしたような表情を見せました。さて今日の昼食、お願いしたのは、東京ディズニーシー20周年グランドフィナーレのランチコース。昨年の9月に異例なまでに控えめにスタートした20周年イベントも もうあとひと月半で終わりなのですね。思えばこの10か月とちょっとの間、社会の状況がくるくると目まぐるしく変わったので、なんだか腰を据えて落ち着いて心の底からお祝いすることができないまま あっという間にここまで来てしまったような気がします。――まだ私、一度も観ることができていない20周年のスペシャルショーとかあるんだけどな...と、まあ。「20周年グランドフィナーレ」なんて言葉を目にしてしまうといろいろ思うこともありますが、そんなことはとりあえず脇に置いておいて 今日のお食事の内容を簡単に記録しておきましょう。最初は、見た目も涼やかな夏らしい前菜の盛り合わせ。背の高いグラスの中身は蒸し鶏の胡麻ソースがけ、添えてあるのは茗荷の甘酢漬けと金糸瓜。右側は スズキのお刺身をしゃぶしゃぶにしたものに醤油のジュレとオクラ。小さな丸いガラスの器の中身はミニトマトと青桃が入った杏露酒ゼリー。手前の黄色いのはフルーツのソース。どれも皆とても美味しくいただきました。夏だからなのか、胡麻ソースも醤油ジュレも味が若干濃いめで、それを中和するような杏露酒ゼリーの甘味が良いバランスでした。今日は高気温なので身体のことを考えてお酒はやめておきましたけれど、やっぱりシャンパンがワインかお願いすればよかったかな~ なんて思っちゃいましたよ。次はスープ、蟹肉と冬瓜と卵のスープです。具だくさんで、普通においしいスープでした。三品目は海鮮料理。今回は「伊勢海老のエビみそチリソース炒め」とのこと。20周年のお祝いなので、おめでたい「海老」といっしょに「福」がお皿に載ってきました。伊勢海老にからめたチリソースには「アミエビ」をすりつぶしたものが合わせてあり、「海老風味の海老料理」という海老好きにはたまらないお皿でした。いっしょに炒め合わせてあるお野菜は、ズッキーニやナス、赤大根など。「福」の文字が逆さに置かれているのは「こちら(食べる人)に向かって福がやってくるように」という意味があるそうで、中国のお祝い料理では一般的な飾り方だそうです。三品から選ぶメインのお料理は ものすごーく悩んで「真鯛のスチーム」にしました。昔むかーし、ここシルクロードガーデンのランチのプリフィックスセットには「白身魚の葱生姜蒸し」という定番お料理があったのですが、それのちょっと豪華版といった感じでした。蒸し真鯛に添えられたごま油と紹興酒ベースのソースには葱生姜にあおさのりも加えられていて彩りもきれい。豆苗と押し豆腐の和え物が付け合わせられていました。麺or米は炒飯にしました。「牛挽肉とドライトマトの炒飯」です。具は牛挽肉とドライトマトの他、枝豆やネギ、卵など。普通の中華の炒飯とはちょっと違った、ドライトマトの酸味がとても爽やかでさっぱりとした味でした。私はこういうの、シルクロードガーデンらしくて好きですねえ。デザートは、私は今月の特製杏仁豆腐にしました。今月は桃です。夫の方はプレートのデザート。左の器の「葛切り」に右のグラスの「マンゴースープ」をかけていただきます。真ん中の小さいのはカスタードクリーム入り揚げパンとのこと。葛切りを冷やしてある氷はブルーキュラソーで色付けしてあるので食べられないわけではないそうですが、「目でお楽しみいただく」ためのものだそうです。食事が終盤に近付いた13:00過ぎ頃には、周囲のテーブルでは「ダッフィーとそのお友達」をモチーフにした期間限定のティータイムのテーブルセッティングが始まりました。そしてその特別なティータイムが始まるころ、私達はテーブルで会計を済ませてお店を出ました。ロビーに出ると、ここミラコスタでもお子さん向けのアニメーション放映が再開されているのに私は気づきました。既に何週間も前から(他のホテルと同じタイミングで)再開されていたのだろうとは思いますが、こういった光景をみると「夏休みがやってきたんだなあ」と実感します。お子さんたちにとっては待ちに待った夏休み。まだまだ先がはっきり見通せない社会状況ですけれど、無理せず無茶せず、できる範囲で楽しみたい 楽しませてあげたいと願うのは、お子さんのいらっしゃるご家族なら当然のことでしょう。私は暑いのがとにかく苦手なので夏は毎年お出かけ頻度が急激に下がるのですが、今年の夏はディズニーシーのお祝いイベントがいよいよ終わりに向かう特別な夏ですからね。「ディズニーシー20周年」が終わってしまうその前に なんとかもう一度くらいパークを訪れられないものか と、私も今いろいろと考えを巡らせているところです。** シルクロードガーデン の “東京ディズニーシー20周年:タイム・トゥ・シャイン!”グランドフィナーレ・ランチコース **・前菜 前菜の盛り合わせ・ スープ 蟹肉と冬瓜のスープ・海鮮料理 イセエビの海老味噌チリソース炒め・メインディッシュ(以下より一品選択) 真鯛のスチーム アオサ入り葱生姜ソース 押し豆腐と豆苗添え 大山鶏と野菜のパイナップルソース 牛フィレ肉とカシューナッツのクミン炒め(別途¥1500)・麺料理・米料理(以下より一品選択) 豚肉と野菜の和えそば 牛挽肉とドライトマトの炒飯・デザート(以下より一品選択) マンゴースープ 葛切り風 揚げカスタードクリーム巻 今月の特製杏仁豆腐(別途¥500) ・・・・・・2022年6月1日~9月3日(5000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
July 18, 2022
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ランチコースが無くなってしまってからというもの、とんとご無沙汰のオチェーアノ・ブッフェルームの様子を見に ひとりで出かけてきました。現在は ”東京ディズニーシー20周年:タイム・トゥ・シャイン!”グランドフィナーレ・ブッフェを提供中。キャストさんによれば、前菜からデザートまでそれぞれディズニーシーのパークの7つのポートに因んだメニューを用意している とのことでしたが、ちょーーっとわかりにくいかなあ… といった印象でした。でも いつもと違った風合いのお料理が多いような気がしたので、いろいろと工夫なさってるんだなー というのはよくわかりましたよ。グランドフィナーレのロゴマークの他、各ポートのシンボルマークもあちこちに配されていて、カウンターの上を眺めている分にはとても楽しかったです。ランチのコースが無くなったからといって「もうオチェーアノのランチタイムには足を運ばない」と決めたわけではありませんからね~このお店の窓から眺められる懐かしい景色を忘れてしまわないように、時々はお邪魔したいと思っています。
July 8, 2022
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先日ひとりでランチコースを食べてきたベッラヴィスタラウンジに、今日は夫と二人 出かけてきました。休日にホテル宿泊者枠以外でベッラヴィスタラウンジを予約するのは大変厳しいものがあったのですが、何せ このところレストランでのコース料理に飢えている私達、店内後方ながらテーブルをなんとか確保することができたとあっては出かけないわけにはいきません。久しぶりなのでのんびり電車で…とも考えましたが、身体への負担を軽減するため 暑さを避けて車で舞浜に向かうことにしました。ホテルミラコスタの車路ゲートにさしかかったのは11:20くらい。本日は6月最後の友引なので婚礼が集中しているかもしれない などと想像し「『駐車場混雑のためホテル前に露天駐車してください』って言われたらどうする??」などと怯えていたのですが(注:気温が既に30度を超えていたので…)、この時間ゲート脇にはキャストさんの姿はなく、私達はほっと胸を撫でおろしてホテル駐車場に入りました。平面部分に車を停め バンケットエリア側のエントランスからホテルに入館して廊下を行くと、大きな窓の向こうにはいかにもミラコスタらしい景色。まだ6月のはずなのですが空は真っ青で、まるで真夏のリゾートのようでした。ベッラヴィスタラウンジ店頭に伺ったのはほぼ予約ぴったりの時間でした。きょう予約できていたのは窓際から3~4列目の席だったので、案内していただけたのはソファーの席。真上の天井にはお馴染みの葡萄棚と青空が広がっていました。もちろん席からはプロメテウス火山もよく眺めることができましたよ。さて お料理の方は、さんざん悩んだ末にふたりとも「”東京ディズニーシー20周年:タイム・トゥ・シャイン!”グランドフィナーレ・ランチコース」をメインをお肉にしてお願いしました。それに私の方だけ、ワインセットの「ミラコスタトリオ」を。トリオはスパークリング、白、赤とのことで、前菜でスパークリングの「ベッラヴィスタ・キュヴェ・ブリュット」、パスタで白「マゾ・ライナー・シャルドネ」、お肉で赤「メロイ・ネストリ」が登場しました。白ワインのシャルドネは香りはしっかりシャルドネなのに味わいがまろやかで(キャストさんは「豊かな風味」と表現していらっしゃいました)とても美味しかったです。シャルドネだけれども豚肉などにも合いそうですね~ とキャストさんと意見が一致してしまいましたよ~赤のメロイは北イタリアの小さなワインメーカーさんとのことで私は初めていただきました。ネストリはメルロー主体ですがこの地区固有の品種のブドウもブレンドされているとのことで、土を感じさせるような素朴な味わい、個人的には ジビエなどにも合いそうだなー という感じがしました。キャストさんは「ミネラル分が多いので牛肉など赤身肉にはよく合うと思う」とおっしゃっていました。こういったお料理とワインの話をキャストさんと長々としていても、周囲の迷惑にならないのが後方席の良いところ。窓際1~2列目の真ん中のテーブルなどだと、テーブル横に長く立ち止まっていると周囲の眺めの妨げになってしまうのでキャストさんもお皿を置いて簡単に説明するとすぐに立ち去ってしまわれますが、壁際やソファーの席だとたくさん興味深いお話をしてくださるので楽しいです。赤ワインが出てきた後には(お願いしたわけではないのに)今日の「ミラコスタトリオ」のボトルを全てテーブルまで持ってきてくださり、しばらくの間 北イタリアのワインについてなどいろいろとお話相手をしてくださいました。お料理の詳しい内容は前回ひとりで訪れた時の日記に書いたので、今回は前回と違うメインのお肉料理だけ記録しておきますね。「牛フィレ肉のビステッカ ハーブサルサ カネリー二豆 牛ほほ肉のペポーゾ 黒コショウのクランブル」。左側は牛フィレのステーキ、ソースの「ハーブサルサ」は山わさび(ホースラディッシュ)を使っているとのこと。右のは牛ほほ肉と黒コショウを赤ワインで煮込んだもの。さきほども書いたように土の香りのする赤ワインととてもよく合い、物語を感じながらいただけた一皿でした。窓からの眺めだけでなく ふたりで食べる美味しい料理や初めて出会ったワイン、テーブルの上に登場するものひとつひとつについて説明してくださるキャストさん。時にはスマートフォンでイタリアの地図も確認しながら、きょうベッラヴィスタラウンジで過ごした二時間は 事前に想像していた以上に楽しいものとなりました。この場所にひとりで出かけてくるのも気楽でいいけれど、夫とうまく休みが合う日に運よく席を確保することができたならまたこんな楽しい時間を過ごしたいものだなあ と、素直に思えたホテルミラコスタでの数時間でした。《梅雨はどこへ行ったの?》* ベッラヴィスタ・ラウンジ 本日のワイン「ミラコスタトリオ」 *・スパークリング「ベッラヴィスタ・キュヴェ・ブリュット」・白「マゾ・ライナー・シャルドネ」・赤「メロイ・ネストリ」(4500)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 26, 2022
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ものすごく久しぶりに、ひとりでホテルミラコスタのレストランまで出かけて昼食をとってきました。最後にひとりでミラコスタにてお昼を食べたのは2019年の11月。2年と5か月も前で、その時はオチェーアノのランチコースでした。未練がましく再三書いてきた通り、この二年間くり返し襲った大波をなんとかくぐり抜けたオチェーアノは結果として残念ながらランチタイムのコース提供をやめてしまったので、私が “ひとりだけで” 平日昼間にコース料理目当てに伺うことができるのは、ミラコスタでは一店舗のみになってしまいました。ベッラヴィスタ・ラウンジです。さて本日、電車で舞浜に到着したのは13:00になる少し前でした。リゾートラインに乗り換えてディズニーシーステーションに向かっていると、車内には「まもなく 進行方向左側の駐車場に、キャストがカラーコーンを並べて作成したアートがご覧いただけます」というアナウンスが流れました。なになに?と思って車窓を眺めていると、東京ディズニーランド駐車場に赤いコーンを並べて造られていたのは「ベイマックス」の姿でした。…キャストさんによるカラーコーンアート作成は以前から行われていることだけれど、最近はこんなふうに車内でご案内するようになったのね~と感心していると、ベイサイドステーションを出たあたりでまた同じようなアナウンスが。再び(今度はスマートフォンのカメラを用意して)外を眺めていると…シーのパークの大型車駐車場に作られていたのは、大きな「東京ディズニーシー20周年」のロゴマークでした。ディズニーシーステーションで下車してホテルミラコスタへ向かい、ベッラヴィスタラウンジ店頭に行ったのは予約していた時刻ほぼぴったりでした。名前を告げるとテーブルまですぐに案内していただくことができました。お料理は 20周年のコースを と事前に決めていたのでそちらにして、加えてベッラヴィスタのグラスも持ってきてくださるようお願いし、あとは最初のお皿がやってくるまでただただハーバーとプロメテウス火山を眺めて過ごしました。降り始めた小雨をものともせず、窓の外のピアッツァトポリーノのあちこちではたくさんの制服姿の学生さんたちが記念写真を撮影していたようでした。修学旅行なのか あるいは校外学習かもしれません。グループごとに集まってきちんと並んでみたり お揃いのポーズをとってみたり、ちょっとふざけたり。カメラを構えていらっしゃるのは引率の先生でしょうか。なんだかとても楽しそうで微笑ましくて、二年半ほど前までは平日のパークではよく見かける光景だったのにそういえば世の中がこんなになってから全然見かけなくなってしまっていたなあ なんて思い、当たり前の日常がここにも戻りつつあることを実感してちょっぴり涙が出そうになりましたよ。その後 窓の外はにわかに大雨となってしまい、ピアッツァトポリーノからは一時人影が消えてしまいました。が、雨雲襲来のおかげで本日のベッラヴィスタラウンジは午後になっても太陽光を遮るためのシェードをおろす必要がなく、食事が終わるまで大きな窓から美しい景色をじゅうぶんに眺めることができたのは逆に幸いでもありました。それでは順に、今日のお料理を簡単にメモしておきましょうかね。前菜は天使のエビとアオリイカのマリネを添えた麦入りのサラダに、右上はマグロのリエット。ドレッシングには赤ワイン(キャンティとのこと)を使っているとのこと。次はパスタ、メニューには冷製スパゲッティーとあったのですがキャストさんはリングイネとおっしゃっていました。そういわれてみると、かなり細めだけれどちょっと断面が楕円っぽいかなー という気もします。ビーフラグーソースとコンソメジュレ、下には茄子とアーティチョークのクリーミーソースが敷かれ、お皿の縁にはレモンピール。私は全てを適当に混ぜながらいただきました。こういうソースと素材の組み合わせ、美味しいので家でも作りたいけれど手間がかかるのでなかなかできませんよね。コースの中の一品として少量の手の込んだパスタが楽しめるのは 本当に嬉しいです。メインはお魚にしました。魚(本日は鯛)と帆立貝柱のカチュッコ風の蒸し焼きに季節野菜添え。カチュッコはトスカーナ・リグリア海沿いの港町の郷土料理で魚介鍋のようなもの。以前にもこちらのお店かお隣のお店(オチェーアノ)で「カチュッコ仕立て」というお料理をいただいたような記憶があります。付け合わせのお野菜は本日はズッキーニ、パプリカ、空心菜? それをシュリンプオイルで仕上げたとのこと。とても美味しかったので、もしも一人じゃなかったら気が緩んでこのあたりでベッラヴィスタをおかわりしてたんじゃないかなー と思います。デザートは ライチのムースの上に桃やライチの果肉とラズベリーソルベをのせたもの。この丸い形は、ディズニーシーグランドオープン時からアメリカンウォーターフロントに登場していたミニーマウスの帽子をイメージしているそうです。フルーツやソルベを帽子の花飾りやレースに見立てているとのことでした。一時は雷も鳴るほどだった雨は14:30前頃にはあがり、15:00からの水上グリーティングも雨バージョンで開催されたようでした。ミッキー達を乗せた船がハーバーから消え、集まってきていたゲストがピアッツァトポリーノから散り散りにどこかへと去っていくのを見送ったあと、私はテーブルを離れ ベッラヴィスタラウンジをあとにしました。平日にひとりで電車を乗り継いで舞浜まで食事に出かける。以前は気軽に 普通にしていたことです。そんなあたりまえのことができないまま過ごしたこの数年間の時間そのものは取り戻すことはできないし、世界の状況がそっくりそのまま元に戻るわけでは決してないけれど、一旦は離れてしまった本来の自分の人生に戻っていくことなら誰だってきっとできるはず。道端の木陰に逸れてとっていた長ーい休憩タイムを本格的に切り上げたら 私だけの散歩道をまた以前のように時折スキップしながら歩きたいものだなあ なんて。そんなつまらない妄想を繰り広げながら電車に揺られて家に帰った梅雨入り時の午後でした。* ベッラヴィスタラウンジ の “東京ディズニーシー20周年:タイム・トゥ・シャイン!”グランドフィナーレ・ランチコース *・天使の海老とアオリイカのマリネ ファッロのインサラータ 鮪のリエット 赤ワインドレッシング・冷製スパゲッティ カルチョフィ 茄子 冷製ビーフラグーのコンディマン チキンコンソメジュレ・本日の魚のヴァポーレと帆立貝 カチュッコ仕立て 季節野菜 シュリンプオイル または 牛フィレ肉のビステッカ ハーブサルサ カネリーニ豆 牛ほほ肉のペポーゾ 黒胡椒のクランブル・ライチームース 桃のコンポートとスープ ラズベリーソルベ・コーヒー または 紅茶 ・・・・・・・・・2022年6月1日~9月3日(6000)◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
June 7, 2022
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