ルアー職人&フライ巻師のBLOG

Jan 16, 2008
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カテゴリ: 旅のお話
 結局、バゲッジクレームで出てこなかった荷物は、空港係員に事情を説明し(もちろん、ボクにそんなボキャブラリーがある訳もなく、スチュワート氏が説明してくれましたが)、スチュワートに車で宿まで送ってもらいます。


 彼はボクを宿まで送り届けて「明朝8時に迎えに来る。」と、言い残し去って行きました。

 宿の向かいのレストランで夕食を済ませて、スーパーで買い物。
 Tシャツ、パンツ、歯ブラシなど、取り合えず必要なものを買い揃えました。

 そして翌朝…宿の食堂(キッチンとでもいうべきか…)でトースト・アメリカンコーヒー・オレンジの朝食を済ませて、部屋に帰ろうとフロントの前を通りかかると、フロントのおじさんが手招きし、「キミにプレゼントだ。」と、ボクの荷物を渡してくれました。

 「おぉ、ありがとう!!」これで安心です。

 スチュワートが所属しているフライフィッシング・ガイドサービスの当時のボス、スティーブ・コープランド氏(とても気さくな、日本語堪能な方でしたが、その後スキー中に雪崩に巻き込まれて、亡くなってしまったことをFF誌で知りました。)が、ボクの乗ってきた次の便に積み込まれてきた荷物を、朝イチで届けてくださったそうです。

 この荷物はソルトレイク・シティで、積み替えが間に合わず(当然ですね、ボクは走ったから間に合いましたが、荷物は走って来ないから…)後続便で運ばれたということのようです。



 1日目はギャリソン・リバー(だったかな?)を、ドリフト・ボートで下りながらの釣り。

ドリフトボートで下った川
ドリフトボートで下った川 posted by (C)matsukuni

1尾目のブラウン
1尾目のブラウン posted by (C)matsukuni


 初めて釣ったのが、このヒレピン・ブラウン。
 ここでは、レインボーにカットスロートと、たくさん釣らせていただきました。

 2日目は、レンズレイクという湖での釣り。

レンズレイク
レンズレイク posted by (C)matsukuni

ビッグスカイ
ビッグスカイ posted by (C)matsukuni


 ここは当日強風のため、1~2時間だけ釣ってノーフィッシュに終わってしまい、宿近辺の小さな流れで小型のブラウンを10尾足らずほど釣っただけでした。
 しかし、この『ビッグスカイ』を眺められただけで、大満足。

 3日目は、もっとも楽しみにしていた、ドライフライでライズを狙う釣りをするべくギャラティンリバーへ。
 ここは、見たことのある風景だなぁ…と、思っていたら、映画『リバー・ランズ・スルー・イット』で、ブラッドピット演じる弟の釣りを、背後の丘から父親と兄が座って眺める風景を撮影した場所でした。

 このポイントはこんな風景の中に車を停めて、1時間半ほど牧草地をトレッキングしたところ。(残念ながら、その場所の写真はピンボケだったため、ここには掲載しませんが)

もう一度行きたい場所
もう一度行きたい場所 posted by (C)matsukuni


 そして、最後の最後。
 粘りに粘って、対岸のバンク付近でライズを繰り返していたブラウンが、これ。


釣行最後のブラウン
釣行最後のブラウン posted by (C)matsukuni


 とにかく、スチュワートが魚に触らせてくれず(決して意地悪をしている訳ではありません。無駄に魚にストレスを与えないように)自分で手に持った写真がないのが、今になると悔やまれますが、当時のコンパクトカメラ(もちろん、デジタルなどない時代)で撮った、色が褪せているような写真だからこそ、逆に脳裏には今でも鮮明な映像が残っているように思えます。

 こんな釣行、もう出来ないなぁ…でも、いつか再訪してみたい場所です。

(kuni)





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Last updated  Jan 16, 2008 09:07:41 PM
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