潤風満帆☆ごきげん号!!

潤風満帆☆ごきげん号!!

January 23, 2007
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カテゴリ: 映画
思いきって観に行きました!



入りは悪かったですが、
まあ平日朝一番はこんなもんですね。

原作漫画も読んでないし、
ノベライズをちらっと立ち読みしたくらいですが



いやー、
オドオドするほどのことはなかった!!

っていうのが吉報かな(笑)。






R12指定で、
12歳以下の子は大人同伴でないとだめなんだけど

親とわざわざ行くこともないなー。

松潤大好きな小学生は
大きくなってから見た方が味わえる。


見せるとやばい、とかじゃなくて

この心理心情を受け止めて味わうには
本当は18歳以上かなーとも思います。



深いです、結構。



以下ネタばれ的にもなるかと思うので
イヤな人はこの先読まないでね。





やらしいとか、えぐいとか、
そういう心配はないし、
そう、テレビ放映だってできると思いますよ。
普通に捉えれば、映像的に。

でも、

やはりかなり厳しいエリアですから、
R12と名目上する必要があるんでしょうね。


ノベライズで描かれてるよりも
あっさりして
展開もあっさりしてるね。

↑ノベライズ『僕は妹に恋をする』

漫画原作ファンの人には
物足りないんじゃないかな?




結構コミックス巻数出てるのに
映画の内容は超簡単。

台本のページ数も少なそうです。



登場人物少ないし
人間関係もややこしくないし、

アクシデントやトラブルとかあまりなく、
出生の秘密とかも出て来ないのでね。



シンプルな感じです。


頼(松本潤)と郁(榮倉奈々)の
双子の兄妹の禁断の恋
っていうストーリーなんですが・・・



音楽も必要最小限で
えー感じでしたが


去年3回も観た『天使の卵』で
流れていた音楽に酷似してたのが
私の気のせいなのか
なんなのか・・・




電車でトンネルを抜けるシーンが
何度か出てくるのも
『天使の卵』と同じで


え?同じ監督?
と思いましたが、どうも別人みたい。


ま、でも、ムードよかったんで、はい。



全体的に彩色少なく
暗いと言うか落ち着いた色合いにまとめてあって

わざとなんだろーけど、



でも、

頼の友達が屋上に駆け付けるシーンで
屋上に出る扉を抜ける瞬間

パーッって採光に包まれるのに

出たところの屋上の景色が
どんよりした曇りの天候ってのが
繋がらなくて違和感あったんですが

アレはわざとなんだろうかとか

細かいとこ気にしてしまいました。(笑)


それと、

その頼の友達が
「好きって言った方がいいかなー」みたいな台詞を
頼に言うところがあって

頼は、その対象が妹のことだと思い、
「前から好きだ好きだって言ってただろ」
って突っ込むというか
答えるんですけどー


そのあと頼が去って
友達が一人きりで携帯画面なのか
過去に撮った写メを見て微笑むのは
単にシンプルに友情なのか
それとも???

その見てる写真って
頼&その友達のツーショットなんだもん。(汗)



ご、誤解を与えかねないよ・・・
原作漫画読んでないだけに
想像いろいろしちゃうよー


友達の彼は

妹ちゃんの郁のことも
双子の兄の頼のことも

両方とも好きだったって事ーーーーー!?


???
教えて!
ブログ友かずまさ9191さーん!
(ご指名です)


いやいや、
考え過ぎだよね、

きっと男の友情ってやつですな。



それから、

頼に思いを寄せる同級生の女の子
カシノキだっけクスノキだっけ
(すみません、名前忘れました)
その子が

『私のこと嫌いでもいいから付き合って!!』
って頼にアプローチするんですね。

頼も
『好きじゃないけど付き合うよ』と
まあその前にいろいろ心理的にありましたんで
そういう流れになって
付き合うのですが

そんな二人のデートは
二人とも無口で無表情なわけで
怖いですねー(笑)・・・


で女の子も
『私のことを嫌いでいるうちは
 あなたは私のモノなんだからね!』

みたいに言ってのけるのは

なんだか筋が通ってるんだか
通ってないんだか
なんだか言いがかりつけてるみたいな(笑)・・・


でも、あとから考えると、

この女の子ってすっごい大人よねーって
妙に感心してしまう。

自分のことを好きでもない頼が
禁断の恋に踏み込まないように
必死で身を挺して止めているみたいな・・・・


こんな女子高生いるかいな!

とかちょっと思いつつ
この女の子の役はしかし
ずーっと
無表情ってか怒ってるような顔ばかりでしたなあ。





で、ラストのロングシーンがよかったーーー!!



最初はちょいしつこい?

と思ったんです。


まさかラストシーンだと思ってないから。



でも、これがラスト、
結末なんだ、って悟ったら、


がばいよかったですー。



ワンカメラでロングで撮ってるんですね。



本番一発オッケーだったんじゃあないかなー?


主演のふたりよかったですよー!!

榮倉奈々ちゃんも頑張ったと思いますよ。



頼が優等生で
郁が出来の悪い方、
という見方を学校でもされてるんだけど

その感じもうまく出せていたと思います。


松潤のお顔のパーツの基礎をそのままに
形成を薄ーく作ったら奈々ちゃん
って感じで双子としてぴったりだとも思いました。


奈々ちゃんの寝顔が何度か出てきますが、
がばい可愛か!


頼&郁
二人で夜中に家を抜け出し
自転車でドライブ(笑)!
って遠出するシーンや

二人で笑ってるところが
最高にいいですね!!



やーっぱり
『幸せ』には笑顔が必須なんだなー


笑ってないところに『幸せ』は難しい。


思い詰めた顔の二人のシーンは辛いです。




いやいや、いやはや、

禁断の恋ですから、
やはり最初はどうしても
「そんなアホな」気分で見てました。


けどね、
後半になると、
頭の隅っこで『これはフィクション』ってわかった上で
感情移入しちゃってましたねー、
ラストシーンにはやられました。


っかーーーーーー!(泣)

こう来たか!


って感じで、

ま、平たく言えば

これから先どうなるかは
観客の皆様のご想像にお任せします

って終わり方なんですが、


が、


かなり演者の表現が
観客に残すモノがあったと
私は確信してるので

あれでよかったと思います。



思ったよりは
禁断とか忌とかいうイメージはなく
心理描写に重点をちゃんと置けていて
よかったです。



もう一回観たい、とは思わないけどね。

松潤の仕事、拝見しました!って感じです。

↑オフシャルフォトブックで
余韻に浸るのもいいかもねー・・・









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最終更新日  January 23, 2007 05:31:20 PM
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