で、私はこのサントラももれなく買っていたのですが、友人との話で思い出し、ようやく自宅で発見しました。そして聴いてみて、もれなく泣いているわけです。 当時よりはもうちょっと英語の理解がマシになった自分のせいか、歌詞が刺さりまくる。全部がイニスとジャックのために作られたような歌。よくこんなに見つけてきたなと思いますよ。 Willie Nelsonが歌う「He was a friend of mine」、これはBob Dylanの歌ですが、Willieの渋く深みのある声がたまらない。Emmylou Harrisの「a love that will never grow old」は、声が美しすぎてたまらない。マブダチのTeddy Thompson&Rufus Wainwrightが歌う「king of the road」の切なさにも身もだえしますよ。
何より、十数年ぶりに聴いたはずなのに、歌が流れ出した瞬間に涙ぐんでしまったのが、Teddy Thompsonが歌う「I don't want to say goodbye」ですよ。イニスとジャックの物語がもう頭の中にあるせいで、突き刺さるんです。しかもTeddyの透明感があって優しい声がハマる。たぶんこれで彼のことを知ったんですよね。
大御所Linda Ronstadtの「it's so easy」でホントにたやすく恋に落ちたいと思ってしまったり、ラストを飾るルー様の「the maker makes」でしんみりと映画全体を思い返し、まだ涙ぐんだのでした。