先日の来日公演の際にBeautiful Happeningの4曲入りEPを手に入れていましたが、もちろんそこに収録されている曲も今回のアルバムには入っていますし、もちろん海外配信されてた「What's Wrong With The World?」もちゃんと入っています。そして冒頭を飾るのが「Beautiful Happening」。私がライヴで泣いた曲です。今回もまた泣いた(笑)。
で、次の「Sing Anyway」に本当に泣かされるわけです。これはライヴでもやってましたが、詞を読むと、シンプルなのになんだか心に刺さるんです。エディの強さと優しさがまっすぐに伝わってきて、私もこういうふうになりたいって思いました。 私は歌えないけれど、自分が誰なのか、自分がどこに行きたいのか、自分の意思をしっかり持っていたいな、と。いつ明けるかもわからない夜の暗闇の中は本当に不安だけれど、それでも、何とか頑張りたい。基本超ネガティヴな私にそう思わせてくれた、素敵な一曲です。 そんなポジティヴなイメージを続けてくれるのが、「Learning To Swim」。とてもポップで、一度聴いたら耳に残る可愛らしいメロディです。「泳ぎを覚えるなら飛び込まなくちゃ」という歌詞に、ためらいばっかりじゃダメだなと思わされました。
「Hey Little Brother」からのラスト4曲の流れは私的に最高。穏やかで、牧歌的で、心にじんわりとしみいるメロディしかありません。聴いていてこれほど心安らかになる音は、ここ最近出会っていません。EPにも入っていた「Lullaby For Irish Triplets」のメロディは、一日の終わりに聴いて、そのまま眠りに落ちていきたい。……でも、泣きそうになっちゃうので眠れないんですが。