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Dec 2, 2024

和製男女ドラゴン大活躍！★「女必殺拳　危機一髪」（1972年　東映）

カテゴリ：独断と偏見に満ちた映画評

こんばんは、映画狂のモイラでございます。

今宵は、元祖アクション女優・志穂美悦子主演作
「女必殺拳　危機一髪」

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李紅竜（志穂美悦子）は、日本と香港のハーフで少林寺拳法の使い手。
ある時、香港の大富豪の娘で、紅竜の幼馴染の王美麗（田中久子）が誘拐され、
香港警察の刑事・謝希大が、美麗が日本に連れて行かれたことを嗅ぎつけたが、
その直後に謝は殺されてしまった。
王に美麗の捜索を頼まれた紅竜は日本に飛び、
東京で宝石デザイナーとして働く姉・白蘭（光川環世）のマンションに泊まることになったが、
白蘭は宝石密輸組織のボス・大曽根一成（室田日出男）の情婦だった。
その大曽根は、拳法の達人・本位田三兄弟、羅内幻十郎といった並々ならぬ用心棒を抱えていたが、
そこへ椿俊輔と名乗る、とてつもない中国拳法の使い手（倉田保昭）がやって来て、
彼も用心棒の仲間に加わるのだが……

志穂美悦子の悪党どもとの格闘シーンは、もちろん見応え抜群でしたが、
倉田保昭（モイラの大学の大先輩！）のカンフー・アクションにも、目が離せません。
まさに、和製男女ドラゴン夢の共演ですね！！
この映画、このお二方を見るだけでも、鑑賞する価値があります。
それだけ、ハイレベルなアクションを見せてくれているのです！

若い女たちの身体に埋め込まれた宝石を、アル中の医者がメスで取り出すとか、
女が両目をつぶされた挙句に、いくつもの剣で串刺し状態にされて殺されるとか、
結構残酷なシーンも多く、米国では18歳未満視聴NGとなっている映画ですが、
娯楽映画の王道の見せ場満載のシナリオと、テンポのよいメリハリのある演出が、
残酷さを緩和させています。

本当に本当に、観て絶対に損のない名作です！！

★女必殺拳あれこれ★