料理研究家・宮成なみの【 夢叶 】~胸に希望を 台所から愛を~

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2007年12月06日
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カテゴリ: 想い出話

家に着くと、義母はいつものように、優しく笑顔で迎えてくれました。


寒かったろう?
紅茶を入れようね、と暖かな部屋に迎え入れてくれました。

夕飯の準備の途中だったようで、
台所から漂ういい匂いがリビングまで満たしていて、
幸せの空間がそこにはありました。


この幸せを失いたくない。


そう思うと涙がでそうになりました。
だけど、ぐっと堪えて、

「マミー、手伝うよ」って言って一緒に台所に立ちました。


残業が続いていた彼は、帰りが毎日12時近かったので、
いつものように、義父母と一緒に晩ご飯を食べて、
リビングで一緒にテレビを見て、お茶を飲んでくつろいでいました。


「なみさん、ところで、病院の結果はどうだったの?」
ずっとずっと気になっていたようで、心配そうに、義母が聞いてきました。

言葉に詰まってしまって。なにを言っていいか、わからなくて。

正直に言ってしまえば、この幸せを失いそうで。

「なんともなかったよ」と言ってしまえば、こんなに親切にしてくれている義父母を騙すことになってしまう。


真っ青な顔をして、固まったまま、
何もいえなくなっている私に、

義母は気づいたようでした。


「あまり具合よくなかったの?」






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最終更新日  2007年12月07日 15時24分36秒
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