drのブログ

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ライナーノーツ
■51.美空ひばりトリビュート
この数年、昭和の歌謡曲を代表する作詞家、作曲家がこの世を去ってしまいましたが、昭和の歌謡曲の歌い手として「美空ひばり」さんを改めてよみがえらせたい、トリビュートとはまさにそんな意義と役割があります。
最近はヒットに見放されたアーティストやこの人別にトリビュートじゃないじゃんみたいなアーティストによる乱発で、トリビュートって言葉がすり減っているように思えますが、そんな中、真の意味での誰もがトリビュートできるアーティストは美空ひばりさんでしょう。
しかも、このトリビュートアルバムに賛同したメンバーですら、いずれ自身がトリビュートされてもおかしくないアーティストです。
それぞれの持ち味を活かした編曲が心地よいとともに、平成は２０年経ってるのに今更昭和？？？そうそう、確かに古いかも。でも音楽的には、どんなに激しいアレンジのデフォルメにも耐えうるメロディの良さ、心に届く歌詞の純粋さ。作詞家、作曲家、歌い手によって昭和にしっかり刻まれた音楽、昭和歌謡を代表する美空さんの楽曲にはそんな奥深い実力があります。聴くに値するトリビュートに出会えた！そんな一枚です。

とにかく、邦楽界豪華メンバーです。聴いてのお楽しみ、あえてお勧め曲を挙げないことにしますね。

1.悲しい酒／(谷村新司)
2.愛燦々／(杏里)
3.東京キッド／(カヒミ・カリィ)
4.越後獅子の唄／(南こうせつ)
5.私は街の子／(泉谷しげる)
6.ひばりの花売娘／(PIZZICATO FIVE)
7.お祭りマンボ／(篠原ともえ)
8.港町十三番地／(さだまさし)
9.リンゴ追分／(森山良子)
10.人生一路／(HIBARI)
11.柔／(中西圭三)
12.みだれ髪／(五島良子)
13.悲しき口笛／(宇崎竜童)
14.真赤な太陽／(杏子)
15.川の流れのようにMillennium／(美空ひばり feat.泉谷しげる)