FIRE 経済的自立を獲得して早期引退

FIRE 経済的自立を獲得して早期引退

PR

プロフィール

MidRider

MidRider

カレンダー

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

フリーページ

2021年05月14日
XML
カテゴリ:
経済的自由を獲得して早期退職しました、といっても私の生活レベルはいたって庶民レベルだということは、「早期退職後、月々24万円の生活」でお話しました。 この生活レベルが幸せが否かは、きっと個人差が大きいでしょうね。 それでも日本で2019年に炎上した「老後2000万円問題」から解放されたのは確かです。 そこで、今回は「老後2000万円問題」が炎上した際にも話題となった、諸外国における老後の経済事情について取り上げてみます。

1.諸外国の老後の経済事情
(1)米国
 日本と似た老後資金の構成のようです。 公的年金+確定拠出年金+個人年金+投資+貯蓄ですね。 株式や国債など、投資を積極利用する点が日本人とは異なるようです。 個人年金も盛んとのこと。 国の方針として、公的年金が支えるのは老後資金の約40%までで、残り60%は自己責任と明確に示されているところが、国に頼りがちな日本と異なりますね。 結果として、60歳以上で月収が40万円を超える人々の比率が最も多くを占め、28%もいるそうです。 ちなみに日本人は10~20万円の人々が最も多く30%です。

(2)イギリス
 老後に向けた貯金をしないことで有名なのがイギリスですね。 40歳以上で貯金が9,000ポンド(約14万円)未満の人が40%超だそうです。 イギリス人の生き方として、在職中は貯金よりも楽しみを重視し、老後は生活スタイルを変えて質素に、のんびりと暮らすそうです。 背景には、将来老人ホームに入る際に、資産総額が500万円以下ならば、全額を国が負担してくれるからだそうです。 すごいですね。 
 住宅投資も盛んなようです。 これは都市部の中古住宅の価格が右肩上がりだからだそうです。 在職中に購入してそこで生活し、老後は値上がりしているので売却して、物価の安い田舎で暮らすそうです。 バブル崩壊を経験した日本人にとっては、怖い考え方ですけど。 新築・改築よりも中古住宅をリノベーションしながら暮らし、受け継いでいくというイギリス文化ならではですね。 

(3)スウェーデン
 米国と同様に、60歳以上で月収が40万円を超える人々が一番多くを占め、なんと38%! しかも、その月収の70%以上を公的年金が占めています。 在職中の積立額が怖いことになりそうですが、少なくとも老後の心配は無さそうですね。 物価も米国より安いそうですから、早く年を取りたくなりますね。


 たった3ヵ国で恐縮ですが、羨ましいですね。 老後は生活レベルを落とす、という点では、日本はイギリスと似ているのかも知れませんね。 それでも、いざとなったら国の責任で老人ホームに必ず入れるというのは心強いですね。 景気を浮揚させたいなら(消費を促したいなら)、イギリスのように国民から老後の不安を取り除くのも効果的かも。
 日本は公的年金の額が少ない割には、長らく「老後は年金があるから」と信じていたため、今更の「老後2000万円問題」で炎上しています。 教えなかった国も悪いですが、冷静に考えれば矛盾していることはすぐわかります。 正直に言います。 「老後2000万円問題」で騒いでいる皆様は、今まで現実から目を背けていただけだと思います。
 早期退職に興味がある皆様なら大丈夫ですよね。 国が悪い、なんて言っている場合ではありません。 自分で考えて、自分で情報を集めて、自分でお金を貯めましょう。 決して非現実的な目標ではないのですから。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021年05月14日 04時56分55秒
コメントを書く
[] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: