人工知能が自身を強化改良し続けることにより、人間を上回る知性が生まれる時代が来る言われています。 識者の予測では、それは2045年だとか。 世の中では、これを「シンギュラリティ(技術的特異点)」と呼ぶそうです。
映画ターミネータに登場するスカイネットのように、人類に反抗してくる人口知能はさておき、たとえ人類の知能を越えても人工知能が人類に奉仕してくれる(従う)と仮定しましょう。 人類以上の知能を備えた人工知能は、人間の仕事を肩代わりしてくれるのではないでしょうか。
よく世間で取り沙汰されるのは、「人口知能により奪われる職業」という話題です。 人工知能が悪者みたいですね。 ですがシンギュラリティが到来して、人工知能が人類の知能を越えたなら、人類にしか出来ない仕事って何でしょう。
知能と手足に分けて考えた場合、知能では人工知能に叶わない人類は、人工知能の手足となって働くのでしょうか。 それだって人口知能が自分自身で手足を作ったら不要です。
そもそも人口知能が人類の仕事を奪うという考え方には違和感を覚えます。 そんなに何でも出来る人口知能なら、全部お任せしてはどうでしょう。 人類は、人工知能に養ってもらうのです。 いけませんか? 24時間、365日、休まずに学習し続ける人工知能に人類は対抗するだけムダでは? 人類は「何もしなくて良い」ならそれで良いではありませんか。 「何かしたい」人だけが「何か」をすれば良いのです。
人類の中には「働き者」と「怠け者」が存在します。 人工知能が人類以上に働いてくれて、人類に奉仕してくれるなら(養ってくれるなら)富は不要です。 無理に働いて収入を得る必要もありません。 これまで人類は、生きるために働いて来ました。 でも働かなくても生きてけるなら働く必要はありません。 問題があるとすれば「退屈」でしょうか。 だったら働けばよいのです。 働かないことは悪ではないのです。 働くことが「趣味」になる時代が来るのかも知れません。
私は56歳でFIRE(経済的自立を獲得して早期引退)して以来、一度もアルバイトすらしていません。 根っからの怠け者なので、退屈すらしていません。 ですから、シンギュラリテイ大歓迎です。
人類より優れた人工知能が、人類を養ってくれる世界が来るなら、是非その到来をこの目で見て見たいですね。 人類が夢見た「世界中が平和に暮らせる世界」に近づくのではないでしょうか。 問題は、その世界に人類が順応出来るかどうかかも知れませんね。
楽隠居 モモの予防接種 2024年11月30日
楽隠居 卵料理 2024年11月29日
楽隠居 暖かい冬 2024年11月28日