絨毯屋へようこそ  トルコの絨毯屋のお仕事記

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2005年06月09日
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カテゴリ: トルコ人と日本人
実はもう一人、日本へ引き上げる日本人の友人がいる。


その前の滞在期間もあり、トータル4年間トルコにいた彼女はトルコ語も英語も流暢で、トルコの生活習慣にも慣れており、ここでの職種と経験から、次の仕事を探すのはそう難しいことではなかったが、あえて日本へ引き上げる道を選んだ。会社から出してもらっていた就労ビザの都合もあって、急な帰国になった。

私にとってはトルコでは数少ない日本人の友人であった。
自分の足で立っている人だったので、私は彼女を尊敬していた。
義理人情の厚い人である。人を裏切らない人である。
それで日本人にもトルコ人にも好かれていたのだと思う。
彼女が帰ってしまうことでますます短期旅行者やお客さん以外の日本人との接触がトルコではなくなってしまう。
彼女の帰国に寂しさを感じずにはいられない。


このままダラダラとトルコにいて、何かを積み上げることなく、ただ歳だけとり、日本へ戻れなくなるよりはいいのかもしれない。

トルコに夢を持つTさんと全く逆の立場であるが、帰れるものなら私も日本へ帰ってもいいと思わないわけではない。でも私の場合、40を過ぎ、ここで全ての足場を持ってしまい、日本で何かを新しく始めるのが面倒である。ズバリ言えば日本で私ができる仕事だってない・・・。

トルコ好きにはいくつか段階があると思う。
やみくもにトルコが好きで、トルコ人、トルコファン、トルコ関係の団体と積極的に接点を持ちたがる時期。
しばらくするといろんなことを体験し、トルコ人にも日本人にも疑心暗鬼の時期。
自分の足場が安定してくると、それを守ることを優先する時期。
etc.etc.

昨夜、彼女に招待されて私たち家族とMちゃんと、イスタンブルから遊びにきていたHちゃんと、アドナンとフセインと日本食パーティーに行ってきた。
久しぶりに日本食らしい日本食を食べてみんな満足であったが、貸していたものを返してもらったり、日本食をもらったりしているうちに、ああ、彼女は本当に帰ってしまうのだな、と実感した。

迎え入れ、見送り・・・・・。

彼女の帰国まであと1週間ほどである。

我が家の場合、日本でも商売をしているので、少なくとも年に2回は帰国するのでトルコに取り残されたという気持ちは昔ほどないにしても、私たちもこのままトルコにいていいのか・・・という疑問はいつでも出てくる。

トルコ生活も10年をとっくに越えた。
ここで一生を送るつもりのない私にとって、それに終止符を打つタイミングを計る時期も遠くはないのかも・・・・と思いつつ、たぶんそれは口だけで、やっぱり私はトルコに少なくともあと10年はいるのだろうな、とあきらめつつ・・・・・。





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Last updated  2005年06月09日 14時50分53秒
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