2019年06月01日
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試射を兼ねてブラシレスモーターのレスポンスを確認していたときです。

20発くらいセミで撃った後、突然ギアの回転に軽いショックが伝わるようになりました。
1回転に1回途中にカクンとするような感触があります。

ブラシレスモーターは回転制御もできるので、何か基準点でもずれたのかな、程度に
思ってさらに2,3発セミで撃ったところ突然ロック、ビープ音がしてモーター停止。

メカボでも割れたか?と分解を始め、モーターをグリップから抜いたところでピニオンに
何かの金属片が付いてきた。

メカボを開けて原因判明。



SHSのベベルギアの歯が欠けていました。

でしょう。

確かに、ラッチで荷重を受けるには、ストロークは短いですが衝撃的な入力になるため
鉄といえど焼結材では不利かも知れません。

2箇所割れているのはショックが伝わるようになってから数発撃ったため、さらに割れ
たのだと思います。

さて、ギアを交換しなくてはなりませんが、再び同じ目にあうのは避けたい。
焼結製ではないギアを探しましたが、確実に焼結では無いとわかったのはこれのみ。



Laylax 強化純正トルクタイプ・・・これが結構するんじゃ。

ただ、高価なことだけあって作りはきれい。シムも付いてくる。





ベベルは傘のところは焼結に焼き入れ、ラッチのところは切削品を圧入。
スパーは切削品の圧入による組み合わせ。セクターは焼結と切削の組み合わせ。


シム調整の時にタペットプレートまで入れて、指でセクターギアを廻してみるとタペット
プレートの引き始めで引っかかる。
Laylaxのセクターギアは、タペットプレートを引く爪の位置が少し外周側にあるみたいで、
引き始めの時タペットプレートを上側に押し上げている。
恐らくこれが引っ掛かる感じになっている原因だと思います。モーターで廻したときに


精度から考えるとギアは3点ともLaylaxで揃えたかったのですが、セクターのみSHSを
組むことにする。
セクターのSHSとLaylaxで、スパーギアとのガタはそれ程違いが無かったので、良しと
します。



今回は、ピニオンが配線を傷付けているのが判ったので、ピニオンがなるべく奥に
入るようにベベル位置を調整。
シム調整にむっちゃ時間が掛かった。

組み上げて、試射。
200発位撃ちましたが、大丈夫ですね。次はメカボが割れる位しか思いつかない。

ただ、ブラシレスモーターの動作が安定しない。
セミロックが起きやすい。回転にムラがある。セミで、いつも同じところで止まる
訳ではない。
あと、ギアの回転する音、判りますね。ブラシモーターに対し、レスポンスが半分くらい
になった感じです。





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最終更新日  2019年06月01日 18時46分28秒
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