U=ω=)ノ　ブログみんせい

座敷女

　座敷女 / 望月峯太郎

この漫画は、とっにかく恐い。
なんていうか、キモコワ（気持ち悪くて恐い。造語。）だ。

初めて読んだのは、中学の時に友達のあっちゃん（また登場）が、「これ読んでみ～。こわいでぇ」と勧めてくるので、「どれどれ・・」と恐い物好き（でも恐がり）のおいらは内心ﾜｸﾜｸしながら読み始めました。

いやぁ～こわかった。話の内容は、大学生の男の人が変な女（細長い）に付きまとわれるっていう、都市伝説のような話で、まぁ簡単に言えばストーカーのお話なんですけどね。
でもその頃はまだストーカーという言葉を知らなかった時代ですから、こいつぁこえぇ！と。

そのストーカー女がとにかくキモイ。背が高くて、髪は長くて汚いストレート。ロングコートに伝線したストッキング。
最初は普通に接していた主人公も、その薄気味悪さからその女を避けようとするけど、そのストーカー度はエスカレートするばかり・・・。

しかも、足がとてつもなく速い！この辺が都市伝説っぽいところですかね。
でも、自分の部屋の合鍵勝手に作られて、自分が留守の間に部屋に入られて、家に帰ると真っ暗な部屋のカーテンの中からこっちを覗いてたら・・・。
この人の描く絵がまたこわいんだわ。ものすごくリアルな絵ってわけじゃないけど、こんな奴おるおる、みたいな。

最後は、怪我をした主人公が入院してる病院まで追いかけてきて、結局最後はどうなったかハッキリわからずじまいになったんだけど、子供の頃によく聞いた「口裂け女」や「テケテケ」のような都市伝説がほんとにあったら怖いよなぁ、とあらためて思った今日この頃です（どんなまとめ方やねん）。

※テケテケ・・・上半身しかなく、肘でテケテケとものすごいスピードで追いかけてくる。時速80キロで走る、目が合うと殺される、などと子供達の間で噂になった。知ってます？

ジャンル別一覧