セルフレジスター
この小さな島には、大手スーパーが3軒、
ちょっぴりこだわり高級スーパーが2軒と、
食料品を買うにはそれほど不便を感じないけれど
(もちろん日本食材はほとんどないけどね)、
それ以外の日常必需品を買える店がすごく少なく、
大手ではKマートくらいしかない。
このKマートは日本でいうダイクマみたいなもので、
生鮮食料を除くとほとんどのものが手に入る。
(店舗によっては“ビッグKマート”と呼ばれ、
生鮮食料品を買える店もある)
全米にチェーン展開されているものの経営状況がかなり悪いようで、
数ヶ月前に和議申請したという話を聞いた。
でもそういう状態にも関わらず、
島で唯一の日常必需品が買える大手の店ということで、
未だにかなぁ~りの殿様商売ぶりを発揮している。
店の中は雑然としているし、働く人も感じが悪い人が多く
(まれにすごく感じの良い人もいるが、こ
れってどういう社員教育になっているんだぁ?)、
私はあまり好きじゃない。
でもって、セルフレジスターを設置しているので、
普通のレジの数も少なく、混雑時には随分レジで待たされる。
セルフレジスター、
日本語で言えば自動清算機とでもいうのかしらん?
その清算機は、銀行のキャッシュディスペンサーを
ちょっと大きくしたくらいのサイズで、
購入したい商品のバーコードを自分で順次スキャンしていき、
カードもしくは現金で支払いを済ませるというもの。
機械4台くらいに対して一人の係員がつき、
トラブル対処にあたっている。
またそれぞれの機械に防犯カメラがついていて、
ずるしたり出来ないようにもしてある。
始めは戸惑うこともあるが、
画面の指示に従えば決して難しいものではないし、
感じの悪いキャッシャーとの会話も避けられる。
特に買い物の数が少ない時等、
長い列に並ばなくても良いからとても便利♪
と、言いたいところだが、ところがどっこい!
棚に記載されている金額と、バーコードをスキャンした時の
金額が違うということが度々あるし、
機械の反応が良すぎて二度同じものをスキャンしてしまうこともあったり、
逆に上手くスキャンできない商品もある。
そういう場合一々係員を呼ばなきゃいけないのが不便。
でもって、この係員がまた無愛想!(はぁ~)
ちなみに酒類購入の際は、この係員のところまでIDを
持って行かなければいけない。
防犯カメラつけるくらいなら、
そこにIDをかざして見せるとかいう方法は出来んのかしらねぇ?
ウォールマート(同じ感じのお店でKマートのライバル店)
の出店を待ちわびる今日この頃です。(涙)