2001.9.11

car


  2001.9.11


 ちょっと海外旅行の項目とは離れてしまいますが、この話を。

 2001年9月11日と言えば...
誰もが鮮明に覚えていることでしょう、そう、アメリカ同時多発テロの日です。
あの崩れていったツインタワーの映像を見た時には、現実とは思えなかったんじゃないでしょうか。
10年位前に、私もあのツインタワーを自分の目で見上げたことがありました。 それだけに、ショックでした。


で、その当日、私は...
ダブリン(アイルランド)からパリ経由でミュンヘンへ帰って来ていました。
当然ながら、そんな大事件が起こっていたとは知らずに、エールフランス機内で愛読書(柘植久慶著のサバイバルブック)を読んでいました。 それもちょうど、飛行機がハイジャックされたらと言った、飛行機絡みのサバイバル術の項目を読んでいました。
夜の8時過ぎにミュンヘン空港に到着。 しかしながら、空港では特に騒ぎも無く、この時点でも、まだ事件を知りませんでした。(おそらく、誰もがテレビにかじりついていたので、騒ぎどころではなかったのかもしれません。)
家に戻り、興奮している彼女に事態を教えてもらい、テレビを見て、初めて事件を知ったのでした。

翌日も朝早いと言う理由で、早々にテレビを消してベッドに入りましたが、興奮状態で熟睡は出来ませんでした。
朝6時前には家を出て空港へ。 そうです、その日はワルシャワへ行くことになっていました。
電車の中で新聞を読んでいると、記事の中に見覚えのある言葉が...
「カミカゼ」:まあ、確かに自爆行為を簡潔に言うと、カミカゼになってしまいますよね。
「ゴジラ」:ツインタワーが崩壊した状態は、『ゴジラが踏み潰したような光景...』と、ドイツ語の新聞に書かれていました。
空港に着き、日本語の記事を読みたかったので、ニューススタンドへ飛び込み、朝日新聞の衛星版を購入して記事を読んでみました。 が...
記事の内容が古いのですよ。 衛星版ってことは、日本の新聞(朝刊)が刷り上った同じ時刻に世界中に配信されているんですよね。 従って、その朝日新聞の記事は、12時間くらい前のもので、『テロかどうか不明』と言った漠然とした内容だったのです...

その日の空港は、極めて緊張状態でピリピリムード。
手荷物検査には、長蛇の列。 私のカバンの中の電化製品はすべてチェックされました。
コンピューターの電源を上げる、デジカメの電源も上げる、電気シェーバーまで電源を入れましたよ。


ここで、競馬の話題も盛り込みます。
2001年のブリーダーズカップ開催は、ニューヨークのベルモント競馬場。
(ブリーダーズカップは、持ち回りで毎年開催競馬場が変わります。)
この時期にアメリカ・ニューヨークへ行くのは危険と、周りの人たちに言われ、泣く泣くアメリカ行きを断念したのでした。


HOME

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: