misty247

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2005.03.16

園芸種と自生の草花と

(5)

テーマ：日々自然観察(9789)

カテゴリ：四季折々の写日記

　山道を歩いていて出会った草花を写すことから、私のデジカメライフは始まりました。このブログでは花ばかり掲載していますが、それは一冬越して、すっかり出不精になってしまったから。冬は被写体が少なく寒さも手伝ってか、どうしても足が遠のいてしまいます。

　園芸種は、見た目が綺麗でよいのですが、開花時期がときどき図鑑と合っていないものがあってびっくりさせられます。年末にトケイソウが咲いていて面白い花だなあと撮影もして、あとで図鑑で調べたら夏の花と書いてありました。(驚)
　花期は早くから遅くまでより長く、花は一株にたくさんより大きく、色は美しく無い色は作り出しと、品種改造している園芸種の花を見ていると、人が自然の癒しを求めるこんなところにまで、嗜好にあわせてもっと売らんかなの商魂がその茎その葉脈に染み透っているように思えてきてうんざりさせられます。これはさすがに贅沢を言い過ぎているかなとも思いますが、園芸種をこういう風にひねくれた(?)目で見ていると、そのおかげもあってか野山で自生の花に出会ったときに、お金の臭いがしない分よけいに感動できるのです。

***

ブログを開設した最初は、金剛山の樹氷のような写真をトップページに貼っていました。

せっかく英語をやっているんだから、ファイル名をつけるときも英語でいこうと、
「樹氷」の和英で見たら、

　trees covered with hoar frost ［with ice］；
　（a silver birch hung with） frosticles and leaves of ice.

樹氷は漢字の威力でしょうか。結局"jyuhyou"となりました。