リベンジDAY【後編】～長いよ注意！～

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みつこんぶ

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2005.11.08

昨夜は、後編を書かぬまま、深いところへ落ちておりました。

はい、どうも！みつこんぶです♪

では、さっそく続きを・・・

アスファルトに散らばった翡翠玉を拾い集めた後、
なんだかやる気を無くした私は、自転車に乗ることもなく
手でおしながらトボトボと歩道を歩きました・・・。
ただトボトボと・・・泣きそうでした・・・・（←ちょっとウソ）

でも！早く行かないと、長蛇の列になっちゃうよ～！！！

暴走列車のように、爆走しまくりました！！（←歩行者大迷惑）

結局10時半ごろ、博物館に到着。
展示室に行ってみると、まだ列はできていなくて、ホッとしました。

が、しか～～し・・・入口を入ると、室内に人ごみが！！！！

浮世絵って1点１点が小さいですからね・・・
今でいうB4サイズぐらいのモノが主流で、
大きなモノでも、それを縦置きして横に3枚並べたぐらい。
しかも、その1点ずつに解説が付いていて、
みなさん、真剣にそれを読んでいる！！
こりゃ、最初の作品に辿り着くまでに、10分はかかるな・・・
そう思いながら仕方なく並んでいるところへ、係員の人がやって来た。

　お急ぎの方、人の肩ごしでもよろしい方は、先にお進みになっても結構ですよ」
と、なんともありがたい言葉が！！

私、身長約165cmです。その日は、ちょっとヒールのある靴でした♪
しかも、視力も1.5とかなり良いので、遠目でも見えます☆
サッと列を抜け、作品の前に移動したのでした＼（*▽*）／わ～い

彼が主に描くのは「人物画」で、その中でも「美人画」が有名。

江戸時代の風俗を、裏も表も含みながら、上品にも下品にも描きまくる。
「遊女」の気品ある顔立ちや、内に秘める彼の人への思い。
また、楽しそうに戯れる女性達の素の表情など、
光景がそこに浮かびあがるような動きとか、気持ちとか、
その表現力の豊かさに、心動かされました。

余談ですが・・・歌磨って、エロおやじなんですよ（￣m￣*）うぷぷ
この会では展示されませんでしたが、歌磨は「春画」と呼ばれる
今で言うエロ本のようなモノも描いていました。
ここでのリンクは避けておきますが、「歌磨」で検索するとすぐに分かります。
あ、18禁です（たぶんw）・・・ま、芸術作品としてご鑑賞ください。笑

次に【葛飾北斎のコーナー】＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

言わずと知れた「富岳三十六景」を描いた人物。
とにかくどこかに「富士山」が見える風景の絵ですね。

私が思うに、彼は人の顔を描くのが面倒だったのではないでしょうか？笑
ひと頃、人物画も描いていたようですがね（*▽*；）
ただ、人物の体の動き、全体を見た時の構図の素晴らしさは群を抜いていますね。
大胆に繊細に、人を楽しませるポイントを知っているのだと思いました。
あと、彼のオタクっぷりには脱帽です！！（*O*）/
「こんなとこまで誰も見てないやろ！？」って所まで、緻密に描き込みしてあり、
このこだわり方、今なら秋葉系？？とか想像してしまいました。w

また、特徴的なのが空の青色「プルッシャン・ブルー」。
今でも鮮やかに発色していて、とても綺麗でした。

最後に【歌川（安藤）広重のコーナー】＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

これまた有名な「東海道五十三次」を描いた人物です。
そして、今までにない「雨」を描き、海外の画家の度胆を抜いた張本人です！笑

雨を直線で表しただけですが、その激しさや慌ただしさを
小さな紙面の中から、その雨音が聞こえるかのように描いています。
この表現方法は、海外の印象派たちに大きな影響を与えたそうです。

途中、年輩のおじさんたちが
「北斎は【勢い】、広重は【繊細】」ということを言っておりましたが
まぁ、そうとも言い切れませんよ？という気持ちで眺めておりました。
だって、明らかに北斎の方が細かいもん・・・。
逆に、雨を描くという行動に出た広重の方が、大胆だったような気がします。
まぁ、絵の雰囲気的には、おじさんの意見で合ってるかな・・・w

さてと、長くなりましたね・・・・。
ホントは、写楽など他の浮世絵師達の作品も展示されていたのですが
とりあえずこの辺にしておきます。

あ、そうそう！うちの相方が、とても面白いページを見つけてくれました！！
みなさん、浮世絵ってどうやって出来ているか知ってますか？？
版画であることはご存知だと思いますが、
手作業で、版ズレも起こさず、こんなに精密な印刷技術を作り上げた人々は凄すぎ！！
ぜひこちらもご覧下さい→ 「版画制作工程」

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました☆

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