ポンコツ兼業主婦の思いつくまま

●2004.1 1歳2カ月 尾上温泉

●2004.1 1歳2カ月 滋賀・尾上温泉

●所要時間:車で1.5時間 ●宿泊:旅館

この年の冬は始まった時から波乱含みで、コゾウは保育園に入園して初めての冬を迎えて
10月頃から風邪をもらいまくり、2週に一度は熱を出し、あげくの果てに水疱瘡まで
クリアするという怒濤の幕開けでした。看病する方も、働く母が誰もが一度は迷う
「続けるべきか辞めるべきか」という気持ちにもなり、もんもんと会社を休む日が続き…。

どっか温かい温泉で旨いもん食って解放されたい~~!!

と、温泉計画が立てられたのでした(笑)

しかし寒い時期の乳児連れ、もうこれ以上風邪引かせたくない!!との思いも強く
露天風呂を往復して湯冷めさせるのもコワイし、どうしたものかな…と、ここで
この年、話題になっていた「部屋付き露天風呂」に注目。さっそく近場で探してみる。
結局決まったのは、滋賀・長浜よりすこし北へ上がった木之本ちかくの尾上温泉 旅館・紅鮎
琵琶湖畔の夕焼けを眺めながらゆっくり露天風呂を楽しんで、夜は長浜名物・鴨鍋!
これで行きましょう、そうしましょう~。

当日は昼過ぎに出発、名神を走り、京都を過ぎるあたりから雪がチラチラ。
いいねぇ~雰囲気出てきたねぇ~と喜んでいたものの、目的地最寄りの木之本I.C.から
先は冬タイヤ規制が出ており、チェーンを積んでないうちの車はギリギリセーフ。
旅館に着くと、中規模程度の旅館で中はフロアすべて畳敷き。静かで落ち着いた
雰囲気のいいお宿でした。問題はコゾウ連れの我々の方か…(笑)
部屋に通されると、まず琵琶湖のまぶしい湖面の煌めきに目を奪われながら
掛け軸・床の間の飾りの壺などを許可をもらって撤去。
伝い歩き全開のコゾウにいじられるとおもぼしき物を目を光らせて探し出す。
一通り室内チェックが終わり、テラスに設置された露天風呂にトライ!
ダンナとコゾウで明るいうちからもくもく湯煙立ててお湯を楽しんでおりました。
ただ露天風呂は湯の温度が高めなので、乳児にはすこし熱く
ちゃぶんと浸かってすぐに出しちゃいましたが…。
テラスに設置されたお風呂なのでちょっと小さいですが、景色はよかったです。
浴槽は部屋によって信楽焼と檜のお風呂が選べました(予約時)。
その後、ワタシは一人で大浴場へ。広~いお風呂を貸切状態でしばし忘我の境地…。

その後、部屋で夕食の支度が始まり、コゾウには今回ベビーフードのお弁当を用意。
ひじきの炊き込みご飯、白身魚と野菜のあんかけの詰め合わせです。和光堂 ひじきご飯弁当
これだとご飯とおかずがセットになってるんです。
フリーズドライなので、ミルクのお湯を転用(旅館なのでお湯のポットはありましたが)。
あまり食べず、「おいしくない?」と思いきや、仕上げにミルクを飲むとそのまま膝の上で
爆睡!ドライブとお風呂で疲れたのかな?おかげで鴨鍋はゆっくり楽しめました…。
(しかし膝から下ろすと泣いて起きるので、膝に乗せたまま江戸時代の拷問状態 in 鴨鍋(泣))

夜も泣きもせず、朝までぐっすり。「温かい温泉で旨いもん食って解放されたい!」という
当初の目的は完遂されたのでした…。
でもこの旅行はわが家からすると、ちょっと高かったな(笑)。

ちなみに、秋~冬にあんなに熱出しまくったコゾウは、年が明けるとピタリとおさまり
結局春までほとんど休まず、元気に過ごしたのでした…喉元過ぎれば…(笑)


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