札幌宮丘公園野鳥日記

札幌宮丘公園野鳥日記

ユキムシ=雪虫=トドノネオオワタムシ



このムシの名前を当てて♪

「1」、


ヒント
1、この虫の御尻に、白い綿のようなものがついているわよね
  それって、まるで、○みたいじゃない? (○は漢字1文字)
2、○は、北海道の冬と言えば…、スキーにかかせないものと言えば…、ほら、あれあれ。
3、この虫の正式名はトドノネオオ○○ムシ、学名=Prociphilus oriens
4、俗称は、○○ムシ
5、あ、なお、これは刺さないわよ。私の手に無理矢理止まらせただけですからね。
  そして、とまらせても、痒くなったりなんてしませんからね、。御心配なく。
6、これが飛ぶと数週間で初雪があると言われているわ

でしたが、これ、北海道では俗称= 雪虫(ユキムシ) と呼ばれています。

正式名はトドノネオオワタムシというのですが、昆虫類有吻目アブラムシの仲間の昆虫で
北海道には十数種もの種類がいるようです。

でね、彼らは、アブラムシが植物の液汁を吸って生活するように
春と夏とで寄生する植物を変えながら樹液を吸って生きているんですって。

それを詳しく書くと、春にはヤチダモ類の葉裏で生活し
7月頃に羽のある♀がトドマツに移動して、卵を産み、
夏の間はトドマツの根(=トドノネ)に移り、地下で暮らしているのだそうよ

だから、この虫=飛翔個体は、♀ばっかよ♪、♀ばっかり♪

でね、このユキムシが飛ぶと、初雪が降ると言われているの。
以下画像煙ったように見えますでしょ?+なんか綿みたいのが見えません?。これ全部ユキムシでーす。)



それは温度変化を感じている+日の長さの変化、またユキムシの餌であるトドマツの養分が変化することが理由とかんがえられているみたいね。
そして、特に晩秋の天気は降雪日の前日や、2日前がもっとも天気が良いて暖かくなると言われているんだけれどやっぱりユキムシだって、出来ればお天気の良い日に引っ越ししたいもんね。

だから、ユキムシが飛ぶ=初雪は間近と言われるわけね。

【ユキムシ】(トドノネオオワタムシ)
【学名】 Prociphilus oriens
【分類】 カメムシ目(Hemiptera),アブラムシ科(Aphididae)
【分布】 北海道,本州;シベリア.
「2”」、



なお、雪虫の白く見える部分はロウの様な物質で
雪虫が地面の中にいる時に、土や水分から身を守るためと、
空を飛ぶときにフワフワ漂うために有ると言われているようよ。

でもね、これもお伝えしなければ…。
アブラムシ仲間ですもの、飛んでいる姿は、天使の様ですが実は本当は害虫。
しかし、年々その数が少なくなってきています。

初雪が降る数週間前ヤチダモに一斉引っ越しするユキムシ達風景=北国ならではのものでしょうね。

もっと詳しくこのことを知りたい方は 「ユキムシ(雪虫、トドノネオオワタムシ)」 を…。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: