いらっしゃいMY ROOMへ

いらっしゃいMY ROOMへ

・・・・

2003年12月1日の日記より

この度は大変お騒がせいたしました。
そしてご心配いただきありがとうございました。
皆様のあたたかいお言葉で立ち直ることが出来ました。

丁度私は、大好きだった自分が嫌いになっていたときでした。
大好きだった自分は揉め事がイヤで煩わしい感情から逃げていました。
いい人を演じていました。
本当の自分から逃げていました。

本当の私とは人をねたみ、嫉妬深くて、そして誰も信用なんてしない、人をバカにして自分の生きていることに喜びを感じるような最低な人間でした。

自分が大嫌いだった10代の頃そんな自分がイヤで何度も死を考えました。

そんな中社会に出て、仕事が楽しくなり、いろんな遊びも覚え、友達も増え、他人のとても醜い部分も見てきて、私は絶対にこんな風じゃないとキライな自分を封じ込めてしまったようです。

人から嫌われるのが怖くていつの間にか自分が理想とする人間だと思い込むようになったのです。
そのために必要である感情さえもおかしくなってしまいました。
泣きたい時に泣けない、感動しても涙なんか出ない、怒っていても笑ってしまう、嫉妬しても「いいよ。私は大丈夫」と受け流してしまっていました。

それが今回夫の出会い系騒動で嫌いな私が出てきてしまって止まらなくなりました。
自分を見て欲しいと相手の気持ちも考えられなくなっていました。
以前からそういう部分の自分が顔をだしていましたが全て人のせいにしてごまかしていました。

全て夫が悪いわけではないと思った時、夫からの暴言。
思ってもみなかった言葉でした。
ショックでした。

夫の言葉にショックを受けた私はその時、親しい友人の心さえも疑ってしまいました。私にかける言葉も見せ掛けなんだと思い込んで。

絶望してしまいました。
泣いて、喚いて飲んだ安定剤にフラフラになりながら自分を責めて夫を責めて、日記に書いたこともわからなくなっていました。

私はこんな人間です。

私は他人が思うほどいい人ではありません。

笑っている心の中は憎悪に満ちているかもしれません。

こんな私でいいですか?
こんな私を友達だと思ってくれますか?

少しずつこんな自分をいたわって愛してあげようと思っています。また感情を押し殺してしまうかもしれません。
でも、今日の日記はいつまでも忘れません。

本当の自分を自覚し直した記念に。

これからまたいつもの私に戻ります。


© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: