月のひかり★の部屋

月のひかり★の部屋

ポエムの雰囲気 百首

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ポエムの雰囲気 ー百首ー



(1) 不思議だね!もみじ一枚置くだけで部屋に漂ふポエムの雰囲気・・・

                             2006.11.9

(2) 空を舞ふトンビ、「ピーヒョロロー」と鳴く真昼 先祖のお墓の前に佇み

                              2006.11.13

(3) 観覧車廻る速度でもの想ひ 明石大橋パチリと写す!!

                             2006.11.15

(4) <その瞬間!>と言ひし刹那に風来たり池の面キラリと秋の陽返す

                             2006.11.18

(5) 一個人私としては大賛成!老人マンションここに建つこと


(6) 池の面に空と魚影、鳥の影、紅葉の木々を宿し秋ゆく


(7) 黄色から茶色に変った街路樹を潜りゆく時感謝の心

                             2006.11.21

(8) 考える人のポーズで誰か待つ だけど本当は眠いだけだね・・・   

                             2006.11.23

(9) むしられて いじめられてるみたいでも すぐに芽を出す その名は雑草

                             2006.11.27

(10)金色の銀杏並木と灰色の空のトンネル愛車で潜る


(11) ビー玉の目玉の黒猫ゆらゆらと庭のアーチに揺れて秋ゆく


                             2006.11.30

(12)時雨来て数多の水滴光る窓 紅葉の山次第に近づく・・


(13) 風もなく木の葉チラチラ朝の森 一期一会の秋との別れ 


(14)悲しみと悲しみ出逢へば不協和音なんかじゃなくて虹のメロデイ・・

                             2006.12.01

(15)若き日の私に似た人歩いてる銀杏並木を自転車押して

                             2006.12.6

(16)白き犬ジローと川筋歩く時 耳に微かな冬の風音

                             2006.12.8

(17)うな垂れて白きサザンカ雨に咲く 残り少なき師走の垣根

(18)ほの甘き香り漂ふ村の朝 切干大根 家々の軒

                             2006.12.9

(19)171(いないち)を白き冬雲追ひながら≪おー!マミーマミー!≫と唄って走る

                             2006.12.11

(20)「それがいったいどうしたって言うの!」と言はないで青き月夜の窓開け放つ

(21)「君は君 私は私で行けば良い!」木の葉渦巻く日暮れの十字路

(22)何もせず気楽に過ごせば良いものを空しいわね・・と風の音聴く

(23)「私よりあの人好きなの?」そんなこと猫のゴローに聞いてどうなる・・

                             2006.12.14

(24)雨降りの冬の廊下の暗がりに造花の薔薇の仄かに白し

(25)風に散る木の葉追ひかけ、わが犬は跳んだり、はねたり未だ幼く・・

(26)「きらきらと海輝く」とメール来て淋しさ少し紛るゝ冬の日 

                             2006.12.17

(27)海鳴りのような響きを立てながら車の群れゆく冬空の下

                             2006.12.21

(28)雪原をツアーのバスゆくほの暗き私のハートの他皆、真っ白

                             2006.12.27

(29)ナナカマドの紅き実のなる網走の清き流れのほとりの刑務所

                             2006.12.29

(30)ちょっぴりと淋しいことのある真昼 風花舞ひて 祈りの心

(31)あんなにも笑って外行く人は誰?犬鳴き間もなく静けさ戻る・・・

                             2007.1.3

(32)キラキラと耀く玩具の麒麟買ふ広き世界をもっと見たくて

                             2007.1.9

(33)晴天の新年の朝 兎も角も こうして互いに生きてる二人

                             2007.1.9

(34)真夜中のブログ更新少しづつ活字を綴れば星も瞬く

(35)よく晴れた一月の空 取りあえず 無事に命のあること感謝!!

                             2007.1.10

(36)冬雲の群がる真下を≪イエスタディ≫聴きつゝ明日へとアクセルを踏む

                             2007.1.12

(37)ひたひたと青き月夜をただ独りいつかのドラマのヒロインみたいに

                             2007.1.13

(38)遊びって素敵だものね!寒くてもジーンズはいて家から出よう!

                             2007.1.16

(39)風邪籠もる睦月の部屋に目を覚まし誰よりも先に想ふ君なり

                             2007.1.17

(40)猫のゴロー「高い!高い!」と差し上げる 西高東低 如月の朝

                             2007.1.18

(41)クシャミする声して静まる家の中 風邪籠もる部屋に朝陽眩しく・・

                             2007.1.19


(42)「フーテンの寅さん」観ながら柚子茶飲み 寒き冬の夜しだいに更けゆく

(43)真夜中の鏡に映るわが顔は めばちこ出来て 片目腫れてる・・・

                             2007.1.21

(44)海原を大きな白き船に乗り旅をしたいなぁ 優しき人と

(45)ワンワンと犬鳴く他は音もなく睦月の朝は明けてゆくなり

(46)取り敢えず自分の心に偽らず命のかぎり生きるつもりよ

(47)何処までも探しにゆくのよ 夢の中 星の宇宙の星の王子を・・

(48)まん丸の白く輝くお月様 月無き闇夜にクリックで出現!

                             2007.1.22

(49)薔薇飾るもろ手も薔薇に囲まれて薔薇写真集2月のカレンダー

                             2007.1.24

(50)紅薔薇を手に持つ貴公子雪を背に立てども顔無き真昼の夢覚む


                             2007.1.25

(51)ガラス越し「ふつつかなれどよろしくね!」お次はピエロの操り人形

                             2007.1.26

(52)明日まで待てと言ふなら何も無い今を喜びじっと待つだけ・・・

(53)幸せの力となるのは試練だと映画観ながらしみじみ思ふ

(54)図書室の薔薇の画の横のガラス窓冬雲一つゆっくり横切る

                             2007.1.29

(55)カーブミラーに宣伝の旗ひらめいて 現実って何処までも手ごわいものね・・

(56)何と!もう、野原にタンポポ咲いてゐる 冬を春だと騙すのは誰?

                             2007.1.30

(57)海鳴りのやうな響きを立てながら高速をゆく補聴器付けて

                             2007.1.31

(58)白々と明るき朝の雪景色遠く見渡し暫し佇む

(59)うす煙陽炎のやうに立ち昇る 雪降る野に立ち焚き火をする人

                             2007.2.2

(60)如月の朝目覚むれば雪景色 犬と一緒に喜ぶ二人

                             2007.2.3

(61)N君との塾の国語もあと僅か 横顔見つめて感慨無量・・・

(62)イヤだわね・・イヤだイヤだと思ふ癖 何がイヤかも判らぬくせに・・

(63)「裸木のあそこらへんの枝の先ほんのり春ね・・」と話す声する

                             2007.2.7

(64)曇り空ムクムクムクと出る煙燃えないゴミ焼く匂ひ立ち込め・・・

(65)「ホーホケキョ!」と鶯確かに今鳴いた 嘘?本当?ほら!また鳴いた・・

                             2007.2.9

(66)桜草って可愛い花ね。図鑑見て予定変更、花屋に参上

(67)清らかな泉を心の奥底に秘めたるごとく其処にゐる君・・・

(68)雲間から零れる光眩し過ぎクシャミの瞬間諦めついた・・

                             2007.2.12

(69)エニシダの黄の花ちらほら咲き始め失くした夢さへ甦る春

                             2007.2.13

(70)生きようと思ふ代わりに祈りたい 大きな木の下風に吹かれて

(71)秋空の白き直線ジェット雲 単純は常に美しきかな

(72)聖句一つ光となりて我が裡の細き闇路を照らし続ける

                             2007.2.16

(73)「如月の束の間降りし牡丹雪いとをかし」とメール送信

(74)「透明のビー玉一つ拾ひし」と今夜の日記に忘れず書かん

                             2007.2.17

(75)如月の雨の日曜所在無く頬と頬寄せ猫のゴローと

                             2007.2.18

(76)ほうほうと春風耳に鳴り止まず丘の上までもう後一息・・

(77)風寒き急な坂道登る時ジローも私も青息吐息!!

(78)早春の陸橋渡れば空見上げ人待ち顔の石像寝転ぶ

                             2007.2.19

(79)赤茶けた錆びた鉄材枯れススキそれはそれで絵になる風景

(80)カラスがね。水平飛行してゐるよ!そぞろ歩きの空の彼方で

(81)春だもの・・何だか切なくて涙ぐむ・・これってやっぱり鬱の始まり?

(82)「ごめんね」と言ったつもりが怒ってる顔に見えたって?それもごめんね・・・

(83)時計台の正午の鐘の音聞きながら横切る広場に春の陽燦々

                             2007.2.21

(84)それだから世の中面白いと言ふ話何処かに無いのかトンビよ!教えて!

                             2007.2.23

(85)決断はつきそうで付かない・・山の端にあの雲消えればこの部屋出ようか・・

(86)春嵐に青竹激しく揺れる様 ドラマのやうな人の運命・・
                             2007.2.24

(87)壁の絵の見返り美人が「じゃぁ、またね・・」と流し目しながら消えゆく夕闇

                             2007.2.26

(88)今日よりは弥生3月嬉しさに≪越天楽≫など口ずさむ我

   春の弥生の曙に四方の山辺を見渡せば花盛りなる白雲の掛らぬ峰こそ無かりけれ

                             2007.3.1

(89)ただ一人春の坂道登りゆく光と風と空と語らひ・・

(90)ハタハタと旗のはためく春の景涙に潤む朝の目交(まなかひ)

(91)私にいったい何が残るのか?判らぬまゝに春巡り来る

(92)確か前、仲間外れになったけど今は却ってそれで良かった・・・

                             2007.3.1

(93)「帰りたくないよ!」と駄々をこねるジロー春風やさしく追い越してゆく

(94)お祖父さんに抱っこをされた幼な児の歌ふ唄声春風運ぶ

                             2007.3.4

(95)早春の風に震えるクロッカスのうす紫の似合ふ夕闇

                             2007.3.8

(96)逃げ水の現れ消ゆる春の道あこがれ一つ憧れのまゝ

                             2007.3.8

(97)早春の野に佇ち風の音を聴く憧れ一つに猶も憧れ・・

                             2007.3.8

(98)きらきらと光を返す春の川光りあるゆゑ人も輝き・・ 

                             2007.3.11

(99)絶え間なく流るゝ春の水の音永遠といふ言葉の響き

                             2007.3.13 

(100)暖冬に続いて来る寒き春思ひ掛けない人とも別れ

                             2007.3.15


































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