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2006.08.23
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テーマ: 本日の1冊(3760)
カテゴリ: カテゴリ未分類

 気品高い魂を持った人であった、と思う。

 いつも美しい言葉と美しく響く声で話をし、

 美人で、品があり、笑顔を絶やさない明るい人だったけれど、

 はっきりと自分の考えをもの言う人でもあった。

 褒め上手で、どこかいいところを見つけ出しては褒めてくださり、

 それにもとても励まされた。

 真紅の口紅が誇り高さを示してお似合いだった。



 ***



 故人が愛していらしたという、一篇の詩が読まれた。

 谷川俊太郎・編纂の詩集にも入っているという、

 ネイティブ・アメリカン、プエブロ族の古老の言葉。

 その朗読は、聖歌のように空間に響きわたり、

 波紋のように静かにこころに広がった。



 ***



 今日は死ぬのにもってこいの日だ。

 生きているものすべてが、私と呼吸を合わせている。

 すべての声が、わたしの中で合唱している。

 すべての美が、わたしの目の中で休もうとしてやって来た。

 あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった。



 わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。

 わたしの畑は、もう耕されることはない。

 わたしの家は、笑い声に満ちている。

 子どもたちは、うちに帰ってきた。

 そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ。







 ***



祝魂歌



上記本の詳細



今日は死ぬのにもってこいの日
















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Last updated  2006.08.25 05:41:42
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生きた話!  
CAT-O  さん
在庫取り寄せでしたので、古書を探しましたら運良く、美品があり早速購入手続きしました。こういう生きた話には心動かされるものです。
自分の死後、私の膨大なコレクションやブログは如何なのかな?なんて思っています。 (2006.08.23 22:16:03)

CAT-O さん  
きゆら*  さん
>在庫取り寄せでしたので、古書を探しましたら運良く、美品があり早速購入手続きしました。

ありがとうございます ♪
私も手に取ってみたいと思い注文したのですが、在庫取り寄せでした ~

>私の膨大なコレクションやブログは如何なのかな?なんて思っています。

もちろん、CAT-Oさんほどのキュレーターともなれば、
それはなんらかの形で、必ず生きて残りますとも ! (^-^)



(2006.08.25 05:37:23)

Re:追悼(08/23)  
eggdajo02  さん
素敵な思い出のある方とのお別れは淋しいものですね。

自分の最後を飾る日はどんな風なものなのか・・
できればすがすがしく旅立ちたい・・と思うけど

心に大切にしていた大好きな言葉たちを
愛のある声でおくられる・・・
そんな素敵な最後、迎えられたらシアワセですね。
(2006.08.27 20:25:47)

eggdajo さん  
きゆら*  さん
>できればすがすがしく旅立ちたい・・と思うけど

↑のネイティブ・アメリカンの本が届いたのですが(まだ読みかけ)
人間も自然の一部としてのおごらない死生観。

私みたいな卑小な人間は、実際に身近な人の死になると、
無念や淋しさが先にたって、いつまでも、なかなか受け止められなかったりするのだけれど。

>心に大切にしていた大好きな言葉たちを
>愛のある声でおくられる・・・
>そんな素敵な最後、迎えられたらシアワセですね。

もちろん故人のお人柄の賜物ですけれど、本当に愛されて、幸せな最期ね、と思いました。



(2006.08.28 06:24:38)

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