ママカメラ

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2009.11.16
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カテゴリ: 不妊治療について
私の不妊治療の記録です。自分が書いていた日記を元に書いていますので日にちが逆行していますが、この記録が皆さんの何かの役に立てばいいなぁと思っています。まだまだ治療記は続きますが気軽に読んでくださいね。

それから、不妊治療だけの日記をまとめて読まれたい方は、右のカテゴリー「不妊治療について」から入って頂くとスムーズに読めます


<H19.9.25>

4~5日前から茶色のおりものが少しだけ現れて心配で検診に行った。

「大丈夫、大丈夫」 と思いながら検診台に乗る。エコーが入って赤ちゃんの姿が映った。先生が何度も何度もぐりぐり、ぐりぐりエコーを確認していた。
私は前回の胎のうが見えずに流産した時の事を思い出して・・・
いつも 「神様なんていない、いない と言っていた、その神様に手を合わせてお祈りをしていた。
目は赤ちゃんが写っているモニターに釘付けになって手には力が入った。

先生が口ごもり 「赤ちゃんの心臓、動いてないねぇ・・・」 と言った。
手や脚が冷たくなって、涙が溢れ出し、息が荒くなるのが分かった。

「嫌だ。いやだ」 という言葉しか出てこなくて 「今日は付き添いの方は?」 という看護師さんの言葉に 「母が・・・」 というのが精一杯だった。
その後母が診察室に入ってきてくれ、私は泣きじゃくりながら一緒に説明を少し聞いて、それから私はボロボロの状態で母に支えられながらお腹の大きな妊婦さんや、まだ生まれて間もない小さな赤ちゃんを抱いた夫婦の前を通らなくてはいけなくて・・・辛かった。
嫌だ・・・見ないで。

停めていた車の中で泣き叫んだ。泣きながら「○○(主人)ごめんね、ごめんね」って心の中で何回も何回も言い続けてた。

診断は13週2日の稽留流産。これは薬で対策をとっても心拍確認後に関係なく3ヶ月でも9ヶ月でも、こういう風な事が起こる事があるそうだ。
そして、早く赤ちゃんを取り除いて体をきちんとした状態に戻さなくてはいけないという事で、「そうは手術」をしますと言われた。4ヶ月にやっとやっと入ったのに。。。

死んでいる赤ちゃんがお腹の中にいるという事実が辛かった。もう、奇跡が起こってこの子が生き返ってくれるハズもないんだと思って、翌日のそうは手術を決めた。ごめんね。
この日、彼は定時日でもないのに会社から早く帰って来てくれて、手術日もその次の日も休みをとってくれた。
1日中泣いている私の傍にずっといてくれて 有難う

本日の費用 ¥1,800





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Last updated  2009.11.17 00:04:41
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