「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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ふきのとう(鎮咳・喘息・せき止め)
【ふきのとう】
鎮咳・去痰・健胃・喘息
別名:
ヤマブキ、フウキ、フキンポ、タンバ、バンケ
効能
クエルセチン、ケンフェノールを含み、せき止めに効く
この独特の苦味は、健胃整腸の薬理効果大、春先の花粉症にも効く
~以下、おもいッきりテレビより~
春のだるさ、疲労の解消
<苦味成分> アルカロイド
・肝機能を強化し、だるさ疲労を解消 ・新陳代謝を促進し、細胞を活性
<苦味成分> ケンフェノール
・活性酸素など、発ガン物質を除去
<香り成分> フキノリド
・胃腸の働きを促進
特徴
よく山菜は雪国、北国のものの方がおいしいと言われます。それは、春が短く山菜が一気に伸びることで、柔らかく、香りが良くなるからです。早春の山菜、ふきのとうはその代表です。
分布としては、本州だけでなく四国・九州でも、山野や道端、川岸などの日当たりの良いところに自生します。また、中国・朝鮮にも分布しています。よく見慣れた緑色の玉のようなつぼみは、雪の少ない地方に生えたもので、土手・野原などにも普通に見られます。それに対し、雪の多い地方では、雪が解けきらないうちに雪の下で芽を出した、黄色い苞が開いたふきのとうが見られます。
形は不格好ですが、味・香りとも数段よく、独特の苦味も弱いです。
雌雄異株の多年草で、早春、地下の根茎から大型の苞をつけた花茎を20センチほど伸ばし、その先に頭状花をつけます。雌花は白色、雄花は黄白色で、その花茎を「ふきのとう」と呼んでいます。花が終わったあとの5月頃からは、ふきのとうの季節が終わり、葉、葉柄(茎)の旬になります。葉は丸い腎臓型で直径15~30センチくらいになり綿毛があります。葉柄が長く、30~90センチほどまで伸び、肉厚もあります。
採取
ふきのとうは、雪の少ない地方では2月頃から見られます。苞の開いていない、つぼみの堅いものを採ります。雪国の黄色いものは、雪解けの時期が旬。どちらもひねり採るようにして摂取します。小さなものの方が食べやすいです。
ふきのとう味噌、ビン入り140g (税込\525)
料理
苦味が少ないのは雪の下から掘り出した、まだ陽にあたっていない玉のようなふきのとうです。大きくなるにしたがって独特の苦味が強くなります。
好みにもよりますが、天ぷらにするなら開いていない小さな玉が良いです。大きなものは油を吸ってしまい、お腹の脂肪を増やすかもしれませんよ。
開いてきている大きな玉は葉だけ天ぷらにすると良いでしょう。また、刻んだふきのとうを味噌汁に落としても美味しいですし、刻んだものを味噌と混ぜたふき味噌も絶品です。ふき味噌を、釣った岩魚やヤマメの腹に詰めて焼けば、これまた美味です。
≪ レシピ ≫
「ふきのとうのキンピラ」
材料:とうが立ったふきのとう、しょう油、砂糖、みりん、かつおぶし
とうがたつとアクも苦さも強くなってしまいますが、料理の仕方によっては、よりふきらしい味を楽しむことができます。キンピラのほか、煮つけにしてもいいです。
◎作り方◎
1.とうの立ったふきのとうの茎を使います。花のまだ開いていないものが良いです。
2.アクや苦味が強いので、一度湯がいて、ひと晩水にさらしておきます。ただし、さらし過ぎるとほろ苦さまで抜けてしまいますので、少しほろ苦さを楽しみたい方は気を付けてください。
3.さらしたふきのとうは、水気を切り、輪切りにします。油で軽く炒め、しょう油・砂糖・みりんで味付けし、うまみにかつおぶしを振りかけ、炒りつけます。
「味噌炒め」
材料:ふきのとう、味噌、油、好みにより豚肉や油揚げなど (白いご飯にのせていただくと美味)
◎作り方◎
1.ふきのとうを半分に割り、中をよく洗います。
2.フライパンで材料を味噌炒めにします。 ※ごま油を少し入れると、また美味しさが違います。
「ふきのとうのお焼き」
◎作り方◎
1.ご飯(冷や飯可)に小麦粉、味噌、ふきのとうのみじんぎりを混ぜ合わせ、こねた後、直径10センチ厚さ2センチ位のハンバーグ状に形作ります。
2.オーブンで表面が軽く焦げるまで焼きます。冷えてもおいしいです。
「ふきのとうのクルミ和え」
(ふきのとうが雪の下で活動しようとする頃に、一足早く冷凍庫で春を味わう料理。春の香りや味を十分楽しめます。)
材料:ふきのとう(冷凍)、クルミ、みりん、砂糖、しろ醤油
◎作り方◎
1.ふきのとうは自然解凍し、ぬるま湯でよく湯洗いし、湯切りして適当な大きさに切ります。
2.すり鉢に適量のクルミを入れて、初め、すりこぎ棒で軽く叩き潰してから擦ります。
3.2のすり鉢にみりん、砂糖、しろ醤油で味をとり、1のふきのとうを両手ではさみ押ししてよく水分を取り除いた後すり鉢に入れます。そして、片手の指先で軽くもみ合わせをしてよく味を馴染ませます。
※クルミは、好みにもよりますが、荒めに擦った方が美味しいです。
「ふきのとうのきり和え」
材料:ふきのとう(200g)、味噌(大さじ4)、砂糖(大さじ3)、胡麻(大さじ4)、酒(少々)
◎作り方◎
1.まだ花の開いていないつぼみを、米のとぎ汁で2~3分茹でます。(*色と香りを大切にしたいので茹で過ぎないように注意しましょう。)
2.真っ青になったらすばやく冷水に入れ、半日程、何回も水を取り替えながらあくぬきをします。
3.すり鉢で胡麻を擦り、味噌・砂糖・酒を入れさらに擦ります。
4.しっかりと水気をしぼったふきのとうを細かくきざみ、さらに水気を取って3の胡麻味噌で合えます。
「ふきのとうの揚げでんがく」
◎作り方◎
1.ふきのとう10~12個を縦半分に切って、2個ずつ竹串に刺し、揚げ油でカラッと揚げます。
2.なべに赤味噌大さじ2、西京味噌(白味噌)大さじ4、みりん大さじ2、酒大さじ2、砂糖小さじ2、水少々を入れて火にかけ、よく練り1にかけます。
「ふきのとうの甘酢漬け」
◎作り方◎
1.ふきのとう200gを、塩ひとつまみを加えた熱湯に入れ、浮き上がらないように落とし蓋をして茹でます。
2.その後、水にさらして20~30分おき、水気をよく絞ります。
3.鍋に酢・水各1カップ、砂糖大さじ3、塩小さじ1を入れて、ひと煮立ちさせてから完全に冷まします。
4.保存瓶に1のふきのとうを入れて、3の甘酢を注ぎ、2~3日おきます。
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