九州出身者がつくる九州情報館。

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2019年01月16日
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テーマ: 相撲(1886)
今週日曜日から 大相撲初場所 が始まっていますが、
九州場所でも初日から精彩を欠いて途中休場していた 横綱・稀勢の里
今場所でも 初日から4連敗 し、
横綱としてワースト記録となる8連敗(途中休場除く)を記録するなど
九州場所以上に精彩を欠いていました。

そして今朝、師匠である田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)から
稀勢の里が現役引退の意向を固めた
午後には日本相撲協会の理事会が開かれ、稀勢の里の現役引退と
年寄『荒磯』襲名 が承認されました。

両国国技館で行われた記者会見で稀勢の里は、
「横綱として期待に応えられなかったことに悔いは残るが、
自分の土俵人生において一片の悔いもない。」

ラ○ウのようなコメントを残しました。

横綱として在位したのはたった12場所(うち15日出たのが2場所)と短命でしたが、
これは 周囲が余計な期待をかけ過ぎた ことが、
稀勢の里の土俵人生を縮めてしまったのではないかと思います。

いくら日本人横綱が出ていなかったからと言って、
横綱昇進基準でもかなり甘い方の基準を使って横綱に昇進させ、

異例ともいえる激励の決議 を出すなど、
モンゴル勢と明らかに扱いが違っていました。

確かに白鵬の大型連勝を止めた時などは大きな期待を寄せていましたが、
いざ綱取りとなると完全に別人のようになる『ノミの心臓』ぶりは
甘やかされて横綱になった後も結局治りませんでした。

時間はかかってもいいのでもう少しじっくり治して、
本当に万全の状態になってから出場するという選択肢は無かったのでしょうか?
『心技体』の『心』と『体』が欠如 した状態では、
本来の力を出せないのは明らかなことだと周囲も気づかなかったのでしょうか?

とにかく、稀勢の里の現役引退は、
色々な意味で『残念』 と言わざるを得ません。
しかし決断したのは彼自身でもありますので、我々はそれを尊重しなければなりません。
今度は親方として新たな日本人横綱を育ててもらいたいと思います。

それでは、今日はここまで。



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最終更新日  2019年01月16日 20時39分03秒
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