かのんの成長記録 その1
・かのん誕生秘話
2003年12月13日
ゆいと同様、またしても夜中の1時頃陣痛が始まりました。しかもいきなり5分間隔。でも実は前回のときよりも痛みが軽いような気がして陣痛じゃないかも・・・と最初は思っていたんです。(陣痛が始まってからもおなかの中が動いていたからなおさら)
しばらくしたらお腹痛いのも治るかも~なんてお気楽に考えていたのに痛みは全然引かない。こりゃやっぱり陣痛だ~となるまで約1時間半。今思えば本当になにやっていたんだ私・・・。
それから両親を起こして(里帰り出産)病院に連絡している最中に破水。
やばいやばいと車に乗って出発したものの、なんかもう子供が出てくる感じが・・・。心の中で「病院に着くまで出てこないで~!!」と叫んでいたものの、家を出て5分も経たずに生まれちゃいました。
次女かのんの誕生です。
・一生言われ続けるのね・・・
産声が聞こえてびっくりしたのはもちろん私の両親。
病院より消防署のほうが近いということで急遽、消防署へ。救急隊員の方にへその緒を切ってもらい、そのまま救急車で病院へ。
車の中とはいえまだ車内も暖まっていないうちに生まれてしまったため、ちょっと低体温症になってしまいましたが、その後の検査で異常なしと判明。とりあえず一安心です。ただ念のため2~3日保育器に入っている予定でしたが、検査で異常がなかったということと、あまりにも元気がよすぎるため1日で保育器を出ることに・・・。やっぱり3300グラムの体には保育器は小さかったようです。
出産の所要時間は約2時間。看護婦さんからは「おお~っ!さすが経産婦さん!」って言われちゃいました。
そしてその後もらった出生届の出生場所にはしっかりと『その他(車内分娩)』と書かれました・・・。
その他の欄って使う事があったのね・・・。しかもこれからかのんは親戚が集まるたびに「お前は車の中で生まれたんだぞ」って言われ続けるんでしょうね。
その時パパはというと、当然出産に間に合うはずもなく、病院に来てもかのんを抱っこできずじまい。その後、仕事が忙しくなかなか私の実家にこれず、結局かのんを初めて抱っこできたのはお正月でした。