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2006年04月09日
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金本選手
野球の話ですが、野球の話じゃないんです!
↑うーん。この トートロジー は深い!と自画自賛(爆!)

どこのチームであろとなかろうと、野球であろうとなかろうと”いいものはいい”んです。

4月8日の大阪ドームでの阪神・横浜戦で阪神タイガースの 金本知憲 外野手(38)がメジャーリーガー、 カル・リプケン・ジュニア (Calvin Edwin Ripken Jr.)が持つ903試合連続フルイニング出場の世界記録を塗り替える、904試合連続フルイニング出場の世界新記録を樹立しました。
本当におめでとうございます! 
\(^o^)≪★祝☆CONGRATULATIONS☆祝★≫(^o^)/

タイガースも快勝し、この記念すべき試合に祝福の花を添えました。

先に「鉄人」と呼ばれた 衣笠祥雄さん の2215試合連続出場という世界記録も、物凄いことなのですが、”連続フルイニング出場”というのは一回から最終回まですべてに出場するというものなので、より達成の難しい記録なのです。
日本人ではこれまでの歴代1位が元阪神の三宅秀史選手(700試合)、2位が元広島の衣笠祥雄内野手(678試合)、3位が元巨人の松井秀喜外野手(574試合)となっています。
昨シーズン1年間だけを見ても、フルイニング出場できたのは、金本選手と横浜の 石井琢朗選手 だけだそうですから、それを8年近く続けてきたということが、どんな凄いことか・・・

試合に出るにはレギュラーとして出してもらえるだけの成績を残さないといけません。それは打撃の力だけではなく、守備力、走塁力も備えていなければできません。
試合の終盤においてリードが僅差であれば、より守備の堅実な選手に、走塁力が必要とされるときは足の速い選手に変えられるのはよくあることです。それに、多くの選手がシーズン前には全試合出場を目標とするのですが、思わぬケガで何ヶ月も戦線を離脱したり、中にはそのシーズンを棒に振って、チームのペナント争いに大きなダメージを与えてしまうこともよくある話です。

彼の並外れた練習量や 厳しいトレーニング や健康管理に対する徹底振りはよく知られています。
大親友の清原選手と、毎年続けている 護摩行 も今年で8年目になります。400度を超える炎から50センチの距離に座り、一時間以上真言を唱えます。酸欠で気を失いそうになったり、火傷で水ぶくれができてしまうという過酷な精神修養です。
そのようにして鍛え上げた不屈の精神とたゆみない肉体の管理と鍛錬があってこそ成し遂げられた記録です。

あの、いつも厳しいご意見番の 張さん も「選手の鑑」と無条件に絶賛していました。

メジャーリーグでも日本でも、レギュラーが試合を休むのが当たり前という風潮がある中、「 もし『辛かったら休んでもいい』となったら、絶対に努力を怠ってしまうんです。 」と言う彼の ストイック な姿勢には本当に頭が下がります。

これまでも骨折や急性胃炎でドクターストップがかかりながらも強行出場し、足かけ8年に渡って達成しました。
左手首を骨折したままで 片手一本で放った執念のヒット にプロとしての凄さを感じました。骨折したことも隠していたのにバレタそうです。
後頭部に、しばらく意識がもうろうとするほどのデットボールを受けたときも、相手の投手を気遣って
ときもその人間性に感動しました。

阪神の監督二年目に星野さんが金本選手を口説き落として阪神に呼び寄せました。
彼の野球に対する真摯な姿勢が他の選手の意識をぐんと引き上げたことが、最下位に甘んじていた阪神を18年ぶりの優勝に導いた大きな要因だったと思います。”背中で語る男”の効果でしょう。

同じ東北福祉大学出身で同じ年の 矢野選手 も「素直に頭が下がる」「妥協しそうなときも金本を見て頑張らなあかんと思いなおす」そうです。

元もと、鳴り物入りで入った選手でもなく、体も細く、当時のコーチにも野球センスがないと見られていたそうです。
金本選手自身もプロの厳しさを痛感し、「2、3年でこの世界からいなくなるだろうと思った」そうです。
しかし、少ないチャンスをものにし、4年目にしてやっとレギュラーの座を勝ち取り、自らの体と技術を鍛え上げ、この偉業を成し遂げたのです。
今回の新記録も30歳の時からから38歳までのあしかけ8年続けた記録です。
38歳と言えば、普通、選手生命が途切れてもおかしくない年齢です。
しかし、金本選手は去年も、 打撃三部門で自身の記録を塗り替え、MVPにも選ばれ 、未だに進化する姿を見せてくれています。

試合後の記念セレモニー で金本選手は球団や監督やファンや両親への感謝と共に、「神様に感謝します」
「目には見えない力にも、守ってもらったなと思っています」と言う( Mtyuさん が飛びつきそうな)メッセージを語ったのにはちょと驚きました。
朝起きるとすぐに自宅の神棚に向かい、塩、水、米、酒を順に捧げ、出発前と帰宅後には、両手を合わせて深々と頭を下げるのがプロ入り以来、一度たりとも欠かしたことのない儀式だそうです。
「神様、ご先祖様、いろんなものに守られてる。ありがたい幸せや」という信心深い面も持っておられるようです。

彼のプロの選手としての、人間としての生き様を心から尊敬しますし、立派過ぎて、もう軽々しく「アニキ」とは呼べなくなりそうです。
彼の爪の垢でも煎じて飲んで、これから頑張らなければと思います。

今日は金本選手のこれまでの歩みを振り返り、心が洗われ、清まる思いがしました。


本物だけが本物の感動を呼び、人々に勇気や希望を与えることができる のだとしみじみ感じた一日でした。





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最終更新日  2006年04月16日 00時40分31秒


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