題未亭

WRC　モンテカルロ・ラリー （2004年　１月23～25日） モナコ～フランス
　　　　　 　　2004年　S.ロウブ/D.エレナ （シトロエン・クサラWRC ）　優勝　

Formula１　モナコGP （2004年　５月20～23日）
　　　　　　　 2004年 　J.トゥルーリ（ルノー）　　優勝

フランス東部地中海沿岸に位置するモナコ公国。

ヴァチカン市国に次ぐ、世界で二番目に小さな独立国であり、その広さは日本の皇居の２倍程度にすぎません。

しかし、 伝統の「モンテカルロ・ラリー」「モナコGP」を国を挙げて開催するなど、モータースポーツにも伝統を持つ国です。

また、豪華なカジノやホテル、ヨットハーバーなどに代表されるように、世界の富が集まり、世界の社交場となっています。

1918年のフランスとの条約により特殊な関係にあり、その主権は一定の制限を受ける一方、軍事力は保有せず、その安全保障はフランスが行っている。

元首はレーニエ3世（1949年即位）だが、その継承時にはフランス政府により承認がいるなど、完全な独立国とは違う、複雑な主権関係となっている。

F1ドライバーも、多くがこのモナコに居を構えている。

世界三大レースの一つであるモナコGPは、コート・ダ・ジュール海岸にあるモナコ公国の市街地を舞台に全長3.340km×78周で争われる。多くの観衆が見守る中、ガードレールに囲まれた狭い公道を、F1ドライバーたちは縫うようにマシンを操り、駆け抜ける。言うまでもなくドライバーには多大なテクニックが要求され、このグランプリを制したドライバーには絶大な称賛が送られる。